【2024年】ロレックス入手困難ランキング20選!カタログに載らないレアモデルも紹介

近年、ロレックスの需要がますます高まっており、正規店でも現行品を買えないというケースがあるほどです。

とくに入手困難とされるモデルについては、ロレックスマラソンを1年続けてやっと買えたという声もあります。一体どんなモデルが入手困難とされているのでしょうか。

今回は、ロレックスファンを熱狂させる入手困難モデルを、以下3つに分けて紹介いたします。

・現行品で流通量が少なく入手困難とされているモデル
・生産終了しており入手困難であるモデル
・カタログ未掲載品など、ほとんど出回っていないプレミアモデル

ここ数年で生産終了したモデルやカタログに掲載されていないシークレットモデルなども紹介しているため、まだ知らないロレックスとの出会いをぜひ楽しんでみてください!

※本記事のランキングは以下のルールに基づき、2024年更新時点における情報を参考に作成しております。また、アンティーク品やヴィンテージ品を除いております。ブラリバでの買取実績があるモデルは買取金額の記載がありますが、こちらは過去のお取引実績であり、現在の買取金額を保証するものではございません。実際の買取価格は、お品物の状態、相場、在庫状況により変動いたします。

現行モデル:2024年更新時点における定価の高い順。
生産終了モデル:2024年更新時点における各種参考サイト(海外含む)の販売金額順。
参考サイト:ロレックス®公式ロレックス専門店クォーク価格.COM腕時計投資.comchrono24

目次

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【現行モデル編】ロレックス入手困難ランキング

まずは現行品の入手困難モデルから見ていきます。以下モデル達は、価格が高いことや流通量が少ないことから入手困難と言われています。

コスモグラフ デイトナ Ref.126506A ダイヤ

コスモグラフ デイトナ Ref.126506Aの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

コスモグラフ デイトナ Ref.126506Aはプラチナモデルであり、約9年間製造されてきたRef.116506Aからリニューアルしたモデルです。コスモグラフ デイトナ誕生60周年である2023年に新リリースされました。

旧モデルではインダイヤルがアイスブルーであったのに対して、画像の現行モデルはセラクロム製ベゼルと同色のチェスナットブラウンが採用されています。インダイヤルの幅も細くなりよりスマートな印象になりました。

そして何といってもダイアルに輝くダイヤモンドが特徴です。3、6、9時位置にはスクエア型のダイヤモンド、その周りには8個のバゲットカットダイヤモンドがセットされており、落ち着いた輝きが作り出すエレガントな表情を楽しめます。

また、シースルーバック仕様のため、裏蓋から強い磁耐性と耐震装置を備えた新型キャリバー4131を眺められるのもファンにはたまらないポイントです!

そんなRef.126506Aは、希少なプラチナモデルのロレックスであり入手困難とされています。2024年更新時点では、定価が約1,200万円に対して、二次流通市場では2,000万円近くまで高騰しています。

【コスモグラフ デイトナ Ref.126506A ダイヤ スペック】

  • 素材:プラチナ
  • ケースサイズ:40mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.4131
  • パワーリザーブ:約72時間
  • 防水性能:100m
  • メーカー希望小売価格(税込):11,881,100円

GMTマスターII Ref.126719BLRO メテオライト

GMTマスターII Ref.126719BLRO メテオライトの正面写真

GMTマスターII Ref.126719 BLRO メテオライトは隕石を使用したダイヤルが特徴であり、青と赤のベゼルの色合いから通称“ペプシ”と呼ばれています。このモデルの定価は約640万円で、二次流通市場での平均相場は約700万円ほどです。

メテオライトのモデルはデイトナやデイデイトなどがありますが、金無垢とペプシベゼルを組み合わせたモデルはこちらのみであるため、希少価値はかなり高いと言えるでしょう。

【GMTマスターII Ref.126719BLRO メテオライト スペック】

ヨットマスター42 Ref.226659 ファルコンズアイ

ヨットマスター42 Ref.226659 ファルコンズアイの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

