金メッキ製品は買取できる?金との見分け方や高く売るコツも紹介

金メッキは金と見た目が似ていながら、金よりも安価で貴金属の輝きを楽しめるのが特徴の素材です。しかし金ほど高く売れるイメージはなく、「金メッキ製品は買取できるの?」と考える方も多いのではないでしょうか。

そこで本記事では金メッキは買取してもらえるのか」「高く売れる金メッキ製品は何なのか」などの疑問を、金メッキに関する基礎的な知識を交えながら解説します。

最近は金相場の値上がりが激しく、金買取の需要も高まっています。金メッキ製品をお持ちの方は、現在の価値をチェックしておくとよいでしょう。下記ページでは、各種貴金属の買取相場価格が確認できますのでぜひ参考にしてください。
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金メッキや金張りとは?

ラグジュアリーな輝きを見せる金色の製品の中には、別の金属に金を貼り付ける加工が施されているものがあります。加工の種類は、大きく分けて「金メッキ」と「金張り」の2種類があります。

金メッキとは、金属の表面に電気分解や化学反応によって金の膜をつけることです。アクセサリーやジュエリー、楽器などに多く用いられる加工技術であり、漢字では「鍍金(ときん)」と表記されます。

一方で金張りとは、薄い板状の金を別の金属に貼り付けることです。金メッキは金の膜を貼るのに対して金張りは金の板を貼り付けるので、金メッキよりも多く金の量を用います。また電気を用いる金メッキよりも熱で圧着する金張りの方が耐久性が高いのが特徴ですが、金メッキよりも高価です。

どちらも「偽物の金」といわれることがありますが、表面に使用されている金は紛れもなく本物の金です。これらの加工技術は金ならではの豪華な色味を楽しみながら、大幅にコストカットが実現可能な手法として多くの製品に用いられています。

また金メッキ製品には「GP(Gold Plated)」、金張り製品には「GF(Gold Filled)」という表記が施されています。例えば18金のメッキを使用している場合は「K18GP」、24金の金張りを使用している場合は「K24GF」という表記になります。


金メッキや金張り製品の金としての価値

金メッキや金張りが施されている製品に含まれている金の量は、非常に微量です。金のみを抽出して再加工するコストを考慮すると、金メッキや金張りの金としての価値はほとんどないに等しいといえます

金メッキ製品を単体で買取業者に持っていっても、査定を断られる可能性がほとんどです。大量に持ち込めば買取可能としているところもありますが、そもそも個人で大量に金メッキ製品を持っていることは稀なのであまり現実的ではありません。


金メッキや金張り製品で高く売れるものの特徴は?

基本的に金メッキや金張り製品に金としての価値はほとんどありませんが、ある条件が着くと高く売れるものもあることをご存知でしょうか。高く売れる金メッキ製品の特徴は、以下の2点です。

  • 希少価値やデザイン性が高い
  • 宝石部分の価値が高い

上記の特徴について、以下で詳しく解説します。

宝石部分の価値が高い

宝石がついている金メッキのアクセサリーやジュエリーなどの場合、付属の宝石の価値が高いものは比較的高額で売れる傾向にあります
買取業者によっては貴金属だけでなく付属の宝石まで査定の対象としているところもあるので、金メッキ製品を買取に出す際にはジュエリーなどを総合的に査定している業者に依頼するのがおすすめです。

希少価値やデザイン性が高い

先述のように高価な宝石が使用されていなくても、デザイン性が高いものや希少価値のあるもの、人気ブランドの金メッキ製品は高く売れる可能性があります
買取価格は需要に対して入手が困難であるものほど買取価格が高い傾向にあることから、金としての価値がなくても高価買取が実現できる可能性があります。


金と金メッキの見分け方

金メッキ製品は中身こそ違う金属ですが、表面に貼られているのは本物の金です。したがって金製品と金メッキ製品の区別がつかない方も少なくありません。そこで本章では、金製品と金メッキ製品の見分け方について詳しく解説します。

磁石を近づけてみる

多くの金属製品は磁石を近づけてみるとくっつく性質がありますが、金製品は磁石に近づけても反応しません。金メッキ製品の場合は中の金属が鉄、コバルト、ニッケルだと磁石に反応するので、そこで区別がつきます。

ただし金メッキの中身の金属が銀や銅の場合は磁石に反応しないので、別の方法も併せて試す必要があります。

刻印を確認する

製品の表面に記されている刻印でも判断することが可能です。金製品の場合は「K18」「K24」などと記されており、金メッキ製品の場合はその後ろに「GP」、金張りは「GF」と記されています。

表面の色味を見る

金メッキ製品は金製品と比較して、表面の色味が薄く暗く見えるのが特徴です。純金は橙色に黄色が混ざったような明るい色味が特徴ですが、他の金属成分が多いほど金ならではの明るみが薄れた暗い色味になってしまいます。


金メッキを高く売るコツ

基本的に金メッキ製品には金としての価値はほとんどないに等しく、買取業者にも査定を断られるケースがほとんどです。しかし大量に売却したり希少価値の高いものであれば、高価買取が期待できます。

そこで本章では、金メッキ製品を少しでも高く売る方法を3つご紹介します。

日常的にお手入れをする

金メッキ製品には金ならではの豪華な輝きがありますが、長期間使用すると皮脂や汚れなどでくすんでしまいます。そのため日常的なお手入れを施すことで、少しでも綺麗な状態を保つようにしましょう

基本的には、柔らかい布でやさしく拭くだけで大体の皮脂や汚れは落ちます。強く拭いてしまうと金メッキの膜がすり減ってしまう可能性があるので、注意しましょう。

それで皮脂や汚れが落ちない場合は、中性洗剤を溶かしたぬるま湯で汚れを落とすのも効果的です。その際はぬるま湯を流した後に、すぐ乾いた布で拭くようにしましょう。

ブランド・宝石買取の実績が豊富な買取業者を選ぶ

買取業者に依頼する際は、なるべくブランドや宝石関係の買取実績が豊富な業者を選ぶようにしましょう。金メッキそのものはほとんど金としての価値がないため、製品自体の希少価値や宝石の価値に精通している業者でないと高く売ることはできません。

買取実績は買取業者が運営している公式サイトで確認することができるので、あらかじめ確認してから依頼するようにしましょう。

複数の買取業者に査定依頼する

ブランドや宝石の買取に精通している買取業者がおすすめですが、その上で複数の買取業者に依頼してみるとよりいいでしょう。買取業者によって査定ポイントや査定にかかる手数料などが異なるので、その違いが買取価格の差につながります。

査定に時間をかけられない方では、公式サイトに掲載されている買取価格を参考にしてみるのも有効的です。複数の買取業者の買取価格を知ることで大まかな相場を把握することが可能なので、1社で満足せず他社と比較してみましょう。

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金メッキや金張り自体には金としての価値はそこまで高くありませんが、希少価値が高いものや付属の宝石の価値が高いものは高く売れる可能性があるので、一度買取業者に相談してみるのがおすすめです。

買取業者の選び方についても少し解説しましたが「それでもどこを選べばいいかわからない」という方も多いのではないでしょうか。そこでおすすめなのが、ブランド買取店の「ブラリバ」です。

ブラリバでは金の価値だけでなく、デザインや付属の宝石などその製品本来の価値をしっかりと見定めるので、金メッキ製品でも高価買取が実現する可能性は十分にあります

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