ベアブリックとは？人気を集める理由や高く売れるレアモデルも紹介

様々なキャラクターなどとコラボしているクマ型のフィギュア「BE@RBRICK（ベアブリック）」は、世界中のコレクターたちから人気を集めています。創業してまだ20年ほどの日本のトイメーカーがなぜこれほどの人気を集めるようになったのでしょうか？

そこで本記事では、ベアブリックとはどんなブランドなのか詳しく追求していきます。人気の理由や高く売れるレアモデルも後半にご紹介するので、最後までご覧ください。

1 ベアブリックとは？

ベアブリックとは、2001年に日本のホビー会社「メディコム・トイ社」が開発したクマ型フィギュアのことです。2001年はテディベアの生誕100周年を迎えた年でもあり、「デジタルなイメージのテディベア」というコンセプトの下ベアブリックが誕生しました。

ベアブリックは本体を構成する9つのパーツ以外の付属パーツを一切付けずに、プリント技法のみでキャラクターを製造しているのが特徴です。通常キャラクターによって形状が変わるので、多数のキャラクターとコラボするには時間や労力を要します。

しかしベアブリックは細かい設計が必要ないプリント技法のみを使うことで迅速な商品開発・量産ができるのに加えて、一目見てベアブリックとわかる点が非常に魅力的です。

2 ベアブリックの種類

ベアブリックは商品によってサイズやテーマ、価格帯が異なります。価格帯はサイズによって変わりますが、同じサイズでもテーマによって価格も異なるので、購入する際には注意が必要です。

2-1 サイズ

大きさは、大きく分けて以下の7種類です。

100%が最もスタンダードなサイズとされていますが、一番大きい1000％は高さが70cmもあり、販売価格だけでなく中古市場での価値も高騰しています。

2-2 テーマ

ベアブリックは、大きく分けて以下11種類のテーマに分類されます。

3 ベアブリックはなぜ人気？

ベアブリックが多くの人気を集める理由として、以下の2点が挙げられます。

• 積極的なコラボレーション
• 中古市場における価値の高さ

本章では、上記2点の詳しい理由について解説します。

3-1 積極的なコラボレーション

ベアブリック最大の特徴は、そのコラボ作品の多さにあります。2-2でも紹介した通り、ベアブリックは国内外を問わず様々な映画・アニメ作品、アーティスト、ブランドなど幅広いジャンルの作品とタッグを組んでおり、それぞれの界隈のファンなどからも多くの支持を集めています。

どのキャラクターでもほとんどのモデルがテディベア型のブロックフィギュアとして展開されるので、その洗練されたフォルムの意外性も高い人気を誇る理由のひとつとなっています。

3-2 中古市場における価値の高さ

ベアブリックは世界中で高い人気を誇ることから中古市場での価値も高騰しており、フィギュアとしては高価買取が実現しやすいアイテムです。買取相場は数万円から数十万円のものが多いですが、レア度や商品状態によっては100万円を超える価格で取引されているアイテムも存在します。

特にブランドコラボのモデルは買取相場が高い傾向にあり、中でもKAWSとのコラボ作品はコレクターの間でもトップクラスの人気があるようです。ただし基本的にコラボ作品は市場価値が変動しやすいので、買取を検討している方はなるべく早めに売るのがおすすめです。

買取先に悩んでいる方は、ブランド買取販売店の「BRING」に一度ご相談されてはいかがでしょうか。

>>ベアブリックの買取サイトはコチラ

BRINGはベアブリックの買取に精通している多数のバイヤーが常に最新のトレンドを把握しているので、いつでも業界トップクラスの買取価格を提示させていただきます。ご相談から査定、出張料まですべて無料で対応いたしますので、WEBや電話相談、LINE査定などからお気軽にお問い合わせくださいませ。

4 高く売れるベアブリックのレアモデル

本章では、ブランド古着買取販売店「BRING」で実際に買取させていただいたベアブリックの高価買取アイテムをご紹介します。BRINGでのベアブリックの買取実績を詳しく知りたい方は、以下のページよりご覧ください。

