世界三大高級時計のうちの一つで世界中のセレブから大人気なオーデマピゲ。
オーデマピゲはラグジュアリースポーツウォッチとして、初めてステンレス製のアイテムを出したことで話題となりました。とくに、ロイヤルオークは現在のデカ厚ブームの先駆けとして現在でも人気の高いアイテムとなっております。
しかし、ロイヤルオークの人気が高過ぎるあまり、オーデマピゲのほかのモデルを知らない
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ロイヤルオークはもちろん、オーデマピゲの人気モデルをランキングとして紹介します。これからオーデマピゲの購入を検討されている方はぜひ参考にしてみてください。
目次
オーデマピゲの人気が出た2つの要因
世の中には高級時計メーカーはたくさんありますが、その中でもオーデマピゲは特に人気が高いメーカーです。100万円を超える高価格で売っているにも関わらず、なぜオーデマピゲは人気なのでしょうか。その理由は、以下の2つです。
- 卓越した技術力とデザインセンス
- 世界的な高級時計ブームによる影響
では、それぞれの要因がどのように関係しているかを解説していきましょう。
オーデマピゲの優れた技術力とデザインセンス
オーデマピゲは1875年に創業し、1921年には世界で最も薄い懐中時計を開発しました。歴史はもちろん、技術力も確かなブランドです。
オーデマピゲを代表するモデルといえば、1972年に発売されたロイヤルオークです。ロイヤルオークはスポーツタイプの時計でステンレススチール素材を使用しています。当時、高級時計といえば18金やプラチナなど高級素材を使うのが一般的でした。そのため、高級時計としては珍しくステンレススチールの素材を採用したロイヤルオークは、大きな話題となりました。
また、今では39mmというケースサイズは一般的ですが、当時は小さい時計が主流でした。ロイヤルオークのボリューム感や存在感を持つ時計はほかになく、現代でいうパネライやウブロでおこったデカ厚時計ブームのように大流行したそうです。
こうしたオーデマピゲの高度な技術力と独創的なデザインセンスが高く評価され、世界3大高級時計メーカーとして知名度を高めていったのです。
世界的な高級時計ブームによる影響
ロイヤルオークで時計好きの間に話題を巻き起こしたものの、オーデマピゲが世界的な知名度を得るまでには時間がかかりました。オーデマピゲが現在の知名度を確立したのは、ロレックスやパテックフィリップなど、競合他社の影響が大きいでしょう。
ロレックスといえば高級時計メーカーの代表格ですが、実はかつては高くても100万円台程度の価格帯が主流でした。しかし、2013年頃にロレックスブームが到来し、ロレックスの需要が急激に上昇しました。
ロレックスの相場が大幅に高騰したことをきっかけに、ロレックスと同じ世界3大高級時計メーカーのオーデマピゲとパテックフィリップにも注目が集まりました。ロレックスが手に入らないならオーデマピゲを試してみようと考えた人が増えたことで、オーデマピゲのよさが広まり、現在の人気につながったといえるでしょう。
オーデマピゲの人気ラインの特徴
ここでは、オーデマピゲの中でも特に人気が高いモデルについて紹介します。
ロイヤルオーク
ロイヤルオークオフショア
ミレネリー
ジュールオーデマ
この4つは、オーデマピゲを語る上で欠かせないモデルです。このうち、ロイヤルオークとロイヤルオークオフショアはスポーツモデルで、ミレネリーとジュールオーデマはドレスモデルです。
人気の文字盤カラーは?
オーデマピゲの文字盤は、青、シルバー、黒の3色展開です。一般的な高級ブランドでは、文字盤の色は黒が人気ですが、オーデマピゲに関しては青文字盤がもっとも人気です。
青、シルバー、黒の順で人気が高く、買取査定でも文字盤色で差が付きます。オーデマ・ピゲの青文字盤はブティック限定のため、流通量が少ないのが大きな理由です。
人気の機構は?
