
カルティエは、世界各国の王室御用達ジュエラーとして幅広く周知され、時代の潮流に逆らう斬新なデザインでジュエリー業界に常に新しい風を吹かせてきました。そんなカルティエのジュエリーが持つ強みを4つに分けて紹介していきます。
・革新的なデザイン
カルティエはプラチナ素材を世界ではじめて使用したジュエラーとして知られています。当時のプラチナは、ジュエリーの素材に使用できないとされていた素材でしたが、カルティエはその秘められた可能性を見抜き、精彩で美しい見事なジュエリーを製作しました。このジュエリーは後に、レース編みのような繊細な細工の中に、建築技術に用いられた葉や透かし細工にみられる装飾のスタイルである「ガーランド・スタイル」と呼ばれるようになりました。
そのほかにも、豹をモチーフにした「パンテール」やネジを止めて装着する「ラブブレスレット」など、カルティエにしかない独自の革新的デザインで世界の人たちを驚かせてきました。
・各国の王室御用達
カルティエはインドのマハラジャ、ナポレオン3世の妻であるウジェニー皇后、英国王のエドワード7世などが顧客として名を連ねており、その他にもスペイン、ベルギー、ロシアなど世界16か国の王室御用達ジュエラーに任命された宝飾店です。
時の王であるエドワード7世は、カルティエのことを「王の宝石商、宝石商の王(Jeweller of kings, king of jewellers)」と讃えるほど。世界の王室が認めた、歴史に残る作品を世に送り出してきました。
・素材と技術が一級品である
カルティエでは、素材として使用するゴールドやプラチナのほかに、一流の宝石商が選び抜いた最高級のダイヤモンドやカラーストーンを使用しています。素材の美しさを最大限引き立たせるためにも、デザインを綿密な計算のもと製作されています。
また、カルティエが立ち上げたメゾンの技術を引き継ぐ一流のクラフトマンたちが、ジュエリーを丁寧に手作りで製作しています。その作品には、カルティエ独自の技法を取り入れられています。
世代を越えて愛されるカルティエのジュエリーには、資産としての価値も期待することができるほど、高品質なものが多くあります。
・世界5大ジュエラーのひとつ
カルティエは世界5大ジュエラーとしても有名で、世界の王侯貴族やセレブたちを魅了してきました。カルティエの他には、ティファニー、ハリー・ウィンストン、ヴァン・クリーフ&アーペル、ブルガリが世界5大ジュエラーと呼ばれています。
世界中の誰もが認める名だたる宝飾店として、確固たる地位を確立し今でも人気の落ちにくいブランドジュエリーとなっています。