ウブロ(hublot)は、メジャーリーガーの田中将大さんやKAT-TUNの中丸雄一さんのような若い方に人気がある時計です。
そんなウブロですが、悲しいことに高級時計の中でも、特に偽物が多いブランドなのはご存知でしょうか。
譲り受けたウブロが偽物だったり、オークションサイトで偽物が激安で販売されていたりしますが、なぜこんなにも偽物が出回るのでしょうか?
このページでは、ウブロの偽物の見分け方や偽物が出回る理由、ウブロの特徴などを紹介していきます。ぜひ、ご参考になさってください。
※本記事はコピー品の購入を推奨するためのものではございません。
目次
ウブロの偽物はなぜ作られてしまうのか
ウブロは高くて500万円以上の値段で販売される超高級時計です。設立は1980年と、そこまで歴史は長くありませんが、マーケティング戦略により、世界中で人気を博しています。
この章では、ウブロの偽物が作られてしまう理由から、偽物が出回っているモデルを紹介していきます。
ステータスの高さから偽物が作られやすい
ウブロは、イタリア人のカルロ・クロッコ氏によって創業されました。その翌年の1980年より、当時の素材としては一般的ではなかったラバーベルトを使用した腕時計「クラシック」を発表。その後も「ビッグバン」「アエロバン」など、業界の注目を集めました。
「ウブロ」は、フランス語で「舷窓(船窓)」を意味しており、その名前の通りベゼルのビスや丸いケースなどのデザインに表れています。現代でも人気な金やステンレスのケースとラバーブレスのデザインは、昔から変わっていません。
近年では、メジャーリーガーの田中将大や野球選手の前田健太など、多くの著名人や有名人がつけていることから、成功者の証と呼ばれています。その功績にあやかり、経営者やアスリートがこぞって着用していることでも有名です。
ウブロは「着用しているだけでハイステータスになれる」というイメージと、ウブロの高級志向を前面に押し出したマーケティングによりウブロを買い求める人が多く、その需要を利用するかのように偽物が市場に出回るようになりました。
よく偽物が出回っているモデル4選
ウブロは偽物が多く出回っているとお伝えしましたが、全てのモデルの偽物が出回っているわけではありません。人気がないものは偽物でも売れないため、特に人気のあるモデルで偽物が作られています。
そんなウブロの中でも、特に偽物が出回っている4つのモデルを紹介していきます。
クラシックフュージョン
ウブロクラシックフュージョン511.NX.7170.LR
実勢価格:600,000円前後
1980年に発売されたクラシックのデザインを継承し、現在販売されているのがクラシックフュージョンとなります。ウブロの名前の由来となっている船窓をイメージさせるデザインは、人を選ぶことなくどんなシーンでも映えます。このモデルは、その普遍的なデザインから幅広い層で人気を博しています。
派手で目立つデザインではなく、さりげないオシャレとして女性ウケもよいため、男性がよく着用されている印象があります。
ビッグバン
ビッグバン 301.PB.131.RX
実勢価格:2,100,000円前後
「ウブロといえばビッグバン」とイメージされる方も多いのではないでしょうか?
