近年、金は値上がりを続け、2023年には初の1グラム10,000円を突破しました。金相場が高騰している今、お手持ちの金を売ろうと考えている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、金を売却する際にどこで売るのがお得かを解説します。また、金の売却に必要な書類や売却時の注意点など、金を売る際に役立つ知識も紹介します!
金の売却を考えている方は、事前に買取価格相場をチェックしておくのがおすすめです。下記ページでは各種貴金属の最新の買取相場の確認や、お持ちの金の参考買取額を算出することができます。ぜひご活用ください。
金はどこで売却すればいい?
金を売却する際、最も気になるのは「どこで売ればいいのか?」という点です。金の売却場所は多岐にわたり、それぞれの方法にはメリットとデメリットが存在します。ここでは、それぞれの売却先の特徴を解説します。
金地金商で売る
金地金商は、金やその他の貴金属を取り扱う業者のことです。金や貴金属を専門に取り扱っているため、専門的な知識と経験を持つプロフェッショナルといえます。
金地金商のメリット
- 専門的な知識を持っているため、正確な評価が期待できる。
- 金の純度や重さに基づいた適正な価格を提示してもらえる。
金地金商のデメリット
- 一般的な買取店に比べて立地が限られる可能性がある。
- 宅配買取や出張買取は受け付けていないことが多い。
中古品買取業者で売る
中古品買取業者は、金や貴金属以外にも、ブランド品など幅広いアイテムを取り扱っており、手軽に金を売却することができます。
中古品買取業者のメリット
- 手軽にアクセスでき、店頭買取以外にも便利な買取方法がある。
- 宝石などの価値も評価してくれるところもある。
中古品買取業者のデメリット
- 金や貴金属に詳しい業者を選ばないと、買取価格が低くなる可能性がある。
リサイクルショップで売る
リサイクルショップは地域に密着した店舗が多く、多くの品物を取り扱っているため、買取が初めての方でも足を運びやすい場所です。
リサイクルショップのメリット
- 地域密着型でアクセスしやすい。
- その他の不用品も一緒に売却できる。
リサイクルショップのデメリット
- 金の専門知識に乏しく、高価買取は難しい場合が多い。
フリマアプリ・ネットオークションで売る
フリマアプリやネットオークションでは、自分で価格を設定し、直接買い手と取引を行います。
フリマアプリ・ネットオークションのメリット
- 自分で価格を設定できる。
- 幅広い層の買い手と直接やりとりができる。
フリマアプリ・ネットオークションのデメリット
- 確実に売れるとは限らない。
- 発送や取引の手間がかかる。
金の売却方法とは?
金を売却する際には、どこで売るかだけでなく、売却方法もポイントです。ライフスタイルや売却の量など、自分の都合に合わせた売却方法を選びましょう。ここでは、金の売却方法について紹介します。
その場で換金できる店頭買取
店頭買取は、店舗に直接金を持ち込んで査定を受け、その場で現金として受け取る方法です。急ぎの場合や緊急の資金が必要なときに便利ですが、店舗まで物理的に足を運ばなければならないため、遠方に店舗がない場合には不便かもしれません。
また、 大量の金を売却する場合は重いものを運ぶ必要があることと、防犯上の懸念があるため、あまり店頭買取はおすすめできません。
量が多いときに便利な出張買取
自宅に査定士が来てくれる出張買取は、大量の金を売却する場合に便利な方法です。大量の金を店舗まで運ぶ必要がなく、自宅の安心できる環境で査定を受けられます。
ただし、出張買取を利用するには、事前に業者とのアポイントメントを取る必要があります。また、自宅に業者を招かなければならないため、プライバシーやセキュリティが気になるという方には不向きです。
忙しい人にピッタリの宅配買取
宅配買取は、自宅から金を発送し、業者が査定後に振り込みを行う方法です。自分のタイミングで発送が可能なので、忙しいスケジュールの人にとっては非常に便利な買取方法です。
ただし、商品が配送中に紛失または損傷するリスクがあるため、宅配買取の保険がついている業者を探すのがおすすめです。
金の売却に必要なもの
金の売却には身分証明書が必要になります。金は高額商品のため、トラブル防止の為厳格な本人確認が必要です。
本人確認に必要な書類は個人と法人によってそれぞれ異なります。
