バッグを中心としたアパレルブランドとして世界的に有名な「ルイ ヴィトン」。 ルイ ヴィトンは、新作の商品だけでなく、ヴィンテージ品も人気が高いと評判です。
本記事ではヴィンテージとして価値の高いアイテムや、おおよその買取価格、お手入れ方法を紹介していきます。ルイ ヴィトンのヴィンテージ品を売却したいと考えている方は必見です。 まずは、ルイ ヴィトンの人気の理由から解説します。
目次
1 ルイ ヴィトンが長く愛されている理由
ルイ ヴィトンは19世紀後半にフランスで誕生したブランドです。設立以来、長きに渡り世界中で高い人気を誇っています。
ルイ ヴィトンはなぜこんなにも人気があるのでしょうか？
まずはバッグのブランドとしての歴史と人気の理由を簡単に紹介します。
1-1 バッグブランドとして長い歴史がある
ブランドの発祥は、創始者の『ルイ・ヴィトン』が1854年にトランク制作をはじめたことがきっかけです。
当時、旅行用トランクといえば非常に重く持ち運びにくいものばかりだった中、ルイが世界ではじめて軽量のトランクを発表したことから、トランクのアトリエとしてたちまち有名になりました。
ルイの存命中はおもにトランクのみの販売でしたが、ルイの死後、息子の『ジョルジュ・ヴィトン』がブランドをさらに盛り上げ、トランク以外にもハンドバッグ類の制作も開始しました。
ルイ ヴィトンはバッグブランドとして長い実績と信頼があるため、ファンが多く、知名度が高いのです。
ルイ ヴィトンの歴史については、以下の記事で詳しく紹介しておりますので、詳細を知りたい方はご覧ください！
1-2 飽きのこないデザイン
ルイ ヴィトンといえば、有名なモノグラム柄を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。
バッグブランドの中でも、ルイ ヴィトンはバッグの種類の豊富さでは群を抜いています。
モノグラム柄はそのままに、ハンドバッグやトートバッグ、ショルダーバッグ、ボストンバッグなど、長い間さまざまなフォルムの商品を発表してきました。
また、定番のデザインにとどまらず、その時代を反映した革新的なコレクションをコンスタントに打ち出しています。
常にトレンドを追求することで、クラシカルな印象を保ちつつも、流行の最先端を行くブランドイメージを確立しているのです。
1-3 高品質な製品
ルイ ヴィトンの製品は、素材の質がよく、劣化しにくいのが特長です。 保管方法に気をつけ、定期的に手入れをすれば、かなり長く使うことができます。
品質が安定しているブランドとして信頼があるため、老若男女問わず幅広い層から愛されているのです。
2 ルイ ヴィトンはヴィンテージ品も人気！
ルイ ヴィトンはヴィンテージ品も価値が高いことで有名です。ヴィトンのヴィンテージは「オールドヴィトン」とも呼ばれ、ここ数年で若者を中心にさらに人気が上昇しています。
この章では、オールドヴィトンの人気の理由と、ヴィンテージとしての価値を解説していきます。
2-1 ヴィンテージが人気の理由は？
ファッションの流行は数年おきに繰り返されるとよく言われますが、近年の流行が90年代のテイストに似ているため、コーディネートしやすいとして、ルイ ヴィトンのヴィンテージが話題になっています。
実際にオールドヴィトンを使ったコーディネートをSNSに投稿している方もいますので、何点かご紹介します。 
出典：WEAR 
出典：Instagram 
出典：Instagram 
出典：Instagram 
出典：Instagram 
出典：Instagram 
出典：Instagram
また、以下のようなメリットがあることも、ヴィンテージの人気の要因です。
- 今も販売されているアイテムなら、定価より安く手に入る
- 廃盤になったアイテムを入手できる
- 古い型であれば、周りの人とアイテムがかぶりにくい
こうして見ると、おしゃれな人ほどヴィンテージへの関心が高い理由がわかりますね。
ところで、ヴィンテージ品と中古品には違いがあることをご存知でしょうか？
ヴィンテージと中古品の区別がわからないという方も多いかと思いますので、ヴィンテージの定義と区分けについても解説していきます。
2-2 そもそもヴィンテージの定義って？
ヴィンテージの定義としては、商品の発表から年数が経っていること、希少価値が高いこと、品質がよい状態であることなどが挙げられます。
