ロレックスを売るときに気になるのが「どうしたら高く売れるか」という点です。とくに初めてロレックスを買取に出す場合は、何を確認しておけばいいのか分からず損をしてしまうこともあります。
本記事では、ロレックスを高く売る方法を紹介します。現在の相場状況や買取店選びのポイントも解説するので、ロレックスの売却をお考えの方はぜひ参考にしてください。
目次
【2024年】ロレックス最新相場動向
2022年頃、中国の景気後退によってロレックスの相場は暴落しました。その後も変動があるものの、2024年2月現在のロレックスの相場の下落幅は緩やかになっています。
海外ブランドであるロレックスは為替相場の影響を大きく受けるため、世界経済で不況となると価格相場も下がります。世界経済はいまだ低迷が続き、ロレックスの相場も下落傾向にあります。
しかし、モデルによっては相場が大きく上昇しているものも見られるため、下記のモデルをお持ちの方は今が売り時といえるでしょう。
【相場が上昇傾向にあるモデル】
- デイトナ
- サブマリーナ
- エクスプローラーⅠ
- GMTマスターⅡ など
相場下落が長期化していますが、世界的な高級腕時計ブランドであるロレックスを求める人は多く、ロレックスそのものの価値が下がっているわけではありません。
今後の世界経済の状況等の影響により、ロレックスの相場は上昇する見込みがあるといえるでしょう。
ロレックスを高く売る方法
ロレックスを高く売るためには、いくつかのポイントがあります。売却前に高額買取のポイントを知っておきましょう。
ロレックスに精通した買取店に依頼する
ロレックスを売るなら、ロレックスに精通した買取店に依頼するのがおすすめです。
ロレックスを売る際には買取専門店に依頼する他にも、フリマアプリやネットオークションなどさまざまな方法がありますが、購入者とのやり取りや発送などの手間がかかります。加えてロレックスについて知識がなければ、本来の価値を見極められず相場よりも低い価格で売却してしまうこともあります。
ですが、ロレックスの買取が得意な買取店であれば、最新の相場にもとづいた査定が行われるため、価値を見落とす心配がありません。またプロの査定士が買取の対応をしてくれるので、疑問や不安などもその場で解決してくれるので安心して依頼することができます。
複数の買取店に査定依頼する
ロレックスを売るときは、ひとつの買取店で判断するのではなく、必ず複数の買取店に査定依頼をしましょう。なぜ復数の買取店と比較が必要なのかというと、ロレックスの買取が得意な買取店とそうでない買取店では、査定額に数十万円以上の差が出ることがあるからです。
また査定額を比較することで、自分が持っているロレックスのおおよその相場も把握できます。いくつかの買取店を比較し、自分がもっとも納得できる金額で買取してくれるところを選びましょう。
需要が高いうちに売る
ロレックスを高値で売るなら、需要が高いうちに売却するのがおすすめです。
ロレックスは新しいモデルほど需要が高く、古いモデルになるほど需要が低くなっていく傾向があります。これは中古市場での流通量が増えることで価値が下がり、それに比例して買取額も下がってしまうのが原因です。
ロレックスの売却時は、損をしないためになるべく早めに査定を検討しましょう。
ロレックスを高く売るタイミング
ロレックスを売るときはタイミングも重要です。3章では、ロレックスが高く売れやすいタイミングや時期について解説します。
円安の時期
ロレックスを売るなら、円安の時期を狙いましょう。一般的に、円安の時期は売りどき、円高の時期は買いどきといわれています。ロレックスは海外ブランドであるため為替の影響を受けやすく、円安のタイミングで買取額が上がる傾向にあります。
円安になると、海外のユーザーと日本のユーザーには次のような影響があります。
- 海外の場合:日本の中古品を安く買える
- 日本の場合:新品が値上がりし、安い中古品が売れる
円安のタイミングであれば、たとえ国内消費が鈍化しても海外ルートで売ることができるというメリットもあるのです。
生産終了したとき
ロレックスは定期的に新作モデルを発表しており、旧モデルはそれに伴い生産終了となることがほとんどです。生産されなくなった旧モデルは新品が市場に出回らないため、中古市場で需要が高まる傾向にあります。
たとえば“サブマリーナデイト 116610LN”の2018年の相場は、90万円〜100万円ほどでしたが徐々に相場が上がっていき、ディスコンとなった2020年の相場は約130万円と大きく上昇しています。
ロレックスの新作発表は毎年3月〜4月頃なので、もしお持ちのモデルがディスコンとなった場合は相場推移を確認しておきましょう。
イベントシーズン
ロレックスを売るときは、高価なプレゼントを贈る機会が増える時期や、いつもより収入が増えるタイミングなどニーズがより高まるイベント前を狙いましょう。たとえば以下のような時期が挙げられます。
【ロレックスのニーズが高くなりやすい時期】
- ボーナスシーズン:6月、12月前後
- 新生活が始まる前:2月〜3月
- クリスマスシーズン
上記の時期では、自分へのご褒美や就職祝いなどでロレックスの需要が高まります。販売店は売れる時期にロレックスの在庫を多く確保しておきたいため、イベント前は買取が強化されることが多いです。
ロレックスを売る前にチェックするポイント
ここではロレックスを売る前のチェックポイントを3つご紹介しますので、必ず押さえておきましょう。
商品の状態
