ヴィンテージTシャツの見分け方とおすすめの購入場所を紹介!

普段何気なく着ているTシャツ。もともとは軍服の肌着として登場しましたが、現在ではファッションの基本アイテムになりました。そんなTシャツの中でも希少な価値があるものとして知られる「ヴィンテージTシャツ」をご存知でしょうか。

ヴィンテージTシャツとは、一般的に映画やアニメ作品、アート作品やゲーム作品などをモチーフにした古いTシャツのことを指します。有名アーティストや人気俳優などファッションに影響力のある国内外の有名人が着こなしたことで人気に火がつき、近年価値が上昇したと言われています。

そんなヴィンテージTシャツを探す場合、どのように見分ければよいのでしょうか。本記事はヴィンテージTシャツの見分け方とおすすめの購入場所3選を紹介します!

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ヴィンテージTシャツとは

ヴィンテージTシャツとはアパレル業界やファッション業界にて高値で取引される古いTシャツのことを指します。具体的にはどの年代のTシャツを指すのでしょうか。

主に1980年代〜1990年代のTシャツ

明確な定義はありませんがファッション業界で「ヴィンテージTシャツ」と呼ばれるものは、1980~1990年代に販売されたTシャツであることが特徴として挙げられます。

また、近年では2000年代のTシャツもヴィンテージものとして見られるようになりました。たとえば、2001年公開の映画『殺し屋1』のTシャツは2000年代の代表的なヴィンテージTシャツとしてとても有名です。

00s 殺し屋1のヴィンテージTシャツ画像

出典:メルカリ

上記のことから、Tシャツがヴィンテージものとして見なされるには「おおむね20~40年前のアイテム」である必要があるのかもしれません。


ヴィンテージTシャツの見分け方

豊富にあるTシャツの中から、どれがヴィンテージTシャツであるのか判断するのは難しいものです。そこで、ここではヴィンテージTシャツの見分け方について紹介します。

アメリカ製かどうか見る

1990年代前半までに作られたヴィンテージTシャツの多くがアメリカ製であるため、まずはアメリカ製のTシャツであるかを確認しましょう。タグに「MADE IN USA」や「CRAFTED WITH PRIDE IN USA」などの表記があることが、ヴィンテージTシャツを見分ける1つのポイントになります。

アメリカでは2000年代に入ってから、Tシャツなどのアパレル製品の製造はアジア製のもの中心に切りかえていったと言われています。そのため現在では、アメリカで生産されたTシャツというだけでかなり珍しいものになっているのです。

仮に製造年が分からなかったとしても「MADE IN USA」や「CRAFTED WITH PRIDE IN USA」の表記がある場合は、1990年代以前に作られたTシャツである可能性が非常に高いです。

タグの種類を見る

また、タグの種類を確認するというのも1つの方法です。というのも、Tシャツのタグは時代ごとに変化しているため、製造年代を判別するヒントになります。ここでは年代ごとにタグの特徴を紹介していきます。

80年代:紙タグ

1980年代の主流であった紙のように薄い素材のタグです。あまり耐久性の高い素材のタグではないため、洗濯を繰り返すことで劣化しやすいという特徴があります。

80年代後半〜:サテン/ナイロンタグ

1980年代後半から普及している、現在でも主流の定番素材のタグです。光沢があり、軽くて薄いことが特徴です。

90年代後半〜2000年代:2枚縫い付けてある通称「2枚タグ」が流通。

1990年代後半~2000年代初頭に流通したタグであり、現在でも使用されています。2枚重ねて縫い付けられており、短いタグにはブランドロゴが、長いタグには品質表示が数か国語で記載されています。

2000年代以降:刺繍タグ・Tシャツに印字

1990年代からは刺繍が施されたタグのTシャツが販売されていたと言われています。たとえばチャンピオンのTシャツで見受けられるように、現在販売されているアイテムでも、まれに刺繍タグのTシャツが販売されています。