ビックバンは、2005年にフュージョン(融合)をコンセプトに、今まで使用していたステンレスやゴールドと共にセラミックやチタンなど異なる素材を組み合わせたモデルが発表されました。その斬新的で先進的なモデルから、現在でも主力モデルのひとつとなっています。
また、自社開発のムーブメントのウニコが搭載されたモデルや、2012年からはフェラーリとコラボも登場するなどバリエーションが豊富なのも魅力です。
クラシックフュージョンと比べると派手なデザインが多く、ビジネスシーンには着用しにくいデザインとなっています。
キングパワー
キングパワー 701.OX.0180.RX.1704
実勢価格:5,000,000円前後
キングパワーはビッグバンをより大きく、より派手にしたデザインで、ケースサイズは48mmと腕の太い方にぴったりなモデルです。
ただ大きくしただけでなく、機能も大幅に強化されており、防水性能は「4000m」のモデルも存在しています。他ブランドのダイバーズウォッチと比べて、派手なデザインが採用されているのも特徴です。
ビッグバンと同様にさまざまな企業や有名人とコラボしており、2011年には鈴鹿サーキットとコラボした「キングパワー F1 Suzuka」、2015年にはサッカー界で神の手として知られるディエゴ・マラドーナとコラボした「キングパワー マラドーナ」など、多くのコラボモデルが存在しています。
スピリット・オブ・ビッグバン
スピリット・オブ・ビッグバン647.OX.1138.RX
実勢価格:3,100,000円前後
ウブロで唯一トノー型(タル型)が採用されています。ビッグバンと名の付くモデルではありますが、ムーブメントはゼニスと共同開発を行い、エル・プリメロをベースに作成したキャリバーHUB4700を搭載しています。
トノー型の重厚感にムーブメントの機能を加え、ウブロの中でも最高ランクのモデルとなっています。このモデルは、溢れるラグジュアリー感と機械的なデザインが人気を博しています。
以上4つのモデルが、偽物が最も出回っているモデルです。
偽物を所持しないための注意点と偽物とわかったときの対処法
この章では、知っておきたい偽物のランクや偽物を所持しないための注意点、偽物とわかったときの対処法を紹介していきます。
購入する前でも、もしも購入してしまったとしても役立つ情報を記載していますので、ぜひご覧ください。
偽物にはランクが存在している
偽物には見た目の精巧さからランクがあり、それぞれ特徴があります。
簡単にまとめていきますと、
A品(粗悪品)
価格が極端に安く、誰もが偽物と判別できる持っていて恥ずかしいレベルの粗悪品。
S品(低ランク品)
本物と似たような素材を使用していますが、価格が安く誰もが偽物とわかるレベル。
SS品(中ランク品)
Sランクよりも精巧に作られ、価格は若干高い。見分けるのが若干難しいレベル。
N品(高ランク品)
世間でスーパーコピーと呼ばれている代物。とても精巧に作られ、スイスの高級ムーブメント「ETA」を使用しています。文字盤や細かな部分を確認しなければ、見分けるのは難しく本物と間違えてしまうレベル。
以上の4つのランクで偽物が販売されています。
N品は3~5万円くらいの値段で取引されていますので、若者が知らずのうちに手にしてしまうケースもあります。
偽物を所持する方法は購入だけではありません。
次項では偽物を所持しないために気を付けることを紹介していきます。
偽物を所持しないために気を付けるべき3つのこと
今後ウブロの購入を検討していたりもらう機会があるのであれば、偽物を所持しないために気を付ける点を3つほど紹介させていただきます。
「中国」や「韓国」で購入したものは偽物の可能性が高い
購入またはもらったウブロが中国産、韓国産とであった場合、9割以上の確率で偽物の場合があります。
偽物のN品はほとんどが中国や韓国で作られ、販売されています。
もちろん中国や韓国以外の観光地であるグアムやハワイでも偽物は販売されています。旅行客は財布のひもが緩みやすくなっているため、N品を何も考えず購入してしまうなんてことも少なくありません。
もし「観光のお土産だよ」といわれ、ウブロのような高級ブランド時計を渡されたのであれば、本物かどうか確認するようにしましょう。
オークションサイトやフリマアプリなど個人売買は注意が必要
オークションサイトやフリマアプリでは、自分持っているものを自由に販売することができます。