＞＞BRINGのベアブリック買取実績一覧はこちら

① ×ドラえもん BE@RBRICK 1000% 50周年 no mouth ver ブルー

×ドラえもん BE@RBRICK 1000% 50周年 no mouth ver ブルー

BRINGでの買取価格：¥119,700

こちらは、国民的アニメ「ドラえもん」の生誕50周年を記念して作られたコラボ作品です。2020年に100%・400%・1000%の3サイズでいずれもWEB抽選による数量限定発売であったため、希少価値の高いモデルとなっています。

1000%は発売当時の定価が58,000円でしたが、希少性の高いモデルとして流通していることから、2024年現在はその定価以上で取引されているものが多く存在します。

② ×Fragmentdesign×HAROSHI BE@RBRICK KARIMOKU 400% polygon

Fragmentdesign×HAROSHI BE@RBRICK KARIMOKU 400% polygon

BRINGでの買取価格：¥504,000

2023年1月には、藤原ヒロシ率いるデザインプロジェクト「Fragmentdesign」と世界が注目する日本人アーティスト「HAROSHI」、さらに老舗家具ブランド「カリモク」とのトリプルコラボが実現しました。

熟練の職人が1品ずつハンドメイドで仕上げているのが特徴で、カラーのペイントも1品ずつ異なります。このモデルはすべて手作業で作られている1点ものなので希少性が非常に高く、状態のいいものでは100万円以上の価格で取引されているものも珍しくありません。

③ ×KAWS BE@RBRICK KARIMOKU BWWT WORLD WIDE TOUR 400%

× KAWS BE@RBRICK KARIMOKU BWWT WORLD WIDE TOUR 400%

BRINGでの買取価格：¥693,000

ベアブリックのコラボ作品の中でも、「KAWS（カウズ）」とのコラボシリーズは特に高い人気を誇ります。カウズは1990年代より注目を浴びるようになったアメリカの現代美術家であり、アートとフィギュアを融合させた「アート・トイ」の先駆者としても有名です。

バツ印の目が特徴で、セサミストリートやピノキオ、鉄腕アトムなど人気キャラクターをモチーフにしたモデルが多数あります。その中でもWORLD WIDE TOUR AT NYC開催記念商品として発売された上記モデルは、1点1点手作業で木を削っており、同じものが存在しない超レア作品です。

④ ×Anne Valrie Dupond ONE OF KIND BE@RBRICK 1000%

× Anne Valrie Dupond ONE OF KIND BE@RBRICK 1000%

BRINGでの買取価格：¥1,141,000

世界で活躍するフランスのテキスタイル彫刻家「Anne Valrie Dupond（アン・ヴァレリー・デュポン）」とのコラボ作品です。ベアブリックは基本的にプラスチック素材で作られていますが、アン・ヴァレリー・デュポンとのコラボシリーズではすべて布製の素材が使用されています。

アン・ヴァレリー・デュポンは、すべての作品を自分や家族が持っていた古い布地や古着などを組み合わせて制作しているのが特徴です。そのためすべての作品が「ワンオフ・アートピース（1点ものの作品）」であり、希少性の高い作品として中古市場でも高額な価格で取引されています。

⑤ ×CHANEL BE@RBRICK 1000%

× CHANEL BE@RBRICK 1000%

BRINGでの買取価格：¥2,082,500

世界的な高級ブランド「CHANEL（シャネル）」とのコラボ作品は、ベアブリックのコラボシリーズの中でも極めて入手が困難といわれています。限定生産の非売品で公式の入手経路が公開されていないこともあり、希少性が極めて高いものとして高値で取引されています。

首元を輝かせる真珠ネックレスやココマークがあしらわれたサングラスなど、要所にシャネルならではの高級感を演出しているのが特徴です。シェネルの商品ということもあり、1体ごとにシリアルナンバーが記載されています。

5 ベアブリックは世界中のコレクターが夢中になるアート作品

デジタルなテディベアをモチーフに誕生したベアブリックですが、数々のコンテンツ作品やブランドなどとタッグを組むことで世界中のコレクターたちを夢中にさせています。

流通量が少ないコラボモデルは中古市場においても価値が高く、定価よりも高値で取引されるものも多く存在します。デザインだけではなくサイズによっても市場価値は変わってきますので、サイズもチェックするようにしましょう。

ベアブリックの買取を検討されている方は、一度「BRING」までお問い合わせくださいませ。相談から査定まで完全無料で対応しております。