パネライは高く売れる!高く売るタイミングや買取相場を紹介

デカ厚ブームの火付け役として知られるパネライ。高級時計メーカーの中でも安定した人気があり、買取市場でも高い評価を得ています。 当記事では、パネライを高く売るタイミングや、各モデルの相場など、パネライ買取についての情報を紹介します。

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パネライとは

パネライは、正式名称「オフィチーネ・パネライ」という名のイタリアの時計メーカーです。

イタリア海軍御用達の高度な技術力と、パネライならではの独特のデザインで、時計ファンには根強い人気があります。

パネライはデカ厚ブームの火付け役

パネライが多くのファンを魅了する第一の理由が、一大ブームを巻き起こした「デカ厚デザイン」です。パネライの時計の持つ力強いイメージと堅牢性は、他のブランドにはない魅力です。

パネライの時計は47mmサイズが主流で、最小サイズでも40mmです。一般的なメーカーは36から40mmのケースがメインなので、パネライの独自性が際立ちます。

大きくて分厚いパネライの時計は、身につけたときの存在感が抜群です。デカ厚ブームが落ち着いた今も、パネライならではのデカ厚フォルムは熱烈なファンに支持され続けています。

ミリタリーウォッチならではの高い信頼性

デカ厚ブームが落ち着いた今もパネライの人気が安定している大きな理由のひとつは、長い歴史に裏打ちされた信頼性です。

パネライは第一次世界大戦の頃からイタリア海軍にミリタリーウォッチを納入してきました。

頑丈さと正確性、視認性の高さなど、軍の要求を満たした信頼性の高い時計を作るのは簡単なことではありません。長年イタリア海軍に時計を納入してきた実績があるからこそ、パネライは時代を超えて信頼されるブランドとして愛され続けています。

洗練されたデザイン

パネライの時計は、ミリタリーウォッチなのにおしゃれという、独自のポジションを築いています。ミリタリーウォッチをルーツに持つ時計はたくさんありますが、性能とデザインを両立させた時計というのは意外と少ないものです。

ミリタリーウォッチは無骨なイメージが強いですが、パネライの時計にはどこか洗練された雰囲気が漂っています。スタイリッシュなデザインのおかげで、スーツに合わせても違和感がありません。他のブランドには真似できない、イタリアならではのセンスといえるでしょう。


パネライの人気モデル

パネライには、ルミノールやラジオミールといった定番モデル以外にも、さまざまなモデルがあります。ここでは、パネライを代表する4つの人気モデルを紹介します。

ルミノールマリーナ

ルミノールマリーナ

出典:Panerai

パネライでもっとも人気があるモデルといえば、ルミノールマリーナです。もともと軍用に開発された時計がベースになっており、パネライ初の民間向けモデルです。

ルミノールマリーナの特徴は、存在感のあるリューズガードと、9時位置のスモールセコンドです。軍用のダイバーズウォッチとして開発された時計のため、視認性が高く、8日間という長時間のパワーリザーブを備えています。

パネライにはルミノールの名がついたモデルがたくさんありますが、3針モデルのものをルミノールマリーナと呼びます。バリエーションが豊富なことから、根強いファンの多いモデルです。

ラジオミール

ラジオミール

出典:Panerai

ラジオミールは、ルミノールマリーナと並ぶパネライのフラッグシップモデルです。軍用時計としての歴史はルミノールマリーナよりも早く、パネライの象徴ともいえる存在です。

ラジオミールとルミノールマリーナの最大の違いは、リューズガードの有無です。ラジオミールはリューズガードがないため、すっきりとシンプルなシルエットとなっています。

ラジオミールは、軍用時計ならではの視認性の高さと、パネライらしい洗練されたデザインが魅力です。クラシカルな雰囲気でスーツにもカジュアルにも合わせやすい時計のため、使い勝手も抜群です。

ルミノール ドゥエ

ルミノール ドゥエ

出典:Panerai

ルミノールドゥエは、パネライ=デカ厚のイメージを覆す画期的なモデルです。パネライらしい42mm、45mmのほか、パネライ初のサイズとなる38mmサイズをラインナップしています。

さらに、ルミノールドゥエはパネライの従来モデルから約40%も厚みを減らしています。パネライならではのデザインの良さはそのままに、より使いやすいサイズにしたことで、パネライファンの間口を広げました。男性はもちろん、女性も使いやすいモデルです

サブマーシブル

サブマーシブル

出典:Panerai

サブマーシブルは、ルミノール、ラジオミールに続くパネライの独立コレクションのひとつです。もともとルミノールシリーズの一部でしたが、ダイバーズウォッチとしての機能性を高め、よりサバイバルに特化したモデルとして展開しています。

サブマーシブルはBMG Techやカーボテックといった独自素材を使用しており、耐久性や耐磁性に優れています。また、パネライらしいタフさと存在感が強調されたデザインが特徴です。


パネライの最新相場動向

安定した人気のあるパネライですが、円安傾向が強い今は売りどきです。ここでは、パネライの時計の買取相場の動向を解説します。

円安傾向によりパネライの買取価格は上昇気味

パネライは日本より海外で人気の高いブランドということもあり、円安傾向が続く今は買取価格も上昇の見込みが高いです。特に人気の高い40mmルミノールマリーナをはじめ、相場はゆるやかに右肩上がりを続けています。

