世界で活躍するDIORのデザイナー6選!歴代デザイナーはここで分かる

2019年キム・ジョーンズがデザイナーに就任し、世間で話題になったDIOR。
服飾、バッグ、革製品、宝飾品、時計、コスメ、香水など幅広く商品販売しているブランドです。
最近はナイキとのコラボ発表し、ストリート系に足を踏み入れ、ファッション業界を沸かしております。
今回はそんなDIORのデザイナーについて語っていきたいと思います。

まずは歴代デザイナーを一覧でご紹介します。

就任期間デザイナー
1946年~1957年クリスチャンディオール(Christian Dior)
1957年~1960年 イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)

1960年~1989年
1970年~1989年

 マルク・ボアン(Marc Bohan)
1989年~1996年ジャンフランコ・フェレ(Gianfranco Ferré)
1996年~2011年 ジョン・ガリアーノ(John Galliano)
2012年~2015年ラフ・シモンズ(Raf Simons)
2016年~マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)
1989年~2000年 パトリック・ラヴォワ(Patrick Lavoix)
2001年~2007年エディ・スリマン(Hedi Slimane)
2007年~2018年クリス・ヴァン・アッシュ(Kris Van Assche)
2018年キム・ジョーンズ(Kim Jones)

水色:男女両方のデザイナー

緑:メンズデザイナー

黄色:6選

ずっと女性専門の高級仕立て服を扱っていたクリスチャン・ディオールですが、マルク・ボアンの手によりメンズ部門を発表し高級プレタポルテ専門店として躍進を遂げます。
この記事では昔からずっと流行の中心にあり、大人気であり続けるDIORのデザイナーを6人選んでご紹介させていただきます。

DIORのデザイナーを知りたい方、ここさえ押さえておけば間違いないです。

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1 創設者『クリスチャン・ディオール(Christian Dior)』

出典:LVMH

名前:クリスチャンディオール(Christian Dior)
生年月日: 1905年1月21日
出身地: フランス/マンシュ県/グランヴィル
職業:ファッションデザイナー、経営者
着任期間:1946年~1957年

クリスチャン・ディオールの創設者であるクリスチャン・ディオール。彼はフランスの裕福な家系に生まれました。
政治学院に通っていたクリスチャン・ディオールはシュルレアリスム(文学・芸術運動)に感化され、画廊を開設しました。この運動がきっかけとなりファッション業界に身を移してリュシアン・ルロンの元で働くようになります。
凄腕デザイナーの元での働きが実業家のマルセル・ブサック(繊維王)の目に留まり、1946年に自身のブティックをオープンしたのがDIORの始まりなのです。

1-1 創設者であり、DIORの原点。

クリスチャン・ディオールのコレクションはどれも新しく、当時のモードファッション業界に激震が走ります。

時は遡り第二次世界大戦の終わるころ、クリスチャン・ディオールは41mのシルクを贅沢に使用したアイテムが登場します。このアイテムは当時贅沢を求めていた女性たちにヒット、これまでのファッションを覆すようなデザインで色んな人から愛されるようになりました。

そして今までに無いデザインだったことから、そのスタイルは『ニュールック』と言われクリスチャン・ディオールの名前が世の中に知れ渡りました。
しかし当時は戦後間もないということもあり『シルクやウールといった高級素材を使うな』という批判が絶えないブランドでした。

これはフランスだけでなく、アメリカでも批判的なことが多く、ニュールックはマイナス評価にあふれかえっているのでした。
しかし、ハリウッドでニュールックが着られるようになってからはこの批判的な意見も収束を向かい、ニュールックから通常の洋服への変貌を遂げました。

1-2 クリスチャン・ディオールが生んだ名作4選

◆コロールライン

出典:moda 

◆ジグザクコレクション

出典:moda

◆Hライン

出典:High-Brands.com

◆Aライン

出典:High-Brands.com

どれも写真自体は古いですが、アイテムの構想自体は現代とそこまで変わらずアイテムが少し変わればオシャレに決まりそうなものがほとんどです。
コロールラインやジグザグコレクションはコルセットを着用して女性のくびれと胸元を主張し女性らしさを前面に出すようなアイテムでしたが、Hライン以降はコルセットを着用しなくてもオシャレを出来るように変わってきました。

