【初心者向け】オメガ購入前に読みたい価格別の特徴と正規並行の違い

NASA公認の高級時計であるのとともに、東京オリンピックのタイムキーパーにも就任されたオメガ。

高級時計の中でもロレックスと同じくらいの知名度があり、男女問わず幅広い層に愛されております。

世間の知名度が上がったことでリセール率も高くなってきているオメガですが、実際にはどのくらいの価格帯でどんなラインナップなのか分かりにくい状況なのではないでしょうか。

そこで今回は、オメガの価格についてまとめさせていただきました！

予算別でどんな特徴があり、いくらくらいで購入できるのかをご紹介させていただきます。

まずは、オメガの人気の理由を振り返ってみましょう。

1 【5分でわかる】オメガが人気上昇のワケ

1848年にスイスで生まれた高級時計メーカーで現在はスウォッチグループに所属しており、ロレックスやパテックフィリップとは異なり独立企業ではなくグループに所属している企業です。

そんな150年以上の歴史を持つオメガの人気の理由は、2つありました。

理由①：価格が安いため購入のハードルが低い
理由②：リセール率の上昇
理由③：頑丈で丈夫な機構を開発した技術力

それではひとつづつ解説していきます。

1-1 理由①：価格が安いため購入のハードルが低い

高級時計ブランドというと、ロレックスをイメージされる方が多くいるのではないでしょうか。ロレックスは時計ブランドの中で最も知名度が高く、一般層からセレブ層まで幅広く認識されています。

ロレックスの価格帯は、昔はオメガと同じくらいの価格で購入できたアイテムもあるのですが、最近ではスポーツモデルで100万円以上のものも増えており、簡単には手を出せない価格となってしまいました。

オメガでも100万円以上の商品はありますが、メインの価格帯は50万円台とロレックスと比べて圧倒的に購入しやすくなっています。

購入層は幅広く「初めて高級時計を着用する方」や「息子や娘さんに送るプレゼント」として購入されたり、映画『007』が好きで007コラボのアイテムを購入される方もいます。
さらに、1度購入してオメガのファンになりコレクションされる方もいるほど、オメガを愛している方々はたくさん増えてきています。

1-2 理由②：リセール率の上昇

オメガは、高級時計の中では比較的安価で購入しやすく、そこまでリセール率は高くなかったのですが、リセール率がとても高くなってきています。

その理由として、前述にもあるようにファンの増加と昨今の高級時計ブームが要因となっています。そのためか、近年のオメガのリセール率はロレックスに並ぶほどとも言われています。

1-3 理由③：頑丈で丈夫な機構を開発した技術力

出典：OMEGA

一般的にオーバーホールのタイミングとしては、大体2～3年に1回が目安とされており、多くのメーカーがその期間を推奨しています。

ですが、オメガは“マスターコーアクシャル機構”と呼ばれる非常に丈夫な機構を開発することで、オーバーホールの期間を10年に延ばしました。
そんな革新的な機構について、いくつかご紹介させていただきます。

マスターコーアクシャル機構のここがすごい！

摩耗が少なく壊れにくい！
機械時計の歯車は、摩耗により部品が消耗していきます。そのため、オーバーホールの際に摩耗してしまった部品は交換をすることでまた正確な時刻を刻むことができます。
基本的に2～3年ほどで部品はダメになってしまいますが、オメガは部品の摩耗を減らす技術を開発。これまでのオーバーホールの期間を10年に伸ばすことができました。毎日のように着用していたとしても、8年に1回程度なので、ヘビーユーザーも安心です。

他のメーカーにはない耐磁性！
機械時計はノートパソコンやタブレット端末など、磁気を発生させている物の近くに置いていると、時計自体が磁気を帯びてしまい正確な時刻を刻むことができなくなってしまいます。
しかし、マスターコーアクシャル機構は耐磁性が備わっていますので、普段使用するくらいでは磁気を帯びることはありません。
どのくらいの耐磁性があるのか、耐磁性能に特化しているロレックス ミルガウスと比較してみましょう。