オーデマピゲには、4種類の機構があります。
この人気の傾向がざっくりと分かったところで本編のランキング紹介とさせていただきます。
- クォーツ式
- 自動巻き
- クロノグラフ
- 複雑機構(コンプリケーション)
オーデマピゲでは、自動巻きが基本の機構とされています。クロノグラフや複雑機構に比べて機能がシンプルで安価なため、一番人気があります。
クロノグラフや複雑機構は機能が豊富になるぶん価格も大幅に上がるため、時計好きには人気があるものの、購入層が限られてしまいます。
クオーツは機械式時計とは異なり電池で動くため、より正確でメンテナンスしやすいというメリットがあります。価格も安価で、時計のデザインも機械式のものとほとんど変わりません。オーデマピゲのデザインが好きで、扱いやすい時計がほしいという人にはクオーツが人気です。
【ロイヤルオーク編】人気モデルランキングTOP5
ロイヤルオークはオーデマピゲの顔ともいえる、メインラインです。
オーデマピゲといえばロイヤルオークをイメージされる方も多いかと思います。
ロイヤルオークは、ただの高級時計ではなく“ラグジュアリースポーツウォッチ”という位置づけです。
ロイヤルオークをデザインしたのはジェラルド・ジェンタ”というデザイナーで、オーデマピゲをデザインしたのち、パテックフィリップのノーチラスやIWCのインジュニアなどを手掛けました。
ロイヤルオークの独特なデザインはイギリス王立艦船ロイヤルオーク号の船窓をイメージしており、名前もそこからつけられています。
ステンレススチール製のスポーツウォッチの先駆けとなるモデルで、オーデマピゲの名を一躍有名にした立役者でもあります。
【ロイヤルオーク人気モデルランキングTOP5】
ロイヤルオークは、定価よりも中古相場の方が高くなっているのが特徴です。
人気から現行品が出てもすぐに売り切れてしまったり、そもそも店舗に入荷する数も非常に限られているため、市場価値が高まっています。
現在は正規店での購入が難しいため、購入を検討されている方は、中古や並行輸入品から購入するのが近道です。それでは、それぞれの詳細について掘り下げていきましょう。
5位 ロイヤルオーククロノグラフ 26331ST.OO.1220ST.01
定価 | ¥3,905,000 |
中古相場 | ¥14,826,000 |
買取価格 | ¥6,200,000 |
リセール率 | 158% |
こちらは、クロノグラフタイプのロイヤルオークで2018年に出た比較的新しいモデルです。文字盤は人気の青で、日付機能とスモールセコンドの機能を搭載しています。
中古相場は定価を大幅に超え、一時は1,500万円を超えるところまで上昇しました。現在は若干下がり気味ではありますが、今後も小幅な値動きを続けながら上昇していくことが予想されます。売却を検討されている方は、相場をよく確認し、高値のタイミングを探りながら動いたほうがよさそうです。
4位 ロイヤルオークオートマティック 15500ST.OO.1220ST.03
定価 | ¥2,915,000 |
中古相場 | ¥10,158,000 |
買取価格 | ¥5,200,000 |
リセール率 | 178% |
もっともベーシックで、シンプルなタイプのロイヤルオークです。素材はステンレススチールで、ケースサイズは41mm、文字盤が黒色のモデルです。
こちらは2019年に出た新作で、発表当時は定価よりも若干高い程度の金額で取引されていました。しかし、現在では大幅に買取相場が上がってきています。販売価格もついに1000万円の大台に乗り、今後もさらに上昇する可能性があります。購入を検討されている方は、早めの行動がおすすめです。
また、こちらのモデルを売りたい場合には、できるだけ高い価格のうちに売ると良いでしょう。値上がりを続けている今が売りどきとなりますので、なるべく早い売却を検討してはいかがでしょうか。
3位 ロイヤルオークエクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01
定価 | ¥3,850,000 |
中古相場 | ¥20,519,000 |
買取価格 | ¥7,800,000 |
リセール率 | 202% |