個人の場合は、免許証やパスポートなど、顔写真付きの身分証明書(写真つき公的証明書)1点もしくは、公的機関発行の顔写真がない身分証明書が2点以上必要です。
なお、2020年2月4日以降に発行されたパスポートは、所持人記入欄が廃止されて現住所の記載がないため、現住所が記載された補完書類が必要となります。
法人の場合は、登記事項証明書(現在事項全部証明書・履歴事項全部証明書)もしくは印鑑登録証明書が必要です。また、買取手続きに来た本人の身分証明書も必要となります。
金の売却に必要な書類について、詳しく知りたい方は以下の記事も参考にしてください。
金を売却するときの注意点
金を売却するときには、業者探しや税金、手数料など、いくつかの注意点があります。ここでは、金を売却する際の注意点について詳しく解説します。
信頼できる買取業者を探す
金を売却する際、最も重要なステップのひとつは信頼できる買取業者を選ぶことです。金買取は相場や品位についてなどさまざまな知識が求められるため、金専門に取り扱う業者や、金に詳しい査定士がいる業者を選ぶのがおすすめです。
信頼できる買取業者の見分け方としては、ホームページに最新の金相場や買取実績を掲載しているかどうかがポイントです。買取価格に自信がある業者はきちんと情報を公開しているので、しっかりとチェックしましょう。
金の売却にかかる税金や確定申告に注意
金を売却する際、税金や確定申告に関する知識は非常に重要です。個人が金を売却した場合、金の売却益は譲渡所得にあたるため、金の売却によってかかる税金は総合課税で計算されます。金の売却益が50万円以下の場合は税金が控除されますが、それ以上の金額となった場合は確定申告が必要となります。
また、個人の場合でも営利目的で何度も金を売って得た利益は雑所得となり、事業として金の売却を行ったときは事業所得になるなど、状況によって税の種類と計算が変わることがあります。金の売却で利益を得た場合は、専門家に相談して、確定申告を忘れないようにしましょう。
金の税金や確定申告については、以下の記事も参考にしてください。
金の買取手数料の有無を確認する
金の買取においては、手数料がかかる場合があります。手数料は業者によってそれぞれ異なり、一概に比較が難しいポイントです。例えば、手数料ゼロの業者でも、その分査定額が低いということもあります。高く買い取ってくれる業者を探すには、複数の業者を比較するのがおすすめです。
金の買取手数料については、以下の記事も参考にしてください。
金を高く売るポイント
金を売却するなら、できるだけ高値で売りたいと考えるのは当然のことです。実は、金を売るときには高く売るためのポイントがあります。ここでは、金を高く売るためのポイントについて紹介します。
相場を確認して高いときに売る
金を高く売るためには、相場の動向を把握し、価格が高い時期に売却することが重要です。金を売ろうと思ったら、まずは地金商や金買取業者のサイトで、最新の相場を確認しましょう。金の価格は日々変動します。相場情報をこまめに確認し、価格が高騰しているタイミングを見逃さないようにしましょう。
ただし、高値を待ちすぎることで、価格が下がる前に売却しそびれることもあります。「いくら以上になったら売る」など、自分なりの目安を付けておくのもおすすめです。
付属品があれば揃えておく
金を高く売るには、付属品や証明書を揃えておくことも大切です。金の地金(インゴット)の場合は刻印が入っていますが、購入証明書などがあれば、金の価値をより証明する材料になります。
また、金のジュエリーの場合は鑑定書やブランドの箱などがあると買取価格がアップする可能性があります。
できるだけきれいな状態で売る
金製品の状態も、買取価格に影響があります。地金の場合は、重さが目減りするほどの傷などがなければそれほど問題ありませんが、宝飾品の場合は状態が非常に重要です。日頃から丁寧にお手入れをして、傷や汚れがない状態で査定に出すことで、高額査定が期待できます。
業者によってはまとめ売りがお得
金を高く売却する方法の一つとして、業者によってはまとめ売りがお得な場合があります。業者はまとめて売ることで買取の手続きや計算の手間が省けるため、その分を買取額に還元してくれるからです。売りたい金が複数ある場合は、まとめ売りで特典がつく業者を探すといいでしょう。
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