中古市場で絶大な人気を誇る「ルイ ヴィトン」。
実は、きれいなアイテムだけでなく、壊れているものやボロボロのものも買取店で買い取ってもらえると評判です。
なぜボロボロの状態でも売却ができるのでしょうか?
この記事では、壊れていても売れる理由や、買取店で査定士がチェックする品物のポイント、買取額の実例をご紹介します。
お手元にある古いルイ ヴィトンを売りたいとお考えの方は、ぜひご一読ください!
ブラリバでは、どんな状態のルイ ヴィトンでも買取査定しております。最新の買取相場はこちらのルイ ヴィトン買取相場ページからご覧ください。
目次
1 ヴィトンならボロボロでも買い取れる理由は?
そもそもなぜルイ ヴィトンのアイテムはボロボロの状態でも買い取ってもらえるのでしょうか?
この章では、その理由を3つのポイントに分けて解説していきます。
1-1 圧倒的な需要の高さ
1854年の創業以来、ルイ ヴィトンはハイブランドとして世界中の人々から愛されています。
「知らない人がいない超有名ブランド」として君臨し続けているので、その人気度に比例して中古品も需要がとても高いのです。
安くゲットできるなら多少ダメージがあっても気にしないという人もいれば、中古市場でしか出回っていないレアな廃盤品や限定品が欲しいという人もいます。
そのため、ルイ ヴィトンの中古市場は巨大なマーケットを築いており、ボロボロなアイテムもそこそこの金額で取引されています。
1-2 修理すればきれいで長持ち
ルイ ヴィトンは物持ちがよいことで有名なブランドです。高級な素材を使用し、職人によってひとつひとつ丁寧に製作されているため、どのアイテムもとても丈夫で長持ちします。
また、ルイ ヴィトンは有料の「お手入れ・リペアサービス」を提供しており、直営店にアイテムを持っていけば修理を依頼することができます。
※ルイ ヴィトンの正規品に限る。
バッグの持ち手やスナップボタンの交換から、ヌメ革の張り替えまでしてもらえるので、ボロボロだったアイテムが見違えるようにきれいになることもあります。
なお、ルイ ヴィトンのリペアサービス以外の方法で修理をしてしまったあとは、正規のリペアサービスを受けられなくなる可能性があるため、注意が必要です。
1-3 古い型ならではの価値
ルイ ヴィトンは時代の流行に合わせてたびたび専属デザイナーを代えており、アイテムのデザインをマイナーチェンジすることも少なくありません。
たとえば、ボストンバッグの定番である「パピヨン」は、旧型だとショルダーベルトが短めでしたが、新型ではベルトが長めに変更されています。
【左が新型パピヨン、右が旧型パピヨン】
そのほかにも、ハンドバッグの代表「アルマ」や、シンプルな三つ折り財布の「ポルトトレゾール インターナショナル」もマイナーチェンジが繰り返されており、古い型は中古でしか手に入らなくなっています。
古い型にしかないオリジナリティを求めるファンも多いので、かなり古いものやボロボロのものでも価値がつくのです。
上記の3つが理由で、ボロボロのルイ ヴィトンも買取店で買い取ってもらえます。
中古でしか入手できないアイテムが欲しい人や、お直ししてでも使いたいと考える人がいるからこそ、ルイ ヴィトンのアイテムはどんな状態でも売ることができるのです。
次の章では、買取の際に査定士がチェックするポイントについて解説していきます!
2 ボロボロのヴィトンの査定ポイントは?
