
株券や積立NISA、現物資産として金を所有するなど、投資として購入できるものが多く増えてきました。その中でも、ロレックスの価格高騰に伴い、ロレックスが投資対象として注目されているのはご存知でしょうか?
この記事では、「ロレックス投資を始めたいけど、どのモデルが投資に向いてるかわからない…」という方に向けて、失敗しないロレックスの投資方法を紹介していきます。
ぜひご参考になさってください。
目次
1 なぜロレックスは投資に向いているのか?
ロレックス投資は、他の投資と比較しても失敗するリスクが低く、リターンが高いことで人気を博しています。
それでは、いかにロレックス投資が優れているかを「お金」と「金」の2つの観点から見てみましょう。
お金の価値は、1975年では10,000円、2015年では18,519円に相当し、数値としては1.85倍になります。もしも定期預金として銀行に預けていたとしても、利息のみで金額はほとんど変わることはありません。
インゴットに代表される金の価値は、1975年に1,525円だった金が2015年には4,234円で取引されています。
ここでロレックスを例に出してみると、1975年頃に発売されていたロレックスのデイトナRef.6263の定価は約30万円ほどですが、買取金額は500万円を超えます。
このように、ロレックスに投資することがいかに優れているかは一目瞭然です。
2 ロレックスが投資に適している3つの理由
ロレックスは他の有名時計ブランドと比較すると、リセール率が高い傾向があります。ロレックスのリセールバリューが落ちない理由は、大きく以下3つの理由があげられます。
・知名度が世界一
・生産量が少ない
・普遍的なデザイン
それではひとつづつ解説していきます。
2-1 知名度が世界一
1つ目の理由として、ロレックスの知名度は世界一ということ。万国共通でロレックスは高級時計として認識されています。
とくに人気モデルは常に品薄のため、見かけることすら困難なものも存在しています。とくにデイトナなど人気のスポーツモデルは、購入するために正規店を1日に複数店舗回る「マラソンランナー」と呼ばれる人がいるほど。
この人気は、長年世界中のファンによって価値が保たれているため、数年で一気に下がったりすることはありません。
2-2 生産量が少ない
ロレックスは、モデルによって生産期間が決まっています。一旦、生産終了となれば、そのモデルは生産させることはありません。そのため、需要と供給のバランスが保たれなくなり、プレミア価格で取引されることになるのです。
生産が終了したモデルが欲しいのであればプレミア価格で購入するしかないので、結果的に高い需要と価値が保たれます。通常、新しいモデルが発売されると以前のモデルは安くなりますが、ロレックスの場合は違います。むしろ古いロレックスは、アンティークモデルと呼ばれ、より一層その希少性が増すことがあります。
正確な生産量については公表されておらず、希少価値を保つために生産個数を最低限に抑えてるということしかわかりません。ロレックスはハンス・ウィルスドルフ財団の財団法人組織なため、経営内容を公表する必要がなく実際に生産量を抑えているのか製造が追いつかないのか、その真実はわかりません。
2-3 普遍的なデザイン
ロレックスは、新しいモデルだからといって大幅にデザインを変更することはありません。いつまでも変わらないデザインで多くの人を魅了しています。
それでは製造年の違う同じモデルのものを比較してみましょう
出典:ROLEX | 出典:ROLEX |
Ref.5512 製造期間:1959年~1977年頃 | Ref.116610LN 製造期間:2010年~現在 |
上記の2つのロレックスを見比べていただくとわかりますが、見た目の大きな変更がないことがわかります。幅広い世代に愛され、時代遅れにならない、そんな普遍性、永遠性がロレックスの価値を一定に維持させることを可能にしています。
3 投資に最適なモデルと相場推移を紹介!