ロイヤルオーク「ジャンボ」エクストラシンと言う名称のロイヤルオークです。ジャンボという名称ですが、他モデルよりもケースサイズは2mm小さく、39mmです。中古相場は2,000万円を超え、オーデマ・ピゲの中でも圧倒的な高額モデルです。
このモデルは、中古が流通し始めた当初は200万円台と比較的手に取りやすいモデルでした。しかし、エクストラシンの人気が高く新品はブティック限定で入手することがほぼ不可能であったため、どんどん価値が上がっていきました。現在では投資や鑑賞目的で購入する方も増えており、今後も相場は上がる可能性が高いです。
買取相場も中古市場の盛り上がりに合わせて大幅に上がっているため、相場が高騰しているうちに売却を検討するのがおすすめです。
2位 ロイヤルオークオートマティック 15500ST.OO.1220ST.02
定価 | ¥2,915,000 |
中古相場 | ¥10,199,000 |
買取価格 | ¥6,600,000 |
リセール率 | 226% |
ベーシックなロイヤルオークのシルバー文字盤モデルです。ロイヤルオークの現行モデルですが、正規店での入手は困難なため中古市場が高騰しています。リセール率も非常に高いため、売却を考えている方は今が売りどきといえるでしょう。
1位 ロイヤルオークオートマティック 15450ST.OO.1256ST.03
定価 | ¥2,805,000 |
中古相場 | ¥9,228,000 |
買取価格 | ¥7,300,000 |
リセール率 | 260% |
ロイヤルオークオートマティック 15500ST.OO.1220ST.03のサイズ違いです。こちらは37mmと小さめのサイズとなっています。サイズが小さいにもかかわらず値段が高騰している理由は、文字盤色が一番人気のブルーという点です。
後継モデルの15500シリーズが出たため、こちらのモデルは今後ゆるやかに値下がりが予想されます。売却を検討されている方は、今のうちに買取査定に出してみてはいかがでしょうか。
【ロイヤルオークオフショア編】人気モデルランキング
ロイヤルオークオフショアは、ロイヤルオークの上位モデルです。クロノグラフ機能がついており、もともとはダイバーズウォッチとして作られたモデルです。
防水機能がロイヤルオークよりも向上していることもあり、ケース圧・サイズ共に大きいのが特徴です。
【ロイヤルオークオフショア人気モデルランキング】
ロイヤルオークと同様に中古相場が定価を上回っているものが中心ですが、モデルによっては定価より中古相場が下回っています。定価が400万円弱からと高額な分、ロイヤルオークよりリセール率は低いです。
それではどんなものがランキング上位なのか、詳細を見ていきましょう。
5位 ロイヤルオークオフショアクロノグラフ 26470ST.OO.A099CR.01
定価 | ¥3,850,000 |
中古相場 | ¥4,565,000 |
買取価格 | ¥2,900,000 |
リセール率 | 75% |
2018年に発売されたモデルで、サイズはボリューム感のある42mmです。カウンターのブルーと文字盤のブラウンは『ハバナスタイル』と呼ばれるデザインで、キューバの首都であるハバナのファッションをモチーフにしています。
定価に対して中古相場が落ち着いているぶん、買取価格も安定しています。急激な価格の変動は考えにくいモデルですが、オーデマピゲ全体の人気が高まっているため、今後値上がりしていく可能性は高いでしょう。
4位 ロイヤルオークオフショア クロノグラフ 26401PO.OO.A018CR.01
定価 | ¥8,030,000 |
中古相場 | ¥7,975,000 |
買取価格 | ¥6,100,000 |
リセール率 | 75.9% |
ケースにプラチナを使用したロイヤルオークオフショアで、ベゼル部分にブラックのセラミックを使用しています。プラチナを使用しているということもあり、定価は800万円超えと高額です。
中古相場は定価とほぼ同じ値段ですが、市場に出回る数が少ないこともあり、今後も値上がりする可能性は十分あるでしょう。買取価格もこれ以上下がる可能性は低いので、売却を考えている方は今が売りどきです。
3位 ロイヤルオークオフショアクロノグラフ 26401RO.OO.A002CA.02
定価 | ¥5,665,000 |
中古相場 | ¥7,178,000 |
買取価格 | ¥4,950,000 |
