ダイヤモンドの偽物と本物の見分け方|合成(人工)ダイヤとの違いも解説

ダイヤモンドの偽物と本物の見分け方|合成(人工)ダイヤとの違いも解説

数ある宝石の種類の中でもトップクラスで人気の「ダイヤモンド」。ダイヤモンドには天然のダイヤモンド以外にもいくつか種類があり、近年はよく似た見た目の石やジュエリーが多数流通しています。

中には、模造品であるにもかかわらず「天然のダイヤモンド」と偽って売っているショップまであります。できれば、本物かどうか自分で見分けられるようになりたいですよね。

そこで本記事では、本物のダイヤモンドの見分け方について詳しく解説します。「偽物のダイヤモンド」と言われている合成・人工ダイヤモンドなどとの違いについてもご紹介するので、最後までご覧ください。

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1 偽物と言われているダイヤモンドの種類

偽物と言われているダイヤモンドの種類

ダイヤモンドには天然のダイヤモンド以外にも、主に以下2種類が挙げられます。

  • 模造(人造)ダイヤモンド
  • 合成(人工)ダイヤモンド

これらを「偽物」として扱っている方も多いですが、実際には模造品や人工品として利用したりしているだけで、厳密にはこれらを「偽物のダイヤモンド」とはいえません。天然以外のダイヤモンドについて、以下で詳しくご紹介します。

1-1 様々な成分から構成されている「模造(人造)ダイヤモンド」

模造ダイヤモンドとは、色や質感などの見た目をダイヤモンドに模した宝石を指します。模造ダイヤモンドの中でも、人工的に造られたものを「人造ダイヤモンド」といいます。

見た目は酷似している模造ダイヤモンドですが、中身の成分は全く異なります。天然のダイヤモンドは炭素のみに対し、模造ダイヤモンドはガラスやプラスチックなど様々な成分から構成されているのが特徴です。

模造ダイヤモンドにはいくつかありますが、代表格とされているのが「キュービックジルコニア」「ジルコン」「モアサナイト」の3つです。

キュービックジルコニア

キュービックジルコニアとは、二酸化ジルコニウムを主成分とし、酸化カルシウムや酸化マグネシウム、酸化イットリウムなどを混ぜて結晶化させたものです。屈折率が高くダイヤモンドに近い輝きを放ち、モース硬度は8.5でダイヤモンドには及ばないものの、宝石界では硬度の高い部類に入ります。

重量はキュービックジルコニアの方が若干重く、数少ない見分けポイントとなります。

ジルコン

ジルコンとは、カラーバリエーションが豊富な天然石の一種で、12月の誕生石としても人気の高い宝石です。とくに無色透明なジルコンの特性はダイヤモンドの特性に非常に近く、昔からダイヤモンドの代替品として重宝され続けています。

モアサナイト

モアサナイトとは、炭化ケイ素の水晶石のことで天然物も存在しますが、かなり希少で流通しているもののほとんどが人工石です。1893年にアメリカ・アリゾナ州に落下した隕石の中から発見され、「宇宙からの贈り物」ともいわれています。

屈折率や熱伝導率などの特性がダイヤモンドと近く、ダイヤモンドかどうかを判別する機械「ダイヤモンドテスター」を用いても判別が難しいとされています。

ダイヤモンドとの判別ポイントとしては、宝石の硬さが挙げられます。ダイヤモンドのモース硬度が最高値の10なのに対し、モアッサナイトは9.24です。ダイヤモンドには及びませんが、宝石界の中では硬い方に部類されます。

1-2 限りなく本物に近い「合成(人工)ダイヤモンド」

合成ダイヤモンドとは、天然のダイヤモンドを人工的に産出したものです。天然ダイヤモンドは何億年という時をかけて形作られますが、合成ダイヤモンドは工場にて数週間ほどでできあがります。ダイヤモンドと同じ炭素を原料としているため、見た目から化学組成などがそっくりに造られています。

価格は天然石の30〜60%ほどで安価で入手しやすいため、工業製品やファッションジュエリーなどによく使用されています。

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2 本物のダイヤモンドを見分ける7つの方法

本物のダイヤモンドを見分ける7つの方法

天然のダイヤモンドは産出量が限られているため、模造品とは比べものにならないくらいの価値があります。この章では、お手持ちの石・ジュエリーが天然のダイヤモンドかどうか判断するための6つの方法を解説していきます。

2-1 息を吹きかけてみる

ダイヤモンドは熱伝導率が高く、物質内に熱が浸透するスピードが早いという性質があります。そのためダイヤモンドの表面に息を吹きかけると表面が一瞬しか曇りません。しかし成分の異なるダイヤモンドは、曇った表面がもとに戻るまで少し時間を要します。

