メダルというと、オリンピックやスポーツ大会などの表彰時に贈呈される金メダルや銀メダルなどを思い浮かべる方が多いのではないでしょうか? 実は表彰時に渡される金メダルや銀メダルの他にも、天皇の慶事やオリンピック開催、新幹線開通など、さまざまなイベントを記念して発行されるメダルもあります。
このようにメダルといっても、多くの種類があり、中には思わぬ高い価値がつけられるメダルも少なくありません。
本記事では、メダルの種類や価値、間違えやすい記念通貨との違いなどについても解説します。「自分が持っているメダルに価値があるのか分からない」とお困りの方は、ぜひ参考にしてください。
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目次
1 メダルは大きく2つに分類できる
メダルは記念メダルと、競技用表彰メダルの大きく2つに分類できます。1章では、それぞれの違いを解説していきます。
1-1 オリンピックやスポーツ大会などで贈られる「競技用表彰メダル」
競技用表彰メダルには、金メダルや銀メダルが該当します。
競技用表彰メダルは、優秀な成績をおさめた者にだけ贈呈される特別なアイテムなため、資産価値があると思われがちです。しかし、金の割合は少なくあまり素材としての価値は高くありません。そのため、資産価値よりも、思い出の品や記念品としての意味合いの方が強いといえます。
競技用表彰メダルの素材の違い
競技用表彰メダルといっても、オリンピックなどの祭典で贈呈されるものや、全国各地で開催されるスポーツ大会で贈呈されるものでは、それぞれ素材が異なります。
オリンピックなどの祭典で贈呈される金メダルは実は“銀製”です。その銀製のメダルに6グラム以上の純金でメッキが施されています。
メダルの大きさや重さは、ものによって異なりますが約400〜500g程度です。重さから金の割合を算出すると、1.2〜1.5%ほどと非常に少ないのです。
金は、“素材そのものの価値”が買取価格に反映されるため、査定額が数万円程度となる可能性もあります。
いっぽう、全国各地で行われるスポーツ大会などのメダルは真鍮製(しんちゅう)やアルミ製のものが多いです。
真鍮は銅と亜鉛の合金で5円玉などに使われており、アルミは1円玉やジュースの缶などの素材として使われています。しかし、真鍮やアルミのいずれも相場は高くても数百円程度です。
1-2 行事やイベントで発行される「記念メダル」
記念メダルは、競技用の表彰メダルとは異なり、イベントや観光地そのものを記念して発行されるものです。皇室の慶事やオリンピック、新幹線開通といったイベントから、動物園、水族館などの観光地で発行されるものなどさまざまな種類があります。
記念メダルの価格は数百円〜数万円と幅広くありますが、中でも高価なのは金製のものです。2章で記念メダルについてさらに詳しく解説していきます。
記念メダルと記念硬貨は違うもの
記念メダルと間違いやすいものとして記念硬貨があります。この2つの大きな違いは、貨幣として使えるかどうかです。
記念硬貨は、貨幣として定められているため、お金として使うことができますが、記念メダルは、貨幣ではないためお金として使うことはできません。
【記念メダルと記念硬貨の違い】
記念メダル:貨幣として使えないが素材、コレクション性の高さが評価されている
記念硬貨:貨幣として使える+コレクションとしての価値もある
記念メダル、記念硬貨はどちらもコレクション性が高く、色や形状も似ているため混同しやすいですが、全く別のものとなるため注意しましょう。
また、記念硬貨には金貨、銀貨、銅貨などがあります。その中でも金貨は、とくに価値が高いとされ、投資用やコレクション性が高いものなどいくつかの種類に分けられています。
以下の記事では、金貨の種類についてより詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。
2 高値が期待できるのは「記念メダル」
記念メダルには、皇室祝賀行事関係メダル、オリンピック記念メダル、競馬記念メダルなどがありますが、発行枚数が限られているものも多いです。
記念メダルの中でも高額なものとして有名なのが、1,200万円で販売された“日本国憲法施行70周年記念メダル”(直径100mm・重さ1kg)です。このメダルは、純金製で全国で1つのみ発行というかなり希少性の高いものでした。
日本国憲法施行70周年記念メダルは、このほかにも直径50mmの純金製メダルが販売されていましたが、こちらも108万円の高価格となっています。
また、皇室関連の記念メダルには以下のようなものがあり、流通量によっては、プレミア価格がつき数十万円で取引されることもあるほどです。
【皇室関連の記念メダル】
- 上皇后陛下米寿奉祝記念メダル
- 天皇皇后両陛下大婚30年奉祝記念メダル
- 天皇皇后両陛下インドネシア公式御訪問奉祝記念メダル など
レアなメダルは、コレクターからの人気があるため、素材としての価値だけでなく、メダルの希少性も加味され評価が高くなることが多いです。
3 メダルを高く売るためのポイント
3章では、メダルをより高く買取してもらうためのポイントを3つご紹介します。
3-1 メダルに傷がつかないようにするために直接触らない
メダルは素材そのものの評価だけでなく、コレクションとしての価値を持つため、保存状態によっても評価が変わってきます。そのため、ケースやメダルに傷がつかないように丁寧に扱いましょう。
メダルやケースに触れる際は、皮脂などの汚れが付かないように手袋や布などを使って直接触れないようにすると、きれいな状態で保管しやすくなります。
3-2 保証書やケースなどの付属品はそろえておく
メダルの売却時は、保証書や箱などの付属品があると品質の保証ができるため、買取額が高くなる場合があります。そのため、付属品はなくさずに保管しておきましょう。
3-3 貴金属の相場をチェックしておく
金製、銀製のメダルの買取価格は、金・貴金属の相場に依存することが多いため、相場を事前に確認しておくようにしましょう。
金相場であれば、24金や18金といった品位によって価格が異なります。そのため、自分のもっているメダルの品位の相場を確認するのがポイントです。
金製のメダルの場合は、金相場が上がっているタイミングで売却することでより高く売れます。ベストな売却時期を逃さないようにしましょう。
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また現在、金相場は上昇傾向にありますので、高値での売却が期待できます。
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5 メダルの種類は売る前に確認しておこう
今回は、メダルの種類や価値などについて解説しました。一括りにメダルといっても素材や、種類によって評価も変わります。長年しまい込んでいたメダルに実は、思わぬ価値がついているかもしれません。本記事を参考に、お持ちのメダルが何に当てはまるのか、ぜひチェックしてみてください。
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