ロレックスを売るときは、できる範囲でお手入れを行ってから査定依頼をしましょう。ロレックスは中古市場でも非常に価値が高いため、基本的にはどんな状態であっても買い取ってくれるケースが多いです。とはいえ、きれいな状態の方が買取価格は上がる可能性が高まります。
腕時計は肌に直接触れているため、皮脂汚れが付きやすいです。そのため売却前は汚れがないかをチェックして、ブラシで表面の汚れを払ったり、マイクロファイバークロスで拭いたりするなどできる限りきれいな状態にしておきましょう。
付属品の有無
ロレックスは本体だけでも高値が付きますが、付属品があることで買取価格がアップする可能性があります。ロレックスの付属品には以下のものがあります。
【ロレックスのおもな付属品】
- 外箱、内箱
- 保証書(ギャランティカード)
- 余りコマ
- 取扱説明書
ロレックスの付属品の中でも保証書は、正規品であることを証明する重要な書類です。付属品の抜け漏れがないよう事前に自分の持っているモデルの付属品を調べ、手元にあるものは査定時にまとめて出しましょう。
相場
ロレックスを売るなら確認しておきたいのが、最新の相場です。事前にロレックスの相場を知っておけば、買取店に査定を依頼したときに低すぎる金額を提示されてしまっても気が付くことができるので安心です。
ロレックスの買取実績を公開している買取店の公式ホームページをチェックすると、おおよその売却額を把握することができます。
ブラリバでは、デイトナやGMTマスターなどロレックスの人気モデルの買取実績を公開しています。買取実績はモデル名から検索することができるので、お持ちのロレックスの価値をチェックしてみてください。
ロレックスの高価買取が期待できる買取店とは
ロレックスの売却は買取店選びがとても大切です。5章では、ロレックスを高価買取が期待できる買取店の特徴を大きく2つに分けてご紹介します。
買取後の販路が豊富
高値での買取が可能な買取店を選ぶひとつのポイントとして、再販ルートの多さがあります。買取店は、基本的に買取した腕時計を再販することで利益を得ています。再販ルートが豊富な買取店ほど利益を多く得られるため、その分買取額に反映することができます。
豊富な再販ルートを持つ買取店は、公式ホームページなどでうたっているケースも多いので事前にチェックしておきましょう。
買取額がアップするキャンペーンを行っている
ロレックスを高く売るなら、買取金額がアップするお得なキャンペーンを実施している買取店がおすすめです。ロレックスは査定する業者によって数万円以上の差がつくことがありますが、キャンペーンの有無によっても買取金額が変わります。
弊社のブラリバでは買取金額20%アップのキャンペーンや、復数のアイテムをまとめて売るだけで買取金額がアップする“おまとめ売り“などがあります。買取店や時期によってもキャンペーン内容は異なるので、事前に確認しておくとよいでしょう。
ロレックスの売却にまつわる疑問
ここではロレックスの売却時に気になる疑問についてまとめています。これからロレックスを売りたい方は、ぜひ参考にしてください。
売却前にオーバーホールをした方がよい?
ロレックスを売る前に、必ずオーバーホールをした方がよいわけではありません。なぜならオーバーホールに出したことでアップした買取金額よりも、オーバーホールの費用の方が高く付いてしまうケースが多いためです。
ロレックスのオーバーホールは、正規店の場合基本料金だけで4万円〜9万円程度かかります。時計の状態によっては、さらに費用がかかるケースも珍しくありません。また、正規店でのオーバーホールは、最低でも1ヶ月程度の期間がかかります。
ロレックスのオーバーホールの費用や期間と買取金額を比較して、査定を依頼するか検討してみましょう。下記の記事では、ロレックスのオーバーホールについて解説しているので、気になる方は併せてご覧ください。
動かないロレックスでも売れる?
動かないロレックスでも買取店によって受け付けてもらえることがあります。動作不良のロレックスに価値がつくのは、おもに次の2つのケースです。
- 修理して利益が見込める
- 部品としての価値がある
ロレックスでは発売したモデルの部品を30年間保管しているので、動かないロレックスでも修理すれば再販できる可能性が高く、仮に動かなくても部品として再利用することができます。
製造から30年以上経ったモデルの場合、正規店での修理ができないため古いロレックスの部品を求める方もいます。動かなくなってしまったロレックスでも、使える部品があれば買取できることもあります。動かないから売れないと諦める前に、査定依頼に出してみましょう。
リダンしたロレックスも売れる?
出典:ROLEX
リダンとは文字盤の経年劣化による変色や、塗装の剥がれを修復することです。リダンを行うことで、古くなってしまったロレックスをきれいにすることができます。
リダンをしたロレックスでも売ることは可能ですが、リダンをすることでオリジナルでなくなりロレックスそのものの価値は下がってしまいます。そのため、できれば手を加えずそのまま査定に出すのがおすすめです。
ロレックスを高く売る方法は事前に確認しておこう
ロレックスは、売却するタイミングや買取を依頼する場所によって買取価格が大きく変わるため、本記事で紹介したポイントを押さえておきましょう。
またブラリバではロレックスを高価買取中です!ブラリバは国内外で豊富な再販ルートを持つため、業界最高値の査定額のご提案が可能です。さらに店舗スペースを最小限に抑えしたり、最小限の人数で運営したりと徹底的な経費削減を行うことで、お客様への還元を実現しています。
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