しかし、ロレックスであれば何でもいいというわけではありません。最も投資に適しているのは、ステンレス製スポーツモデルです。スポーツモデルの中でも「デイトナ」「サブマリーナ―」「GMTマスター」は、とりわけ人気が高く、リセールバリューが高い傾向にあります。その中でも「デイトナ」は、群を抜いて投資に適しています。逆に「デイデイト」などのゴールド製ドレスモデルは、投資には向いておらず、時が経過するとともに相場が下落していくのがほとんどです。ステンレス製スポーツモデルと比較すると流通量が多く、需要が少ないということが起因しています。
それでは、「デイトナ」「サブマリーナ―」「GMTマスター」がいかに投資に適しているのかを、生産終了モデルと現行モデルに分けて相場推移を見ていきましょう。
3-1 【デイトナ編】Ref.6263は2018年に買取相場1000万円まで上昇
様々なモデルがある中でも、デイトナの人気は衰えを知りません。その人気は、まさに「キングオブロレックス」といえます。海外でもその人気は凄まじく、特に現行モデルよりも生産終了モデルに人気が集中しています。生産終了モデルである「ポールニューマン」は、国内外のオークションでも500万円~2000万円以上の金額で取引されることがある程です。
2016年に新型デイトナ「116500LN」が発売されて以降、旧デイトナ「16520/116520」の人気が過熱し、中古市場相場が急上昇しました。現在の相場は、2018年のピーク時よりも落ち着き気味です。
生産終了モデル編
出典:ROLEX
Ref.6265
定価38万円 発売時期1970年~1988年
2020年 買取相場 ¥5,000,000~¥6,000,000前後
2021年 買取相場 ¥5,000,000~¥6,000,000前後
出典:ROLEX
Ref.6263
定価38万円 発売時期1970年~1988年
2020年 買取相場 ¥7,000,000~¥8,000,000前後
2021年 買取相場 ¥8,000,000~¥9,000,000前後
出典:ROLEX
Ref.16520
定価65万円 発売時期1988年~2000年
2020年 買取相場 ¥2,900,000前後
2021年 買取相場 ¥2,900,000前後
現在、最終シリアルであるP番は、400万円以上で取引されています。A番、P番は、その他のシリアルよりも希少性が高く、他のシリアルと比較しても高値で取引されています。投資として購入を検討しているのならば、A番またはP番を購入することをおすすめします。その他のシリアルは、市場相場が平均して40万円~60万円ほど下がります。さらに、黒文字盤よりも白文字盤の方が5万円~10万円買取相場が安い傾向にあります。
また、S番、W番の黒文字盤のインダイヤルが茶色く変色した、通称「パトリッツィダイヤル」も希少性が高く、300万円~400万円前後で取引されています。
出典:ROLEX
Ref.116520
定価124万2000円 発売時期2000年~2016年
2020年 買取相場 ¥2,700,000前後
2021年 買取相場 ¥2,700,000前後
購入するのであれば、最終モデルのランダム品番、鏡面クラスプ(2016年~)をおすすめします。最終モデルは、コレクターズアイテムとなっており、モデルに関係なく相場が高騰します。
その他の品番だと初期品番であるP番、K番、Y番、F番がおすすめ。初期品番特有の細針がありためニーズが高まってきており、将来的に希少性が増す可能性があります。
現行モデル編
出典:ROLEX
Ref.116500LN
定価127万4400円 発売時期2016年~現在
2020年 買取相場 ¥3,500,000前後
2021年 買取相場 ¥4,000,000前後
3-2 【サブマリーナー編】ロレックス代表モデルの手堅い1本
ロレックスのダイバーズウォッチの代表格、サブマリーナー。長い歳月の中でダイバーズウォッチの代名詞的なモデルへと成長し、ロレックスの中でも1、2を争う人気モデルです。また、数多くのレアモデルが存在することでも有名で「赤サブ」や「軍サブ」は、希少性が高く市場相場が非常に高騰しています。
生産終了モデル編
出典:ROLEX
Ref.16610LV
定価63万円 発売時期2003年~2010年
2020年 買取相場 ¥1,900,000前後
2021年 買取相場 ¥2,000,000前後
この3つは希少要素として認められ価値が徐々に上昇しています。ベゼルの状態が良好であれば200万円を超えるものもあります。今後も一定の価値を維持し、じわじわと相場が上昇していくことが予測されます。