しかしHラインに関しては胸を目立たなくさせたアイテムとして『女性らしさをなくしてしまう。ニュールックとは正反対のアイテムだ』と言う批判で相次ぎました。
その後に登場したAラインでは小さい襟元、肩幅、下に向けて広がるシルエットのAラインはとても可愛らしいデザインでかなり人気なアイテムで有名となりました。

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2 天才『イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)』

出典:inspiration to creation

名前:イヴ・サンローラン(Yves Saint-Laurent)
生年月日: 1936年8月1日
出身地:フランス領アルジェリア
職業: ファッションデザイナー
着任期間: 1957年~1960年

ブランド、イヴ・サンローラン(SAINT LAURENT)の創設者で『モードの帝王』と呼ばれた天才ファッションデザイナーのイヴ・サンローラン。
1936年8月1日、フランス領アルジェリアで中流階級の両親の元に生まれます。子供の頃にパリに引っ越し、17歳の時にパリ・クチュール組合学校に入学しました。

その時に開催されたデザインコンクールのドレス部門でカクテルドレスを発表し、最優秀賞を受賞しました。
この最優秀賞を獲得したことにより、審査員のミッシェル・デブリュノフ(VOGUE:ディレクター)の目に留まり、クリスチャン・ディオールに紹介、そしてデザイナーとして迎え入れます。

2-1 ブランド「サンローラン」はDIORの元デザイナーだった

主任デザイナーとして着任したのはクリスチャンディオールの死後3年間というとても短い期間でした。
当時、イヴの出身地であるフランス領アルジェリアでアルジェリア独立戦争が行われていました。そのアルジェリア独立戦争で戦っていたフランス軍に徴兵される形でクリスチャン・ディオールのデザイナーを引退することとなりました。

このナイジェリア独立戦争での徴兵はクリスチャン・ディオールの創設に関わったマルセル・ブサックが暗躍したと言われております。
イヴ・サンローランとマルセル・ブサックは相性が悪く、イヴの事を良く思っていないマルセルがイヴを追い出すために無理やり兵役に就くように裏から手回しをしていたのです。

マルセル・ブサックはフランスの保守派で、デザイナー業界だけでなくフランスの中でも特に資産を持っている超大物であったため、このような手回しも容易にすることが出来ました。
ナイジェリア独立戦争ではイヴに対するいじめが行われ、ストレスの影響でフランスの精神病院施設に収容されました。神経衰弱を発症したイヴは精神病院で電気ショック療法などの治療を受け退院をします。

1962年、神経衰弱の完治と同時期にクリスチャン・ディオールを正式に去ります。
その後、イヴ・サンローランの恋人であるピエール・べルジェの出資により自身のブランドである『イヴ・サンローラン』を設立します。

2-2 イヴ・サンローランが生んだ名作『トラペーズライン』

出典:SIU REVIEW

裾広がりのシルエットのアイテムでトラペーズはフランス語で台形を意味します。
サンローランがDIORのデザイナーに着任した短い期間の間に産んだ名作トラペーズライン。末広がりなデザインはウエストを絞れば女性らしさを強調し、絞らなければゆったりとした可愛らしいデザインとなり、当時の女性に大人気でした。

流石モード界の帝王と言われるサンローランがデザインしたアイテムと言うこともアリ、トラペーズラインはファッション用語としても登録されております。

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3) 30年もの間デザイナーを担当した『マルク・ボアン(Marc Bohan)』

出典:Alchetron

名前:マルク・ボアン(Marc Bohan)
生年月日: 1926年8月22日
出身地:フランス/パリ
職業:ファッションデザイナー
着任期間: 1960年~1989年

アシェット出版社の編集者である父親と、帽子のデザイナーを担当してる母の元に生まれます。
小さい頃よりデザインに触れていたこともあり、名門の公立中学校Lakanalを卒業すぐに、デザインの勉強を行うためにロベール・ピゲやエドワード・モリヌーの元で働きます。

クリスチャン・ディオールのイメージが強いマルク・ボアンですが、実は一度だけ自分のお店を開きます。1953年に自分のお店を開き、コレクションを発表するのですが、この一度きりでお店を閉店させてしまいました。
翌年にジャン・パトゥのメゾンでデザイナーとして4年間働き、クリスチャン・ディオールには1958年に引き抜きされたのです。