リセール率 | 87.3% |
18金ピンクゴールドのケースにブラックのダイヤルが映える、非常に高級感のあるモデルです。
中古相場は2017年の発売以降しばらくは落ち着いていましたが、近年のオーデマピゲ全体の相場高騰により、現在は700万円前後で取引されています。
リセール率は約90%と高く、安定しているモデルです。ただし、大幅に値上がりするタイプのモデルではないため、相場が高い今のうちに買取に出すのもいいでしょう。
2位 ロイヤルオークオフショアクロノグラフ 26480TI.OO.A027CA.01
定価 | ¥3,795,000 |
中古相場 | ¥5,280,000 |
買取価格 | ¥3,750,000 |
リセール率 | 98.8% |
2019年に出たロイヤルオークオフショアで、ケース径42mmとインパクトのあるサイズが特徴です。素材はチタンを使っているため、ステンレススチールモデルより着用感が軽い点も人気のひとつです。
発売当初の相場は340万円でしたが、現在は500万円を超えるところまで上昇しています。買取相場の大幅な値上がりはありませんが、定価と買取相場がほぼ同じと、リセール率も良好です。
1位 ロイヤルオークオフショアクロノグラフ・オートマティック 26470SO.OO.A002CA.01
定価 | ¥3,190,000 |
中古相場 | ¥4,780,000 |
買取価格 | ¥3,900,000 |
リセール率 | 122% |
2018年発売のモデルです。黒の文字盤、ベゼル、ストラップにステンレススチールのシルバーでシックに決まっているモデルです。
発売当初から人気のあったモデルで中古相場は右肩上がりです。購入を検討している方は、手の届く値段のうちに手に入れることをおすすめします。
買取相場も同様で、堅調な値段の推移を続けています。リセール率も高く定価を上回っているため、今のところ購入時より大幅に値下がりすることは考えにくいでしょう。
【ミレネリー編】人気モデルランキングTOP5
ミレネリーはオーデマピゲを代表するドレスモデルで、コロッセオからインスピレーションを得たオーバル型が特徴的なモデルです。ラグジュアリー感と機能性を兼ね備えており、フォーマルな場面に似合う時計です。
開発には浜口尚大氏という日本の時計技師が携わっています。浜口氏は複雑機構を得意としており、その実力を活かしてミレネリー4101の開発に尽力しました。
【ミレネリー人気モデルランキング】
ロイヤルオークと比べると中古相場は落ち着いており、リセール率は定価と比べて低いものの、価格では測れない魅力があるモデルです。オーデマピゲ自体が高騰している今、ミレネリーにも注目が集まっていることもあり、今後は徐々に値上がりしていく可能性も考えられます。
5位 ミレネリー 4101 15350ST.OO.D002CR.01
定価 | ¥2,805,000 |
中古相場 | ¥1,826,000 |
買取価格 | ¥1,050,000 |
リセール率 | 37.4% |
こちらは自社制作のムーブメントを搭載しているミレネリーです。透けて見えるムーブメントや文字盤のデザインが特徴的で、繊細な美しさを感じさせます。
中古相場はここ数年180万円から190万円程度で落ち着いており、どのタイミングで購入してもそれほど値段が変わることはないでしょう。ただし、こちらのモデルはすでに廃盤となっており、新品を正規店で入手することは不可能です。並行輸入品か中古品を購入することとなります。
買取相場も中古市場と同様に、100万円程度で推移しています。特に売り時があるモデルではないので、自分のタイミングで買取査定に出すことをおすすめします。
4位 ミレネリー 手巻き 77247OR.ZZ.A812CR.01
定価 | ¥4,290,000 |
中古相場 | ¥2,498,000 |
買取価格 | ¥1,710,000 |
リセール率 | 39.8% |
ホワイトゴールドのケースに合計0.60カラットのダイヤモンドを使用しているモデルです。手巻き時計となっており、49時間のパワーリザーブを搭載しています。
こちらも現行モデルのため、中古相場・買取相場ともに安定しています。購入を検討されている方も、売却を検討されている方も、今のうちに検討するのがおすすめです。
3位 ミレネリー 77301ST.ZZ.D015CR.01