出典:ROLEX
Ref.5512
定価-万円 発売時期1959年~1977年
2020年 買取相場 ¥1,500,000前後
2021年 買取相場 ¥1,500,000前後
出典:ROLEX
Ref.1680
定価-万円 発売時期 1965年~1980年
2020年 買取相場 ¥1,200,000前後
2021年 買取相場 ¥1,500,000前後
おすすめは文字盤の「SUBMARINER」の表記が赤文字となっている通称「赤サブ」がおすすめ。さらに『660ft=200m』の表記が通常と異なる『200m=660ft』となっているメーターファーストであれば希少性が増します。赤サブ、メーターファーストは、200万円前後で取引されています。さらに経年劣化により文字盤が茶色に変色するブラウンダイヤル(トロピカルダイヤル)の場合、300万円前後の買取相場になります。
現行モデル編
出典:ROLEX
Ref.116610LV
定価928,800円 発売時期2010年~現在
2020年 買取相場 ¥1,600,000前後
2021年 買取相場 ¥1,900,000前後
3-3 【GMTマスター編】カラーベゼル人気は衰えることを知らない
GMTマスターは、異なる場所の時刻を同時に把握することができるパイロットウォッチです。GMTには、GMTマスターⅠとGMTマスターⅡが存在します。Ⅰでは、2カ国、Ⅱでは3カ国の時刻を把握することが可能です。発売当初は、サブマリーナーほど人気が出ませんでしたが、2007年のモデルチェンジを機にロレックスの主要スポーツモデルとなりました。
生産終了モデル編
出典:ROLEX
Ref.1675
定価265,000円 発売時期1960年~1980年頃
2020年 買取相場 ¥1,500,000前後
2021年 買取相場 ¥1,500,000前後
出典:ROLEX
Ref.16710
定価594,000円 発売時期1990年~2007年頃
2020年 買取相場 ¥1,200,000前後
2021年 買取相場 ¥1,500,000前後
赤青ベゼルの他にも赤黒ベゼルの「コーク」と黒ベゼルが存在します。発売当初は、黒ベゼルに人気が集中しましたが、現在では「ペプシ」が一番人気。
購入するのであれば、キャリバー3186が搭載されている個体やスティックダイヤルやレクタンギュラーダイヤルと呼ばれるエラーダイヤルがおすすめです。キャリバー3186は、新型GMT116710に搭載されるはずのキャリバーですが、16710に搭載されている個体もあります。本来であれば16710のキャリバーは3185になりますが、生産終了間近の個体ではキャリバー3185が不足してしまったためにキャリバー3186が使用されたとされています。このモデルの相場は、通常の2倍以上となります。スティックダイヤルやレクタンギュラーダイヤルは、2005年~2007年の間に製造された個体に確認されています。GMT-MASTER Ⅱの「Ⅱ」が通常とは異なる表記になっているレアな個体です。シリアルナンバーも重要で、M番、Z番、D番の順番に高くななっていきます。通常のM番で250万円前後、スティックであれば300万円前後で取引されています。現在レクタンギュラーは希少要素として認めれていませんが、いずれ希少要素として相場が上昇する可能性を秘めています。
出典:ROLEX
Ref.116710BLNR
定価918,000円 発売時期2013年~2019年
2020年 買取相場 ¥1,400,000前後
2021年 買取相場 ¥1,700,000前後
2016年頃から徐々に相場が上がり続け、2018年にディスコン(廃番)の噂が流れたことで140万円前後まで上昇しました。廃番になってからは、170万円前後に到達。このモデルは相場の乱高下が激しいため、今は購入せずもう少し様子を見た方が良いでしょう。
現行モデル編
出典:ROLEX
Ref.126710BLRO
定価950,400円 発売時期2018年~現在
2020年 買取相場 ¥1,800,000前後
2021年 買取相場 ¥2,100,000前後
出典:ROLEX
Ref.126710BLNR
定価950,400円 発売時期2019年~現在
2020年 買取相場¥1,500,000前後
2021年 買取相場¥1,900,000前後
4 生産終了モデルを購入する際の2つの注意点
投資として購入すべきは、生産終了モデルが狙い目。ですが、購入の際には注意をしなければいけない点がいくつかあるのはご存知でしょうか
