ルイ・ヴィトンは、アイテムの製造年が古くても高価買取が期待できるブランドと言われています。
本当に古いモデルが売れるのか、売れるとしたら実際いくらくらいになるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか？
この記事では、ルイ・ヴィトンの中古品が高く売れる理由、買取相場、高額で売るコツについて解説します。
優良な買取店の選び方や高値がつくモデルの特徴を知りたい方も、ぜひご参考になさってください。
ブラリバでは、新作からヴィンテージまで、さまざまなルイ・ヴィトンの買取実績をご紹介しています。最新買取相場を知りたい方はこちらのルイ・ヴィトン買取ページも要チェックです。
目次
1 古い型のルイ・ヴィトンの買取相場は？～バッグ～
1-1 モノグラム アルマ M51130
買取相場：10,000円〜100,000円
アルマはルイ・ヴィトンを代表する定番バッグです。
こちらのM51130はアルマの初期モデルで、現在は廃盤となっており希少価値が高くなっています。
現在販売されている復刻版のアルマPMやBBは細部がマイナーチェンジされており、ステッチの変更や内ポケットの位置移動、底鋲の追加などが行われています。
M51130は、初期モデルならではのオリジナリティを求めるファンの方々に人気のバッグです。
1-2 モノグラム パピヨン26 M51386
買取相場：18,000円〜50,000円
モノグラム パピヨンは、4代目当主『アンリ・ルイ・ヴィトン』が1966年に考案したバッグです。
何度かマイナーチェンジを繰り返しており、こちらのM51386は2002〜2011年まで販売されていました。
現行品のパピヨンとの違いは、ショルダーベルトの長さや内側の生地、金具の形など。
旧型であるM51386は、ころんとした筒状のフォルムと短めのショルダーベルトが個性的で、今もなお多くのファンから愛されています。
1-3 モノグラム トロカデロ M51272
買取相場：15,000円〜55,000円
モノグラム トロカデロは、スクエア型のショルダーバッグです。
開口部が大きく開くうえ、収納量が抜群なので人気があったのですが、2014年にモデル自体が廃盤となってしまいました。
近年流行しているカジュアルファッションに似合うデザインのショルダーバッグなので、廃盤になったあとも注目されています。
1-4 モノグラム キーポル50 M41426
買取相場：20,000円〜105,000円
キーポルは1924年に発売されて以来、旅行用バッグの代表モデルとして長いあいだ人気を博してきました。
2,3泊の旅行にぴったりのサイズで、ソフトな素材でできているため、折り畳めばスーツケースにおさまるといった利点があります。
こちらは現在も販売されているモデルですが、ルイ・ヴィトンの中でも有名なバッグなので古い型でも需要が高いです。
1-5 キーポル バンドリエール55 M41414
買取相場：27,000円〜107,000円
キーポル バンドリエールは、定番のモノグラムやダミエ柄から、珍しいグラフィックプリントやキルティングまで、さまざまなデザインが発売されているシリーズです。
通常のキーポルとの違いは、専用のショルダーストラップを取り付けられること。
こちらのキーポル バンドリエール55 M41414は現行モデルですが、使いやすく幅広い層から人気があるため、古い型も需要が高くなっています。
2 古い型のルイ・ヴィトンの買取相場は？～財布～
2-1 ポルトトレゾールインターナショナル M61215
買取相場：1,000円〜40,000円
シンプルなフォルムの三つ折り財布で、カードポケットが8個、小ポケットが2個、ペンホルダーが1個ついており、実用性が高いのが特徴。開口部はスナップボタン式です。
飽きのこないデザインなので、男女両方から人気があります。
何度かマイナーチェンジを繰り返しましたが、現在はモデル自体が廃盤となっています。
2-2 ポルトモネ ジップ M61735
買取相場：1,000円〜19,000円
ポルトモネ ジップ M61735はスナップボタン式のミニ財布で、小銭入れと3つの内ポケットがついたシンプルな形状をしています。
札入れがついていないため、キャッシュレス派の人に最適のデザインといえますが、現在は廃盤となっており中古市場でしか手に入らなくなっています。
2-3 ポルトモネ ビエ カルトクレディ M61652
買取相場：500円〜40,000円
ポルトモネ ビエ カルトクレディはコンパクトな二つ折り財布で、札入れと小銭入れ、カードポケットが4個ついています。
必要なものはすべて入れたいが、なるべく荷物を少なくしたいという方にぴったりのお財布です。
2-4 ポルトフォイユ コアラ M58013
買取相場：4000円〜35,000円
フラップオープン式の金具が、コアラの鼻のような形をしているのが特徴的なモデルです。
二つ折り財布で、9つのカードポケットと2つの小ポケットがついているため、収納力が高いのが魅力。
同シリーズでダミエ柄とダミエアズール柄のモデルもありましたが、現在はすべて廃盤となっています。
2-5 モノグラム ポルトフォイユ ウジェニ M60123