3-1) 三代目デザイナーでメンズラインをスタート

サンローランが徴兵によりクリスチャン・ディオールを去った後に任命されたのはマルク・ボアンで、その着任期間は30年と超長期に及びました。
元々クリスチャン・ディオールが生きている時にニューヨークスタジオを頼まれるくらいかなり気に入られていたデザイナーで、当時を知る人からしたらマルク・ボアンの選択は必然でした。

現在のサンローランを見ると分かりますが、イヴ・サンローランという人物はかなり優秀でモード界の帝王と言われている人物です。その超大物であるイヴの後釜はマルク・ボアンにとって超プレッシャーとなりました。
しかしそのプレッシャーを物ともせず、スリムルックを発表してヨーロッパやアメリカなどファッションの中心地で話題となりました。

スリムルックは名前の通り細身でスリムなスタイル。女性のスタイルを強調できるようなアイテムで、過去のディオールが生んだアルファベットコレクションを彷彿させるようなデザインとなっており、当時の多くの女性を魅了しました。
また、マルク・ボアンはデザイナー着任30年の間に、Dior Monsieur(ディオールムッシュ)というメンズラインを始動させます。

今ではファッション業界をけん引するイメージのあるDIORですが、当時のDior Monsieurはパっとするようなデザインがなく、常に低迷しているようなブランドでした。
この低迷から回復に導いたのが後述するエディ・スリマンというデザイナーです。

3-2 マルク・ボアンが生んだ名作Iライン

 出典:FASHION PRESS

マルク・ボアンが生んだ名作にはサファリルックやマキシルックなどもございますが、一番の名作と言われるのはIラインでしょう。
IラインはAラインやHラインのような初代デザイナー『クリスチャンディオール』を継承したデザインでアルファベットコレクションをイメージするようなアイテムです。
とてもスリムで体の線がはっきりするようなデザインとなっており、女性らしさを強調させます。

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4 女性初デザイナー『マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)』

出典:FASHION NETWORK

名前: マリア・グラツィア・キウリ(Maria Grazia Chiuri)
生年月日: 1964年2月
出身地: イタリア/ローマ
職業:ファッションデザイナー
着任期間:2016年~

軍人の父とドレスメーカーの母の元にイタリアで生まれました。5人姉妹のキウリは母親の影響もあり、ヨーロッパ・デザイン学院に入学します。
1989年に卒業してからはFENDIのアクセサリーやバッグのデザインの経験を積みます。FENDIではメインアイテムとなっているバケットバッグの開発にも携わりました。

そして僅か2年という歳月でヴァレンティノのアクセサリー部門のデザイナーに就任します。ヴァレンティノでは創設者ヴァレンティノ・ガラヴァーニの引退や後任のアレッサンドラ・ファキネッティの早期辞任をきっかけに、2008年レディスラインのクリエイティブ・ディレクターに就任しました。
ヴァレンティノではレディース、メンズ、クチュールなどの部門を担当しキャリアを積み、2015年にCFDAインターナショナルアワードを受賞しました。

4-1 女性初のデザイナーで世界中を話題にしたマリアキウリ

2016年女性初のレディース部門クリエイティブ・ディレクターに就任。
今までDIORでは男性デザイナーが採用され、女性は採用されておりませんでした。長い歴史の中で初の快挙としてファッション業界に激震が走りました。

また、マリアキウリはヨーロッパ・デザイン学院に在学中からピエール・パオロ・ピッチョーリというデザイナーと一緒にデザインナー活動を行っておりました。この二人でのデザイナー活動は26年にも及び、このコンボ解消もかなり話題となりました。

4-2 マリア・グラツィア・キウリのプレタポルテコレクション

出典:Dior

2020~21年の秋冬コレクション。
エディ・スリマンのようなロックなテイストからモダンでクラシカルなアイテムまで盛りだくさんなデザインです。
また、マリアキウリはプレタポルテだけでなくバッグのデザインも行っております。

出典:FASHION SNAP

マリアキウリは名作のサドルバッグを復刻品として2018年に復活させ、その美しいデザインから注目を浴び話題となりました。
サドルのようなデザインのバッグはかなりオシャレで、荷物を少なくしている現代人にとってはベストなサイズでオススメです。

4-3 【おまけ】インターネットでバズってた異色コラボ

DIORは高級ブランドで洋服をメインで販売をしておりますので、ファッションに関わりのある靴や洋服とのコラボは誰も不思議に思わないかと思います。
実は最近DIORがコラボしたのは洋服や靴などのファッションブランドだけではございません。
イタリアのスクーターブランドである『Vespa』とのコラボも行っております。

