発表直前に公開されたティザームービーにより、ロレックスの最新モデルに対する期待が高まっていました。プロフェッショナルコレクションの「GMTマスターII」や「ディープシー」、クラシックコレクションの「パーペチュアル 1908」や「デイデイト」からも注目すべきモデルが多数登場しています。
この記事では、ロレックスの新作モデルの魅力を解説していきます。ロレックスの最新情報に興味がある方は、ぜひご覧ください!
目次
GMTマスターⅡRef.126710GRNR
出典:ROLEX
こちらのモデルでは、2023年の新作の126713GRNRを継承したブラック/グレーのベゼルデザインに、グリーンのGMTマスターのロゴと24時間針を採用しています。このブラック×グリーンの組み合わせは2019年に生産終了した116710LNを踏襲したものです。
搭載するムーブメントはCal.3285で、耐磁性や耐衝撃性に優れる“ブルーパラクロム・ヘアスプリング”や“パラフレックスショック・アブソーバー”を搭載。パワーリザーブは約70時間、防水性能は100mで、実用的なプロフェッショナルウォッチとして充実したスペックを誇ります。
Ref.126710GRNR スペック
- 素材:オイスタースチール
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.3285
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:100m
- 定価:1,540,000円
コスモグラフ デイトナ
Ref.126579RBR / 126589RBR
(126579RBR / 126589RBR)
出典:ROLEX
126579RBRは、ダイヤルにブラックシェル、インダイヤルにホワイトシェルを採用しています。ベゼルには36個のブリリアントカットダイヤモンドがセットされ、文字盤のマザーオブパールの輝きが特別感を際立たせます。12時には王冠マークがセットされ、さらにインデックスとベゼルのダイヤモンドが贅沢に配置されています。
ムーブメントはコスモグラフデイトナに変更なく、すべてのモデルには2023年にリリースされたデイトナ向けのCal.4131が搭載され、10気圧防水機能とスクリュー式のトリプロックリューズが採用されています。
Ref.126579RBR スペック
- 素材:ホワイトゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.4131
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:10,103,500円
126589RBRはロレックスが独自開発したオイスターフレックスブレスレットが採用されています。ラバーベルト特有の硬さや手首への負担を軽減する“縦方向クッションシステム”も備え、快適な付け心地を実現。ブラックエラストマーで加工された超弾性メタルブレードによって、耐久性にも優れています。
Ref.126589RBR スペック
- 素材:ホワイトゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.4131
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:8,858,300円
Ref.126539TBR
出典:ROLEX
126539TBRは、ホワイトゴールドケースとシルバー文字盤が特徴です。豪華なダイヤモンドベゼルには36個のトラペーズカットダイヤモンドがセットされ、インデックスにはバゲットカットダイヤモンドが使用されています。
高級感あるデザインに加え、スポーツウォッチとしての機能性も兼ね備えており、トリプロックリューズにより100m防水に対応しています。また、クロマライトディスプレイ針が暗闇での視認性を向上させます。
126539TBR スペック
- 素材:ホワイトゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.4131
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:16,503,300円
Ref.126598TBR / Ref.126595TBR
(126598TBR / 126595TBR)
出典:ROLEX
イエローゴールド(126598TBR)とエバーローズゴールド素材のモデル(126595TBR)が登場。両モデルの文字盤には、バゲットカットダイヤモンドのアワーマーカーが光ります。ベゼルには36粒のダイヤが使用され、リューズガードやラグにもダイヤモンドが敷き詰められていることで贅沢な輝きを演出します。
126598TBR スペック
- 素材:イエローゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.4131
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:17,274,400円
126595TBR スペック
- 素材:エバーローズゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.4131
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:17,762,800円
スカイドゥエラー
Ref.336935
出典:ROLEX
2012年に登場したスカイドゥエラーは、ロレックスの中でも比較的新しいシリーズで、ロレックスで初めて複雑機構を搭載したコンプリケーションモデルです。18Kエバーローズゴールドモデル 336935は、スレート、ホワイト、ブラウン、ブルーグリーンの文字盤がラインナップされ、カラー文字盤は公式サイトで好みの色合いを選択できます。
ムーブメントは昨年発表のCal.9002で、複雑機構を搭載しながらも約72時間のパワーリザーブを誇ります。スカイドゥエラーの特徴である、第2時間帯を表示するデュアルタイム機能やアニュアルカレンダーも搭載しています。
Ref.336935 スペック
- 素材:エバーローズゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:42mm
- ムーブメント:Cal.9002
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:7,482,200円
