
一般的に知れ渡っているのは世界三大高級時計かと思いますが世界五大高級時計という言葉を聞いたことはございますか?
世界五大高級時計
- パテックフィリップ
- オーデマピゲ
- ヴァシュロンコンスタンタン
- A.ランゲ&ゾーネ
- ブレゲ
スイスの三大時計にスイス以外の二大高級時計メーカーを追加したものが世界五大高級時計です。
パテックフィリップ、オーデマピゲ、ヴァシュロンコンスタンタンはよく知られていますが、A.ランゲ&ゾーネやブレゲはまだまだ知名度が低く知っている人も少ないです。
そこで今回はブレゲについて
『どのようなブランドなのか』
『何が人気なのか』
『どのように購入したらいいのか』
など…。ブレゲを購入するときに参考にしてもらえる情報をお伝えしていきたいと思います。
それでは先ずは「そもそもブレゲって何ぞや?」と言う疑問から解決していきましょう。
目次
1)世界5大時計メーカーと言われるブレゲとは
ブレゲは1775年にフランスのパリで創業した高級時計メーカーです。現在はスイスのラベイに本社を構えております。機械式時計の原理のうちの70%以上の機構をブレゲが開発しており、常に高級時計の最先端を走っているブランドです。
ざっくりとお伝えすると上記のような感じです。200年を超える歴史と技術力があり世界五大高級時計のうちの一つとして数えられております。現在では知名度は高くないものの“本物の時計好き”に愛され一部の人にはとても人気のあるブランドです。
…さて実際にブレゲはどんな歴史を歩み、どんな原理を生み出してきたのでしょうか?
掘り下げてご紹介させていただきましょう。
1-1)1775年に創業した200年以上の歴史がある時計メーカー
一般的には法人設立後60%は1年後に消え、10年後まで残っている企業は5%と言われております。
しかしブレゲは200年以上の歴史を持つ老舗企業です。日本でいうところのイオンくらい長い歴史を持っております。
1775年アブラアム=ルイ・ブレゲによりフランスのパリに創業しました。
アブラアムは天才時計技師で天才時計技師で、複雑機構の“永久カレンダー”や“トゥールビヨン”などの機構を開発します。
アブラアムが亡くなったのち、アブラアムから子(アントワーヌ=ルイ・ブレゲ)へ、孫(ルイ=クレマン・ブレゲ)と工房を継承します。しかし孫のルイ=クレマンは通信事業で成功していたこともあり、1870年に工房をイギリスの時計技師エドワード・ブラウンに売却します。ブラウン家三代で運営しておりましたが経営はうまくいかず、1970年に宝石商のショーメが商標を買取しました。
ショーメには“ダニエル・ロート”と言うフランスの時計技師が在籍し、この人物がブレゲ復興のカギとなる“トゥールビヨンのサイズダウン”を実現します。復興後はLVMHやリシュモンと並ぶPPR(現:ケリング)にショーメごと買収されました。
PPR傘下に居た頃にショーメから独立したのですが、1987年にインベストコープ(サウジアラビア系投資会社)に売却しました。インベストコープでも業績はいまいち良くなく、1988年スウォッチに買収され現在に至ります。スウォッチグループに参入後は業績がぐんぐん回復して高級時計ブランドとして現在の立ち位置まで復活したのでした。
【ブレゲ買収振り返り】
ブレゲ⇒エドワード・ブラウン⇒ショーメ⇒ケリング⇒インベストコープ⇒スウォッチ
歴史をズラッと紹介しましたが、すごく行ったり来たりしている企業で今のように業績は安定しているわけでなく経営に悩んでいたみたいですね。現在はスウォッチグループの傘下として業績を伸ばしているみたいでとても安心できます。
1-2)機械式時計の原理のうち70%以上がブレゲ開発の機構
トゥールビヨンや永久カレンダーと言う超複雑機構を一度は聞いたことがあるかと思います。
最近ではパテックフィリップがシリーズとして売っていることもあり、超複雑機構はパテックフィリップのものと言うイメージもある方も多いでしょう。
実は複雑機構のうち70%を超える機構はブレゲが開発しており、技術の最先端はブレゲにあるのです。
ブレゲが開発した機構
◆トゥールビヨン
・姿勢の差で起こる重力による時計のズレを防ぐ機構
◆永久カレンダー
・2100年まで調整が不要なうるう年にも対応したカレンダー
◆ミニッツリピーター
・手動でボタンを押すことで“音”で時刻を知らせてくれる機構
