最近ではロレックスやパテック・フィリップなどの高級時計と並び人気が高まってきているのがウブロです。芸能人やトップアスリートの中で愛用している人も多く、昔と比べて知名度が格段に高くなっています。
ウブロは何故ここまで人に愛され、成功者やデキる男の象徴となっているのか。
ここではそんなウブロの愛される理由と人気モデルランキングと、その商品の価格について紹介させていただきます。
1 ウブロがデキる男に愛される2つの理由
ウブロはトップアスリートやセレブ、経営者などが愛用しておりとても人気が高い高級時計です。
愛されている理由はとても簡単で、トップアスリートやセレブをモデルに起用することで、ブランドイメージが向上しました。その結果、多くのトップアスリートが着用することで「成功者の証」と呼ばれ、経営者が着用するようになりました。ウブロは、ロレックスやパテック・フィリップで使用されていないような特殊な素材を使っていることもあって、その特異性から長く愛用している人が増えきています。
それでは具体的にどのようなプロモーションを行い、なぜ人気なのかを解説しています。
1-1 成功者の証であると経営者に大人気が出る
ウブロは世界的に有名で人気の高いブランドですが、昔は知名度がそこまで高くなかったのです。今ここまで有名になったのは、ウブロのプロモーション活動により人気が出て今の地位を確立しました。
最近では陸上のウサイン・ボルト選手や、メジャーリーガーの田中将大選手などのトップアスリートに、革製品ブランドの『ベルルッティ』やスーパーカーの『フェラーリ』など有名企業とのコラボ商品を展開し、色んな角度から新たな顧客を手に入れました。
そこで、ここではウブロを着用している著名人とどのようなコラボ商品があるのか、ご紹介していきます。
◆ウブロを着用している有名人
【田中将大】
東北楽天ゴールデンイーグルスのプロ野球選手である田中将大選手。野球の連続勝利ギネス記録を保持している投手です。
野球を知らない方でも“マー君”の愛称を聞いたことはあるのではないでしょうか。彼は、プロ野球の選手として成功し、プライベートではタレントの里田まいさんと結婚。プライベートでも仕事でも両方とも成功している選手です。
【ウサイン・ボルト】
ウサイン・ボルト氏はジャマイカの元陸上競技単距離の選手です。オリンピックでは通算8個の金メダルを獲得し、100m、200m、4×100mリレーの世界記録保持者です。2017年のスポーツ選手億万長者番付では37億6000万円で世界23位になっています。2018年にサッカーに挑戦し、2020年からは実業家として挑戦しているウサイン・ボルトの今後に注目です。
【ダスティン・ジョンソン】
アメリカ在住のプロゴルファーで2020年の東京オリンピックでも代表入りしているダスティン・ジョンソン選手。
2017年と2018年に男子世界ランキングで1位になりました。現在では男子世界ランキング5位とゴルフ業界の中では特に有名でゴルフで成功している有名人です。ゴルフだとタイガーウッズが有名ですが、現在ではタイガーウッズは世界7位なので、タイガーウッズよりもランキングの高い選手です。
【エリナ・スビトリーナ】
ウクライナ出身のプロ女子テニスプレイヤーであるエリナ・スビトリーナ選手。自己最高ランキングはシングルスで3位、ダブルスでは108位です。
以上4名がウブロを愛用しアンバサダーとしても選ばれている有名人の一例となります。
日本人で有名な人だと
- プロ野球選手 高橋由伸さん
- タレント、映画監督 北野武さん
- 俳優 哀川翔さん
などなど・・・たくさんの有名人が着用しております。
ウブロは世界で活躍している人が愛用しているため、ウブロ＝『成功者の証』と言われるようになりました。価格帯も決して安くはないため、成功者がつけるのにふさわしい時計だと私は思います。
それでは続いてはウブロのコラボレーションを紹介していきます。
◆有名なコラボ商品
【ウブロ × ウサイン・ボルトモデル】
出典：HUBLOT
定価：¥2,563,000
限定本数：250本
【ウブロ × 田中将大モデル】
出典：HUBLOT
定価：¥2,134,000
限定本数：88本
【ウブロ×ベルルッティモデル】
出典：HUBLOT
定価：¥2,442,000
限定本数：200本
【ウブロ × フェラーリモデル】
出典：HUBLOT
定価：\4,774,000
限定本数：90本
アスリート業界だけでなく、スーパーカーやブランド業界ともコラボをしており、様々な角度から新たなる顧客を手に入れようと企業努力を行っております。
このような戦略があり、トップアスリートなどの成功者とコラボしモデルとしても起用しているため『成功者の証』ともいわれるような企業イメージもついたのです。
1-2 先進的な素材を使うことで他のブランドにはない魅力を演出
高級時計の素材というと、時計好きの方はステンレススチールを使用しているロレックスをイメージされるかもしれません。
