日本ロレックスへ正規サポートを依頼する場合は、以下2つの方法があります。
・東京の丸の内にあるサービスセンターへ直接持ち込む
・郵送で依頼する
東京近郊にお住まいであればサービスセンターに直接持ち込むのがおすすめで、すぐにオーバーホールを依頼することができます。
地方にお住まいだったり、直接持ち込むには時間がないという場合は、郵送でお送りする方法が良いでしょう。配送事故などの心配もありますが、配送するためのキットを無料で自宅に届けてくれるので手軽にオーバーホールを依頼することが可能となります。
それでは、日本ロレックスでオーバーホールを行うメリット・デメリットをご紹介していきます。
メリット
日本ロレックスへ依頼をする最大のメリットは、正規店であるという安心感です。簡単にまとめると以下の通りになります。
・ロレックス専門の時計技術者がオーバーホールを行っている
・パーツ交換があったとしても正規品が必ず使われる
・正規修理保証書がもらえる
この上記の3点といえます。特に「正規修理保証書がもらえる」という点はとても大きなメリットとなります。この書類は正規の修理を受けたことを証明するもの、発行から1年未満の正規修理保証書であれば、売却の時に修理代金が上乗せされることもあります。
デメリット
ここまで紹介したように、正規店というだけあってとても大きなメリットがあることが分かります。ですが、デメリットがないというわけではありません。日本ロレックスの正規サポートを受ける場合のデメリットは以下の2点になります。
・オーバーホールの期間が、長くて2か月かかる
・他の業者と比べると金額が割高になってしまう
やはり正規店というだけあって、丁寧にオーバーホールをしてくれます。また、今後不具合を起こすであろう部品を前もって交換するということもあってか、時間とお金がかかってしまいます。
もしも、正規店でオーバーホールを依頼した場合は以下のような価格を提示される場合があります。

(2021/8/17現在)
※この表は、基本技術料のみとなります。部品交換料は別となります。
素材がゴールドやプラチナとなると価格は高くなります。そしてこの価格に部品交換代が上乗せされますので、最終的には8万~10万円ほどになると考えていた方が良いでしょう。