ここでは、買取店の査定士が古いルイ ヴィトンを査定する際にチェックするポイントをご紹介します。
ポイント | チェックされる理由 |
バッグの持ち手 | よく触る部分だからこそ汚れやすいから |
金具やファスナーの汚れや傷 | 金具のサビやファスナーの破損、金具の紛失がよく見られるため |
内側の生地やポケットのベタつき | 湿気が原因でベタつくことが多いため |
バッグ底辺の四つ角 | こすれや汚れなど劣化が激しい部分だから |
それでは、多くの方が気にされるであろうポイントを2つに分けて解説していきます。
きれいな状態を保つために普段からできる簡単な対策もあわせてご紹介しますので、参考にしてみてください。
2-1 傷や汚れ、破れがある
ルイ ヴィトンの製品がいくら丈夫にできているといっても、長く使っているとどこかしらに欠陥が出てしまうものです。
ここでは例として、ショルダーバッグや財布でよく見られる劣化と、使用する上での注意点について解説します。
ショルダーバッグ
・ショルダーストラップの破損
・開口部や底部のこすれ・破れ
・ヌメ革部分の変色
・バッグ内部の生地剥がれ
ルイ ヴィトンのショルダーバッグでは、上記のようなダメージがよく見られます。
重い荷物を入れたり、ショルダーの長さを変えようとベルト穴に何度も金具を通すと、ヒビ割れや破れの原因になりますので、使用の際には注意しましょう。
財布
・四つ角の破れ
・スナップボタンの故障
・カードポケットの破れ
・内側の生地の剥がれ
財布は頻繁に触れるものなので、収納部の端が破れてしまうことがよくあります。
なるべく同じポケットばかり使わないようにしたり、気になったときにルイ ヴィトンのリペアサービスに出すなど、優しく丁寧に扱いましょう。
2-2 カビが生えている場合
ルイ ヴィトンの定番であるモノグラムやダミエの表面は防水加工がされていて汚れにくいと評判ですが、ヌメ革部分やバッグの内側、ボタンやファスナーといった金属部分は湿気に弱く、比較的カビが発生しやすいです。
カビが生えていても売却は可能ですが、カビの範囲が広すぎると買取金額は大幅にさがってしまいます。
できるだけカビを発生させないために、普段から以下の対策をしておきましょう。
- 使用後は表面に乾布をすべらせてホコリや皮脂を拭き取る
- 濡れたタオルやハンカチを入れっぱなしにしない
- 長期間使わないときは付属の保存袋に入れ、湿気のない暗所にしまう
なお、弊社が運営する買取店「ブラリバ」では、カビのあるバッグを以下の金額で買い取った実績があります。
モノグラム モンテーニュBB M41055
【買取金額】107,000円
バッグの表面はきれいですが、内側に細かいカビが発生していたので、約10万円という買取金額になりました。
【カビ部分の写真】
モノグラム ビバリー M51121
【買取金額】18,000円
バッグの奥に大きめのカビが発生していたため、1万円台という買取金額になりました。
【カビ部分の写真】
上記のとおり、カビの程度にもよりますが、カビがある=売値がつかないというわけではないので、ブラリバまでお気軽にご相談いただければ幸いです。
下記ページからルイ ヴィトンの詳しい買取情報や弊社の買取実績をご覧いただけますので、買取をご検討されている方は参考にしてください。
ここまで、査定士がチェックするポイントと、普段からできる対策について解説しました。
ルイ ヴィトンを高額で売るコツ・お手入れ方法について詳しく知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください!
3 ヴィトンの買取基準は?