買取相場：600円〜13,000円
前述したポルトフォイユ コアラと同じ形の留め具がワンポイントとなっている三つ折り財布。
カードポケットが12個もついており、カードをたくさん持ち歩きたい人にぴったりのデザインです。
なお、ウジェニというモデル名は、ルイ ヴィトンのトランクを愛用していたナポレオン3世の妻『ウジェニ』にちなんで名付けられました。
こちらも正規店で購入できなくなってしまったレアな廃盤品です。
上記モデル以外でルイ・ヴィトンの財布の買取実績や相場などが気になる方は、下記ページをぜひチェックしてみてください。
3 古い型のルイ・ヴィトンが高く売れる理由は？
そもそもなぜルイ・ヴィトンのアイテムは古い型でも高く売れるのでしょうか？
この章では、その理由を5つのポイントに分けて解説していきます。
3-1 ヴィトンは中古でも需要が高い
ルイ・ヴィトンは歴史が長く、今や世界中で知られている高級ブランドです。
これまで積み上げてきた実績と評判があるため、人気が落ちるということはまずなく、中古市場でも群を抜いて人気があります。
また、「新品は高くて手が届かないから中古品を購入したい」という層もいるため、中古品の需要が高くなっています。
ルイ・ヴィトンのこれまでの歴史と人気の理由について詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひ参考にしてみてください。
＞＞【2023年最新】ルイ・ヴィトンのレディースバッグ人気ランキングTOP10！人気理由も解説
3-2 廃盤品はファン必須のレアアイテム
ルイ・ヴィトンはコレクションやモデルの種類が多く、シーズンごとに多数の新作アイテムを発表するため、当然ながら廃盤となるアイテムも多いです。
生粋のヴィトンファンには廃盤品もすべてゲットしたいと考える方もいて、廃盤品は希少価値の高いレアアイテムとなっています。
もちろん廃盤品は中古でしか手に入らないため、中古市場で需要が高く、高値で取引されています。
3-3 ヴィンテージアイテムがトレンド入り
出典：Instagram
昨今はカジュアルファッションの流行とともに、古着やヴィンテージバッグ・財布もトレンド入りしています。
SNSではヴィンテージバッグをポイントにしたコーディネートを投稿している若者が多く、ちょっとしたブームとなっています。
また、ヴィンテージ品は数が少ないため、ほかの人と持ち物がかぶることを忌避する人々のあいだでも需要が高いです。
3-4 ヴィンテージは海外でも流行
近年、ヴィンテージバッグや財布は海外でも流行しています。
海外の人々は古いものでも大事に使うため、ヴィンテージ品にも高い需要があります。
もともと日本人が持っていたルイ ヴィトンのバッグ・財布が海外に流通して再販売されるケースも多いため、ルイ ヴィトンは買取店などで高く売れやすいのです。
3-5 メンテナンスすれば長持ちする
ルイ・ヴィトンの製品は、高級な素材を使用して緻密な縫製技術で作られているため、丈夫で長持ちします。
また、汚れてしまったり壊れてしまったりしても、正規店やバッグの修理店で直してもらえるので、長く使い続けることができます。
きちんとメンテナンスすれば長持ちするから、古い型も人気が高いのです。
ここまで説明した5つの事柄が理由で、古い型のルイ ヴィトンは高値で売買されています。
続いて、次の章では今売り時のアイテムをご紹介していきます。
4 今売り時のルイ・ヴィトンのアイテムは？
4-1 キーポル バンドリエール50 M41416
買取相場：約49,000円
1章で紹介したバンドリエールよりひとまわり小さいサイズのバッグです。
こちらは現行モデルですが近年人気があがってきており、買取相場が上昇しています。
2021年には38,000円ほどだった買取相場が、現在は49,000円前後になっているので、売るなら今が最適のタイミングといえます。
4-2 コンピエーニュ28 M51845
買取相場：約25,000円
こちらは持ち手がなくすっきりとしたフォルムで、セカンドバッグとして使いやすいアイテムです。男性はちょっとした手荷物に、女性は大きめのポーチとしても使用できます。
2021年の買取相場は5,000円ほどでしたが、現在の相場は25,000円前後となっています。
4-3 ポルトフォイユサラNM2 N61735
買取相場：約16,000円
軽やかなダミエアズール柄が可愛らしい長財布です。
ダミエアズールのカラーは若い女性によく似合うので、中古品でもいいから安くゲットしたいという若年層の間で人気が上昇しています。
2021年には9,000円ほどだった買取相場が、現在は16,000円くらいまで上昇しています。
ここまで、今売り時のアイテムをいくつかご紹介しました。ルイ・ヴィトンの定価・中古価格は年々上昇傾向にありますので、上記で紹介した品物以外も昔より相場があがっている可能性があります。
5 古い型のルイ ヴィトンを高く売るためのポイントは？
5-1 売却前にメンテナンス
買取店へ査定に出す際、もっとも大きく左右するのは「お品物の状態」です。
きれいな状態であればあるほど査定額は高くなるので、売却前にメンテナンスに出すのがおすすめです。
