![ボロボロのルイ・ヴィトンも買取可能!買取できる理由や買取参考例をご紹介](https://revalue.lucy-developers.com/wp-content/uploads/2023/02/b-vuitton-ragged-sell.jpg)
中古市場で絶大な人気を誇る「LOUIS VUITTON(ルイ・ヴィトン)」。きれいなアイテムだけでなく、壊れているものやボロボロのものも買い取ってもらえると評判です。では、なぜボロボロの状態でも売却できるのでしょうか?
この記事では、壊れていても売れる理由、買取店で査定士がチェックするポイント、具体的な買取価格をご紹介します。お手元にある古いルイ・ヴィトンを売りたいとお考えの方は、ぜひご一読ください。
目次
なぜボロボロのルイ・ヴィトンでも買取できるのか
なぜルイ・ヴィトンのアイテムはボロボロの状態でも買い取ってもらえるのでしょうか?
この章では、その理由を3つのポイントに分けて解説していきます。
圧倒的な需要の高さ
1854年の創業以来、ルイ・ヴィトンは世界中で愛されるハイブランドとして知られています。その超有名なブランドとしての地位は、中古市場でも非常に高い需要を生み出しています。
安価なアイテムでも、多少のダメージがあっても構わないと考える人もいれば、中古市場でしか入手できないレアな廃盤品や限定品を求める人もいます。
この需要の高さから、ルイ・ヴィトンの中古市場は巨大なマーケットを形成しており、ボロボロのアイテムでもかなりの金額で取引されています。
修理して長く使い続けられる
ルイ・ヴィトンは高級な素材と職人技により、耐久性が高く長持ちすることで知られています。また、正規品に限り、有料の「お手入れ・リペアサービス」を提供しています。
このサービスでは、専属の職人が純正部材を使用し、丁寧に修理を行います。バッグの持ち手やスナップボタンの交換から、ヌメ革の張り替えまで行うことができ、ボロボロだったアイテムも見違えるように美しくなります。
ただし、ルイ・ヴィトン以外で修理を行った場合、正規のリペアサービスを受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
古いデザインならではの価値
ルイ・ヴィトンは時代に応じて専属デザイナーを変更し、アイテムのデザインをアップデートしています。たとえば、ボストンバッグの「パピヨン」は、古いモデルではショルダーベルトが短かったが、新しいモデルではベルトが長くなりました。
古い型にしかないオリジナリティを求めるファンも多く、それにより古いものやボロボロのものでも価値があります。ルイ・ヴィトンのアイテムは、中古でしか手に入らないものを求める人や、修理してでも使いたいと考える人がいるため、どんな状態でも買い取ってもらえます。
ブランド品の査定士が見ているチェックポイント2点
ここでは、買取店の査定士が古いルイ・ヴィトンを査定する際にチェックするポイントをご紹介します。
ポイント | チェックされる理由 |
バッグの持ち手 | よく触る部分だからこそ汚れやすいから |
金具やファスナーの汚れや傷 | 金具のサビやファスナーの破損、金具の紛失がよく見られるため |
表面、内側の生地やポケットのベタつき | 経年劣化や湿気などが原因でべたつきが発生するため |
バッグ底辺の四つ角 | こすれや汚れなど劣化が激しい部分だから |
ヌメ革のヤケ、シミ | ヤケ、シミ、汚れは見た目に影響するため |
とくにバッグの底部の四隅は傷や汚れがつきやすく、ひどい場合には擦れて破れてしまうこともあり、買取時にはチェックされるポイントです。さらに、表面生地のべたつきも査定時にチェックされます。これは経年劣化や気候の影響で発生することが多いです。
それでは、多くの方が気にされるであろうポイントを2つに分けて解説していきます。きれいな状態を保つために普段からできる簡単な対策もあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください
傷や汚れ、破れの有無
ルイ・ヴィトンの製品は高い耐久性で知られていますが、日常の摩擦や衝撃により傷や汚れがつくことは避けられません。ここでは、ルイ・ヴィトンの定番であるモノグラムバッグや、人気アイテムの財布に見られる劣化とその原因についてご説明します。
ショルダーバッグ
まず、ショルダーバッグに関してです。ルイ・ヴィトンのモノグラム柄のバッグも含め、以下のようなダメージがよく見られます。
- ショルダーストラップの破損
- 開口部や底部のスレや破れ
- ヌメ革部分の変色
- バッグ内部の生地剥がれ
とくにワンショルダータイプのバッグは、荷物を入れすぎるとショルダーストラップが切れてしまうことがあります。さらに、バッグの長さを調整するベルト穴部分も、頻繁に使用することでヌメ革が劣化し、ひび割れや破損の原因となります。
モノグラムやモノグラム・ヴェルニ、モノグラム・マルチカラーにはヌメ革が使用されているため、同様の劣化や破損が見られることがあります。
財布
次に、財布に関しては以下のようなダメージがよく見られます。
- 四つ角の破れ
- スナップボタンの故障
- カードポケットの破れ
- 内側の生地の剥がれ
財布は頻繁に手に触れるため、収納部の端が破れやすくなります。傷みが気になる場合は、特定のポケットばかりを使わないようにすることが有効です。また、ダメージが気になる場合はルイ・ヴィトンのリペアサービスを利用することもおすすめです。
これらの注意点を参考にして、ルイ・ヴィトン製品を長く美しく保ちましょう。
カビが生えている