また、パネライでは2022年6月1日から、ほぼ全てのモデルで平均5%の値上げがされました。この値上げが、今後の買取相場に影響してくる可能性は大いにあるでしょう。

パネライは安定した需要が続く

パネライはすべてのモデルが軍用ダイバーズウォッチをベースにしており、デザインに一貫性があります。そのため、バリエーション豊富なほかのブランドとは違い、どれか1つのモデルが突出した人気になるという現象は見られません。

ルミノール、ラジオミールの2大人気モデルは安定した需要があり、ルミノール・ドゥエやサブマーシブルなど、最近のルミノール系ヒットモデルが追随する形で人気が伸びている状況です。

状態やモデルによっても異なりますが、パネライの場合は定価の4割から6割程度の価格で買取されることが多いようです。

ロレックスのように定価が買取価格を大幅に上回るようなモデルは今の所ありません。ただし、本数の少ない限定モデルなどは、高値がつく可能性があります。


パネライを高く売るポイント

パネライの時計を高く売るためには、いくつかのポイントがあります。ここでは、パネライ買取で知っておきたい高額査定ポイントをまとめました。

新しいモデル

パネライは、新しいモデルのほうが買取価格は高くなる傾向があります。特に、自社製ムーブメントを搭載した2005年以降のモデルは評価が高いです。

自社製ムーブメントを搭載した最新のパネライは精度が高く、耐久性も抜群です。一部の他社製ムーブメントモデルはレア度が高いため中古市場での価値は高いですが、基本的には、自社ムーブメントを搭載した新しいモデルのほうが買取価格は高いです。

付属品は揃っているか

時計買取では、付属品が揃った完品の状態に近いほど査定額が上がります。注意したいのが、パネライは他のブランドに比べて付属品が多いという点です。

パネライの主な付属品は以下のようなものです。

  • 保証書
  • 取扱説明書
  • クロノメーター認定証(COSC)
  • ボックス
  • ドライバー
  • ピン
  • ベゼルカバー
  • 替えベルト

パネライは替えベルトが付属しているため、ベルト交換用の工具がついているのが特徴です。パネライの時計を高く売りたいなら、付属品をなくさないように気をつけましょう。

                ケースに傷や打痕はないか

                中古の時計に傷はつきものですが、パネライは大きくて重い時計という性質上、ケースに傷や打痕(ぶつけてできたへこみ)がよく見られます。傷の深さによっては外装仕上げでも消せないため、買取価格が大幅に下がる可能性があります。

                ガラスに傷はないか

                パネライはケースと同様、本体の重さによってガラス(風防)をぶつけて傷ついたというケースが多いです。パネライの時計の多くはサファイヤクリスタルを使用していますが、硬度が高い反面、研磨によって修理しづらいという特徴があります。

                そのため、パネライのガラスに傷がついてしまった場合は交換となり、その分買取価格も下がります。特にドーム型のガラス風防を採用しているモデルは修理費用もかさむため、買取価格への影響は大きいでしょう。

                カレンダー送りバネに不良はないか

                パネライの時計の故障で多いのが、カレンダー送りバネの不良です。機械式時計の多くは、カレンダー操作を禁止している時間帯があります。主に夜間の時間帯ですが、この禁止時間に日付送りをすると、内部のカレンダー送りバネの破損につながります。

                P.9010キャリバーなど、日付操作の変更方法が異なるモデルには操作禁止時間帯はありませんが、お持ちのモデルに操作禁止時間帯が設定されている場合は操作に注意が必要です。


                パネライ買取でよくある質問

                ここでは、パネライ買取の際によくある質問について解説します。これからパネライの買取を考えている方は、ぜひ参考にして下さい。

                パネライのオーバーホールはしたほうがいい?

                時計に不具合があったり動かない場合は、オーバーホールに出すという手段があります。

                パネライの場合、正規のオーバーホール料金は10万円前後が相場です。また、期間は最低1ヶ月、海外での修理となると2,3ヶ月かかることもあります。

                それだけの費用と時間をかけてオーバーホールするよりは、そのままの状態で買取に出すというのも1つの手段です。迷ったときは、まず買取業者に問い合わせることをおすすめします。

                パネライの時計に流行はある?

                パネライはデカ厚ブームの象徴として有名になったブランドですが、現在は独自のデザインと機能性の高さが評価され、流行に左右されない定番ブランドとして愛されています。

                パネライの時計は、パネライにしかない良さがあり、根強いファンを作り続けています。ロレックスのように万人に愛されるブランドではありませんが、ハマる人にとっては、唯一無二の魅力があるブランドです。

                最近ではルミノールドゥエのように、デカ厚ではないモデルも登場し、新たな顧客層も広まっています。これからもパネライは、パネライならではの魅力をさらに進化させ、流行にとらわれないブランドとして続いていくでしょう。

                パネライが高く売れる店の見分け方は?

                パネライのように根強いファンが多く、独自性の強いブランドは、パネライに強い販路を持っているかどうかが重要です。再販ルートが多いほど、高い利益を上げることができるため、買取価格の値段にも反映されます。

                ブラリバでは、国内外の多数の業者に再販ルートを確保しています。もちろん、パネライを得意とする業者とのつながりも深いため、買取価格には自信があります。

                パネライの時計の買取なら、ぜひブラリバにおまかせください!

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                パネライは安定した需要があるため高く売れやすい

                デカ厚ブームのイメージが強いパネライですが、現在はブームを超えて定番となり、安定した人気があるブランドです。パネライにしかないデザイン、機能性の高さが魅力で、根強いファンがついています。

                今後もパネライの人気は安定傾向が続くことが予想され、より魅力的なモデルの登場も期待できるでしょう。

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