【オメガ】マスターコーアクシャル：15,000ガウス（1,193,700A/m）
【ロレックス】ミルガウス：1,000ガウス（79,580A/m）

数値だけで見てもミルガウスの15倍の数値を持っています。
次に磁気を発生させるものを紹介していきます。

• ノートパソコン：100ガウス（7,958A/m）
• タブレット端末：400ガウス（31,832A/m）
• ピップエレキバン：1,800ガウス（143,244A/m）
• MRI：10,000ガウス（795,800A/m）

ミルガウスであれば、タブレット端末などの普段使いするアイテムの磁気は守れますが、ピップエレキバンやMRIなど磁気そのものを発生させるアイテム許容外となってしまいます。

そもそも、時計とピップエレキバンを一緒に保管したり、時計を着用したままMRIに入ることがないと思ますが、その強力な磁気さえも耐えてしまうのがマスターコーアクシャル機構なのです！

オメガがこの機構を開発したことで、時計好き並びにメーカーで話題となりました。

下位互換に当たる“コーアクシャル機構”がありますが、耐磁性がロレックスのミルガウス1,000ガウス（79,580A/m）と同じではありますが、オーバーホール期間は約10年となっています。

以上が、オメガの人気上昇の理由でした。

2章ではメンズ編、3章ではレディース編と価格について紹介していきます！
ぜひご参考になさってください。

2 【メンズ編】価格帯別オメガの特徴7選

まずはメンズの時計から紹介させていただきます。
価格帯は大きく分けて以下の7種類となります。

• 30万円以内
• 30万円～50万円
• 50万円～80万円
• 80万円～100万円
• 100万円～150万円
• 150万円～200万円
• 200万円以上

最低額は195,000円で、最高額は4,081,000円でした。（※並行輸入価格も含みます）

最も出回っているモデルは50万円台の価格なので、人気モデルもこの価格帯に集まっています。

特にラグジュアリーなモデルが欲しい場合は、150万円以上のモデルを選ぶことをおすすめします。

2-1 【30万円以内】シンプルなドレスモデルが多い

並行輸入店では20万円ほどで販売している中で、最も安いメンズモデル。自動巻きではなくクォーツ式を採用しています。素材はステンレススチールで、防水は100mと日常で使うには問題なく使用できます。オメガを始めて使用したい人には、このモデルを選ぶと購入金額を抑えることができます。

自動巻きのプレステージ。ケースサイズは39.5mとサイズは若干大きめです。防水は30mとなりますが、日常生活では問題ありません。

並行輸入店では25万円で購入することができるため、もし自動巻きの時計を選ぶならこのモデルがおすすめです。ドレスモデルでシンプルなデザインですが、革ベルトでカジュアルに仕上がっていますので、ビジネスシーンはもちろんカジュアルに着用することができます。

2-2 【30万円～50万円】シーマスターやスピードマスターなどスポーツモデルが登場

De Villeのプレステージモデルで自動巻きのタイプ。6時の方向にはパワーリザーブ表示と9時の方向にスモールセコンドがついています。通常の3針タイプのモデルと比べ、デザイン性に長けているためとてもオシャレ見た目になっています。
また、この価格帯からパワーリザーブ表示などの機能も出てきます。

オメガのダイバーズウォッチであるシーマスター。このモデルは、マスターコーアクシャル機構を使用しています。ケースサイズは42mmなので大きい時計が好きな方にはおすすめです。背面はシースルーケースとなっているので、ムーブメントをいつでも見ることができます。

他社モデルで似たようなアイテムを比べるとしたら「ロレックス サブマリーナー」になり、価格はおおよそ90万円ほど。なので、50万円以上安く購入できるのは、オメガの利点といえます。

オメガの主力アイテムであるスポーツモデルのスピードマスター。100m防水となっていますので、日常生活では問題なく使用ができます。

他社モデルで似たようなアイテムといえばロレックスのデイトナになりますが、デイトナだと150万円以上になります。その点、おおよそ30万円で購入できるオメガはすごいですよね。
昔はロレックスも同じような価格帯で購入ができたので、もしかしたらオメガも将来的に価格が上昇していくかもしれませんね。

