ロレックスは高い品質と卓越したデザインで知られている高級腕時計ブランドです。高級腕時計の数多くのブランドは、本物である証として、時計の裏蓋に刻印が入っていることも珍しくありません。ではロレックスの裏蓋には刻印が入っているのでしょうか?
本記事では、気になるロレックスの裏蓋の刻印について解説していきます。知らずのうちにあなたもロレックスの偽物を購入している可能性があるかもしれません。本記事を最後までご覧いただき、ロレックスの真贋の見極めにお役立てください。
目次
ロレックスの裏蓋に刻印がないものは偽物なのか
出典:ROLEX
ロレックスの裏蓋には基本的に刻印がありません。そのため、裏蓋の刻印がないことが本物と判断できる証拠となります。この裏蓋に刻印があるかないかという点は、真贋を見極める際のひとつの判断基準とされることもあります。
一般的に、腕時計の裏蓋にはブランドネームやロゴ、シリアルナンバーなどが刻印されていることが多いです。裏蓋に刻印された情報によって、その時計が製造された年代や機能などを確認することができます。
しかし、ロレックスの場合はケースとラグの間や文字盤内にシリアルナンバーが入っているため、情報はその部分で判断します。
ロレックスの裏蓋に刻印が入っているモデルとは?
ロレックスの裏蓋には基本的に刻印がありませんが、全てのロレックスの裏蓋に刻印がないわけではありません。たとえば、シードゥエラー ディープシー、ミルガウスなどのモデルの裏蓋には刻印が入っているものがあります。
また、アンティークロレックスとして知られるRef.9576の裏蓋には、王冠マークと「ROLEX」のブランドネームが刻まれています。
【シードゥエラー ディープシー Ref.116660 裏蓋 】
シードゥエラーはサブマリーナーの上位モデルとして誕生したダイバーズウォッチで、2008年に登場したシードゥエラー ディープシー 116660には3900mの高い防水性能が備えられています。116660の裏蓋を見るとブランドネーム、王冠マーク、モデル名にくわえて、防水性能などが刻印されていることが分かります。
ロレックスの裏蓋にネーム刻印がある場合も
自分だけの特別なロレックスにするため、ロレックスの裏蓋にイニシャルや日付などの刻印をする人もいます。自分への贈り物だけでなく、記念日や誕生日などの贈り物にはなにかを残しておきたいと思う方も少なくないでしょう。
しかし、裏蓋に自ら刻印をしたロレックスは買取時に価値が下がるケースがほとんどです。
「一生の思い出として購入したから、今後ロレックスを売る予定はない」と思っていても、別のモデルを購入する際に売却することがあるかもしれません。購入したロレックスに刻印をしようと思っている方は、売却時に後悔しないよう事前によく考えておきましょう。
ロレックスのコピー品を見分けるポイント
この章ではロレックスが偽物か本物かを見分けるポイントをご紹介します。
【ロレックスの偽物に見られるポイント】
- 裏蓋に何らかの刻印が入っている
- ロゴや文字などのバランスが悪い
- 夜光塗料の塗り方にムラがある
- 秒針が止まりながら動いている
- ブレスレット側面のネジ部分に隙間がある
ロレックスの偽物はコストを最小限に抑えるために、全体的に雑な作りになっていることが多いです。本物のロレックスと見比べてみると、偽物はブランドマークである王冠の形がいびつになっていたり、「ROLEX」のフォントが異なっていたりすることもあるため、ルーペなどを使って細部までチェックするのがオススメです。
また、ロレックスの本物には入っていないはずの刻印が裏蓋にあるものは、偽物と断定してよいでしょう。
シリアルナンバー入りのモデルの場合には、彫り込みが浅くなっていないかを確認するようにしてください。本物はしっかりと深めにシリアルナンバーが刻印されていますが、偽物の場合にはレーザーで削られているため彫りが浅くなっている場合が多いです。
ほかにも、偽物を見分けるポイントがあります。下記の記事では、ロレックスの偽物と本物の見分け方についてより詳しく解説しています。コピー品との見極め方をしっかり確認しておきたいという方は要チェックです。
ロレックスの人気モデルの偽物には要注意
出典:ROLEX
ロレックスほどの人気ブランドは、偽物の数も多いというのが現状です。とくにロレックスは流通量が少なく高値がつく傾向にあるため、偽物が横行しやすいといえるでしょう。
そんなロレックスのなかでも、ひときわ注目を集めているデイトナやサブマリーナー、エクスプローラーなどの人気モデルは真贋の見極めがかなり重要です。裏蓋に刻印があるモデルとして紹介したミルガウスも、今年の新作発表と同時にディスコン(廃盤)となっているため、コピー品が増加する可能性も考えられます。
最近は偽物でも一箇所チェックしただけでは、本物との見分けがつかないスーパーコピーと呼ばれるものもあります。しかし、ロレックスは高い品質を保つために、ひとつひとつ手作業で丁寧に作られています。いっぽうでコピー品を作っているのは時計作りに精通した職人でないことも多いため、どこかしらにアラが見つかります。
精巧に作られているとはいえ、偽物となれば全く同じということはありません。細部までしっかりチェックすれば真贋の見極めは可能です。
下記の記事ではロレックスのデイトナの偽物の見分け方を解説しています。デイトナはロレックスのなかでも、人気のあるモデルなため、すでにお持ちの方やこれから購入しようと考えている方もいるのではないでしょうか?ぜひ、こちらの記事も参考にしてください。
ロレックスの真贋の見極めは信頼できる買取専門店へ
ロレックスの裏蓋の刻印の有無や、偽物と本物の見分け方についてご紹介してきましたが「やっぱり自分だけの判断では不安」という方もいると思います。その場合は、ロレックスに精通した査定士が在籍している買取専門店へ査定を依頼しましょう。
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ロレックスの本物は裏蓋に刻印がない
本記事ではロレックスの裏蓋の刻印について解説しました。ロレックスの本物は裏蓋に刻印がなく、刻印が入っているものは偽物の可能性が高いです。
誰しもが憧れる人気高級ブランドだからこそ、ロレックスのコピー品が横行しています。知らず知らずのうちに、あなたもロレックスのコピー品を手にしているかもしれません。ロレックスの購入時に限らず、買取に出す場合でも偽物と本物を見分けられるよう正しい知識を持っておきましょう。
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