ヨットマスター42 Ref.226659はこれまでブラックダイヤルのみが展開されていましたが、2022年に天然石のファルコンズアイを採用したダイヤルが加わりました。

濃紺の光沢が美しいファルコンズアイは、天然石であり模様がひとつひとつ異なるため貴方だけのオンリーワン時計として楽しめます。見る角度によって表情が変わるファルコンズアイは、いつまででも眺めていたくなります。

また、18ctホワイトゴールドのケースでありながらも、ロレックス独自の「オイスターフレックスブレスレット」が採用されているためスポーティーな印象です。チタン・ニッケル合金製の金属部分をエラストマー(人工ラバー)でコーティングしており、金属が入っているとは思えないような見た目と触り心地です。

ファルコンズアイ、オイスターフレックスブレスレット、そしてマットな仕上げのセラクロム製ベゼルと3つの異なる同系色がとてもクールなこのRef.226659は、天然石を使用していることから流通量が少なく入手困難モデルとされています。

定価が約500万円ですが、二次流通市場では約700万円で販売されています。

【ヨットマスター42 Ref.226659 ファルコンズアイ スペック】

  • 素材:18ctホワイトゴールド
  • ケースサイズ:42mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.3235
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:100m
  • メーカー希望小売価格(税込):4,947,800円

ディープシーチャレンジ Ref.126067 RLXチタン

ディープシーチャレンジ Ref.126067 RLXチタンの正面写真出典:WATCHGUYNYC

2022年11月に新作として発表されたディープシー チャレンジ Ref.126067 RLXチタンは、11,000mの防水性を備えたプロフェッショナルダイバーズウォッチです。高い防水性が特徴であるシードゥエラー ディープシー Ref.116660の3,900mと比較すると、約3倍にもおよぶ驚異的な防水性能です。

また、ロレックスで初めてのフルチタンモデルとなっており、30%の軽量化と高い耐久性を実現しました。2022年12月に580万円でYouTuberのヒカキンさんが購入したことも話題になりました。

このモデルの定価は、ステンレススチールとしては高めな約370万円となっていますが、ロレックスの最新技術を詰め込んだ高機能モデルであるため高い人気があり入手困難です。2024年現在、二次流通市場では約650万円まで上がっています。

【ディープシー チャレンジ Ref.126067 RLXチタン スペック】

  • 素材:RLXチタン
  • 駆動方式:自動巻き
  • ケースサイズ:50mm
  • ムーブメント:Cal.3230
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:11,000m
  • メーカー希望小売価格(税込):3,674,000円

コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN

コスモグラフ デイトナ 126500LNの正面写真

コスモグラフ デイトナ Ref.126500LNは2023年発売のモデルです。旧モデルの116500LNが2016年発売であり、7年越しのモデルチェンジであったため話題となりました。ダイヤルのカラーはブラックとホワイトがあります。

旧モデルとの変更点は、ベゼルの外縁がステンレス素材になったことや、インデックスやインダイヤルが細くなりスタイリッシュな印象になったことなどが挙げられます。幻のデイトナでお馴染み「ポール・ニューマンモデル Ref.6239(ホワイトダイヤル+赤巻き)」を彷彿とさせるデザインから、とくにホワイトダイヤルが大変人気であり入手困難モデルとなっています。

また、エネルギー効率や対衝撃性を向上させるクロナジーエスケープメントやパラフレックスショック・アブソーバが搭載された新型キャリバー4131を採用しています。ロレックスが独自開発したこのキャリバー4131によって、長時間動かすことが可能になりパワーリザーブが約72時間となりました。

【コスモグラフ デイトナ Ref.126500LN スペック】

ヨットマスター42 Ref.226627 RLXチタン

ヨットマスター42 Ref.226627 RLXチタンの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

2023年に登場したヨットマスター42 Ref.226627 RLXチタンは、先述したロレックス初のフルチタンモデルであるディープシー チャレンジ Ref.126067に引き続き、第二弾のフルチタンモデルです。