シーマスターのレイルマスターモデルです。レイルマスターは鉄道や磁場の近くで働く人に向けて作られました。ケースサイズは40mmと大きいサイズでデザインはアンティーク調になっています。

シーマスターの中でも特に人気が高いアクアテラモデル。

ケースサイズは43mmかなり大きなサイズの時計となります。スポーツマンで腕が太い方でも安心して着用することができますし、大きめが好きな方にピッタリの時計となります。

2-3 【50万円～80万円】この価格帯からGMT搭載モデルが増加

De Villeのクロノグラフモデルです。De Villeのクラシカルな雰囲気を引き継ぎつつ、デザインも洗礼されています。スーツ姿にはもちろんプライベートで着用しても問題はないでしょう。

GMTを搭載したスピードマスターです。GMTとは2つのタイムゾーンを表示する機能のことで、長針が2本ありますので、二つの時刻をひと目で把握することができます。

また、ストラップはステンレスのものを紹介していますが、ポリエステルやレザーのものまで幅広くありますので、好みのモデルを探してみるのもいいかもしれません。

GMT機能を搭載したシーマスターです。ケースサイズは43.5mmとかなり大きいサイズとなっております。

また、このモデルは防水機能が600mとなるので、潜水でも使えますので海の仕事をしている人やダイビングが趣味の方におすすめできます。

このモデルも321.90.44.52.01.001と同様にストラップ種類が豊富なので、自分の好みを選んでみて見てはいかがでしょうか。

スピードマスターのレーシングタスタイルのモデルです。ホワイトを基調としたダイヤルにブラックベゼルでとブラックリングが特徴的なモデルです。ケースサイズは44.25mmとかなり大きいサイズとなっております。

このモデルも上のアイテムと同様にたくさんのストラップがありますので、好みで選ぶことが可能です。

ベゼルにダイヤモンドをあしらったシーマスターのアクアテラモデルです。サイズは38.5mmと他のモデルと比べて若干小さいサイズとなりますが、ダイヤモンドにより高級感や存在感を演出してくれます。

シーマスターなのでスポーツタイプのモデルではあるのですが、ドレスモデルのように洗礼されたデザインでとてもオシャレに決まります。

2-4 【80万円～100万円】アニュアルカレンダーなどの複雑な機構が搭載

アニュアルカレンダーが搭載されたモデル。アニュアルカレンダーとは、30日と31日を自動認識する機能で、通常の日付表示の上位モデルだと思っていただくと分かりやすいでしょう。なお、時計の修正が必要なのは3月1日の1回のみとなっています。

このモデルは、18金レッドゴールドがベゼルとベルトのリンク部分に使用されております。

スピードマスターのムーンウォッチモデルです。ムーンウォッチとは、NASAが1969年の月面着陸プロジェクトのために作られました。チタン製でとても丈夫に作られているため、オメガファンにとても人気となっています。

2-5 【100万円～150万円】金無垢などラグジュアリーモデルが増える

アニュアルカレンダーを搭載しているDE VILLEです。ケースは18金レッドゴールドを使用しています。

シルバーダイヤルにはロジウムプレート仕上げになっています。

2008年の北京オリンピック限定モデルとして288本限定で販売されたモデル。ベゼルには32個のダイヤモンドがあしらわれており、ケースは18金イエローゴールドを使用しています。

限定品なので正規店での購入はできませんが、並行輸入店や中古品であれば購入できますので、このモデルを欲しいとお考えであれば、複数店舗で探すことを考えておきましょう。

600m防水機能がついているシーマスター。ベゼルは18金レッドゴールドを使用しており、ダイヤモンドが埋め込まれています。高性能な防水機能がありながらもラグジュアリーさを追及していて、性能とデザイン両方とも最高なモデルです。

なお、ユニセックスモデルなのでメンズだけでなく女性へのプレゼントでも選ばれています。

2-6 【150万円～200万円】ベルトも金素材のモデルが登場

セラミック製のベゼルに18金をコーティングしたセラゴールドという特別な素材を使用しています。このモデルは、ラグジュアリー感に滑らかな感触で特別感を味わうことができます。