出典:UP TO DATE

このコラボではDIORの象徴ともいえるパターンを採用し、ヘルメットやシートなどに使用されております。
日本では発売未定となっており、もしも購入するとしたらイタリアまで行く必要がありますが、面白い話として頭の片隅に入れておいてください(笑)

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5 デザイナー界の異端児『エディ・スリマン(Hedi Slimane)』

出典:HYPEBEAST

名前: エディ・スリマン(Hedi Slimane)
生年月日: 1968年7月5日
出身地: フランス/パリ/19区
職業:ファッションデザイナー/写真家
着任期間: 2001年~2007年

1968年フランスのパリに生まれたエディ・スリマン。
彼のデザイナーの原点は母親が運営していた仕立て福屋の影響によりエディはデザイナーの道を目指すようになります。

彼の母親はプロの仕立て服屋ということもあり洋服の扱いはかなりうまく、ジャケットを直すのにパターンをとる必要がないくらいの技術を持つ人でした。また、エディ・スリマンは写真家としても有名ですが、この写真家として姿も幼少期にカメラを手にしたことがルーツとなっております。

中学校はデザイナー専門学校ではなくパリ政治学院に入学しました。卒業後はルーブル美術学校に入学し、本格的なデザイナー人生を歩み始めます。
エディは自分に合う服がないという理由から16歳から服をリメイクして着るようになります。

5-1 ロックでセクシーなエディの世界。

エディ・スリマンと言うとロックでセクシーながらどこか子供的なデザインを思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
彼のデザインには音楽的な思想が含まれており、彼が好きなロックな音楽からデザインの着想を得ております。このロックスタイルが好きというのは写真家としてのスタイルにも現れております。

DIORオムを担当する前はイヴ・サンローランのディレクターを担当していたエディ。当時の知名度は全くといっていいほど少なく、今のような大物デザイナーと言うような立ち位置にはいませんでした。
そんな彼を有名にしたのはサンローランのジーンズラインです。

男性アイテムをあえて細身でシルエットをかっこよく見せるよう工夫されているジーンズラインは真新しいデザイン、シルエットで瞬く間に広まり、大人気アイテムとなります。
この細身のシルエットが世間にウケると、自分の好きなシルエットを前面に押し出したコレクションを発表し現在のエディを象徴するような、ロック、セクシーなイメージを作り上げたのです。

サンローランのデザイナー期間は1997年~2001年とかなり短い期間ですが、サンローランと言えばエディという印象を付けたくらい内容が濃く深く残るモノでした。

5-2 Dior MonsieurをDIOR HOMMEに変更!低迷からV時回復

サンローランでの優秀な出来事からエディ・スリマンの引き抜きを行います。
当時のディオールメンズラインはかなり低迷しており、名前を知らない人も多いくらいのアイテムでした。そこに突如現れたのが『DIOR HOMME(ディオールオム)』です。ファッションをかじっていた人であれば名前くらいは聞いたことがあるでしょう。

元々あった、Dior MonsieurをDIOR HOMMEに変更して新規一転ブランドとして生まれ変わらせます。
そして今までのDior Monsieurはモードでモダンな“いわゆる高級服”と言うようなものでしたが、DIOR HOMMEはそのような印象を全く気にしない“エディ節”前回のブランドとして誕生させます。

今まで保守的なアイテムが多かったディオールですが、このようなロックでセクシーな衣装というのが真新しく、多くの人をディオール好きに変貌させました。
そしてこの細身のシルエットデザインは大人気商品となるのですが、デザイナー界の皇帝であるラガーフェルドが着用したいがために42kgも減量を行い世間を揺るがせます。

この二つの出来事と当時ファッション業界の需要が高まり低迷していたディオールのメンズラインの景気はV時回復となり、モードファッション業界の中心に立つようなブランドとなったのです。

5-3 エディ・スリマンが生んだ名作デニム3選

◆ジェイク

◆コンバイン

◆赤さび

エディのDIORと言えばデニムです。
メンズのスリムデニムを広めた第一人者でDIORのメンズライン人気を加速させた要因の一つでもあります。
中古市場では約20年経った現在でも数万円で販売しており、かなり人気なアイテムと言うことが分かります。