ヴィンテージについて厳密な基準はないのですが、一度でも人の手に渡ったものは一般的に“中古品”に分類され、製造されてから15年以上経っているアイテムを“ヴィンテージ”とする場合が多いです。
もちろん、年数が経過していることだけでなく、品物がきれいな状態を保っていることも重要です。
また、世に出回っている数が少ないものほど、価値もあがります。
つまり、ブランド品の中でヴィンテージと定義できるのは、15年以上前につくられた商品であり、かつ、美しさを保っているもののことになります。
ヴィトンの製品に関しては、経年によって味が出るアイテムもあり、その独特の“味”をよしとする人も多いです。
2-3 使えば使うほど味が出るルイ ヴィトンの製品
ルイ ヴィトンのモノグラムのバッグは、持ち手の部分にヌメ革を使用しているものが大半を占めます。 このヌメ革は、時が経つにつれ色が変化する仕様になっています。
製造直後は白に近いアイボリーですが、使っているうちにだんだんとアメ色に変化していきます。 
他の革製品やアクセサリーなども使いこむほど色に深みが出るため、この変化を楽しむヴィトンファンの方も多いです。
ルイ ヴィトンが生まれたフランス・ヨーロッパでは、新品のものよりも「古く歴史のあるもの」のほうを美しいとする文化があります。ブランドものは長く使って味を出してこそかっこいいと思っている人がたくさんいるため、ルイ ヴィトンのヴィンテージ品は常に人気があるのです。
次の章では、ヴィトンのヴィンテージ品の中から、とくに価値の高いアイテムとおおよその買取価格を順番に紹介していきます。
買取や売却を検討されている方は、ぜひご参考になさってください。
3 高価買取が期待できるバッグ一覧
この章では、オールドヴィトンとして人気があり、高価買取が期待できるバッグをいくつかピックアップして紹介します。
3-1 モノグラム
代表的なコレクションである「モノグラム」から、ヴィンテージとして人気のバッグを紹介します。
モノグラム モンスリGM バックパック M51135
参考買取価格：約80,000円
こちらのバッグはリュック型なので長時間背負っていても疲れにくいのが特徴です。
ルイ ヴィトンらしいクラシカルな雰囲気が溢れており、デザイン性も優れています。
「モンスリ」は現在も販売されているシリーズですが、この型に関してはすでに廃盤となっているため、希少価値が高いと言えます。
ネヴァーフルMM モノグラム M40156 CA1089
参考買取価格：約172,000円
トートバッグはルイ ヴィトンの中でも軽量で持ち運びやすく、通勤の際に使用している方も多くいます。
ビジネスシーンから普段のお出掛けまで汎用性が高いため、リユース品としても常に一定の人気があります。
バムバッグ モノグラム M43644 MI0149
参考買取価格：約185,000円
バムバッグは肩に掛けることもでき、ウエストポーチとしても使えるため、スポーティで普段使いしやすいアイテムです。カジュアルなファッションに合わせやすいため、若い人の間でも人気が高いです。
モノグラム ダヌーブ PM M45266
参考買取価格：約65,000円
ダヌーブは廃盤となっている商品ですが、現在も非常に人気のあるシリーズです。
長財布が入るサイズであり、かつ、今流行しているシンプルな形のショルダーバッグであることが、人気の理由と言えます。
バッグの外側にポケットがついているため、小物をさっと入れることができ収納面でも優れています。
3-2 ダミエ
「ダミエ」もブランド設立初期から販売されているコレクションで長い間人気を博しています。
ダミエの中から、ヴィンテージとして人気のバッグをご紹介します。
ダミエ ネヴァーフルMM N41358 CA0111
参考買取価格：約120,000円
軽量で荷物がたくさん入り、年齢を問わず使いやすいデザインのトートバッグです。
流行に左右されない定番のアイテムなので、あえてヴィンテージを購入する方も多いです。
ダミエ スピーディ30 N41531 SP0056
参考買取価格：約125,000円
スピーディは、ルイ ヴィトンの中でも代表的なボストンバッグです。
いつの時代も愛されているアイテムでヴィンテージ感が強く、最近では若者の間でも人気があるため、高価買取が期待できます。
3-3 エピ
「エピ」は1985年に発表されたラインです。
モノグラムやダミエよりもシックで、ルイ ヴィトンのロゴがワンポイントになっているのが特徴です。
カンヌ M48032
参考買取価格：約48,000円