販売に対してハードルを設けていなので、偽物であることを隠していたり偽物と知らずに販売している場合があります。もちろん本物も売っていますが、大体が業者です。その場合だと古物商許可証の番号を掲載していますので安心して購入できますが、記載がなければ購入を控えるようにしましょう。
個人売買となるため、返品対応してくれない場合もありますので、購入前の調査を怠らないようにしましょう。
高級時計が相場より格安で売られることはない
とても当たり前なことですが、基本的に相場よりもかなり安い金額で販売されることはありません。60万円以上する時計が3万とか5万円で売られることはありえません。
安価な商品にはむやみに手を出さないようにすることで、偽物を所持するリスクは軽減します。
偽物の所持にメリットはない
偽物を所持することのメリットは全くありません。
偽物の所持のデメリットはたくさんありますが、代表的な2つを紹介します。
購入・販売ともに懲役または罰金刑
コピー品や偽物は著作権や特許を侵害している輸入規制品です。つまり、海外から取り寄せた場合や海外旅行で購入することを規制されているものです。
偽物の輸入・販売は商標権侵害にあたり、商標権者に対しての損害賠償を支払わなければならない上に、10年以下の懲役、1000万円以下の罰金、その両方の刑罰が科されます。
もしプレゼントしてもらったものが偽物とわかった場合、売らずにゴミに捨てましょう。
なぜ捨てたほうがいいのかという理由については、次項で説明します。
偽物を所持していると信頼を失う
偽物のプレゼントは信頼を失うだけではなく、犯罪行為の助長にもなってしまいます。本当に大切な人であれば、本物をプレゼントしますし「こいつなら安いのでいいや」という気持ちの現れです。所持も同様に、持っているだけで周りの目は冷ややかです。
偽物の所持・プレゼントは社会的信用を確実に失います。
そのような人間にならないように偽物の所持は絶対にやめましょう。
まとめると
- 海外で購入したブランド時計は偽物の可能性が高い
- 格安で売られている場合には偽物の可能性が高い
- 偽物の購入や販売は犯罪行為、持っているだけで信頼をなくす
この3点を覚えていただければ偽物を所持する可能性はかなり減るでしょう。
ですが、現在すでに所有していたり、これから貰う予定がある場合、偽物かどうか判断する必要があります。
次項では、ウブロの偽物の見分け方を記載していますので、すでにウブロをお持ちの方は時計を片手にお読みください。
偽物を簡単に見分ける5つのポイント
「ロレックス 偽物」などで検索すると偽物の見分け方が出てきますが、ウブロだとなかなか出てきません。これはロレックスのほうが偽物の流通量が多いためこのような結果になっていますが、昨今のウブロブームで偽物の流通が増えてきました。
この章では、ウブロが偽物かどうか見分ける方法を5つ紹介していきます。
もしも、1つでも当てはまるものがあるのであれば偽物の可能性が高まりますので、当てはまるものがあれば疑うようにしましょう。
※全ての情報を開示すると、偽物のアップデートに利用されてしまうため、一般的な見極めポイントを紹介してきます。
※本章では本物と偽物のウブロの画像を使用しています。
偽物ポイント① ラバーベルトの香り
ウブロは他の時計と違いラバーベルトを採用しております。実はウブロはラバーベルトにとある香りをつけて販売をしていました。
手元にウブロがある場合にはぜひラバーベルトの匂いを嗅いでみてください。
バニラの香りはしましたか?
2005年より前のモデルでは、バニラの香りがするラバーベルトを採用して販売していました。
現在では一部特殊なモデルでは採用されていることもあるみたいですが、ビッグバンなどスタンダードなモデルではバニラの香りはしないようになっています。
つまり、バニラの香りがするウブロは偽物の可能性が非常に高いです。
もしもバニラの香りがした場合には要注意です。
偽物ポイント② 光を当てると反射する
ふたつめは風防の違いです。
偽物でもサファイアクリスタルガラスを使用しているものも多く、遠目では本物かと見間違えてしまうこともありますが、本物か偽物かの判断は光を当てるとわかります。
偽物のウブロ
本物のウブロ
本物はブルーコーティング+低反射加工が施されていますので、光を当ててもほとんど反射せず、明るい室内でも時刻の確認がしやすくなっています。偽物は加工がされていないため、蛍光灯や強い光を反射してしまいます。