◆パラシュート
・衝撃を吸収する機構で耐衝撃機構の元祖
◆ブレゲひげゼンマイ
・時計の心臓部であるテンプを構成するパーツの一つで精度がかなり安定している
◆レバー式シリンダー脱進機
・時計の精度と耐久性を安定させた機構
◆マリーン・クロノメーター
・船上で正確動かすための機構
トゥールビヨン、永久カレンダー、ミニッツリピーターはパテックフィリップのグランドコンプリケーション(ハイエンドモデルのシリーズ)では定番のモデルで価格は1000万円を超えるものがほとんどです。
そんな超複雑機構を開発しているなんてすごいですよね。
ただ、ブレゲが開発したのは機構だけではなくデザインもブレゲ発のものが存在します。
【ブレゲが開発したデザイン】
分かりやすく下記のモデルで紹介させていただきます。
出典:Breguet
モデル名:マリーン8827BR/52/586
◆ブレゲ数字
ブレゲの数字の書体は特に特徴的で、パテックフィリップなどのブランドでも使われることがあります。
◆ブレゲ針
針に穴が開いているデザインの針です。ブレゲを象徴するデザイン針ですが、現在ではオリエントなど他ブランドでも採用されております。
◆ギヨシェ文字盤
今では文字盤に装飾を施すことは一般的ですが、昔はデザインされているものがありませんでした。ブレゲは手彫りでパターンをデザインしております。
“ブレゲ”と名前のついているデザインで他ブランドでも使用されているものがあるのはすごいですよね。
機構とデザインを開発して技術力だけでなくデザイン力も高いブレゲだからこそ、現在でも高級ブランドメーカーとして人気があるのでした。
2)ブレゲの魅力は逸話と安定がポイント
ブレゲがどんなブランドなのか分かったところで『なぜブレゲに魅了されるのか』と言う部分についてお話させていただきます。
先ずはどんな人がブレゲを愛用していたのかをご紹介します。
◆ヴィクトリア(イギリス女王)
◆ジョアキーノ・アントーニオ・ロッシーニ(作曲家)
◆ナポレオン・ボナパルト(ナポレオン1世)
◆カロリーヌ・ボナパルト(ナポレオンの末妹)
◆ウェリントン公爵(イギリス)
◆アレクサンドル1世(ロシア皇帝)
◆マリーアントワネット(フランス王妃)
などなど…。
歴史上でかなり有名な人が愛用していた時計。それがブレゲです。
高い技術力があり歴史の偉人にも認められ、デザインも長けていたため男性のみならず女性にも愛されていいました。
現代で愛用している人は
◆ウラジーミル・プーチンさん(ロシア大統領)
◆二コラズ・サルコジさん(元フランス大統領)
◆櫻井翔さん(嵐)
◆木村拓哉さん(元SMAP)
◆石橋貴明さん(とんねるず)
など、大統領から芸人まで幅広い層に愛されております。
現代人は何故ブレゲに魅了されるのか掘り下げてみましょう。
2-1)『マリーアントワネット』が依頼したNo160の逸話に魅了
キーマンは顧客であるマリーアントワネットにあります。
1783年マリーアントワネットは費用も期限も制限をせず“当時組み込める複雑機構をすべて詰め込んだ時計”をブレゲに注文しました。しかし程なくフランス革命がおこりマリーアントワネットは処刑されてしまいます。
このNo160が完成したのはマリーアントワネットが亡くなった1793年から34年後の1827年で、マリーアントワネットはこの時計を見ることができませんでした。
・No160
出典:Breguet
搭載している機構は
・パラシュート
・永久カレンダー
・ミニッツリピーター
・自動巻き
・均時差(イクエーション・オブ・タイム)
・バイメタル温度計
・パワーリザーブ表示
と現在でも超複雑とされる機構が使われております。
今から200年以上前にこれだけの機構を搭載しとても美しいデザインが人々を魅了しているのです。
見ていてウットリするくらい綺麗ですよね…。時計と言うより芸術品としてのイメージが強いです。
ちなみに、この時計が完成する4年前に創業者のブレゲ自身も亡くなっております
2-2)価値が流行に左右されにくくとても安定している
ブレゲの時計の特徴として相場が安定しているという特徴があります。
パテックフィリップやロレックスなどと比べて相場の変動が落ち着いており、投機アイテムではなく時計好きが購入する商品だからこそ、相場が安定しているのです。
また、流通量も需要とバランスがとれていることもあり、下落や高騰することはありません。
