エルメスの「ヴァンキャトル」は収納力があり、カジュアルさと上品さを兼ね備えた普段使いしやすいバッグです。
ヴァンキャトルの買取を希望している方の中には「いくらくらいで売れるのか知りたい」「高く売るコツを知りたい」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。
この記事では、ヴァンキャトルの買取相場や高く売るためのポイントを解説していきます。
エルメスのヴァンキャトルを売却しようか検討されている方は、ぜひ参考にしてみてください。
ヴァンキャトルのほかにも、エルメスの代表ラインであるバーキンやケリーは非常に需要があり、高値で取引されることが多いです。下記ページでは、エルメスの各種アイテムの最新の買取参考価格がご覧いただけますので本記事と併せてご覧ください。
目次
エルメスのヴァンキャトルとはどんなバッグ？
1章ではまず、ヴァンキャトルシリーズの語源や特徴、サイズ展開についてご紹介します。
名前の由来は？
ヴァンキャトルの正式名称は「24/24（ヴァンキャトル ヴァンキャトル）」です。
24という数字はフランス語で「ヴァンキャトル」と発音します。
「仕事やプライベートで24時間持ち運べるバッグ」というコンセプトをもとに考案されたシリーズなので、このような名前になりました。
ヴァンキャトルの特徴
ヴァンキャトルのおもな特徴は以下の3つです。
- ストラップが取り外しでき、ショルダーバッグとハンドバッグの2WAYとして使用可能
- フラップ式の蓋と金属の留め具がついているためカジュアルになりすぎない
- ソフトレザーが使われており、見た目以上に収納力がある
ヴァンキャトルシリーズはバッグの背面にストラップを通す金具がついており、ストラップをつければショルダーバッグとしてラフに使うことができます。
また、マチがあるフォルムのバッグはカジュアルになりがちですが、ヴァンキャトルは正面にフラップ式の蓋と金属の留め具がついているので、フェミニンな印象を与えてくれます。
さらに、素材にはソフトな牛皮が使われており、開口部が大きく開くため、見た目以上に収納力が高いのも魅力です。
ヴァンキャトルのサイズ展開は？
2023年現在、ヴァンキャトルシリーズからは「ミニ・29・35」の3サイズが展開されています。それぞれのサイズ詳細を表で確認してみましょう。
サイズ名 | 横幅 | 高さ | マチ |
ミニ | 21cm | 15cm | 11cm |
29 | 29cm | 27cm | 14cm |
35 | 35cm | 27cm | 15cm |
ミニはかなりコンパクトなバッグで、荷物が少ない方やちょっとしたお出かけに適しています。
29は長財布やペットボトル、タブレットもしっかり収まるサイズなので、普段使いしやすいモデルです。
35は小柄な日本人女性が持つとかなり大きく見えるので、日本では需要が低く、見かける機会はなかなかありません。
ここまで、ヴァンキャトルシリーズの語源、特徴、サイズ展開について解説してきました。
続いて、ヴァンキャトルの国内定価を紹介します。
ヴァンキャトルの国内定価は？サイズごとの定価を紹介！
エルメスのバッグは年々値上がりしており、ヴァンキャトルも2018年の発売以降、徐々に定価が上昇しています。
ここでは、2023年現在の国内定価をサイズ別で表にしてみました。
サイズ | 国内定価 |
ミニ | 約121万円 |
29 | 約132万円 |
35 | 約147万円 |
※上記は、ヴァンキャトルで主流のトゴ、トリヨンモーリス、エヴァーカラー素材の定価です。クロコダイルやオーストリッチといった高級素材が使われている希少モデルは200万円を超える高額となるため、除外しています。
次の章では、ヴァンキャトルの買取相場をご紹介していきます。
ヴァンキャトルの買取相場は？
ここでは、ヴァンキャトルの買取相場を、弊社の買取店「ブラリバ」での買取実績をもとにご紹介します。
ヴァンキャトルミニ トゴ
買取相場：約700,000円
ブラックやエトゥープといった人気色の買取相場は上記のようになっています。
未使用品やゴールド金具のものは、これよりもさらに買取価格が高くなるケースがあります。
ヴァンキャトル29 トゴ
買取相場：約600,000円
ブルーニュイとブラウンのバイカラーモデルはこのような買取相場となっています。
黒1色や茶系1色といった人気色であれば、さらに高く買い取れる可能性があります。
ヴァンキャトル29 トゴ×アリゲーター
買取相場：約1,182,000円
こちらはフラップ部分に高級なアリゲーター素材が使われているモデルなので、買取相場が高くなっています。
ヴァンキャトル35 トゴ
買取相場：約700,000円
ブラックやブラウン系といった人気色の買取相場は70万円前後です。