ただし、メンテナンス費用が高額な場合、売値から差し引くとかえって損をしてしまうケースもあるので、メンテナンス費用が高そうなときはそのままの状態で査定に出すことを推奨します。
5-2 付属品が揃っているかどうか
出典：Instagram
付属品が揃っているかどうかも重要なポイントで、すべて揃っていると買取価格がアップすることが多いです。
付属品には、購入時についてきた外箱や保存袋、アイテムによってはカデナや鍵、チャームなどが含まれます。
なお、ルイ ヴィトンはもとから商品に対して保証書（ギャランティーカード）を発行していないので、保証書はなくて大丈夫です。
5-3 複数の買取店で査定
すこし手間ではありますが、複数の買取店で査定してもらって相見積もりをとるのも得策です。
同じルイ ヴィトンの製品であっても買取店によって査定額は異なるので、お店を数軒回って、一番高い査定額を出してくれたところに売りましょう。
なお、他店での査定額を伝えれば、それより高い金額を提示してくれるお店もあるので、価格の交渉も重要です。
ここまで、古い型のルイ ヴィトンを高く売るためのポイントを解説してきました。
ルイ ヴィトンを高く売るコツについてさらに詳しく知りたい方は、以下の記事もチェックしてみてください。
＞＞ルイ ヴィトンを高く売る4つのコツ|おすすめの買取方法から買取店の選び方まで徹底解説
6 高額買取されるモデルの特徴は？
ルイ ヴィトンは人気の高いブランドなので、どのアイテムにもある程度の値段がつきますが、とくに高額買取されるモデルには2つの特徴があります。
1つ目は「すぐにルイ ヴィトンだとわかる定番のデザインであること」です。
ルイ ヴィトンの定番柄といえば、モノグラムやダミエ、ダミエアズールなどが有名です。
これらのデザインは中古市場で絶大な人気を誇っているので、高額買取が期待できます。
出典：Instagram
2つ目は「他社ブランドやアーティストと共同で製作されたコラボアイテム」です。
コラボアイテムは基本的に限定生産なのでゲットしにくく、少ない供給に対して需要が高くなりがちです。
とくに、人気ブランド「シュプリーム」とのコラボ商品は希少価値が高く、中古品がプレミア価格で売買されています。
たとえば、こちらの「クリストファーPM」というバックパックは、発売時の定価は436,000円ほどでしたが、現在の買取相場は750,000円前後で、倍近い値段で取引されています。
【ルイ ヴィトン×シュプリーム クリストファーPM】
また、日本人アーティスト『村上隆』さんとのコラボアイテムも人気で、こちらの「MOCA限定ネヴァーフルMM M95560」の買取相場は約220,000円となっております。
【MOCA限定ネヴァーフルMM M95560】
ブラリバではルイ・ヴィトンの買取に力を入れており、上記モデルはもちろん、それ以外のモデルも幅広く高値で買取しています。ブラリバでの買取実績を知りたい方は、こちらのルイ・ヴィトン買取ページをご覧ください。
7 売却するお店の選び方は？
7-1 ルイ・ヴィトンの買取実績が豊富かどうか
ルイ ヴィトンのアイテムをなるべく高く売るには、ルイ ヴィトンの買取実績が豊富なお店がおすすめです。
その理由は、
- 買取実績が豊富＝ルイ・ヴィトンに関する専門知識を持つ査定士がいる
- サイトに掲載される買取実績からおおよその買取額が事前にチェックできる
- 買取実績から売却できるアイテムがわかる
逆に、バッグ買取を専門としていないお店や、ルイ ヴィトンを取り扱っていないお店に持っていくと、アイテムの価値をわかってくれず安い値段しかつけてくれないという危険性があります。
なので、ルイ ヴィトンを売却する際は、買取実績が豊富なお店を選びましょう。
7-2 社内リペアができるか
一部の買取店は、ブランド品の補修や修繕といったリペアに対応しています。
こういったお店は、アイテムに汚れや破損部分があったとしても、ブランドとしての価値を認めて高く買い取ってくれる可能性が高いです。
7-3 販売経路の多さ
買い取ったブランド品の販売経路を国内外にたくさん確保しているお店は、ブランド品を高く買い取ってくれる可能性が高いです。
なぜかというと、前述したように中古ブランド品は海外でも人気が高いため、海外にも再販売ルートを持っている買取店は古いモデルも積極的に買い取ってくれるからです。
8 古いルイ・ヴィトンは買取需要が高い
この記事では、古い型のルイ ヴィトンの買取相場や高額で売るコツ、買取店の選び方について解説しました。
記事の要点をまとめると以下のようになります。
- ルイ ヴィトンは世界的な有名ブランドなので中古品も人気
- 定番のモノグラム柄やダミエ柄は高く売れやすい
- 廃盤品やヴィンテージ品、コラボ商品は中古市場でしかゲットできないため需要が高い
- きれいな状態のアイテムや付属品が揃っているものは高額買取されやすい
- なるべく高く売りたいなら複数の買取店で査定するのがオススメ
もしお手元に売ろうか迷っているルイ ヴィトンのアイテムがございましたら、ぜひこの機会にブラリバまでお問い合わせください！
査定の手数料や宅配買取の郵送料、出張買取の出張費はすべて無料ですので、お気軽にご利用いただければ幸いです。