RLXチタンは、チタン・バナジウム・アルミを合金した素材であり、耐蝕性があることた非常に軽量であることが特徴です。堅牢かつ錆びにくいRLXチタンは、その高級感のある雰囲気を長く楽しませてくれます。42mmと大きめのサイズにしては着用時の軽さに驚くことでしょう。

このヨットマスター42 Ref.226627 RLXチタンは流通量が少なく、正規代理店への入荷が毎月1〜2本と噂されるほどです。もし見かけたら、是非とも手に取って堪能したくなる入手困難モデルのひとつです。二次流通市場の価格は、約400万円〜500万円です。

【ヨットマスター42 Ref.226627 RLXチタン スペック】

  • 素材:RLXチタン
  • ケースサイズ:42mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.3235
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:100m
  • メーカー希望小売価格(税込):2,029,500円

GMTマスターⅡ Ref.126720VTNR

GMTマスターⅡ Ref.126720VTNRの正面写真

ロレックスの中でも数少ないレフティモデルのGMTマスターII 126720VTNRです。レフティモデルとは一般的に左利き用のモデルのことを指します。

基本的にリューズは右側に付いていますが、レフティモデルのGMTマスターII 126720VTNRは、リューズが左側に付いています。そのため、左腕に付けるとリューズが手の甲に当たらず快適に付けられるという理由で右利きの人に選ばれることも多いです。

GMTマスターII 126720VTNRの定価は約160万円であり、二次流通市場では約300万円で販売されています。人気のグリーンベゼルなうえ貴重なレフティモデルのため、正規店でも未だに手に入れにくい入手困難モデルとなっています。

【GMTマスターII 126720VTNR スペック】

GMTマスターII Ref.126710BLRO ペプシ

GMTマスターII Ref.126710BLRO ペプシの正面写真

「ペプシ」の愛称で親しまれているGMTマスターII Ref.126710BLROは、初代GMTマスターと同じ象徴的なカラーリングである青と赤のセラクロム製ベゼルが特徴的で、スポーティーな見た目のモデルです。ちなみに、リファレンスナンバーの末尾「BLRO」にはフランス語のBleuとRouge(青と赤)の意味が込められています。

2024年現在では、オイスターブレスレットとジュビリーブレスレットから選べます。オイスターブレスレットは、シンプルながら堅牢性があり硬派な印象が好きな方にとても人気です。

そして、上記画像のように細かく仕上げられた上品なジュビリーブレスレットは、腕へのフィット感が高いことが特徴です。スポーティーな見た目と、上品さの掛け合わせを楽しみたい方はジュビリーブレスレットがおすすめです。

また、キャリバーは新世代ムーブメントと呼ばれる3200番台のCal.3285が搭載されています。このGMTマスターII Ref.126710BLROは、専門店の方々からも流通量が少ないと言われており「近々生産終了になるかも」と危惧する意見も見受けられます。

【GMTマスターII Ref.126710BLRO ペプシ スペック】

オイスターパーペチュアル Ref.124300 セレブレーションモチーフ

オイスターパーペチュアル Ref.124300 セレブレーションモチーフの正面写真

オイスターパーペチュアル Ref.124300は、豊富なカラーバリエーションで人気を集めていますが、2023年には新たに「セレブレーションモチーフ」が発表されました。

ターコイズブルーをベースにキャンディピンク、イエロー、コーラルレッド、グリーンと合計5色を用いて風船を想起させるような、ポップでアイコニックなデザインが特徴的です。

機能面は通常のオイスターパーペチュアル Ref.124300と変わりません。防水性能、耐久性が高いオイスターケースと、自動巻きパーペチュアル機構が搭載されており、シンプルかつ長く愛用できるモデルです。こちらも国内流通量がかなり少ないため入手困難モデルとして有名です。

【オイスターパーペチュアル Ref.124300 セレブレーションモチーフ スペック】

  • 素材:オイスタースチール
  • ケースサイズ:41mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.3230
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:100m
  • メーカー希望小売価格(税込):918,500円