状態さえよければもしも売りたいときにはさらに上がっている可能性も非常に高いので、コレクションとして所持しておいても良いでしょう。

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6 ストリート界の重鎮『キム・ジョーンズ(Kim Jones)』

出典:HYPEBEAST

名前:キム・ジョーンズ(Kim Jones)
生年月日: 1979年9月11日
出身地: イギリス/ロンドン
職業:ファッションデザイナー
着任期間: 2018年~

ロンドンに生まれ、幼少期を南米やアフリカで過ごし、大学はロンドン芸術大学に入学。芸術の基礎や3Dデザインを勉強しました。
大学卒業後にギミー5のデザイナーとして入社し、創設者のマイケル・コペルマンのもとでデザイナーを勉強し、この頃の出来事が後の『キム・ジョーンズ=コラボ』の基礎を作り上げます。

今のギミー5の創設者であるマイケル・コペルマンはストリートブランドをけん引しているA Bathing Ape、Supreme、Stüssyなどの卸をして活躍しており、このショップの経営者とかなり仲が良かったため、キム・ジョーンズも必然的に彼らと仲良くなります。

6-1 Louis Vuittonのプレタポルテを大人気にした重鎮

キム・ジョーンズと言う人物はLouis Vuittonのプレタポルテ史において最も活躍した人物です。
彼はLouis Vuittonでコラボを積極的に行い、普段Louis Vuittonを着用しない人やブランドに興味のない人、またストリートブランドにしか興味のない人など、Louis Vuittonとはかけ離れた客層の獲得に成功しております。

初年度はマサイチェックと言うマサイ族が着用しているアイテムから着想を得たアイテムを発表し、中田英寿がインタビューで着用したことにより話題となりました。
それからはストリートブランドで有名なfragment、アーティストのチャップマン、大人気ストリートブランドのSupremeなどとコラボを行い、Louis Vuittonの売り上げにかなり貢献しました。

特にSupremeとLouis Vuittonとのコラボは初日に8700人も並ぶくらい有名でニュースにもなったくらいです。この出来事をきっかけにLouis Vuittonやsupremeを知った方も多いかと思います。

6-2 キム・ジョーンズといえばコラボ!既に発売されている&これから発売されるコラボ情報

キム・ジョーンズと言えばコラボアイテムと言う方がほとんどではないでしょうか?
DIORのデザイナーに着任しても、もちろんコラボアイテムの発表をしております。

DIORと言うとエディ・スリマンによりスリムでセクシーなアイテムが有名となりましたが、キム・ジョーンズの手により方向性がストリートの方面にガラリと変わりました。
まず発表されたコラボはStüssyです。

出典:Dior

ストリート系のブランドとして超有名で知名度や愛用者が多いStüssy。
2020年6月に発売されたニューアイテムです。時期が磁気ですので、着用している人を見る機会は少ないですが、人気が高くウェブストアでの売れ行きは好調なようです。
続いて発売予定のコラボとなっているのはナイキコラボです。

出典:Dior

キム・ジョーンズのイメージとなっているストリート系ファッションは足元がかなり重要なアイテムとなります。
ナイキと言うとストリート色がとても強いものから一般的なアイテムまでたくさん存在しているブランドです。DIORとのコラボでは“高級感”を押し出しながらもナイキのカジュアルな感じも醸し出しているとてもカッコいいデザインと仕上がっております。

シューズだけではなくウェアも仕上がっているアイテムが多く存在しております。
発売は7月8日となっておりますので、欲しい方は要チェックです!

※キム・ジョーンズについての詳細は以下記事にも掲載しておりますので、詳細が気になる方は合わせてごらんください。

出典:https://bwn.lucy-developers.com/

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最後に

今回は筆者の独断と偏見で選んだDIORのデザイナーについてご紹介させていただきましたが、いかがでしたでしょうか?
特に目立つような行動をした人に絞ってあげさせせて頂きましたが、それぞれ色んな背景があって人物像としても面白い人がたくさんいます。

レディース部門では女性が初めてのクリエイティブディレクターに、男性ではストリートファッションの重鎮キム。ジョーンズがクリエイティブディレクターに就任したりとこれからのDIORが楽しくなること間違いありません。
メンズ部門ではキム・ジョーンズ就任によりLouis Vuittonと同じようにさらに人気が高まることでしょう。

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