2-2 冷蔵庫に入れてみる

これも上の息を吹きかけるのと同じく、熱伝導を利用した判別方法です。天然のダイヤモンドは冷蔵庫に入れてしばらくしてから取り出すと、すぐに常温に戻ります。しかし、成分の異なるダイヤモンドは、常温に戻るまで少し時間を要します。

2-3 水を垂らしてみる

ダイヤモンドは、疎水性(水をはじく性質)が高い宝石です。そのためダイヤモンドの表面に水を垂らすと表面に丸い水滴ができ、その状態のまま落下します。いっぽうで、疎水性が低い石の場合は水が平べったい形に広がります。

2-4 文字を描いた紙の上に置いて石越しに文字を見てみる

天然のダイヤモンドは光の屈折率が高く、文字を書いた紙などの上に置いて石越しに文字を見てみると、文字が見えないほどに屈折していることがわかります。いっぽうで、屈折率が低い石の上から文字を見てみるとくっきりと文字が見えるとされています。

2-5 宝石同士でこすってみる

ダイヤモンドのモース硬度は最高ランクの10なので、欠けたり砕けたりすることがめったにありません。そのためガラス製品や宝石などとこすりつけてみると、天然のダイヤモンドであればガラスのほうだけ傷がつきますが、偽物の場合は両方が傷ついたり削れたりします。

2-6 ブラックライトに当ててみる

天然のダイヤモンドをブラックライトで照らした場合、青く光るといわれています。ただし、「青く光らない=偽物」というわけではありません。ダイヤモンドは天然石なので個体差があり「蛍光性」のあるものだけが光ります。そのため、この方法の確実性はそこまで高いとはいえないでしょう。

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3 ダイヤモンドの見分け方がどうしてもわからないときは?

ダイヤモンドの見分け方がどうしてもわからないときは?

ここまでダイヤモンドの見分け方について解説しましたが、中には合成ダイヤモンドのように素人では精査できない宝石も多く存在します。

3-1 ダイヤモンドの鑑定書をチェックしてみる

ダイヤモンドに限らず、天然の宝石を購入した際には「鑑定書」がついてきます。合成石には鑑定書がつかないので、お手元に鑑定書があるのなら、それは天然のダイヤモンドだといえるでしょう。

※合成石には「鑑定書」ではなく「鑑別書」や「レポート」がついてくる場合が多いです。

ただし宝石の粒が小さく価値が低めだからという理由で、原則として0.15ct未満の天然ダイヤモンドには鑑定書がついてきません。購入したショップに頼めば鑑定書を発行してくれるケースもあるので、一度頼んでみるのもいいでしょう。

ダイヤモンドの鑑定書については以下の記事で詳しく解説しているので、気になる方はこちらも併せてご覧ください。

>>鑑定書なしでもダイヤモンドは買取可能?鑑別書との違いや買取店選びのポイントなど

3-2 専門機関の「CGL」や「GIA」を利用する

手元に鑑定書がなく、専門機関にダイヤモンドの鑑定を頼みたい場合は「CGL(中央宝石研究所)」や「GIA(米国宝石学会)」に依頼するのがおすすめです。

CGL(中央宝石研究所)

「CGL」は日本が誇る宝石の鑑定機関で、宝石鑑別団体協議会(AGL)に加盟しています。国際機関と連携しており、世界的に見ても信用度の高い機関です。

ダイヤモンドが天然かそれとも合成かを見てほしい場合は、「ダイヤモンド鑑別」を依頼すれば鑑別結果をレポートで教えてくれます。

GIA(米国宝石学会)

「GIA」は、世界でもっとも信用されているアメリカの宝石研究機関です。ダイヤモンドの品質評価基準「4C」を制定したことで知られています。

「ダイヤモンド グレーディング レポート」というのを依頼すると、「4Cの評価」や「天然石か否か」を鑑別してくれます。

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4 ダイヤモンドの真贋を見分けるのは難易度が高い

自分が持っているダイヤモンドが天然物かどうか気になった際は、本記事で紹介した方法で手軽に調べてみましょう。その上でどうしても確信が欲しい場合は、鑑定機関に相談してみるのもひとつの手段です。

ブランド買取専門店「ブラリバ」では、ダイヤモンドをはじめとした宝石の買取にも力を入れています。世界市場との豊富な取引実績で得たより正確な相場情報をもとに買取価格をご提案いたしますので、ぜひお気軽にお問い合わせください。

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