Ref.336938
出典:ROLEX
336938では、スカイドゥエラーのホワイト文字盤に加えて、新たにブライトブラック、シャンパン、ホワイトのカラー文字盤がリリースされました。ジュビリーブレスレット仕様が追加され、よりラグジュアリーな印象を演出しています。
ムーブメントにはCal.9002が搭載されており、複雑な機構と最大72時間のパワーリザーブを誇ります。また、耐磁性と耐衝撃性を向上させるために、“ブルーパラクロム・ヘアスプリング”と高性能な“パラフレックスショック・アブソーバ”が使用されています。
Ref.336938 スペック
- 素材:イエローゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:42mm
- ムーブメント:Cal.9002
- パワーリザーブ:約72時間
- 防水性:100m
- 定価:7,066,400円
ディープシー Ref.136668LB
出典:ROLEX
136668LBは、ディープシー初の18Kイエローゴールドモデルです。ブルー文字盤とブルーベゼルは先行販売されているサブマリーナー デイト 126618LBを彷彿とさせるが、ディープシーのケースと3連ブレスレットは独自のデザインです。
18Kイエローゴールドのケースとブレスレットにはブルーラッカー文字盤とセラクロムベゼルインサートが組み合わされ、オーシャンブルーの文字盤にはパウダーイエローのDEEPSEAロゴが描かれています。また、衝撃耐性の高いパラフレックスショック・アブソーバを備えたCal.3235も採用しています。これにより、高精度で信頼性の高い時計となっています。
Ref.136668LB スペック
- 素材:イエローゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:44mm
- ムーブメント:Cal.3235
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:3,900m
- 定価:7,510,800円
デイデイト40
Ref.228235
出典:ROLEX
デイデイト40では初めてオンブレダイヤルが採用されました。1980年代と2019年のデザインを継承し、18Kピンクゴールド製ファセット加工のローマ数字インデックスが初めて配置されました。
また、今回の新作ではマザーオブパール文字盤も採用されており、18Kホワイトゴールド製のケースとブレスレットに、ホワイトのマザーオブパール文字盤を備えています。
Ref.228235 スペック
- 素材:エバーローズゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.3255
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:100m
- 定価:5,985,100円
Ref.228239
出典:ROLEX
こちらのモデルは18Kホワイトゴールド製で、デイデイト40初のホワイトマザーオブパールダイアルが採用されています。バゲットカットダイヤモンドのインデックスが10個配され、上品さと豪華さを両立しています。不規則な模様とボリュームのある質感は、小さな雲の重なりを思わせ、光と戯れるダイヤモンドの輝きを強調しています。
Ref.228239 スペック
- 素材:ホワイトゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:40mm
- ムーブメント:Cal.3255
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:100m
- 定価:6,770,500円
デイデイト36
Ref.128238
出典:ROLEX
128238のホワイトラッカーダイアルにはファセット加工のローマ数字とインデックスアワーマーカーが配置され、端正なデザインが際立ちます。また、フルーテッドベゼルはロレックスのシンボルであり、厳選された貴金属からなることで、高貴な気品と快適な付け心地を感じられます。
さらに、18Kイエローゴールド製のケースとラッカー仕上げのホワイト文字盤は爽やかな印象を与え、36mmのケースサイズは、ジャケットの袖口から自然な存在感を放ちます。
Ref.128238 スペック
- 素材:イエローゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:36mm
- ムーブメント:Cal.3255
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:100m
- 定価:5,051,200円
Ref.128395TBR
出典:ROLEX
128395TBRは18Kエバーローズゴールド製で、デイデイト36にはブルーグリーン文字盤が初登場しています。バゲットカットダイヤモンドが10個配され、サンレイ仕上げで表情を変えます。
加えてベゼルには、トラペーズカットダイヤモンドが60個セットされています。これまではプラチナ製モデルのみがこの仕様でしたが、今回の18Kエバーローズゴールドモデルにも同様のデザインが採用されました。
128395TBR スペック
- 素材:エバーローズゴールド
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:36mm
- ムーブメント:Cal.3255
- パワーリザーブ:約70時間
- 防水性:100m
- 定価:11,511,500円
パーペチュアル 1908 Ref.52506
出典:ROLEX
パーペチュアル 1908からプラチナケース仕様がモデルが登場。初期モデルからのインスピレーションを受け、3針+スモールセコンドでクラシックなスタイルを持ちます。加えてレイルウェイミニッツや12、3、9のインデックスも特徴的です。ケースにはフルーティング装飾とポリッシュ仕上げが施され、高貴な雰囲気を醸し出しています。
ムーブメントは2023年に発表されたCal.7140を備え、パワーリザーブは約66時間です。トランスパレント式の裏蓋から特徴的なロレックスロゴ入りローターを鑑賞することもできます。
Ref.52506 スペック
- 素材:プラチナ
- 駆動方式:自動巻き
- ケースサイズ:39mm
- ムーブメント:Cal.7140
- パワーリザーブ:約66時間
- 防水性:100m
- 定価:4,370,300円
2024年に廃盤になったモデルは?
