【ロレックス】入手難易度ランキング！モデルごとの価格や特徴を徹底解説！（2021年最新版）

まずは、ロレックスの入手難易度ランキングを紹介していきます。ほとんど市場に出回らないモデルばかりなので、ロレックスの予備知識として知っておくといいでしょう。それでは、入手難易度が高いモデルランキングを発表します。

※アンティーク品やヴィンテージ品を除いたランキングになっていますので、予めご了承ください。

出典：WATCHGUYNYC

入手難易度第1位は「デイトナレインボー 116595RBOW」です。2018年に限定発売されたモデルで、ロレックスの愛好家からは「普通に購入することはまず不可能」といわれるくらい市場に出回ることが少ないです。

2021年、高級時計を数多く見てきたyoutuber『ヒカキン』さんがデイトナレインボー116595RBOWを購入した際に、その金額の高さからネット上で話題になりました。基本的な情報は下記のとおりです。

• 【型番】：116595RBOW
• 【ケースサイズ】：40mm
• 【機械】：自動巻き
• 【素材】：エバーローズゴールド
• 【ムーブメント】：キャリバー4130
• 【防水性能】：100m

ケースサイズは40mmで、ロレックスのムーブメントの中でも高性能のキャリバー4130を使用、防水性能も100mとなっています。

定価は9,979,000円（税込み）で、現在の平均価格は69,980,000円（税込み）と非常に高額となっています。

続いて、デイトナレインボー 116595RBOWの特徴を見ていきましょう。

• 素材にエバーローズゴールドを使用
• レインボーベゼル
• キャリバー4130を使用

では、ひとつずつ詳細を確認していきましょう。

【レインボーベゼル】
デイトナレインボー 116595RBOWといえば、圧倒的な輝きを放つレインボーベゼルです。デイトナの特徴でもあるタキメーターではなく、36石のバゲットカットサファイアを使用しています。さらに、インデックスにもバケットサファイアが施されているので、これ以上ないゴージャスな仕上がりになっています。

【素材にエバーローズゴールドを使用】
エバーローズゴールドは、2005年からロレックスが独自開発したピンクゴールドの改良版です。プラチナを2％～3％ほど配合しているので、銅の割合が多いピンクゴールドに比べると、錆びにくく耐久性があります。また、エバー（永遠）という名前が入っていることからも、長く使用してほしいという意図が伝わってきます。

【キャリバー4130を使用】
圧倒的な外観に目がいきがちですが、性能面も非常に高く、ムーブメントはキャリバー4130を使用しています。また、パワーリザーブの最大稼働時間が72時間と従来のモデルよりも長くなっています。
さらに、秒針の位置を9時から12時の位置にしたことで伝達効率が上がり、アフターメンテナンスもしやすいように工夫されています。

以上がデイトナレインボー 116595RBOWの特徴になります。ゴージャスなデザインだけでなく性能面も高評価を受けていますので、ロレックスの中でもとくに入手難易度が高いモデルです。

出典：WATCHGUYNYC

入手難易度第2位は、「デイトナYGグリーン文字盤 116508」です。2016年に登場したモデルで、ホワイトやシャンパンカラー、ブラックなど計6種類あります。とくに、グリーン文字盤の人気が高く、入手難易度ランキングでは2位にランクインしました。基本的な情報は下記の通りになります。

• 【型番】：116508
• 【ケースサイズ】：40mm
• 【機械】：自動巻き
• 【素材】：イエローゴールド
• 【ムーブメント】：キャリバー4130
• 【防水性能】：100m

ケースサイズは40mmで、ロレックスのムーブメントの中でも高性能なキャリバー4130を使用、防水性能は100mとなっています。

定価は、3,574,800円（税込み）で現在の平均価格は9,563,580円（税込み）となっています。人気の高さから今後も価格は上昇していく可能性がありますね。

続いて、デイトナYGグリーン文字盤 116508の特徴を見ていきましょう。

• グリーン文字盤
• キャリバー4130
• タキメーター

では、ひとつずつ詳細を確認していきます。

【グリーン文字盤】
デイトナYGグリーン文字盤 116508の文字盤は、視認性の高いルミネッセンス素材を採用。また、暗闇の視確性を高めるためのクロマライトディスプレイを文字や針に備え付けています。さらに、中央のインダイヤルは1/8秒まで測定できるので、正確なタイムを計ることが可能です。