ベルトはクロコダイルを使用しており、カジュアル感はありながらもパーティーシーンでも着用できるデザインとなっています。

ケースとベルトが18金レッドゴールドのモデル。防水機能は150mなので、普通に使用するには問題はありません。
また、すべてが金で出来ているということもあり、重量は他のアイテムと比べてかなり重たくなっています。

パーティーシーンで着用する時計を探しているのであれば、このような金無垢の時計を着用することで存在感を演出することができます。

2-7 【200万円～】バケットダイヤモンドや金無垢の限定モデル

バケットダイヤをベゼルに使用しているモデル。バケットダイヤとは、バケット型（長方形）にカットされたダイヤモンド。高級時計ブランドでは、高価格帯のアイテムでよく使用されています。ラウンドブリリアンカットのダイヤモンドと比べて、ダイヤモンドの主張はそこまでありませんが、よく見るとかなり透き通っています。上品で落ち着いた輝きから、数多くのセレブに愛されてきました。

アポロ11号50周年を記念して作られたモデルです。

このモデルでは18金ムーンシャインゴールドという特別な金を使用しております。通常のイエローゴールドのような発色だけでなく、経年劣化が起きにくいよう配合されています。

1969年に発売されたアイテムの復刻品ということもあり、オメガファンに大人気なモデルとなっています。

3【レディース編】価格帯別オメガの特徴と価格

続いてはレディース時計をご紹介させていただきます。

価格帯は大きく分けて下記6種類となります。

【30万円以内】

【30万円～50万円】

【50万円～80万円】

【80万円～150万円】

【150万円～200万円】

【200万円以上】

最低価格は182,000円で最高価格は3,382,100円でした。（※並行輸入価格も含みます）

最も出回っているモデルは、メンズモデル同様に50万円くらいの価格帯となっており、人気なモデルもその価格帯に固まっています。

それでは、ひとつづつ紹介していきます。

3-1 【30万円以内】ドレスモデルがメインでほとんどがクォーツ式

De Villeのプレステージモデルです。クォーツ式で電池寿命は48ヵ月となっています。

2針のみでとてもシンプルなデザインとなっていますので、シンプルなデザインをお探しの方におすすめです。

De Villeのコンスレーションモデルです。2針のみのシンプルなデザインですが、ベゼルにローマ数字を使用し、とてもオシャレな印象です。

スポーツモデルであるシーマスターのアクアテラモデル。シーマスターは海をモチーフとしているモデルで、150m防水の機能を備えています。なお、ケースサイズは30mmと先ほど紹介したドレスモデルと比べると若干大きなサイズとなっています。

De Villeのプレステージモデルで自動巻きのモデルです。日付表示の機能がついています。1960年代のコンスレーションをモチーフに作成されておりクラシカルな雰囲気があります。

革ベルトを使用しているのでカジュアルな時計が欲しい場合にはこのモデルがオススメ。

3-2 【30万円～50万円】自動巻きがメインとなりダイヤモンドをあしらったモデルも

クォーツ式のコンスレーションにダイヤモンドがセットされたモデル。ダイヤルにはゴールドの星がちりばめられており、とても可愛らしいデザインとなっています。24mmとかなり小ぶりな時計で小さ目な時計を探しているのであれば選んでみてはいかがでしょうか。

ダイヤルの奇数の時間帯にダイヤモンドが使われているモデル。

ただ、ラグジュアリーなだけではなくコーアクシャル機構を搭載しているので、とても丈夫に作られています。

De Villeのトレゾアというモデルです。クラシックタイプの時計ではありますが、現代風にアレンジされ、ベゼルにはダイヤモンドをあしらっています。時計の名前にもなっているトレゾアには「宝物」という意味があり、まさに宝物の中にある高級感を見事に演出しています。

ダイヤルにダイヤモンドを使用しているアクアテラです。スポーツモデルでありながらもエレガントさも兼ね備えており、スマートな時計が欲しい女性におすすめしたいモデルになります。

マスターコーアクシャル機構を搭載したアクアテラモデル。ダイヤルには小ぶりなダイヤモンドが使用されています。ちなみに新品定価は99万円ですが並行品であれば50万円程で購入することができます。