高級時計と言うこともあり資産価値は高いアイテムではありますが、投資としてブレゲを選ぼうとしている方はブレゲ以外の時計を購入すると良いでしょう。
流行アイテムではないブレゲですが、真の時計好きに愛されセレブや高所得者がメインターゲットであるからこそ相場を安定させることができております。
ロレックスやパテックフィリップなどは投機アイテムとして人気で“今”は相場が高いのですが、いつ下落してもおかしくないので流行で左右されやすいのですが、そのような時計と対照的なのがブレゲの魅力の一つなのです。
以上ブレゲの二つの魅力でした。
マリーアントワネットが依頼したNo160の機構、デザインに魅了されて他のアイテムを見て購入する方。
投機アイテムではなく安定している高級時計として選ばれる方。この二つの魅力で現在でもファンを増やし続けているのです。
3)売れ筋ブレゲ10選!販売価格、中古相場、買取価格ここを見れば全部が分かる
さて、ここからはついに商品紹介となります。
売れ筋のアイテムをマリーンから4つタイプXX、クラシック、トラディションから2つ紹介させていただきます。
まずは一覧で価格を見てみましょう。
【売れ筋ブレゲ10選】
リセール率は平均49%とロレックスやパテックフィリップのような投機のアイテムと比べると下がってしまいますね。新品では100万~350万円、中古だと100万円を切るアイテムも存在します。
それではそれぞれのアイテムがどのようなものなのか詳細を見ていきましょう。
3-1)『マリーン 5517BB/Y2/5ZU』
出典:Breguet
定価 |
¥3,410,000 |
中古相場 |
¥2,100,000 |
買取価格 |
¥1,660,000 |
リセール率 |
48.68% |
マリーンはフランスの大航海時代にアブラアン=ルイ・ブレゲが作ったマリーン・クロノメーターから着想をたアイテムです。スポーツウォッチとして現在でも人気のあるデザインを施しております。現代風でありながら文字盤のデザインは伝統を継承しておりブレゲということを象徴してくれます。
このモデル2019年に出た新作で機能はシンプルに日付機能のみとなります。ケースが18Kホワイトゴールドを使用しておりますが、ステンレススチールや18Kローズゴールドを採用しているものもあります。
中古相場は流通し始めは250万円でしたが、現在は210万円で落ち着いております。恐らく今以上に下がる可能性は低く、これから人気が出始め流通量も増えてくるので相場は上がる可能性がありますので、購入時期としては今がオススメです。
買取相場はまだ新作ということもあり安定はしておりません。~6カ月で相場は落ち着くかと思いますので、そこまで様子見をしましょう。
3-2)『マリーン 5527TI/G2/9WV』
出典:Breguet
定価 |
¥2,563,000 |
中古相場 |
¥1,730,000 |
買取価格 |
¥1,376,000 |
リセール率 |
53.69% |
チタン素材のマリーンです。クロノグラフを搭載したモデルで、シリコン素材のひげゼンマイを使用しております。アリゲーターストラップを採用しており、ラグジュアリー感の中にカジュアルを演出してくれます。また、こちらのモデルも2019年発売の新しいモデルです。
中古相場は170万円と定価から80万円も安くなっております。中古が流通し始めたときは180万円だったので落ちることなく安定しているので購入はいつでも良いでしょう。
買取相場も同様に落ち着いております。ただ、ほんの少しだけ中古相場が減少傾向にあるので売るとしたら早めに売るようにすると良いでしょう。
3-3)『マリーン II 5817BR/Z2/5V8』
出典:Breguet
定価 |
¥2,618,000 |
中古相場 |
¥1,840,000 |
買取価格 |
¥1,300,000 |
リセール率 |
49.66% |
マリーン2は初代マリーンを継承した後続モデルのシリーズです。マリーンとマリーン2は世代違いのようなもので機能性に特に違いはありません。
このモデルは日付機能のみのシンプル機構です。ケースはピンクゴールドを採用しております。日付機能はビッグデイトと言うもので大きく表示していることが特徴です。