※上記はあくまで一例で、刻印（年式）や色、商品の状態によって買取相場は変動します。参考程度に留めていただければ幸いです。
ヴァンキャトルをなるべく高く売るコツは？
せっかくエルメスのヴァンキャトルを売るなら、すこしでも高く売りたいですよね。
ここでは、ヴァンキャトルをできるかぎり高く売るコツを解説していきます。
きれいな状態を保つ
バッグの状態によって買取金額は大きく変わってきます。
適切な保管方法やお手入れ方法を把握し、なるべくきれいな状態を保つようにしましょう。
以下に、普段からできる簡単な保管・お手入れ方法を記載いたします。
- 革の変色を防ぐため、ハンドクリームや香水、消毒液といった油分・アルコールを含むものとの接触を避ける
- 綿棒の先で、バッグの内側やポケットの奥に溜まっているホコリを取り除く
- 使ったあとは乾いたタオルで表面をそっと拭く
- しばらく使わないときは付属の保存袋に入れ、直射日光と高温多湿を避けた場所にしまう
なお、バッグが破れたりほつれたりして修理に出したい場合は、街中の修理店ではなくエルメスの正規店に修理を依頼しましょう。
なぜかというと、正規店以外で修理を受けると、エルメスのオリジナル品でなくなってしまい、商品価値がさがってしまうからです。
付属品をすべて揃えておく
出典：HERMES
購入時についてきた付属品がすべて揃っていると買取金額がアップします。
中古品の場合はショルダーストラップがあるかどうかで金額が大幅に変化し、未使用品の場合は外箱・保存袋の有無も金額に影響してきます。
付属品の有無による査定額の差については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひご参考になさってください。
できるだけ早い時期に手放す
エルメスのバッグには、製造年を表すアルファベットの刻印がどこかしらに打たれています。
製造年が新しいものほど高く売れるので、売ると決めたらなるべく早く手放してしまうのがおすすめです。
※なお、2023年に購入した商品であっても、店舗在庫の状況によっては2022年製というケースもあるので注意が必要です。
複数社で査定額を比較
少々手間ではありますが、複数の買取業者で査定してもらい、一番高い査定額を提示してくれたところに売るのがおすすめです。
エルメスの製品は比較的相場が安定していますが、各業者の在庫状況や再販売ルートによって買取価格に差が生じる場合があります。
また、中には他社の査定額を伝えると、査定額を上げてくれる買取業者もあります。
他社との査定額の差をホームページに載せている業者は、こういった価格交渉に応じてくれる可能性が高いです。
ここまで、エルメスのヴァンキャトルを高く売るコツを解説いたしました。
さいごに、弊社が運営する買取店「ブラリバ」のサービスについてご紹介させていただきます。
エルメスのヴァンキャトルを売却するならブラリバへ！
弊社の「ブラリバ」はブランド品はもちろん、宝石や貴金属、骨董品の買取を行っている買取専門店です。
ここでは、ブラリバのサービスについて詳しくご紹介させていただきます。
エルメスの専門知識と豊富な買取実績
出典：HERMES
ブラリバには各ブランドの歴史や製造方法、コレクションに関して詳しい知識を持つ査定士がいるため、ブランド品の査定・鑑定にたしかな自信があります！
もちろんエルメス専門の査定士もおり、豊富な買取実績を誇っています。
適正な価格での買取
ブラリバではモデルの価値や中古市場における相場、国内外での需要を考慮し、適正な価格で買取を行っています。
弊社は国外にも再販売ルートを確保しているため、国内の相場にとらわれない価格での買取が可能です。
査定の手数料やキャンセル料は無料！
ブラリバは査定にかかる手数料やキャンセル料は一切いただいておりません。
そのため、「他社でも査定をしてもらいたい」「やっぱり売るのが惜しくなった」といった場合でも料金は発生しませんので、お気軽にご利用ください。
遠方でも利用できる宅配買取と出張買取
お近くに店舗がない方もご利用できる「宅配買取」と「出張買取」サービスも提供しております。
宅配買取の郵送料とキャンセル時の返送料はすべて弊社負担で、配送に関するトラブルも弊社が保障させていただきます。
また、出張買取における出張費も全国どこでも無料ですので、安心してご依頼ください。
ブラリバの買取方法はこちら
エルメスのヴァンキャトルは数が少なく高額買取の可能性も
この記事では、ヴァンキャトルの特徴や国内定価、買取相場、高く売るコツを解説しました。
ヴァンキャトルは発売からそれほど年数が経っていないシリーズで、中古市場に出回っている数がまだ少ないため、一定の価値があります。
エルメスのヴァンキャトルを売却をしようか迷っている方は、ぜひこの機会にブラリバまでご相談ください！