【生産終了モデル編】ロレックス入手困難ランキング

次に2024年更新現在、生産終了となっている入手困難モデルを紹介します。

コスモグラフ デイトナ ル・マン Ref.126529LN 

コスモグラフ デイトナ ル・マン Ref.126529LN の正面写真

出典:WATCHGUYNYC

コスモグラフ デイトナ ル・マン Ref.126529LNは、ロレックスがオフィシャル・タイムキーパーを務めている世界三大カーレースのひとつ、「ル・マン24時間耐久レース」の100周年記念として初代Ref.6263をオマージュしたモデルです。タキメーターの「100」を赤文字にすることで100周年記念モデルを表しています。

ブラックダイヤルにホワイトのインダイヤルの通称「パンダダイヤル」や、インダイヤル内のインデックスに採用されているスクエアデザインなど、ポールニューマンモデルを想像させるような仕様です。

搭載されているキャリバー4132はクロノグラフの最大計測時間が12時間から24時間に延長されています。これはル・マン耐久レースが24時間であることから実装された特別な仕様です。そして、デイトナ初のシースルーバックが採用されており、上記の特別なキャリバーが眺められる大変素晴らしいモデルとなっています。

この特別感満載なモデルは、発表された2023年6月からなんと1年も経たないうちに生産終了となり入手困難モデルとなりました。2023年時点での定価は600万円後半〜700万円程でしたが、生産終了後の市場では4,000万円超えを記録しています。

ちなみに、YouTuberのヒカキンさんは2023年に税込3500万円で購入しています。また、デイトナ ル・マンについての記事もあるためぜひご覧ください!

【コスモグラフ デイトナ ル・マン Ref.126529LN スペック】

  • 素材:ホワイトゴールド
  • ケースサイズ:40mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.4132
  • パワーリザーブ:約72時間
  • 防水性能:100m

コスモグラフ デイトナ Ref.116506

デイトナ Ref.116506

2013年にデイトナ50周年を記念して発売されたコスモグラフ デイトナ Ref.116506です。このモデルは、ロレックスのプラチナモデルのみに使われるアイスブルーダイヤルが特徴的で、ファンから根強い人気を集めています。

ベルトやベゼルの部分はプラチナを採用したことで優れた耐久性を実現しました。またタキメーターは平均時速を計測することができ、最大時速400マイルまで測定可能となっています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116506の定価は約800万円、現在の相場価格は1,200万円前後です。2013年〜2023年の約10年間製造され、現在は生産終了となっています。2023年の新型である126506が登場し一時的な相場下落が見られたものの、流通量が少ないことに加え高い需要があることから、相場はしばらく安定していくと考えられます。

【コスモグラフ デイトナ Ref.116506 スペック】

コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN メテオライト

コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN メテオライトの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

こちらは、コスモグラフ デイトナ Ref. 116519LNに搭載されている「メテオライト」ダイヤルのモデルです。このダイヤルには隕石の素材が使用されており、独特の模様はニッケルと鉄から成る結晶によって形成されています。この結晶構造は、ウィッドマンシュテッテン構造(またはトムソン構造)として知られています。

この隕石模様はひとつとして同じものはなく、個体ごとに異なる輝きが楽しめるのも特徴です。宇宙の神秘的な雰囲気を、誰とも被らないデイトナで堪能できるという特別感が味わえます。

コスモグラフ デイトナ Ref.116519LNは2023年にモデルチェンジが行われ、メテオライト仕様のモデルは生産終了となっています。発売当時から希少性が高く人気だったため、生産終了後の現在は1,200万円前後で取引されるほどの入手困難モデルとなっています。

【コスモグラフ デイトナ Ref.116519LN メテオライト スペック】

  • 素材:ホワイトゴールド
  • ケースサイズ:40mm
  • ムーブメント:自動巻き
  • キャリバー:Cal.4130
  • パワーリザーブ:約72時間
  • 防水性能:100m