2024年の新作発表に伴い残念ながら廃盤(ディスコン)となってしまったモデルもあります。こちらでは廃盤となったモデル、シリーズをご紹介します。
コスモグラフ デイトナ ル・マン
デイトナ ル・マン(Ref.126529LN)は2023年6月に発表され、一気に話題となりました。しかし、わずか1年足らずで生産が終了。
このモデルは通常のデイトナとは異なり、「ポール・ニューマン」と呼ばれるエキゾチックなディテールを持っています。さらにムーブメントのCal.4132は「ル・マン24時間レース」にインスパイアされた24時間積算計を備えています。
独自のデザインと機能を備えたル・マンの初出価格は約700万円でしたが、現在の価格はさらに上昇し約3,500万円です。
ヨットマスターII
(Ref.116680 / 116681 /116688)
「ヨットマスターII」116680 / 116681 /116688が2024年に生産終了となりました。2023年のデイトナのように、新しいムーブメントを搭載したモデル発表が期待されましたが、コレクション全体が生産終了となりました
2017年にデザインのマイナーチェンジを行ったヨットマスターIIは定価が上昇したことで、旧型より新型の方が高い販売価格となっています。今後の中古市場の動向にも注目です。
デイトジャスト 「パームモチーフダイヤル」「フルーテッドモチーフダイアル」
デイトジャスト36のパームモチーフとフルーテッドモチーフダイヤルが生産終了しました。これらは2021年にリリースされた新しいダイアルでしたが、意外にも短い期間で終了となりました。パームモチーフとフルーテッドモチーフダイヤルはおもに下記のモデルに採用されていました。
デイトジャスト36
- Ref.126200 オリーブグリーンパーム
- Ref.126201 シルバーパーム
- Ref.126234 ブライトブルーフルーテッド
- Ref.126231 シルバーフルーテッド
- Ref.126203 ゴールデンパーム
- Ref.126233 ゴールデンフルーテッド
デイトジャスト41
- Ref.126334 ブルーフルーテッド
- Ref.126300 ミントグリーンフルーテッド
- Ref.126301 スレートフルーテッド
- Ref.126331 シルバーフルーテッド
- Ref.126303 シャンパンフルーテッド
- Ref.126333 ゴールデンフルーテッド
2024年のロレックス新作モデルの販売開始はいつ?
ロレックスの新作モデルの発売日は明確に定められていませんが、通常5月から6月にかけて店頭に並びます。ただし、生産状況によって販売開始時期が異なる場合があるので注意が必要です。
新作発表後の買取価格の変動にも注目
2024年のロレックス新作はファン待望のリリースとなりました。ロレックスの新作発表がされたことで、各モデルの相場に影響があることは明らかでしょう。新モデルの登場で市場は活気づきますが、とくに各モデルの発表後、買取価格の変動に注目されます。
相場が上昇した際にロレックスを売却し、その資金を新作モデルの購入資金に充ててもよいでしょう。ブラリバではロレックスに精通した査定士が、最新の相場情報をもとに高価買取しております。ぜひ買取をお考えでしたら「ブラリバ」へ一度ご相談ください。