この章では、生産終了モデルを購入する際の注意点を2点紹介していきます。購入の際の参考になさってください。
4-1 レアな特徴がある個体を選ぶ
生産終了モデル購入するときは、出来る限りレアな特徴があるものにしましょう。16610LVを例にあげますと、ファット4、ビッグスイス、ライムベゼルになります。このようなレア仕様の個体は、もともと生産本数が少ないため、希少価値は上がっていきます。
生産終了モデルかつレア仕様の個体は、為替などによる影響を受けにくく一定の価値を維持していきますので、レアな特徴を見つけましょう。
4-2 コンディションが良好な個体を選ぶ
個体を選ぶ際に忘れてはいけないことがもう1点あります。それはコンディションです。コンディションとは、「個体のコンディション」、「個体のオリジナリティ」、「付属品の有無」の3点を総称しています。古いモデルであればあるほどコンディションの状態が重要になり、実勢価格が数百万円変わる場合もあります。
生産終了モデルで発売時期から長い年月が経っていれば、完璧なコンディションを維持している個体を見つけるのは非常に困難。だからこそ、価値が一層高まっていきます。
逆に一度使用してしまえば、コンディションが回復することはありません。
投資として生産終了モデルのロレックスを購入する場合は、レア仕様の個体でコンディションが良好なモデルを購入すれば、必ずプラスになりますので必ず確認するようにしましょう。
5 利益性を高めるために知っておくべき4つのポイント
この章では、ロレックスを売却する際に、より利益を上げるために知っておくべき4つのポイントを紹介していきます。
5-1 円高=買い・円安=売り
ロレックスは、円高のタイミングで購入し、円安のタイミングで売却することでより収益性を高めることができます。円高になると海外からの輸入品の価格が安くなり、円安になると海外からの輸入品の価格が高くなります。
ロレックスも同様に円高になると輸入の仕入れ値が下がる為、並行品販売店も中古販売店も販売価格を下げます。
時計のような高額商品の場合、少し為替相場が変動するだけで数十万円変わってきます。なので、円高の時期に購入し、円安の時期に売却するということを覚えておきましょう。
5-2 オークションやフリマアプリではなく買取業者に依頼する
ロレックスを売却する場合は、専門性の高い買取店に依頼するのが一番です。
「オークションやフリマアプリの方が高く売れるんじゃない?」と思うかもしれませんが、3つのデメリットがあげられます。
適正販売価格が分からない
所有しているロレックスがアンティークの場合、適正な販売価格を付けるのは非常に困難です。普段何気なく使用していたロレックスがレア文字盤だったり、文字盤の経年劣化と思っていた変色が実はレア文字盤だったのに相場よりも安い金額で売却してしまったなんてこともあります。
その逆で、適正金額で販売したつもりでいても、結果的にかなり安く売ってしまったなんてこともあります。
すり替えリスク
売却後の金銭トラブルやすり替えのリスクが伴います。すり替えリスクとは、売買が成立したにも関わらず、返品するという流れになり返品物が偽物にすり替わっているというリスクです。
また、購入者のアフターフォローなども発生する可能性があり、非常に手間がかかります。
すり替え詐欺の事例として一例をあげますと
ブランド品を出品し、数日して落札。相手側に商品を発送しました。ところが購入者から「鑑定してもらったら偽物だったから返品したい」と依頼がきます。偽物ではないが評価が気になるため返品に応じました。しかし、返品された箱を開けてみると中身は偽物にすり替わっていました。
明らかに相手が悪かったとしても、被害届を出しても警察はほとんど介入しないことがあるみたいで、そのまま泣き寝入りしてしまう被害者も少なくありません。
売却タイミングを逃すリスク
個人でオークションやフリマアプリに出品する場合、在庫リスクとなってしまう場合があります。市場には少なからず複数の個体が出回っていることから売却したいタイミングで売却できるとは限りません。相場が上がったときに売りに出したつもりでも、なかなか売れず相場が下がってしまうということが安易に想定できます。
以上3点の理由から売却の際には、買取業者に依頼することをおすすめします。
近所にあるリサイクルショップなどでは査定士のスキルや販売チャネルの少なさから買取金額が低くなる可能性もあり、さらに足元を見てくる悪徳業者も多いため、買取業者を選ぶ際は慎重に選びましょう。
5-3 信頼できる買取業者を選ぶ