コスモグラフ デイトナ Ref.116508 グリーンダイヤル

コスモグラフ デイトナ Ref.116508 グリーンダイヤルの正面写真

コスモグラフ デイトナ Ref.116508 グリーンダイヤルは、2016年に登場したモデルで、ホワイトやシャンパンカラー、ブラックなど計6種類ありますが、ロレックスのシンボルカラーのグリーンダイヤルはとくに注目されており、年々人気を高めています。

コスモグラフ デイトナ Ref.116508 グリーンダイヤルの相場は2023年1月時点では500万円台でしたが、2024年現在は約1,000万円と倍近く上昇しています。このモデルは資産価値が高いことに加え、生産終了していることもあり手に入れるのが難しくなっていると考えられるでしょう。

【コスモグラフ デイトナ Ref.116508 グリーンダイヤル スペック】

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN

コスモグラフ デイトナ Ref.116500LNの正面写真

コスモグラフ デイトナ Ref.1165000LNです。ロレックスのなかでも人気が高いデイトナはモデルに関わらず手に入れにくい状況が長く続いています。

Ref.1165000LNには、ブラックとホワイトのダイヤルがあります。どちらのダイヤルでも手に入れにくいという点は変わりませんが、ホワイトダイヤルの方が入手難易度は上がります。これは、ステンレススチールのベゼルからセラクロムベゼルに変わったことにより、ブラックが映えるホワイトの人気が増加したからです。

また、2023年3月にロレックスから発表された新作の登場により、こちらのモデルは生産終了となっています。生産終了時の相場は約390万円となっており、その後も変動しながら現在は400万円ほどで取引されています。

2023年に新型のモデルの発表があったもののRef.1165000LNの人気は衰えず、今後も相場価格の上昇や入手困難な状況が続く可能性が高いといえるでしょう。

【コスモグラフ デイトナ Ref.116500LN スペック】

スカイドゥエラー Ref.326934 ブルーダイヤル

スカイドゥエラー Ref.326934 ブルーダイヤルの正面写真

2012年に登場したスカイドゥエラー Ref.326934 ブルーダイヤルです。このモデルには、黒や白のダイヤルも展開されていますが、このブルーダイヤルモデルが一番人気です。

またスカイドゥエラーに採用されている年次カレンダー機能は、複雑な構造になっているため生産数が限られていました。そのため正規店への入荷本数が少なく、入手しにくい状況が続いていました。加えて2023年に生産終了となったこともあり、今後もその状況は変わらないと考えられるでしょう。

【スカイドゥエラー Ref.326934 ブルーダイヤル スペック】

オイスターパーペチュアル41 Ref.124300 ターコイズブルー

オイスターパーペチュアル41 Ref.124300 ターコイズブルーの正面写真

オイスターパーペチュアル41 Ref.124300は、ピンクやグリーンなどカラーバリエーションが豊富なことで知られていますが、とくに人気を集めているのがターコイズブルーです。通称ティファニーブルーとも呼ばれるこのモデルは、シンプルながら上品な色合いのダイヤルが特徴で注目されています。

こちらのモデルは2020年に登場しましたが、41mmサイズのターコイズブルーは2022年の新作発表に伴いわずか2年で生産終了となっています。ターコイズブルーが登場した2020年の定価は約60万円でしたが、生産終了後の二次流通市場では状態が良いものだと約400万円で取引されることもあります。

非常に希少なモデルであるため流通量は限られており、入手困難な状況が続いています。

【オイスターパーペチュアル41 Ref.124300 ターコイズブルー】


【番外編】ロレックスの超貴重レアモデルを紹介

最後に発売当初からなかなかお目にかかれないプレミアモデル達を紹介します。どれも価格帯が高いのはもちろん、そもそも一般顧客用のカタログには載らないモデルや、事前アナウンスがなかったシークレットモデルとなります。

コスモグラフ デイトナ レインボー Ref.116595RBOW

デイトナレインボー Ref.116595RBOWの正面写真出典:WATCHGUYNYC

こちらは2018年に限定発売されたコスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOWです。このモデルは、ロレックスの愛好家が「普通に購入することはまず不可能」とコメントするほど、流通量が少ないプレミアモデルとなっています。