中古相場は2010年の130万円から180万円までゆっくりと右肩上がりです。1年近くこの価格で落ち着いておりますが、まだまだ上がる可能性があるので、購入は早めにしましょう。
買取相場も落ち着いております。2年以上の長い目で見たら上がるかもしれませんが、上がり幅は大きくないので買い替えや不要になったタイミングでなるべく早めに売却しましょう。
3-4)『マリーン II 5817ST/92/5V8』
出典:Breguet
定価 |
¥1,848,000 |
中古相場 |
¥1,320,000 |
買取価格 |
¥900,000 |
リセール率 |
48.70% |
ステンレススチール製のマリーン2で3-3で紹介したモデルと同様にビックデイト機能が特徴なモデルです。
尚、このモデルは廃盤になっております。
2018年の中古相場は120万円でしたが、現在は130万円と徐々に上がっております。ここ1年で見ても価格幅は大きくないですが上がってはいますので、購入は早めがオススメです。
買取価格も中古相場と同じく落ち着いており、長い目で見たら相場が上がる可能性は高いですが、確実ではないので、安定している今のうちに売りましょう。
3-5)『タイプXXI トランスアトランティック 3810ST/92/9ZU』
出典:Breguet
定価 |
¥1,144,800 |
中古相場 |
¥895,000 |
買取価格 |
¥600,000 |
リセール率 |
52.41% |
タイプXXはフランス海軍航空部隊のために設計されたアイテムで“タイプトゥエンティ”と読みます。タイプXXのほかにタイプXXⅠが存在します。フライバック機能を搭載しており、海に強いマリーンとは対照的に空に強いラインナップとなります。
このモデルはケースにステンレススチールを使用し、機能はクロノグラフ、日付機能、フライバックを搭載しております。
中古相場は最近下がり90万円となっておりますが、市場で流通し始めた頃は75万だったので長い目で見たら上がっております。最近は下がり傾向にあるので購入は少し待つと良いかもしれません。
売却においては相場が下がりきる前に売るようにしましょう。
3-6)『タイプXXI アエロナバル 3800ST/92/9W6』
出典:Breguet
定価 |
¥1,122,000 |
中古相場 |
¥1,019,900 |
買取価格 |
¥450,000 |
リセール率 |
40.11% |
このモデルはステンレススチールを使用し、蓄光針と数字を搭載しております。
現在の中古価格は100万円と定価からかなり近い金額となっております。相場は2019年末に30万上がり、現在の価格となりました。急に上がったということもあり、相場は少ししたら下がるかと思うので、購入の際は~3カ月くらい様子見をしましょう。
買取価格は今が最も高い金額となっておりますので、早く売りに行くようにしましょう。
3-7)『クラシック 7147 7147BR/29/9WU』
出典:Breguet
定価 |
¥2,508,000 |
中古相場 |
¥1,548,000 |
買取価格 |
¥1,200,000 |
リセール率 |
47.85% |
クラシックはブレゲのクラシカルタイプの時計です。シンプルなデザインで洗礼されており、数々のファンがいます。
このモデルは2018年に発売されたモデルでケースが18金ローズゴールドを使用しスモールセコンドを搭載しております。ブレゲ針とブレゲ数字でとても洗礼されているデザインで私は好きです。
中古相場は発売後から150万円で落ち着いておりますので、お好きなタイミングで購入すると良いでしょう。
買取価格も落ち着いておりますので、不要なタイミングで売りに行きましょう。
3-8)『クラシック 5930BA/12/986』
出典:Breguet
定価 |
¥1,540,000 |
中古相場 |
¥1,273,000 |
買取価格 |
¥800,000 |
リセール率 |
51.95% |
18金イエローゴールドのケースにギヨシェ模様の文字盤を使用したタイプのクラシックです。
中古価格は120万円と定価に近い価格で売っております。相場はとても落ち着いており購入するタイミングはいつでも良いでしょう。
買取価格は10年前と比べて上がっており、今が高いタイミングなので早いタイミングで売りに行くと良いでしょう。
3-9)『トラディション 7097BR/G1/9WU』
出典:Breguet