カンヌはもともと旅行用の化粧ケースとしてデザインされたバッグです。
円筒形のシルエットが特徴的なハンドバッグで、現在もヴィンテージとして人気があります。
エピのカンヌはすでに廃盤になっているため、ルイ ヴィトンの愛好家の間で注目されています。
ヴィトンはバッグの種類が豊富なので、上記で紹介したもの以外にも、高額買取が期待できるバッグが多数あります。
もし売却をご希望でしたら、ぜひ一度、弊社の買取専門店「ブラリバ」にご相談ください。査定は無料で承っております。
続いて、次の章では、ヴィンテージとして人気のある財布と革小物をいくつかピックアップしてご紹介します。
4 高価買取が期待できる財布・革小物一覧
ルイ ヴィトンは財布などの革小物も物持ちがよいことで有名です。
財布・小物類の中で、ヴィンテージとして人気の高いアイテムを紹介します。
4-1 モノグラム
モノグラム ジッピーウォレット M41894
参考買取価格：約86,000円
ルイ ヴィトンの財布は品質がよいぶん、定価で買おうとすると高額な商品がほとんどです。
そのため、ヴィトンの財布をなるべく安く手に入れたいと思っている若者の間で、ヴィンテージの財布が流行しています。
こちらのジッピーウォレットはポケット数が多く収納力が高い上に、定番のデザインであるため、ヴィンテージ財布の中でも人気があります。
モノグラム ミュルティクレ6 M62630 CT2129
参考買取価格：約26,000円
ミュルティクレ6は鍵を6本収納できるキーケースです。コンパクトなデザインなので型崩れしにくく、きれいな状態であれば売却しやすいアイテムです。
4-2 ダミエ
ジッピーウォレット ダミエ ローズバレリーヌ N60015
参考買取価格：約60,000円
ジッピーウォレットは、ダミエからも同じ形のものが販売されています。
男性でも持ちやすいシンプルなデザインで、ルイ ヴィトンの財布の中では定番のアイテムです。
長年販売されているアイテムで、古臭さを感じさせないため、あえてヴィンテージ品を購入する人も多いです。
次の章では、ルイ ヴィトンのヴィンテージアクセサリーの中で注目度の高い商品を紹介していきます。
5 高価買取が期待できるアクセサリー一覧
ヴィトンのヴィンテージ品としてアクセサリー類も人気を誇っています。とくに価値のあるアイテムをいくつか紹介します。
5-1 パンダンティフ
パンダンティフ LVモノグラム ペルル ネックレス
参考買取価格：約400,000円
ロゴの両面に100個以上のダイヤモンドが嵌めこまれている華やかなネックレスです。
素材にはK18ホワイトゴールドが使用されており、ジュエリーとしての価値が高いと言えます。
パンダンティフ ロックイット ネックレス
参考買取価格：約125,000円
小ぶりでシンプルなデザインで、いろいろなファッションに合わせやすい南京錠型のネックレスです。
K18ピンクゴールドが使用されているため、素材自体にも価値があります。
パンダンティフ アンプラント
参考買取価格：約128,000円
ルイ ヴィトンのトランクのビス（鋲）をモチーフにつくられた印象的なネックレスです。
遊び心溢れるデザインです。
こちらは現在も販売されているアイテムなので、少しでも安く手に入れたいと考えてヴィンテージ品を買う方も多いです。
5-2 バーグ
バーグ ロックイットPM リング
参考買取価格：約190,000円
ダイヤモンドの輝きが美しいシルバーリングです。
ルイ ヴィトンのバッグによく装飾品としてついている南京錠が、モチーフとして施されています。
ダイヤモンドなどの宝石は古いものほど希少で価値があがる傾向があるため、ヴィンテージであれば高額で売却できる可能性があります。
バーグ モノグラムスキン リング
参考買取価格：約90,000円
ルイ ヴィトンのバッグに代表されるモノグラム柄がモチーフとなっている指輪です。
ダイヤモンドがついているため、常に一定の価値があるジュエリーです。
バーグ モノグラムイディール リング
参考買取価格：約130,000円
3色のメタルが可愛らしいリングです。重ねづけしたり、ひとつずつつけたりと、自由にアレンジができます。
シンプルなデザインで若者ウケしやすいため、安定して売却しやすいアイテムと言えます。
5-3 ブラスレ
ブラスレ ツイストブロッサム バングル
参考買取価格：約140,000円
モノグラム柄がモチーフとなっている繊細なブレスレットです。