ですが、ウブロはステンレススチールではなく、カーボンファイバーやセラミックなど、他の時計にはない先進的で特徴的な素材を使用しています。この素材を使うのはウブロくらいなので、着用するだけで特別感を演出できます。ウブロを一度でも購入したことがある方は、ウブロの魅力に気づき長く使用したり、他の素材に買い替えるなど、ウブロを愛する人も増えてきています。
主に採用されている素材
- カーボンファイバー
- マジックゴールド
- キングゴールド
- セラミック
- チタニウム
※各詳細は『こちらの記事』に掲載していますので、ご興味がございましたらこちらもお読になってください。
上記の5種類はウブロが初めて時計の素材です。
以上の2点から、ウブロは長年愛されているのです。
そんなウブロは、現在どのようなモデルが人気で、実際にどのくらいの価格で販売されているのでしょうか。
次章ではウブロの人気ランキングをご紹介していきます。
2 【2022年最新】ウブロ人気ランキングTOP10
たくさんのモデルがあると、どのモデルを購入すればいいのか悩んでしまいますよね。もし、ウブロの購入に迷ってしまったのであれば、ぜひこちらをご参考ください。
2021年に流行したウブロのモデルを2022年最新版としてまとめました。
まずはランキングを一覧で見てみましょう。
【ウブロ人気ランキングTOP10】
※中古相場は2022年執筆時現在の価格です。
ウブロの主要モデルは以下4つのモデルです。
・クラシックフュージョン
・ビッグ・バン
・キングパワー
・スピリット・オブ・ビッグバン
それでは人気ランキングの詳細を1位から順番にご紹介させていただきます。
1位 クラシックフュージョン 542.NX.1171.LR
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2015年12月 |
| 定価 | ¥847,000 |
| 中古相場 | ¥558,000 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 42mm |
ウブロで最も人気なクラシックフュージョン。
このモデルは自動巻きで日付機能がついているもので、とてもシンプルなデザインです。上記画像はブルー文字盤ですが、ブラック文字盤もあるので好みで選んでみてください。
また、仕事でもつけることができるくらいシンプルなので、スーツ姿にもばっちり合います。ビジネスシーンで使用したいとお考えであれば一番おすすめしたいモデルです。
2位 クラシックフュージョン 541.NX.1171.LR
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2017年4月 |
| 定価 | ¥1,210,000 |
| 中古相場 | ¥750,000 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 42mm |
クラシックフュージョンのクロノグラフモデル。6時の方向に日付機能も搭載しています。
1位のモデルのようなシンプルなものよりも、機械的なデザインが好きな方はこのモデルを選ぶことが多いようです。文字盤は落ち着いた色が多く、ベゼルも派手ではないためスーツ姿でも問題なく使用することができます。
3位 ビッグ・バン441.NX.1170.RX
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2018年11月 |
| 定価 | ¥2,079,000 |
| 中古相場 | ¥1,431,001 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 42mm |
ビッグ・バンは経営難に陥ったウブロが、2005年に再建を賭けて発表したモデル。クラシックフュージョンと比べて派手なデザインが多く、仕事中に着用している人は少ないようです。もしも購入を考えている場合にはビッグ・バンはプライベート着用をオススメします。
このモデルはビッグ・バンの中でもウニコというムーブメントを搭載しています。このウニコはウブロが4年の歳月をかけて開発した特別なムーブメントということもあって、他モデルと比べて金額は高めに設定されています。
4位 クラシックフュージョン 525.NX.0170.LR
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2013年8月 |
| 定価 | ¥1,760,000 |
| 中古相場 | ¥1,130,000 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 45mm |
クラシックフュージョンのスケルトン文字盤のモデル。日付機能もムーブメントもすべてがスケルトンでなので、とてもクールな印象です。