【キャリバー4130】
ムーブメントはロレックスが独自開発したキャリバー4130を使用しています。このムーブメントは標準的なクロノグラフよりも部品数が少なく、スイス公認クロノメーター検査協会（COSC）のテストに合格した高精度のムーブメントです。ロレックスを代表するキャリバーのひとつといえるでしょう。

【タキメーター】
目盛りやカウンター、プッシャーが備え付けられています。カーレースで使用できるように作られているため、耐久性も抜群です。また、時速400kmまで測定することが可能です。

以上がデイトナYGグリーン文字盤 116508の特徴になります。

入手難易度第3位は、「デイトナアイスブルー 116506A 116506」です。2013年にデイトナ50周年を記念し発売されたモデルで、アイスブルー文字盤を使用したことでも有名です。基本的な情報は下記のとおりです。

• 【型番】：116506A 116506
• 【ケースサイズ】：40mm
• 【機械】：自動巻き
• 【素材】：プラチナ
• 【ムーブメント】：キャリバー4130
• 【防水性能】：100m

ケースサイズは40mmで素材はプラチナを使用しています。ロレックスの中でも完成度の高いムーブメント、キャリバー4130を搭載しています。さらに、防水性能も100mと申し分ありません。

定価は7,992,000円（税込み）で現在の価格は17,500,000円（税込み）となっています。定価の2倍以上の値がついており、入手難易度の高さから今後も価格は上昇していく可能性があります。

続いて、デイトナアイスブルー 116506A 116506の特徴を確認していきましょう。

• アイスブルー文字盤
• 素材にプラチナを使用
• タキメーター

それでは、ひとつずつ詳細を見ていきます。

【アイスブルー文字盤】
デイトナアイスブルー 116506A 116506では、アイスブルー文字盤を採用しています。この文字盤は、色が鮮やかで綺麗なことからロレックスの中でも高い人気を誇っています。アイスブルーの文字盤といえばデイトナのイメージがありますが、実はデイデイトの方が先に採用されています。

【素材にプラチナを使用】
素材は、貴金属の中でも希少価値が高いといわれているプラチナを使用しています。重量は280gとなっており、ステンレススチールが145gなので約2倍の重さです。プラチナという最高級の素材にアイスブルー文字盤はより高級感を引き立たせてくれます。

【タキメーター】
タキメーターは、平均時速を測ることができ、時速400マイルまで計測可能です。耐久性にも優れており、ベルトの素材と合わせてベゼルの部分もプラチナを使用しています。

以上がデイトナアイスブルー 116506A 116506の特徴になります。デザインの鮮やかさと性能を兼ね備えたロレックスの代表的なモデルのひとつといえます。

入手難易度ランキング第4位はGMTマスターⅡ赤青メテオライト 126719です。2019年に登場したメテオライトダイヤルが特徴のモデル。インデックスの夜行塗料はスーパールミノバからクロマライトに変更しています。基本的な情報は下記の通りになります。

• 【型番】：126719
• 【ケースサイズ】：40mm
• 【機械】：自動巻き
• 【素材】：18ctホワイトゴールド
• 【ムーブメント】：キャリバー3285
• 【防水性能】：100m

ケースサイズは40mmで素材は18ctホワイトゴールドを使用。さらにムーブメントはロレックスが独自開発したキャリバー3285を採用しています。さらに、防水性能は100mと耐久性も素晴らしいモデルになっています。