定価 |
¥2,680,000 |
中古相場 |
¥2,570,000 |
買取価格 |
¥1,600,000 |
リセール率 |
59.70% |
トラディションはブランドの原点回帰と言われえているモデルでブレゲ開発のパラシュートやブレゲひげゼンマイ、トゥールビヨンなどの機構を搭載しているモデルです。
このモデルはギヨシェ文字盤、ブレゲひげゼンマイを搭載しているモデルです。ケースは18金ローズゴールドを使用しております。
中古価格は250万円と定価とほぼ同じ価格となっております。出始めの頃は300万円近い価格で販売しておりましたが、現在は相場は落ちております。下落したわけではなく徐々に下がったものでここ2年は落ち着いておりますので、購入のタイミングはお好きなタイミングで良いでしょう。
売却タイミングは相場が今以上に下がる前に早めに売るようにすると良いでしょう。
3-10)『トラディション 7057BB/11/9W6』
出典:Breguet
定価 |
¥3,388,000 |
中古相場 |
¥2,280,000 |
買取価格 |
¥1,300,000 |
リセール率 |
38.37% |
18金ホワイトゴールドを使用したモデルで、ブレゲ針、ブレゲひげゼンマイ、パラシュートを搭載しております。
相場は落ち着いておりますので、欲しいタイミングで購入すると良いでしょう。
買取相場も同様に落ち着いておりますので、不要なタイミングで売りましょう。
4)ブレゲには並行差別はない!並行品と正規品の違い
3章ではブレゲのモデルについてご紹介させていただきましたが、ここからは購入方法についてお伝えさせていただきます。
高級時計を購入するときに『正規品と並行品の違い』を悩む方が多いかと思います。
これは一部ブランドの場合には並行差別と言い並行品を購入するとメンテナンス代がかなり高くなったり、並行品=偽物と思う人もいるのが原因となっております。
まず結論からお伝えしますと、ブレゲには並行差別はありませんので、ブレゲを購入するときに価格を安く抑えたい場合には並行品を購入すると良いでしょう。
それでは正規品のメリットとは何があるのでしょうか?
正規品と並行品の違いについてお伝えさせていただきます。
4-1)【正規品】フランス本社の顧客リストに名前が刻まれる
これはブレゲ特有のメリットです。ブレゲはフランスの本社にあるリストで顧客管理をしております。
この顧客リストにはマリーアントワネット、ナポレオン三世、プーチン大統領などの名前が刻まれており、この著名人と同じリストに名前を刻まれるということを意味します。
このような体験は滅多にできないのでこれがブレゲ特有のメリットとなります。
他の高級時計でも言えるのですが、正規店で購入することは本物を証明してくれますので、信頼を取りたい場合には正規品を選ぶようにしても良いでしょう。
4-2)【並行品】正規品よりも60%以上安く購入できる
並行品のメリットは価格をかなり抑えて購入することができることにあります。
並行輸入とは並行輸入販売店が海外の正規店またが並行輸入品店で仕入れを行い日本で販売しているアイテムのことです。正規店とは違い定価に縛られることがないので、仕入れ価格を抑えることができればその分安く売ることが可能です。
また、あまりの安さから“偽物”と勘違いされる方もいますが、本物で間違いないのでそこは安心しても良いでしょう。
正規店でのロマンを取るか、並行輸入品で予算を抑えるのかは個人の自由です。
個人的には予算があるなら正規店で購入して、著名人と同じリストに名前を刻まれるロマンを選びます。
最後に
今回はブレゲの価格について、人気モデルと共に紹介させていただきました。
リセール率だけで見るとロレックスやパテックフィリップなどの人気ブランドに劣ってしまいますが、デザイン、技術力、歴史など他のブランドに負けないものを持っているのがブレゲです。
今回を機に数々の著名人に愛されているブレゲをチャレンジしてみてもいいかもしれませんね。
最近では今持っているロレックスやオメガなどの高級時計を売って新しくブレゲを購入されている方が増えており、弊社でもよく高級時計の買取依頼をいただきます。
もしもご興味があればお問い合わせしてみてください。
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