新品定価は170万円を超えますが、中古であれば90万～120万円程度で購入できますので、購入費用を抑えたいとお考えであれば中古での購入をおすすめします。
5位 ビッグ・バン411.NM.1170.RX
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2013年11月 |
| 定価 | ¥2,321,000 |
| 中古相場 | ¥1,493,900 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 45mm |
ウニコを搭載してケースサイズが45mmのモデル。ビッグ・バンはケース圧も大きく、いわゆる“デカ圧時計”と呼ばれるタイプのモデルなので、大きい時計が好きな方にはおすすめ出来る商品です。
6位 ビッグ・バン301.SB.131.RX
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2009年9月 |
| 定価 | ¥1,584,000 |
| 中古相場 | ¥998,000 |
| メイン素材 | セラミック、カーボン文字盤 |
| ケースサイズ | 41mm |
ビッグ・バンの中でも特に落ち着いているデザイン。このモデルの特徴は、ベゼルがセラミックで文字盤がカーボン、ケースはステンレススチールと色んな素材を使っているところです。
市松模様のようなデザインもシックに仕上がっています。この模様はLouis Vuittonのダミエと同じデザインで、Louis Vuittonの財布と合わせてもいいかもしれません。
7位 ビッグ・バン301.SX.1170.RX
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2010年5月 |
| 定価 | ¥1,463,000 |
| 中古相場 | ¥926,000 |
| メイン素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 44mm |
シンプルなタイプのビッグ・バン。デザインだけで見るとクラシックフュージョンのような感じもありますが、ビッグ・バンの名前の通りザ・デカ圧というほどの大きさを誇っています。
「クラシックフュージョンだとシンプルすぎる」「デカ圧が好きだけど派手なデザインは苦手」という方はこのビッグ・バンからスタートしてみて、もっと派手なデザインが欲しくなったのであれば、買い替えてみるのもいいかもしれません。
8位 ビッグ・バン301.SX.7170.LR
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2017年7月 |
| 定価 | ¥1,518,000 |
| 中古相場 | ¥953,800 |
| メイン素材 | ステンレススチール |
| ケースサイズ | 44mm |
7位のモデルの青文字盤の革ベルトバージョン。7位と8位の差は好みなので、明るい色が好きであればこちらを選ぶのがいいかもしれません。
9位 クラシックフュージョン 581.NX.7170.LR
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2016年9月 |
| 定価 | ¥660,000 |
| 中古相場 | ¥419,500 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 33mm |
このモデルはレディースタイプのウブロ。ケースサイズは33mmでちいさめなタイプなので男性には少し物足りないかもしれません。
また、今まで紹介していたモデルは自動巻きでしたが、このモデルはランキング唯一のクォーツ式のウブロです。ウブロのレディースモデルはクォーツ式が多いため、もしも自動巻きが欲しい場合にはレディースモデルでも他のモデルを選ぶと良いでしょう。
デザインは1位のウブロと全く同じなので、1位のレディースモデルバージョンと思っていただくとわかりやすいのではないのでしょうか。
10位 クラシックフュージョン 565.NX.1171.RX
出典：HUBLOT
| 発売年 | 2016年9月 |
| 定価 | ¥726,000 |
| 中古相場 | ¥519,800 |
| メイン素材 | チタニウム |
| ケースサイズ | 38mm |
このモデルはユニセックスタイプのモデルで男女ともに選ばれているモデルです。少し大きいタイプのレディース、少し小さいタイプのメンズのような立ち位置で男女ペアで着用しても問題ないくらいのサイズ感です。
以上が、ウブロの人気ランキングTOP10でした。
文字盤が黒色や青色だったり、スケルトンや市松模様のようなデザインだったり、様々なウブロがあります。