K18イエローゴールドとダイヤモンドが使用されているため、素材自体の価値が高いアイテムです。
ブラスレ スターナクレ ブレスレット
参考買取価格：約100,000円
モノグラムの花形がぷっくりと立体的にあしらわれたブレスレットです。
花形の部分にはマザー・オブ・パールが使用されており、同じ商品でもひとつずつ色合いが異なります。きれいにお手入れされていれば売却しやすいアイテムです。
ここまで、価値が高く人気のあるルイ ヴィトンのヴィンテージ品を紹介してきました。
次の章では、ヴィンテージ品を美しく保つためのお手入れの仕方について解説していきます。
6 ヴィンテージ品をきれいに保つためのお手入れ方法
ヴィトンのアイテムはどれも物持ちがよいですが、保管方法に気をつけ、丁寧にお手入れをすれば、より長く使うことができます。
お手持ちのアイテムを長く使いたい方はもちろん、なるべくきれいな状態を保って高額で売却をしたい方は必見です。
6-1 バッグのお手入れ方法
バッグのお手入れ方法を素材別に解説します。
ヌメ革
ヌメ革とは、モノグラム・コレクションの持ち手などに使用されている、なめした皮革のことです。
焼けムラができてしまった場合は、室内で軽く日光に当てると、ムラが均一になり目立たなくなります。
また、乾燥した場所に置いておくとヒビ割れの原因になるため、革専用クリームで保湿するのもオススメです。
黒ずみや汚れが気になる場合は、革製品用のクリーナーで汚れを落としたあと、革専用クリームで保湿をするとよいでしょう。
モノグラムやダミエのキャンバス生地
キャンバス生地が汚れた際には、中性の石鹸水を使い湿らせた布で軽く拭いてください。 表面がコーティングされていますので、洗浄力の強いクリーナーで拭くと傷みやすくなるため、注意が必要です。
カーフレザーとカウハイドレザー（牛革）
エピラインなどに使用されている牛革は耐久性に優れているため、あまり手入れをする必要はありません。
日々のお手入れ方法としては、2か月に1度防水スプレーをかける程度で十分です。
汚れが目立つ場合は、レザーソープを使い湿らせた布でそっと拭いてください。
また、バッグを保管する際は、付属の布袋に入れ、風通しのよい場所に置くのがオススメです。
バッグの中に丸めた紙などを適度に入れておくと、バッグの形を崩さずきれいに保つことができます。
6-2 財布のお手入れ方法
ルイ ヴィトンの財布のほとんどは革素材でできています。
財布はよく触る箇所に手汗や手垢がつきやすいため、定期的に柔らかいタオルや布で優しく拭いてください。
また、革素材の財布は水気に弱いため、水は使用せず、必ず乾拭きをするようにしましょう。
ヴェルニ・レザーなど、エナメル素材の財布は色移りしやすいため、他の革製品やデニムとの接触を避けて保管してください。
6-3 アクセサリーのお手入れ方法
アクセサリーのお手入れ方法を素材別に解説します。
K18（金）
ゴールドは比較的酸に強く、錆びにくい素材なので、メガネ拭きやガーゼで軽く拭くだけできれいに保つことができます。
素材の性質上、温泉や海水に触れると変色する恐れがあるため、アクセサリーをはずしてから入るようにしましょう。
真鍮（ゴールド、シルバーカラー仕上げ）
変色を防ぐため、香水やアルコール消毒液、化粧品などの油分を含んでいるものと接触しないようにしましょう。
また、保管の際は、付属の布袋に入れ、高温多湿を避け、風通しのよい場所に保管してください。
汚れがついた場合は、水や化学製品は使用せず、乾いた布で優しく拭き取るようにしましょう。
パール、オーナメンタル・ストーンが使用されている製品
定期的に柔らかい布で拭くか、真水で洗浄してもかまいません。真水で洗ったあとは、アクセサリーを必ず完全に乾かしてから保管してください。
7 ルイ ヴィトンはヴィンテージアイテムも高値がつきやすい！
ルイ ヴィトンのアイテムは、状態がよく希少価値の高いものであれば、高額で売却できる可能性があります。
とくに廃盤になった貴重なアイテムなどは、ヴィトンの愛好家の間で人気があるため、定価以上で買取されるケースがあります。
ヴィトンのヴィンテージ品は今もなお人気を集めていますので、もう使わなくなったアイテムがお手元にございましたら、一度査定に出してみてはいかがでしょうか？
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査定だけでもかまいませんので、ぜひお気軽にご相談ください！
