長年にわたり世界中で人気を集め続けている高級時計ブランドのロレックスですが、近年ロレックスの転売が増加しています。 しかし、やむを得ずロレックスを買ってすぐに売る方もいるかと思います。そんなとき、売ったことがバレてしまったらどうなるのか心配になりますよね。
そこで今回はロレックスの転売とはなにかというところから、転売はバレてしまうのか、ペナルティがあるのかなどについて詳しく解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
目次
ロレックスはなぜ転売されてしまうのか
まず、ロレックスの転売とはなにか、ロレックスの転売が増加している理由について解説していきます。
ロレックスの転売とは?
ロレックスは、時計に詳しくない人でも知っているほど世界的に有名な高級腕時計ブランドです。そんな人気ブランドのロレックスですが、近年は入手困難でプレミア価格がつけられるモデルが多く、転売数が増加しています。
そもそも転売とはどのような行為のことをいうのでしょうか?
転売とは、一度購入した商品を高値で他者に売り渡し、利益を得る行為のことです。定価で購入した商品を同じ価格で他者に売り渡すのも転売に当てはまりますが、一般的には前者のケースが転売として広く認識されています。
ロレックスの転売が増えている理由
なぜこれほどロレックスの転売が増加しているかというと、一度の取引で大きな利益が得られるからです。ロレックスを転売したことで得られる利益はモデルによって異なりますが、時計1本で数百万円の利益を得られる場合もあります。
ロレックスは年々需要が増えているのにも関わらず、供給量は限られているために需要と供給のバランスが崩れ、手に入れにくい状況が長期化しています。そのため、ロレックスの転売は減るどころか増加傾向となっているのです。
下記の記事では、ロレックスがなぜ高いのかについて解説しています。 ロレックスのなかでも、とくに人気の高いモデルも紹介しているので、気になる方はぜひチェックしてください。
ロレックスの転売が違法となってしまうケース
ロレックスの転売は基本的に違法性はないといえます。なぜなら、ロレックスを売却している人のなかには、本当に不要になったものを売っている場合もあるからです。
ロレックスを買取に出すと定価以上で売れることが多いため、心配する方も多いと思いますが、不要なものを売っているだけであれば問題ありません。これはフリマアプリやネットオークションなども同様となります。
ロレックスの転売が違法となるのは、古物商許可証なく生業として行っていたり、利益目的で継続的に行ったりしているなど悪質な場合です。
最近では、フリマアプリやネットオークションなどで個人が出品しているケースも多いです。知らないうちに違法行為をしていたという状況にならないように注意しましょう。
ロレックスの転売はバレる?ペナルティはある?
3章では、ロレックスの転売はバレてしまうのか、バレてしまった場合にペナルティはあるのかについて解説します。
ロレックスの転売がバレるケース
ロレックスの転売がバレるケースとして考えられるのは下記の3つです。
- 正規店でのメンテナンス
- 転売品を見かけた人が正規店への連絡・通報をする
- ネット出品でのギャランティー情報の掲載
ロレックスにはシリアルナンバーがひとつひとつに付けられているため、調べれば購入者の情報が分かります。また、ロレックスを購入時に渡されるギャランティカード(保証書)には、シリアルナンバー、購入日、店舗名、購入者名などが記載されています。 そのため、ネットオークションやフリマアプリで出品する際は、ギャランティカードの公開に注意が必要です。
ほかにも、転売品購入者がロレックスの正規店へ行ったときに店員との会話でバレるケース、SNSやブログなどのネット上で、自ら情報を発信することで転売がバレることもあります。 今回挙げた例以外でも、転売がバレる恐れは充分にあるといえるでしょう。
ロレックスの転売をするとペナルティが課せられる?
もし仮にロレックスの転売が正規店にバレた場合、ペナルティはあるのでしょうか? 現状では、ロレックスから公式に発表されているペナルティは今のところありません。
しかし、ロレックスが表立ってペナルティについての公表をしていないだけで、内部での取り決めや調査が行われている可能性が全くないわけではありません。 それを裏付けるものとして、2019年11月からロレックスでは購入制限が一部のモデルを対象に行われています。
【ロレックスの購入制限について】
- 対象モデルを購入する際に顔写真付きの身分証の提示が必要
- 対象モデルを購入した場合5年間そのモデルの購入ができない
- 対象モデルを購入した場合1年間ほかの対象モデルが購入できない
この制度は、転売の抑制やロレックスを1人でも多くの人に購入してもらうために、ロレックスの正規店が定めています。このことから、ロレックスの正規店は少なくとも転売について問題視していると考えてよいでしょう。
下記の記事では、ロレックスの購入制限の概要から、2023年新作発表をきっかけに購入制限となってしまったモデルなどについて詳しく解説しています。
ロレックスを売るタイミングはいつがベスト?
新しいモデルを買ったときや、別のモデルを買いたいときに「不要になったロレックスを売りたい」と考える方もいるかと思います。そんなときは、下記の3つのタイミングであれば高く買い取ってもらえる確率が上がります。
- 円安になったとき
- 廃盤モデルとなったとき
- 定価の引き上げが行われたとき
もともと価値の高いロレックスですので、売却時もそれほど大きく価値が下がることはありませんが、タイミングひとつで価格が大きく変わる可能性があります。そのため、タイミングを見計らってロレックスの売却をするのもひとつの方法です。
とはいえ「なるべく早く売りたい」「タイミングよりも高く売る方法があるのか知りたい」という方もいますよね。そんな方は、下記の記事でロレックスを最も高く売る方法をチェックしましょう。
こちらの記事では「オーバーホールはした方がいい?」「動かない時計でも売れるのか?」などロレックスを売却する際の疑問についても解説しているので、気になる方はぜひチェックしてださい。
ロレックスはどこに売るのがよいか?
ロレックスをやむを得ず買ってすぐ売る場合は、ロレックスの買取に力を入れている買取専門店に査定を依頼するのがおすすめです。買取店の中にロレックスに精通しているバイヤーがいれば、ロレックスの最新相場を把握したうえで適切な価格を提示してくれます。
また、ロレックスの買取実績の豊富さも重要なポイントです。多くの買取店は公式サイトなどで買取実績を掲載していますので、事前に買取価格の目安を把握できます。買取実績は買取店が力を入れている分野を調べる上でも重要な情報となるため、事前に調査しておくのがおすすめです。
なおフリマアプリやネットオークションで取引する手段もありますが、購入者とトラブルが生じたり、場合によっては違法となってしまうケースもあるのでおすすめできません。
ロレックスを買ってすぐ売るのはおすすめしない
こちらの記事では、そもそもロレックスの転売とはなにかというところから、転売がバレるのか、ペナルティはあるのかなどについて解説しました。 世界的に有名なロレックスは需要があり、基本的にどのモデルも高い金額で取引がされていますが、転売目的での購入はモラル的にあまりよくないため控えましょう。
しかし、ロレックスの最新モデルや、別のモデルを購入したいときに資金調達としてロレックスを売ろうと考える方もいるのではないでしょうか。 そんなときは、不要になったロレックスを売って、次に買うモデルの購入資金に当てるのがおすすめです。ぜひお客様のロレックスをブラリバへお持ちください!