信頼できる買取業者を選ぶ際の注意点をお伝えしていきます。
問合せ窓口のオペレーターが丁寧
買取業者に依頼する際は、事前に問合せを行い概算の見積もりを出してもらうことができます。事前に問合せを行い、問合せ窓口のオペレーターがしっかり対応をしてくれるかを一つの基準にしてみると良いでしょう。やはり問合せの窓口の応対は、企業品質が顕著にあらわれる点だと考えられます。
サイトで強みがしっかり把握できる
大体の人がインターネットで検索して買取業者を探すと思います。その際に、買取依頼したい商品がサイト上で強く訴求されているかを基準にするようにしましょう。やはり買取業者にも得意分野と不得意な分野が存在します。その業者が持っている顧客や販売チャネルなどによって高価買取できるか否かが決まってくるからです。また、買取実績を掲載している業者も多く、取引の実績数や金額を複数社比較して選ぶと買取業者の実力が分かってきます。
口コミの評価がいい
口コミは、必ず確認するようにしましょう。当たり前の話ですが、態度が悪く買取金額が低い業者は、口コミの評価も低い傾向にあります。「ロレックス 買取」など売りたいブランド名+買取とインターネットで調べて、気になる業者が見つかったら「業者名+口コミ」と検索すれば、ネット上の口コミが出てきます。口コミの評価数が多く、評価が高い業者を選ぶことでより高く売却することが可能になります。
5-4 コンディションに注意しよう
状態
高く売るためには、状態が大事です。時計は一度でも使用したら傷がついていなくても中古品として扱われるため、買取金額が著しく下がります。「新品」の定義は買取業者によって様々ですが、以下の3点により新品かどうかを判断するケースが多くあります。
- コマ調整がされていないこと
- 保護シールがはがされていないこと
- 保証書の日付が2カ月以内であること
生産終了モデルで上記の1と2に該当する場合は、同じモデルでも中古品と比較すると買取金額が数百万円以上上がる場合があります。購入してから一度も使用しないという人は中々いないので、生産終了モデルの新品状態を維持しているだけで希少性が増します。
もし、使用する場合は、時計のガラス、ベゼルの傷と深い打痕傷に注意が必要です。ガラス傷やベゼル傷は、研磨では取れないため部品交換により高額な費用が必要となります。
また、深い打痕傷は、研磨では取れないため当然販売価格が下がります。なので、使用したとしても、ガラス、ベゼル、深い打痕傷に注意すれば、大幅に買取金額が下がってしまうことはありません。
オリジナリティ
状態と同じくらい個体のオリジナリティは重要視されますので、高額査定を狙う場合はオーバーホールには出さないようにしましょう。オーバーホールに出した場合、日本ロレックスの判断で針や文字盤、ケースが交換されてしまうことがあります。オーバーホールはしたいけど針交換はしたくないと思っても針交換だけキャンセルはできません。メーカー側が交換が必要と判断すれば、それに従ってオーバーホールをするしかありません。
針や文字盤を最新パーツに交換してしまった時計は、コレクターからしたらオリジナリティが失われたものとして認識されてしまいます。
そのため、結果的に需要と買取金額が下がってしまうという結果を招いてしまいます。
付属品
生産が終了した古いモデルは、箱や保証書、グリーンタグなどに代表される付属品があるかないかで査定金額に大きな影響を及ぼします。保証書の有無で買取金額が100万円前後変わるケースがありますので、保証書はなくしてしまわないように保管しておきましょう。レアモデルであればあるほど付属完備品を求めるコレクターが多いため、買取金額に影響してしまいます。箱は、シリアル番号が記載されていないので、紛失してしまった場合でも買取金額が大幅に下がることはありません。もしも、箱がないことを理由に買取金額を下げてくる買取業者がいれば取引を中止するようにしましょう。
6 まとめ
今回はデイトナ、サブマリーナー、GMTマスターに焦点を当てて失敗しないロレックスの投資方法についてご紹介させていただきました。
デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターは、今までの相場の上昇を続けてきたように価値が薄れていくことはないと予想されます。失敗しないロレックス投資は、デイトナ、サブマリーナー、GMTマスターです。是非、この機会にロレックス投資を始めてみてはいかがでしょうか。
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