コスモグラフ デイトナ レインボー116595RBOWは、大の時計好きとして知られるYouTuberのヒカキンさんが、2021年に5,000万円を超える金額で購入しています。その金額の高さから、ネット上では当時大きな話題となりました。2024年更新時点では二次流通市場で約9,000万円まで高騰しています。

【コスモグラフ デイトナ レインボー 116595RBOW スペック】

コスモグラフ デイトナ Ref.116588TBR

コスモグラフ デイトナ Ref.116588TBRの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

コスモグラフ デイトナ Ref.116588TBRは、バーゼルワールド2019年で発表されたモデルです。ブラックとイエローのダイヤルには243個のダイヤモンドがセットされており、虎のようなデザインが印象的です。

イエローゴールドのケースや、36個のトラピーズカットダイヤモンドがセットされているベゼルも相まって、かなりゴージャスな雰囲気を感じさせます。そして、ブレスレットには伸縮性と耐久性のあるオイスターフレックスブレスレットが採用されています。

唯一無二の存在感があるこのモデルは、日本国内の流通数が限られています。二次流通においてもほとんど出回っておらず入手困難モデルとなります。

【コスモグラフ デイトナ Ref.116588TBR スペック】

  • 素材:イエローゴールド
  • 駆動方式:自動巻き クロノメーター
  • ケースサイズ:40mm
  • ムーブメント:Cal.4130
  • パワーリザーブ:約72時間
  • 防水性能:100mm

オイスターパーペチュアル デイデイト36 Ref.128345RBR グリーンアベンチュリン

デイデイト36 Ref.128345RBR グリーンアベンチュリンの正面写真

出典:WATCHGUYNYC

2023年、ロレックスのラグジュアリーラインであるデイデイトに3つの新しいダイヤルが追加されました。いずれも宝石が使用された豪華なラインナップです。

カラーは「グリーンアベンチュリン(Ref.128345RBR)」「カーネリアン(Ref.128348RBR)」「ターコイズ( 128396TBR)」があります。3つともレアモデルで入手困難なのですが、とくに人気なのはグリーンアベンチュリンです。

グリーンアベンチュリンのダイヤルは、他カラーにはない細かい結晶が見られます。また、ローマ数字のインデックスに散りばめられたダイヤモンドが華やかで特徴的です。こちらも他モデル同様に、二次流通においてほぼ流通していない貴重なモデルです。

【オイスターパーペチュアル デイデイト36 Ref.128345RBR  グリーンアベンチュリン スペック】

  • 素材:18ctエバーローズゴールド
  • 駆動方式:自動巻き 
  • ケースサイズ:36mm
  • ムーブメント:Cal.3255
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:100mm

オイスターパーペチュアル デイデイト 36 Ref.128239-0056 パズルダイヤル

オイスターパーペチュアル デイデイト 36 Ref.128239-0056 パズルダイヤルの正面写真

出典:Diamond Source NYC

オイスターパーペチュアル デイデイト 36 Ref.128239-0056は、カタログに載っていない2023年のシークレットモデルとなっており「パズルダイヤル」がかなり印象的です。なんのアナウンスもなく登場したうえに、ポップでアイコニックな見た目から当時の時計業界は大騒ぎとなりました。

特筆すべきはもちろん、カラフルなパズルダイヤル部分です。通常であれば日付表示が搭載される部分は「LOVE(愛)、PEACE(平和)、HAPPY(幸せ)、ETERNITY(永遠)、GRATITUDE(感謝)、FAITH(信仰)、HOPE(希望)」の言葉が表示されるユニークな仕様となっています。

また、3時のウィンドウにはハート、トランプ、てんとう虫、ピースサインなどなんと31種類ものマークが表示されます。シークレットモデルであり、国内市場でほとんど流通していないため入手困難モデルとして君臨し続けています。