定価 | ¥4,015,000 |
中古相場 | ¥2,956,000 |
買取価格 | ¥1,662,000 |
リセール率 | 41.3% |
こちらはベゼルにダイヤモンドがあしらわれている、非常にゴージャスなタイプのミレネリーです。ケースは18金ピンクゴールドを使用しており、非常に華やかな印象があります。
こちらのモデルは新品がまだ販売されているため、正規店で新品を購入することが可能です。中古なら100万円程度安く購入できるため、新品・中古ともに買いやすいモデルといえるでしょう。
新品で手に入りやすく、中古相場も落ち着いているため、買取価格も安定しています。
2位 ミレネリー 15320OR.OO.D002CR
定価 | ¥2,695,000 |
中古相場 | ¥1,756,000 |
買取価格 | ¥1,250,000 |
リセール率 | 46.3% |
芸術的なムーブメントが表面から見えるというコンセプトで設計されており、繊細なデザインが印象的なモデルです。
現行モデルということもあり、オーデマピゲの他のモデルと比べて中古相場は低めです。オーデマピゲのドレスウォッチがほしいという方には狙い目のモデルかもしれません。
買取相場はスポーツモデルと比べて低く感じますが、基本的にドレスウォッチはどのメーカーでもリセール率は低めです。現在は相場が安定していますが、今後後継モデルが登場した場合は買取相場が下がる可能性があります。売却を検討されている方は、今のうちに手放すのも選択肢のひとつです。
1位 ミレネリー リミテッド エディション 15331OR.OO.D002CR.01
定価 | ¥3,905,000 |
中古相場 | ¥3,397,900 |
買取価格 | ¥2,100,000 |
リセール率 | 53.78% |
この時計は200本限定で販売された特別なモデルです。インテリアデザイナーの森田恭通氏がデザインを手掛け、文字盤の左側はシャンパンの泡をモチーフにしています。
2019年に発売されたモデルですが、中古相場は大きな変動もなく安定しています。ただし、200本限定ということもあり、オーデマピゲ人気が今後も加熱すれば、値上がりする可能性は十分にあるでしょう。欲しい方は早めに手に入れることをおすすめします。
売却を検討している方も、これ以上相場が下落しないように、高止まりしている今のタイミングで早めに売るといいでしょう。
【ジュールオーデマ編】人気モデルランキングTOP5
オーデマピゲは“ジュール=ルイ・オーデマ”と“エドワール=オーギュスト・ピゲ”の二人によって設立された会社です。ジュールオーデマはそのうちの一人から命名されたクラシックタイプのシリーズです。
円形のシンプルなデザインが多く、スーツ姿でもパーティーシーンでも選ばず使用することができます。
それではまずは価格帯を見てみましょう。
【ジュールオーデマ人気モデルランキングTOP5】
スポーツモデルよりもシンプルな時計が欲しいという方には、ジュールオーデマが人気です。ロイヤルオークと比べて安価で購入できるモデルが多いのが特徴です。
リセール率で選ぶ場合は、ロイヤルオークやロイヤルオークオフショアが有利ですが、好みのデザインを長く使いたいという方にとっては、ジュールオーデマはよい選択肢といえます。
5位 ジュールオーデマ 15171BC.ZZ.A002CR.01
定価 | ¥3,410,000 |
中古相場 | ¥2,280,000 |
買取価格 | ¥800,000 |
リセール率 | 23.4% |
自社製キャリバー3120を搭載し、60時間のパワーリザーブ機能を持ったモデルです。オーデマピゲらしい機能性の高さはそのままに、ダイヤモンドベゼルを採用した華やかなデザインが魅力。
定価から見た中古相場はそれほど低くないものの、特徴的なデザインのためリセール率は低めです。手放そうか迷っている方は、今のうちに買取査定に出して、次の時計の購入資金にあてるなどでもいいかもしれません。
4位 ジュールオーデマスモールセコンド 77228OR.ZZ.A082MR.01
定価 | ¥2,750,000 |
中古相場 | ¥1,442,500 |
買取価格 | ¥780,000 |
リセール率 | 28.3% |
スモールセコンドを採用したタイプのジュールオーデマです。ピンクゴールドのケースにシェルの文字盤を採用しており、ドレッシーな雰囲気が魅力です。