この価格帯でコレだけラグジュアリーに特化していながら、安価に購入できるのはオメガの利点とも言えるでしょう。

3-3 【50万円～80万円】ほぼ全てのモデルでダイヤモンドを採用

3-2で紹介したモデルの自動巻きモデルです。自動巻きになることで、価格は20万円ほど上がりました。

自動巻きはクォーツ式と違って、自分でネジを巻く必要がありますが10年に1度のオーバーホールに出すことで長い間使用することができます。なので、長く使用していきたいとお考えであればこのモデルをおすすめします。

クロノメーターを搭載したシーマスターのアクアテラモデル。クロノメーターとは、スイスの検定協会が設けた精度テストに合格したものにのみ搭載される機能のことを指します。
そのため、精度が高い証であることがわかります。50万円以上のモデルであればこの機能を搭載しているモデルが多くなっていきます。

クロノメーターを搭載したコンスレーションです。ベゼルにダイヤモンドが搭載され、ダイヤルにも11個のダイヤモンドが使用されています。文字盤にはパールを使用しており、独特な輝きを放っています。

ケースサイズは35mmと少し大きめなサイズなため、時計を目立たせたい方や腕を細く見せたい方によく好まれています。

先ほど紹介したシーマスターアクアテラモデルの素材違い。ベゼルは18金レッドゴールドを使用しており、ベルトはレザーストラップとなっています。ステンレススチールと違って金素材を使用しているということもあり、価格は15万ほどアップしています。

ベゼルが金色になるだけでラグジュアリー感が大きくなるので、時計をワンポイントアクセサリーとして使用したい人におすすめです。

3-4 【80万円～150万円】アリゲーターレザーや金無垢モデルが登場

3-3で紹介したシーマスターのマスターコーアクシャル機構が搭載されたバージョンです。文字盤も異なり、パール文字盤を採用しています。ベルトにはアリゲーターレザーが使用されています。

クロノグラフを搭載したDe Villeです。ベルトとケースは18金で出来ています。日付表示は11時の方向にあり、とても珍しいデザインとなっています。

先ほど紹介したシーマスターのベルトに金を使用しているモデルです。価格は15万ほど上がっています。

シルバーと金のコントラストが綺麗で、ビジネスやパーティーシーンでも両方で問題なく使用できるでしょう。

ケース、ベゼル、ベルトが18金イエローゴールドで出来ているモデル。クォーツ式で価格は抑えられていますが、100万円近い価格で販売しています。

かなり見た目が派手なので、パーティーシーンで着用することで目立つこと間違いなしのアイテムとなります。
また、金素材をふんだんに使用していることもあり、買取価格もデザインやブランドだけではなく金の価格で左右されます。最近は金の価格が上がっていますので、今後も相場は上がることが予想されますので、投資として所持する方もいらっしゃいます。

ケース、ベゼル、ベルトが18金イエローゴールドで作られているモデルです。先ほど紹介したDe Villeがクォーツ式だったのに対してこちらは自動巻きのモデルとなります。

機能は150m防水ついておりますが、18金素材は海水で錆びる可能性があるので海で着用する場合には必ず拭いてケアするようにしましょう。

3-5 【150万円～200万円】ほとんどが金無垢モデルになる

3-2で紹介したコンスレーションの金無垢＋ダイヤモンドバージョンになります。普通のコンステレーションは30万円でしたが、このモデルは160万円ほど。ベルトの継ぎ目の部分にもダイヤモンドが使用されております。

金素材は18金レッドゴールドで赤みを帯びている金でラグジュアリー感が増されております。

3-4で紹介させていただいたモデルのベルトがすべて金になったバージョンのモデルです。ステンレススチール×金だったものが金色オンリーとなり価格は100万円近くアップしています。

予算に応じて好みで選ぶと良いでしょう。

3-6 【200万円以上】ハイジュエリーウォッチが多くを占める

18金のカラー違いで使用されているモデルで、60個のバケットダイヤモンドが搭載されています。

バケットダイヤモンドはラウンドブリリアントカットと比べて大きさや透明度など、ダイヤモンドの質が高いものが必要とされています。そのためか、ダイヤの価格とともに時計の価格も高額となっています。