【オイスターパーペチュアル デイデイト 36 Ref.128239-0056 パズルダイヤル スペック】

  • 素材:ホワイトゴールド
  • 駆動方式:自動巻き 
  • ケースサイズ:36mm
  • ムーブメント:Cal.3255
  • パワーリザーブ:約70時間
  • 防水性能:100mm

入手困難となるロレックスの特徴

ロレックスにおいて入手困難となるモデルには以下のような特徴が見受けられます。特徴をおさえておくことで、次にどのモデルが入手困難になりそうかを予想するときにも役立ちます。

・生産数が少ないモデル
・生産終了して買えないモデル
・独自のデザインがあるモデル
・限定発売のモデル
・ジュエリーモデル
・機能性が高いモデル

それぞれ詳しくみていきましょう。

生産数が少ないモデル

限定生産や製造工程の複雑さ、特別な素材・デザインを使用しているなどの理由から、生産数が少ないモデルも存在します。生産数が限られるモデルは、需要と供給のバランスが崩れてしまうため入手困難となりがちです。

たとえば、2012年に発売されたデイトナレインボー 116595RBOWは1,000万円近くの高額モデルです。生産数が少なく販売期間も限られていたため、手に入れられる人は極わずかでした。ほかにも、複雑な構造になっていることで生産数が少ないスカイドゥエラー 326934 ブルーダイヤルのようなモデルもあります。

また、デイトナ 116500LNやオイスターパーペチュアル41のように廃盤となっているモデルは、生産されることがないため流通量も限られてきます。そして、少数かつ人気のモデルともなれば、世界中多くのコレクターや愛好家が購入を希望するためさらに入手困難となります。

こうして希少性が高まることで、市場ではプレミアム価格が付き、正規店での在庫もすぐに売り切れてしまいます。

生産終了して買えないモデル

生産終了によって供給が完全に止まる一方で、ロレックスはコレクターや愛好家からの需要が依然として高いことから入手困難となる傾向にあります。ロレックスにおいて生産終了となるタイミングは主に以下2つが挙げられます。

・新モデル発表のタイミング
・技術やデザインの進化

時計は新しいモデルが登場する際に、既存モデルが廃盤になることがよくあります。ロレックスの新作は毎年3月〜4月に「Watches And Wonders GENEVA」という世界最大の時計展にて発表されます。その際に、旧モデルが生産終了になることがあります。

また、ロレックスは定期的に技術革新を行い、新しいムーブメントやデザインを採用する際に古い仕様のモデルが廃盤になることもあります。とくに、特別なデザインを持つモデルは、時間が経つにつれて希少性が増し、市場での流通量も限られます。

独自のデザインがあるモデル

独自のデザインがあるモデルも入手困難になる傾向があります。今回紹介した入手難易度が高いモデルは、そのモデルにしかない独自性を持っています。

たとえば、もっとも入手難易度が高いとされているデイトナレインボー 116595RBOWは、ベゼルに七色の宝石を使用し、ほかにはない唯一無二のデザインになっています。思わず目を引くゴージャスなデザインが特徴的です。

また、GMTマスターII 126719BLRO メテオライトは、貴重な隕石を使ったメテオライトダイヤルを採用しています。さらに、デイトナ 116508 グリーンダイヤルやGMTマスターⅡ126720VTNRなどは、これまでにあまりなかったロレックスのコーポレートカラーであるグリーンを使用しています。

上記のように今までにないデザインは人気が出やすい傾向があり、とくに宝石や希少素材を使用しているモデルは入手難易度が高くなります。

限定発売のモデル

特定のイベントや周年記念、特別なテーマに基づいて製造される限定発売モデルは、生産数が極めて限られているため入手困難となる傾向にあります。

限定的な供給に対して、コレクターや愛好家からの需要が非常に高いことから発売直後に完売することも多いです。また、限定モデルは将来的な価値の上昇が期待されるため投資対象としても人気があります。この希少性と高い需要が、入手難易度に繋がっています。