ルイ ヴィトンの買取金額は、アイテムの状態や付属品の有無、中古市場での相場などから総合的に判断して決定されます。
ここでは、アイテムの状態に関する「ブラリバ」での買取基準をご紹介いたします。
商品ランク | 状態 |
N | 未使用品。外箱、保存袋といった付属品がすべて揃っている。 |
S | 非常にきれいな中古品。外箱、保存袋といった付属品がすべて揃っている。 |
A | きれいな中古品。 |
B | 使用感や細かい傷がある中古品。 |
C | 目立つ傷や破損、カビがある中古品。 |
ブラリバでは、このような基準をもとに買取金額を決定しております。
ただし、Cランクに相当する状態のアイテムであったとしても、廃盤品や限定品の場合は高額買取させていただくケースもございますので、諦めずにぜひ一度お越しいただければ幸いです。
4 ボロボロのヴィトンの買取額の実例
4-1 モノグラム コンピエーニュ28 M51845
【買取金額】16,000円
【査定結果】B〜Cランク
【理由】
「コンピエーニュ」は持ち手がないタイプのセカンドバッグです。
こちらは外ポケットの内部にベタつきと生地剥がれが見られ、ファスナー部分が破損していたため、このような査定結果となりました。
ただし、このモデルは廃盤品で希少価値があるので、やや高めの買取金額となっています。
【ダメージ部分】
4-2 モノグラム キーポル55 M41424
【買取金額】10,000円
【査定結果】Cランク
【理由】
日焼けによる変色が全体に見られ、ファスナー部分が破損していたため、Cランクとなりました。
「キーポル」はルイ ヴィトンの中でも人気のある定番バッグで、細部のマイナーチェンジを繰り返しています。こちらは現行品と異なる旧型だったため、やや高めの買取金額となりました。
【ダメージ部分】
4-3 モノグラム アルマ M51130
【買取金額】12,000円
【査定結果】Cランク
【理由】
「アルマ」はルイ ヴィトンを代表するハンドバッグのひとつです。
ヌメ革部分に多数のシミがあり、底部の角が破れていたので、このような査定結果となりました。
この「アルマ M51130」は現在販売されていない旧型で希少性が高いため、通常より高めの金額をつけさせていただきました。
【ダメージ部分】
4-4 モノグラム ノエ M42224
【買取金額】14,000円
【査定結果】Cランク
【理由】
底面全体が変色している上、ショルダーストラップが完全に千切れてしまっていたので、Cランクという結果になりました。
「ノエ」シリーズは1932年に原型となるデザインが誕生して以降、ルイ ヴィトンを代表するバケットバッグとして人気があります。全体的に修理を施せば再販売できるため、このような買取金額となりました。
【ダメージ部分】
4-5 モノグラム バケットPM M42238
【買取金額】22,000円
【査定結果】Cランク
【理由】
バッグ底部と内側に多数のシミがあり、内側の生地がベタついていたので、このような査定結果となりました。
買取金額が2万円台と高額なわけは、こちらのモデルがすでに生産終了となっており、現行品のバケット型バッグが「ノエ」シリーズだけとなっているからです。
【ダメージ部分】
5 ボロボロのルイ ヴィトンの買取なら「ブラリバ」へ
弊社はブランド品の買取店「ブラリバ」を運営しております。
ブラリバでは、ルイ ヴィトンを含むブランドバッグ・財布を強化買取中です。
きれいなアイテムだけでなく、使用できないほど壊れた状態のアイテムもできるかぎり高額買取しております。
弊社は国外にも再販売ルートを持っているため、海外でのルイ ヴィトンの相場・需要も加味して査定をいたします。
もしお手元にボロボロになったルイ ヴィトンのお品物がございましたら、ぜひブラリバまでご相談ください。
店頭買取はもちろん、遠方の方も利用できる宅配買取・出張買取サービスもご用意しております。
ブラリバの買取方法については、以下のページをご確認ください。
6 ルイ ヴィトンはボロボロでも売れる!
本記事では、ボロボロのヴィトンが売れる理由や買取額の実例をご紹介しました。
記事の要点を以下にまとめます。
- ルイ ヴィトンは世界的に有名だから中古市場でも人気
- ボロボロでも売れるのは修理すれば長持ちするから
- 廃盤品や限定品は壊れていても高額で売れる可能性あり
- ダメージやカビが少ないほど高く買い取ってもらえる
お手持ちのバッグを少しでもご購入時の状態に近づけてから査定に出したい場合は、バッグのクリーニングサービスを利用するのも一つの手です。
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ブラリバ掲載記事はコチラ▶︎ https://www.reaqua.jp/media/1066#i-36
以上となります。
「古いルイ ヴィトンを買い取ってもらえるだろうか?」と悩んでいる方の参考になりましたら幸いです。
弊社の「ブラリバ」はボロボロのヴィトンをリペアしたのち、国内外に流通させています。
壊れたアイテムも積極的に買取いたしておりますので、お悩みでしたらぜひお気軽にお問い合わせください!