ルイ・ヴィトンの定番商品であるモノグラムやダミエは、防水加工が施されており汚れにくいと評判です。しかし、革製品は他のアイテムに比べてカビが発生しやすく、とくにヌメ革部分やバッグの内側にカビが生えやすいです。また、金属部分のボタンやファスナーも湿気に弱く、カビが発生しやすいため注意が必要です。
カビが生えていても売却は可能ですが、カビの範囲が広いと買取金額が大幅に下がる可能性があります。
カビを発生させないための対策として、以下の点に注意しましょう。
- 使用後は表面に乾布をすべらせてホコリや皮脂を拭き取る
- 濡れたタオルやハンカチを入れっぱなしにしない
- 長期間使わないときは付属の保存袋に入れ、湿気のない暗所にしまう
このような日常的なケアを行うことで、ルイ・ヴィトンの製品を良好な状態に保ち、高額買取に繋げることができます。
下記ページではルイ・ヴィトンの詳しい買取情報や弊社の買取実績をご覧いただけますので、買取をご検討されている方は参考にしてください。
ここまで、査定士がチェックするポイントと、普段からできる対策について解説しました。「ルイ・ヴィトンを高く売るコツ」について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
アイテムの状態とランクについて
ルイ・ヴィトンの買取金額は、アイテムの状態や付属品の有無、中古市場での相場などを総合的に判断して決定されます。ここでは、「ブラリバ」でのアイテムの状態に関する買取基準をご紹介いたします。
状態ランク | |
N | 新品〜未使用、新品未開封品 |
S | 未使用品であるが付属品などがそろっていない状態 |
SA | 試着程度の使用感がある、極めて状態の良いお品物 |
A | 使用感の少ない、比較的状態の良いお品物 |
AB | 使用感はあるが、目立つ汚れやダメージが少ないお品物 |
B | 着用感があり若千の汚れ・ダメージが見受けられるお品物 |
BC | 使用感の強いお品物 |
C | 汚れ・ダメージが多数見受けられ、難があるお品物 |
ブラリバでは、このような基準をもとに買取金額を決定しております。
ただし、Cランクに相当する状態のアイテムであったとしても、廃盤品や限定品の場合は高価買取させていただくケースもございますので、諦めずにぜひ一度ご相談ください。
ブラリバでの買取参考価格
ルイ・ヴィトンの製品を売却する際、買取価格がどの程度になるのか気になる方も多いでしょう。ここでは、ルイ・ヴィトンのバッグや財布・小物の代表的なアイテムの参考買取価格をご紹介します。ぜひ参考にしてください。
※掲載された金額は当社の買取実績に基づく参考金額となります。
※商品状態によって金額が変動いたします。買取金額を保証する内容ではございません。
バッグ
ダミエ LVリバーサイド N40050
【買取日】2022年6月
【買取金額】100,000円
【査定結果】Bランク
こちらのダミエ LVリバーサイドでは、持ち手のはがれ、角スレ、内側にも汚れが見られました。使用感はあるものの比較的きれいに保管されており、Bランクでの査定となりました。
またLVリバーサイドについては、付属のLVチャーム、ショルダーストラップがない場合、減額の対象となっているため、なくさず保管しておくようにしましょう。
モノグラム ネヴァーフルPM M40155
【買取日】2023年7月
【買取金額】35,000円
【査定結果】BCランク
全体的に使用感があり、持ち手には変形と黒ずみ汚れが見られます。また、角にはスレが確認できます。このバッグはかなり使用されたものであるため、今回の買取価格となりました。
モノグラム プチノエ M42226
【買取日】2023年7月
【買取金額】12,000円
【査定結果】BCランク
巾着形のノエは誕生してから80年以上経つ人気ラインです。こちらは持ち手の乾燥によるひび割れ、黒ずみ汚れ、底のスレ等が見られます。
近年はミニバッグのブームもありコンパクトなアイテムが注目されています。ノエの中でもプチノエは小さめなサイズで、普段使いしやすく人気があるためこの価格で買い取らせていただきました。
財布・小物
モノグラム ポルトフォイユヴィエノワ M61674
【買取日】2023年6月
【買取金額】10,000円
【査定結果】BCランク
外側は比較的きれいですが、内部の汚れが目立ち、とくに小銭入れの黒ずみが見られます。中生地が傷みやすい財布は、内部の状態も価格に影響します。
近年はバッグと同様コンパクトウォレットの需要も高いため、BCランクでの査定とさせていただきました。
ダミエグラフィット コインケース N63076
【買取日】2023年3月
【買取金額】7,000円
【査定結果】BCランク
ダミエグラフィットはメンズ向けラインですが、シンプルなモノトーン配色で男女問わず使用することができます。こちらのコインケースは目立つ傷や汚れはありませんが、使用感があるためBCランクでの査定となりました。
ルイ・ヴィトンはボロボロでも売れる
本記事では、ボロボロのヴィトンが売れる理由や買取額の実例をご紹介しました。
記事の要点を以下にまとめます。
- ルイ・ヴィトンは世界的に有名だから中古市場でも人気
- ボロボロでも売れるのは修理すれば長持ちするから
- 廃盤品や限定品は壊れていても高額で売れる可能性あり
- ダメージやカビが少ないほど高く買い取ってもらえる
以上となります。
「古いルイ ヴィトンを買い取ってもらえるだろうか?」と悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
「ブラリバ」ではボロボロのヴィトンをリペアしたのち、国内外に流通させています。壊れたアイテムも積極的に買取しておりますので、お悩みでしたらぜひお気軽にお問い合わせください!