ジュエリーモデル

ロレックスのジュエリーモデルが入手困難になる理由は、使用される宝石の品質と精密なセッティング技術にあります。ロレックスは、ダイヤモンドやルビーなどの高品質な宝石を厳選し、職人の手で丁寧に装飾します。これにより生産工程が非常に複雑となるため限られた数しか製造できません。

また、ジュエリーモデルは一部の特別な顧客に向けて少量しか供給されないため、希少性が高くコレクターや愛好家達の心をくすぐります。

機能性が高いモデル

ロレックスは性能面・耐久面が非常に優秀なモデルも入手困難になりがちです。今回紹介したモデルのムーブメントは、性能の高いことで知られるCal.4130、Cal.3285、Cal.9001などが搭載されています。

たとえば、Cal.4130は完全自社生産のクロノグラフムーブメントで、クロノグラフ針や30分清算計、12時間清算計の動作に影響する要素を小型化を実現しました。また、部品数を約60%減らしたことによりメンテナンスがしやすくなったのも着目すべきポイントでしょう。

上記のような、デザイン以外にロレックスの最新技術や最高性能を備えたモデルは、入手困難となる傾向があるといえます。


ロレックスの入手困難モデルはどこで購入できる?

こちらの章では、そんな購入の難しいモデルが購入できる場所について解説していきます。

中古での購入

今回ご紹介したデイトナレインボー 116595RBOWや、デイトナ 116508 グリーンダイヤルなどのレアモデルの場合、通常購入は難しいですが、中古であれば購入はできるチャンスはあります。しかし、希少価値が高く定価での購入はまずできません。

また、ネットオークション等でも取り扱っている場合もありますが、偽物が販売されている可能性もあるため、取引の際はとくに注意が必要です。そのため、店舗や販売者の評判や口コミなどをチェックしたり、プロの鑑定士による査定が行われてるかを確認したりして、信頼できる店舗を選びましょう。

もし、販売されているロレックスが正規品であるかどうか確かめたい場合は、ダイヤルのプリントやシリアルナンバーの刻印などから見極めができます。細部をよく見て、雑な作りになっていないかしっかり確認してください。

不安な方は、ロレックスの偽物と本物の見分け方の記事で解説しているため、ぜひ参考にしてください。

海外での購入

日本では取り扱っておらず購入できないモデルでも、海外なら見つかるケースもあります。海外旅行のついでに目当てのモデルを探すのもよいでしょう。

ただし注意点として、海外でロレックスを購入する際には信頼できる販売元であるか、コピー品ではないかを確認しておくようにしましょう。現地の販売店について調べるのが難しい場合には、正規店や免税店などで購入するのがおすすめです。

また、ロレックスは5年に一度オーバーホールというメンテナンスを行う必要がありますが、ロレックスは本物であればどこで購入しても、オーバーホールが受けられます。さらに、ロレックス購入時に国際保証書が発行されるため、故障した場合でも正規店でのアフターケアの対応をしてもらえるので安心です。

なかなか買えなかったロレックスの入手困難モデルを見つけると「すぐに買いたい」と焦ってしまいますが、まずは落ち着いて本物であるかをチェックしてから購入するようにしましょう。

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今回は、ロレックスの入手困難ランキングとレアモデルの特徴について紹介しました。

ロレックスは国内外問わず非常に人気の高いブランドのため、年々入手難易度が上がっています。とくに、今回紹介したような入手困難モデルは、今後さらに手に入れるのが難しくなると予想されます。また、次期入手困難モデルを予想する場合は、レアモデルになる特徴・傾向をよく理解しておく必要があるでしょう。

そしてもし、新しいロレックスを購入する前準備として、ご自宅にある不要な時計やバッグ、ジュエリーを売りたいということであれば、当社が運営する「ブラリバ」にお任せください!お客様からお預かりした時計やバッグ、ジュエリーなどを、経験豊富なスタッフが丁寧に査定いたします。

また、年間10,000点以上の豊富な買取実績があり、多くのリピーター様にご満足いただいております。ロレックスの買取をお考えの方はぜひ、LINE・お電話などからお気軽にお問い合わせください!

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