仕事で着用するときはシンプルなデザイン、パーティシーンやプライベートシーンは派手なデザインを選ぶなど、ご自身がどのシーンで着用したいのか考えてみるのもいいかもしれません。
ここまでウブロが愛される理由と商品を説明させていただきました。ですが、購入するにあたってコストパフォーマンスを気にされる方がいるかもしれまん。
次章では、購入しても損しない方法をご説明していきます。
3 コストパフォーマンスを高くする2つの方法
まず、コスパを高めるための大前提として、中古で購入するようにしましょう。
前章のランキングを見ていただくわかるように、ウブロは新品よりも中古が数十万円安く購入することができます。また、ウブロは中古価格が上昇する可能性も高くなることもあるため、コスパを気にされる場合には中古品を必ず購入しましょう。
そして、不要になったらすぐに売りにだして、欲しい商品に買い替える。これがコスパをよくする一番の方法です。ただ、状態が悪くなってしまうと、買取額が安くなってしまうので綺麗な状態を保つようにしましょう。それでは実際にどのようにしたらいいのか説明していきます。
3-1 人気の高いうちに売ってしまおう
コスパの面で見ると、長期間の所有はあまりおすすめできません。長く所有することで価値が上がっていくアンティーク品などの例外もありますが、ほとんどのブランド品は長期保管にそこまでメリットはありません。
ウブロに着目すると、人気が高いアイテムではありますが、相場の推移は若干落ち着いています。これから上昇する可能性もありますが、人気下落とともに相場も急降下する場合もあります。なので、売却をお考えであればブランド人気が高く、相場が落ち着いている今がチャンスかもしれません。
3-2 綺麗な状態を保とう
売却にあたり、最も重要なものは商品の状態で、どんなに相場が高くても状態が悪ければ買取は安くなってしまいます。時計の状態を綺麗なままで保つために最も重要なのはメンテナンスになります。
メンテナンスには大きく2つあり、「日々のお手入れ」と「オーバーホール」が重要になってきます。
それではこの2つについて説明していきます。
日々のメンテナンス
日々行うメンテンスは、「拭き掃除」と「毎日動かすこと」の2つになります。
まずは拭き掃除について
ウブロは防水加工がされている時計なので、水洗いしてしまう方もいらっしゃいます。ですが、水洗いはなるべく避けるようにしましょう。水分を完璧に拭き取ることができれば問題ありませんが、拭ききれていないと錆の原因になってしまいます。
また、完全に水分を飛ばすためにドライヤーを使用する方もいらっしゃいますが、温度変化で時計に負荷がかかり故障の原因にもなってしまいますので絶対にやめましょう。
汚れやほこりを取る場合は、乾いた布で綺麗に拭き取るようにすることで、時計に負荷をかけることなく綺麗にできます。可能であれば、ウブロを使用した後は必ず乾いた布でお手入れするようにしましょう。
毎日動かすことについて
自動巻きの時計はいたるところに潤滑油が塗ってあり、時計の動きをサポートしてくれています。もし、時計を長い間動かさなかったとすると、潤滑油が固まってしまいうまく動作しなくなってしまいます。最低でも、パワーリザーブが止まってしまう40時間前後で必ず時計を巻き直すようにしましょう。
忘れっぽいし、そこまで気にかけてられないということであれば、自動巻き時計のゼンマイを自動的に巻いてくれる「ワインディングマシーン」の購入をおすすめします。
オーバーホール
オーバーホールが必要となる期間は、おおよそ4年に1度とされています。オーバーホールは内部を分解し、必要に応じて部品交換を行います。さらに分解清掃も行うことで、新品同様の状態に戻してくれます。
オーバーホールをした事がある時計と1度も行っていない時計では、買取額が2～5万円も変わってきます。4年以上使っているか、長く使う予定であれば必ずオーバーホールを行いましょう。
ただし、売却前の直前は控えるようにしましょう。オーバーホールの費用は3万～10万円ほどですが、必ずしもその分査定額が上昇することはありません。むしろオーバーホールしたことで、無駄な手間となってしまいます。
なので、4年以上使用するのであれば必ずオーバーホールを行いましょう。
日々のメンテナンスとオーバーホール、この2つを覚えておきましょう。
4 ウブロの時計は「成功者の証」
この記事では、ウブロがみなさんに愛されている理由から、人気度ランキングなどをご紹介していきました。
ウブロが愛されている理由は、プロモーションによって幅広い層から支持され、アスリートや芸能人が着用することで「成功者の証」として認識されたことに加え、先進的な素材を使用していることです。
ウブロを購入する際は、中古品に絞り、購入から1～2年程度で買い替えるようにしましょう。また、売るときにはすぐに売却すること。
これだけのことが分かれば、ウブロを賢く購入し損することなく売却することができます。ぜひ実践してみてください。