3-2で紹介したアイテムの最上位モデル。ベゼル、ケース、ベルトだけでなく文字盤も18金を使用しています。

スーパーノヴァ模様の文字盤デザインがベルトまで滑らかにつながっていて、時計というよりアクセサリーのような印象が強いアイテムです。なお、この時計に使用されているダイヤモンドは、790個も使われています。

4 オメガの購入は新品、中古、並行輸入どれがおすすめ？

大体の価格差が分かったところで、最後は購入方法についてお話ししていきます。

オメガの購入に関しては、様々な購入方法があることをご存知でしょうか？
主な方法として以下の3つとなります。

• 新品
• 中古品
• 並行輸入品

新品に関しては、代理店やオメガの店舗で購入となりますが、中古品や並行輸入品の場合ですと気にしなければならない部分が多く存在しています。
この章では、「中古品」「並行輸入品」それぞれどのような特長があるのかを掘り下げていきます。

4-1 中古品は意外にも状態が良いものが多数あり

購入の際に選択肢として多くあがるのが中古品ではないでしょうか。

時計の安さだけで見るのであれば、中古品がおすすめです。一部の限定モデルを除いて通常のモデルであれば、圧倒的に安く購入することが出来ます。
ですが気にしないといけないのが、状態の幅が広く判別が難しいという点です。

中古品といえど、新古品と呼ばれる一度も使っていないものから使用感が強いものまで、状態は幅広く存在しています。購入時に安い金額だったとしても、メンテナンスの際に購入時と同等の金額がかかってしまうなんてこともあります。
あまりにも安すぎる中古品は、その後のメンテンナンスを考慮して購入するということを覚えておきましょう。

さらに、中古品のメリットは価格だけではありません。
それは、現行品以外のアイテムを購入できることにあります。ネットで調べて気に入ったデザインがあっても、現行品ではそのモデルは販売していなくて購入をあきらめてしまいますが、中古品であればお目当てのモデルを見つけられる可能性も高くなります。

購入時の金額安く抑えたいという方と、現行品以外のアイテムを購入したいとお考えであれば、中古品を選んでみましょう。

4-2 オメガを新品で購入するなら並行輸入品がオススメ！

並行輸入品と正規品を区別している高級時計ブランドは多くあります。違いとしては、購入金額はもちろんオーバーホール費用やメンテナンス代金が倍以上も変わってきます。
その点、区別をせずどの時計も一定のサービスを提供していますので、安心して並行輸入品を購入することができます。

どのくらい安価に購入できるのか3-6で紹介したモデルを使って比較してみましょう。

正規店小売価格：7,909,000円

並行品相場：3,380,000円

上記の例を見ると、並行輸入品の価格は正規品の約57.26%オフの金額。通常であれば40～60%オフで購入できる商品も多いため、中古品は避けたいけど安く購入したいのであればおすすめの選択肢です。

並行輸入品の購入にあたって「偽物じゃないの？」と疑問を持たれる方も多いかと思いますが、偽物を販売していることは一切ありません。（そもそも偽物の販売は法律で禁じられています）

小売価格に縛られることがないので、海外など安く仕入れることができるので正規店よりも安く販売することができるのです。

新品を購入する場合には並行品、もっと価格を抑えたい場合には中古品というように覚えておくとスムーズに購入できるかと思うので、頭の片隅に入れておきましょう。

5 オメガを買うときは機能と予算を比較して選ぼう

ここまで、オメガの価格帯ごとのモデルやおすすめの購入方法などを紹介させていただきました。

クォーツ式であれば30万円以下で購入でき、自動巻きのモデルであっても30万円で購入することができます。

同じような高級時計としてロレックスと比較する方も多いですが、オメガは圧倒的に安価で購入することが出来ます。

これを機に、高級時計の中でも屈指の機能性と入手しやすい価格帯でオメガを購入してみてはいかがでしょうか？

最近では、オメガやロレックスを購入する際に、今使用している時計を売却することで購入資金に充てている方がいることをご存知でしょうか？

当社が運営するブラリバでは、多くの高級時計ブランドを取り扱っています。
もしご売却をお考えであれば、ぜひお問い合わせください。