中古相場も落ち着いており、比較的手に入りやすいモデルといえます。大幅な値上がりは見込めないため、買取を検討している方は早めに査定にだすのがおすすめです。
3位 ジュールオーデマエクストラシン 15180BC.OO.A002CR.01
定価 | ¥3,245,000 |
中古相場 | ¥1,927,000 |
買取価格 | ¥1,305,000 |
リセール率 | 31.8% |
先程ご紹介した15180OR.OO.A102CR.01の色違いのモデルです。K18ホワイトゴールドを使用したシンプルなデザインで、ビジネスシーンにもフォーマルシーンにも使いやすい時計です。
オーデマピゲの時計の中ではリセール率が低めのモデルですが、相場は比較的安定しています。買いたい方も、売りたい方も、どのタイミングで動いても納得のいく結果が得られるでしょう。
2位 ジュール オーデマ 15170OR.OO.A809CR.01
定価 | ¥2,805,000 |
中古相場 | ¥2,380,000 |
買取価格 | ¥968,000 |
リセール率 | 34.5% |
15180OR.OO.A102CR.01のムーブメント違いのモデルです。ケースサイズも39mmと若干小さくなり、すっきりとした印象です。ムーブメントの違いにより定価が多少低くなっていますが、中古市場ではこちらのモデルの人気が高いです。
買取価格は落ち着いているものの、オーデマピゲ自体が値上がりを続けているため、将来的には値上がりする可能性もあります。急いで売る必要はないモデルなので、じっくりを売りどきを見極めましょう。
1位 ジュールオーデマエクストラシン 15180OR.OO.A002CR.01
定価 | ¥3,135,000 |
中古相場 | ¥2,380,000 |
買取価格 | ¥1,305,000 |
リセール率 | 41.6% |
ロイヤルオークのエクストラシンと同じムーブメントを搭載しているモデルです。ケースの厚さがわずか6.7mmの極薄時計で、つけ心地は抜群です。ケースは18金を使用しており、高級感があります。
中古で購入する場合、定価と比べてだいぶ値下がりしているため、購入しやすいタイミングでしょう。
リセール率を求めるならロイヤルオークがオススメ
昨今の高級時計ブームの波に乗り、オーデマピゲの値段は上昇を続けています。ロレックスが高騰を続けていることもあり、同クラスのメーカーであるオーデマピゲも軒並み値上がり傾向です。
また、ロレックスと比べて定価が高いため、中古市場では1,000万円を超えるモデルも登場しています。特にロイヤルオークは投資目的や観賞用として購入する層も増えているため、今後も値上がりする可能性は高いです。
特にモデルにこだわらない方は、入手難易度の高いロイヤルオークではなく、ミレネリーやジュールオーデマを狙うのがおすすめです。リセール率を気にされるのであれば、ロイヤルオーク一択でしょう。
正規店でロイヤルオークは買えない?
現在、ロイヤルオークを正規店で購入するのは非常に困難です。購入希望者の数に対して入荷が少なすぎるため、現在は予約を受け付けていません。予約が可能だった時期にオーダーを入れていても、未だに手に入っていないという声もあり、新規客がこれから正規店でロイヤルオークを入手できる可能性は極めて低いでしょう。
いつ予約が再開されるかわからないため、こまめに店舗に足を運んで問い合わせする作戦は有効です。ただし、運良く予約ができたとしても、数年待ちとなることは覚悟しておきましょう。
ロイヤルオークをすぐに手に入れたい場合は、中古品か並行輸入店で購入するのが近道です。人気モデルで流通が少ないということもあり価格は高騰していますが、地道に在庫を探せば手に入る可能性は高いです。
オーデマピゲは目的に合わせてモデルを選ぼう
今回はオーデマピゲの人気の理由と、人気モデルの最新の価格相場について解説しました。リセール率を求めるのであればロイヤルオーク系、入手しやすさで選ぶなら、ドレスモデルがおすすめです。
リセール率、デザイン、入手難易度など、自分がどの要素を重視するかで選ぶモデルも変わってきます。
弊社では、オーデマピゲの全モデルを買取強化中です。オーデマピゲの売却を検討されている方は、ぜひ一度お問い合わせください。