続いて、GMTマスターⅡ赤青メテオライト 126719の特徴を見ていきましょう。

• メテオライトダイヤル
• 青と赤のベゼル
• キャリバー3285

それでは、ひとつずつ詳細を確認していきます。

【メテオライトダイヤル】
隕石を加工したダイヤルで、ギベオンの隕石を使用しています。ほかのダイヤルにはないような網目模様が特徴で、ロレックスではデイトナやデイデイト、ゴールドモデルなどに使用されています。2021年の新作モデル「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」で採用されたことでも話題になりました。

【青と赤のベゼル】
ベゼルは、青と赤の二色となっており、24時間でダイヤル一周できる矢印の形をした針と左右に回転できる24時間目盛り入りベゼルが搭載されています。ベゼルの色合いがペプシコーラに似ていることでも話題になりました。

【キャリバー3285】
ロレックスが新たに開発し、歯車をニッケル・リン合金製に変更し軽くしたことで、回転を効率化させたクロナジーエスケープメントを駆使したキャリバー3285を使用しています。2018年に開発された新型ムーブメントで、パワーリザーブは70時間まで延長されています。さらに、耐久性や気温変化に強いといわれているパラクロム・へアスプリングが採用されています。

メテオライトダイヤルという特殊加工されたダイヤルと、最新型のムーブメント「キャリバー3285」を組み合わせたロレックスを代表するモデルの一つです。

入手難易度ランキング第5位は、「スカイドゥエラー青文字盤 326934」です。2012年に登場し、スカイドゥエラーの中でも一番人気の高いモデルとなっています。基本的な情報は下記のとおりです。

• 【型番】：326934
• 【ケースサイズ】：42mm
• 【機械】：自動巻き
• 【素材】：ホワイトゴールド&904オイスタースチール
• 【ムーブメント】：キャリバー9001
• 【防水性能】：100m

ケースサイズはほかのモデルよりも少し大きい42mmで、素材は18ctホワイトゴールド&904オイスタースチールを使用しています。さらに、精度と信頼性に定評のあるキャリバー9001を搭載しています。

続いて、スカイドゥエラー青文字盤 326934の特徴を見ていきましょう。

• 第二タイムゾーン
• ホワイトロレゾール
• キャリバー9001

それではひとつずつ詳細を確認していきましょう。

【第二タイムゾーン】
第二タイムゾーンとは、時針や分針のほかに副時針というもうひとつの時間表が備えられていることをいいます。二カ国同時に時刻を知りたい場合やよく海外旅行などに行く場合は非常に便利です。

【ホワイトロレゾール】
ホワイトロレゾールとは、18ctホワイトゴールドと904Lオイスタースチールを組み合わせたコンビネーションからなるモデルのことをいいます。耐久性に優れており一般的には「コンビモデル」と呼ばれています。

【キャリバー9001】
キャリバー9001は、ロレックス史上最も複雑なムーブメントとして知られており、380の部品で構成されています。とくに、信頼性と精度に定評があり、2020年に発売されたモデル「オイスター パーペチュアル スカイドゥエラー 326238」にも搭載されています。

上記がスカイドゥエラー青文字盤 326934の特徴になります。
「世界を旅する人のために作られた時計」と、ロレックス愛好家から言われるくらいなので、旅行好きな方にぴったりのモデルとなっています。

以上が入手難易度ランキング1位から5位になります。どのモデルも入手難易度はロレックスの中でも高く、見かけただけでも幸運といえるモデルばかりです。高額ではありますが、見かけた際には購入を検討してもいいかもしれません。

次章では、これまで紹介した入手難易度が高いモデルの共通点について紹介していきます。上記のモデルがなぜ入手困難なのか疑問に思った方もいると思いますので、ぜひ参考にしていただけたらと思います。

2章では入手難易度が高いモデルの共通点を紹介していきます。共通点を知っておくことで、今後購入する際の参考にもなるでしょう。では、早速見ていきましょう。

ひとつめの共通点は、独自のデザインであることです。お気づきの方もいると思いますが、今回紹介した入手難易度が高いモデルは、そのモデルにしかない独自性を持っています。