2000年代に入るとほかにもさまざまなTシャツが登場しており、タグを使用せずにTシャツに印字したものも登場しました。

シングルステッチかどうか見る

Tシャツがシングルステッチかどうかを確認することも1つの方法です。

シングルステッチとは、袖や裾部分において表地に見える縫い目が一本のように見える縫製方法のこと。実際は上糸・下糸で構成されていて頑丈なTシャツです。

シングルステッチが主流とされていたのは、90年代途中までと言われています。また、ヴィンテージTシャツには袖と裾でステッチを分けている個体もあります。

90年代後半あたりからはミシンの技術が発達していき、シングルステッチを2本平行に縫う方法の「ダブルステッチ」が主流となっていきました。

素材の割合を見る

90年代のUSA製Hanesのタグ画像

出典:楽天市場

素材の割合も時代によって異なります。

80年代から90年代のプリントTシャツは素材が「コットン50%、ポリエステル50%」であるものが多く、ヴィンテージTシャツファンの間では、「50/50(フィフティ・フィフティ)」とも呼ばれます。

たとえば、上記画像のヘインズというブランドはフィフティ・フィフティの代表的なブランドの1つです。タグにははっきりとFifty-Fiftyというシリーズ名が印字されています。

丸胴編みかどうかを見る

丸胴編みとは、既に筒状に編まれた状態の生地を胴に採用したTシャツのことです。そのため、横に縫い目がないことが特徴です。

縫い目が少ないため、キレイにプリントしやすいというメリットがあります。現在発売しているあらゆるTシャツにも丸胴編みはよく使用されていますが、アメリカ製のTシャツによく見られる製法のため、1つの見分け方として考えて良いでしょう。


ヴィンテージTシャツのおすすめ購入場所3選

では、ヴィンテージTシャツはどのような場所で購入することができるのでしょうか。ここではおすすめの購入場所を3か所を紹介します。

古着屋

古着屋さんのラックにかけられている複数のTシャツ

古着屋では、実際にアイテムを手にとってみることができます。近年ではヴィンテージTシャツの専門店などもあるので、訪ねてみるのもよいでしょう。特に知識が少ない初心者にはまずおすすめの方法です。

慣れていないうちは、店員さんと仲良くなって色々なことを教えてもらいましょう。運が良ければ、仲良くなった店員さんから耳よりな情報やお得に手に入れる方法、入荷情報などを教えてもらえるかも知れません。

ヴィンテージ品を取り扱う通販サイト

近年ではWEBサイトが発展したことにより、通販専門サイトや、古着屋が運営している通販サイトなどが登場しました。WEBサイトは、いつでもどこでもたくさんのラインナップの古着を見比べられることが魅力です。

たとえば、原宿に店舗がある「AWESOME by BRINGの通販サイト」などが挙げられます。実際にサイトを見てみると、さまざまな種類のヴィンテージTシャツがあることに驚くでしょう。

しかし、WEBサイトはとても便利である反面「サイズが実際に合っているかを確認しづらい」「実際に自分の目で本物かどうかを見極めることができない」というデメリットもあります。

とくにサイズに関しては、アメリカ表記と日本表記の基準が異なっている場合があるので要注意です。ヴィンテージTシャツの価格は高額なものが多いため、慎重に時間をかけて検討することが大切です。

中古品買取業者の店舗やサイト

近年では、主に金品、腕時計などを取り扱う中古品買取業者の店舗でもヴィンテージTシャツを取り扱うことが増えました。普段からアイテムの査定を行っているため、信頼できる情報のもとヴィンテージTシャツが購入できるでしょう。

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知識をもってヴィンテージTシャツ探しを楽しもう

本記事では沢山のファンが存在し、高額で取引されているヴィンテージTシャツについて紹介しました。各時代を象徴する作品やアーティストのTシャツが、時代を越えて高値で取引されているのはとても興味深いことです。

日本では俳優の菅田将暉さん、木村拓哉さん、ONE OK ROCKのtakaさんなどがファッションアイコンとして、一部のヴィンテージTシャツの人気を上げたと言われています。

どのようなTシャツがヴィンテージものとして人気が出るのか、今後も目が離せません。

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