例えば、入手難易度が一番高いデイトナレインボー 116595RBOWは、ベゼルがレインボー色と他にはない唯一無二のデザインになっています。また、GMTマスターⅡ赤青メテオライト 126719などは、メテオライトダイヤルというダイヤルを使用しています。

ほかにも、今までにないようなデザインは人気が出る傾向があり、限定販売ですと入手難易度が高くなります。

ふたつめの共通点は、性能面・耐久面が非常に優秀なことです。今回紹介したモデルのムーブメントを見ると、「キャリバー4031」「キャリバー3285」「キャリバー9001」を搭載していることがわかります。

「キャリバー4031」と「キャリバー3285」は、現時点でロレックスの最高性能を持つムーブメントです。また、「キャリバー9001」は非常に複雑かつ精密に作られていることから、信頼性や精度に定評のあるムーブメントになります。さらに、防水性能が100mでカーレースや旅行などさまざまな場面を利用することを想定して作られているため、耐久面も高いです。

つまり、デザイン性だけではなく、性能面・耐久面が優れているモデルは入手難易度が上がる傾向があると覚えておきましょう。

現在、日本の正規店にロレックスが流通される数は、一店舗あたり月1本から4本といわれており、需要に対して流通量が非常に少ない状況です。つまり、日本ではどのロレックスも基本的に入手が難しいといえます。

そして、今回ご紹介したモデルは日本の正規店だけでなく、国内外問わず市場に出回ることが本当に稀なので、極端に流通量が少なくなります。

例えば、入手難易度ランキング第1位に輝いたデイトナレインボー 116595RBOWは、楽天市場やヤフーオークション、Amazonを合わせても2021年12月現在で2件のみです。仮に見かけたとしても、その価格は8,000万円前後と平均価格よりも大幅に高い価格となっています。

以上が入手難易度が高いモデルの共通点になります。基本的には国内外問わず入手することは難しいですが、もし見かけたとしても高額なので、慎重に考えて購入することをおすすめします。

3章では、入手難易度が高いモデルは購入できるかどうかについて紹介していきます。

入手難易度が高いモデルは、市場に流通することはほとんどありませんが、はたして購入することは可能なのでしょうか。まずは日本の市場で購入できるかどうか確認していきましょう。

入手難易度が高いモデルは、日本で購入することは非常に難しいです。デイトナレインボー 116595RBOWは販売店でほとんど見かけることはなく、先ほどお話したとおり2021年12月現在ネットショップやオークションで検索してもロレックスの取引が15,312件あるのに対して、わずか2件。その他のネットショップでも見かけることはありません。

また、入手難易度第2位のデイトナYGグリーン文字盤 116508でも、11件と非常に少ない取引数で、いずれも平均価格より大幅に高い価格です。

仮に購入できても、平均価格を上回る可能性が高いことを覚えておきましょう。

では、海外なら購入できるのでしょうか。日本よりもお手頃な価格で購入することも可能です。

しかし、問題は本当に出品・販売されているモデルが本物かどうか分からないことです。偽物だった場合は損しただけで泣き寝入りになってしまう可能性もあります。もし、自分のほしいモデルが海外のサイトにあったとしても、慎重に考えてから購入した方がいいでしょう。

以上が、入手難易度が高いモデルを購入できるかどうかについてです。簡単にまとめると下記の通りになります。

・日本で購入することは困難
・海外なら購入できる可能性はある
・本物かどうかわからない場合は慎重に考えて購入する

入手難易度が高いモデルは、見つけたら購入したくなりますが、その衝動を抑えて冷静に判断することも大切です。

今回は、ロレックスの入手難易度ランキングや入手難易度が高いモデルの共通点、購入できるかどうかについて詳しく紹介しました。ロレックスは国内外問わず非常に人気の高いブランドなので、年々入手難易度が上がっています。

とくに、今回紹介したような入手難易度が高いモデルは、今後さらに入手困難になりますので、もし見かけたら購入してもいいかもしれませんね。

ちなみに、ロレックスを購入するために、不要となったブランド品を売却して購入資金に充てている方が多くいらっしゃることをご存知でしょうか？
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