両方とも蛍光灯の下で撮影したものですが、偽物では光が反射してしまい時間の確認をしづらいですが、本物はほんの少し光の線が入るくらいでほとんど反射することがありません。
これは電車内の蛍光灯でも反射するレベルでわかりやすいので、お持ちのウブロに光を当ててみてください。
偽物ポイント③ カーボン採用の文字盤は作りが甘い
ウブロのビッグバンではカーボンの文字盤を使用していることがあります。
本物はカーボン文字盤を使用しており、ひとつひとつ厚みがありますが、偽物やコピー品はカーボン文字盤に似せたプリントなので、かなり安い作りになっています。
上記の写真は偽物のカーボン文字盤となっていますが、正直写真だけでは判断が難しい代物です。ぱっと騙すことができても、よく見たら安い作りになっていたりするので、必ず実物を見て判断するということを心がけましょう。
全く同じモデルで本物のウブロは以下になります。
偽物/本物
偽物の方が安っぽい作りになっていることがわかりますでしょうか?ベゼル、文字盤、ビス、ケースすべての素材が違うため、モデルが違うものでも偽物と比べるとすぐにわかります。
本物の方が重厚感がありますが、偽物では重厚感を全く感じることができません。金色に輝いておりますが、メッキ品とすぐにわかるくらい作りが安っぽい。
これはカーボン文字盤のみでなく全ての文字盤でもいえることです。一般の方には判別がつきにくい文字盤でも、1日に数10本以上の時計を見る査定のプロは文字盤を見るだけで判別を行うことができます。
もし、お手元にあるウブロの文字盤に違和感がある場合は、偽物やコピー品の可能性があります。なので、一度査定に出してみるのもいいでしょう。
偽物ポイント④ 秒針にあるロゴが若干細い
ウブロの秒針にはウブロのロゴマークがついています。そのロゴマークの右上から左下に流れている斜めの棒が細すぎるものは要注意です。
全体図だと少しわかりにくいのでアップにしてウブロのロゴマークを分かりやすく黄色の円で囲ってみました。
偽物
どうですか?細く見えませんか?
それでは本物のロゴマークを見てみましょう。
本物
どうでしょうか?本物と偽物の差は明らかではないでしょうか?
これも文字盤と同様で安っぽい作りかどうかでの見極めができます。
上記の偽物のウブロでは全体の作りが安っぽいため、針以外にもビスの部分やベゼルや文字盤、光の反射などすべてが偽物に当てはまります。素人目でも少しでもウブロに触れたことのある方では一瞬で見抜いてしまうでしょう。
偽物ポイント⑤ クォーツ式のメンズモデルは存在しない
ウブロのメンズモデルは、すべて自動巻きの機械式時計になっています。このタイプの偽物やコピー品は特に質の悪い偽物なので、所持することはぜず捨てることをおすすめします。
基本的な見分け方は上記5つとなります。お気づきの方もいらっしゃるかと思いますが、これらの共通点は「作りが甘いこと」これに尽きます。100万円を超える高級時計にも関わらず、見た目の高級感がないものは偽物やコピー品の可能性が非常に高いです。
これはウブロだけでなく、ロレックスなどほかの高級時計でも同じことが言えますが、数百万円を超える時計を作るのに1万円程度ではその高級感を出すことができません。偽物は作りが甘く、本物を知らない人に向けて販売されています。
もし本物を見たことない場合には、時計店に足を運んでみると圧倒的な違いが判るので、ぜひ一度公式の販売店に足を運ぶことをおすすめします。
心配ならプロに見てもらうのが1番!プロに頼む2つの方法
これまでご紹介してきた方法で自身のウブロが偽物か確認してきたかと思いますが、どうしても不安な気持ちは拭えないと思います。そんな場合には、査定のプロに見てもらうのが一番です。
よく出回っている偽物は人気のモデルのものがほとんどなので、偽物か本物かの判断はすぐにできます。査定は時間がかからないので、見てもらう機会があればプロに見てもらうのが良いでしょう。プロに確認してもらう方法は主に2つあります。
- 買取専門店に持っていく
- オーバーホールをしてもらう
それでは順を追って説明していきます。
買取専門店に持っていく
昨今では、時計やブランド品や貴金属の相場が上がっていることもあり、買取専門店が増えています。駅前やショッピングモール、商店街の一角など、いろんなところに存在する買取専門店は、時計やブランド品や貴金属のプロでないとお店を維持することができません。なので、時計やブランド品の査定に特化したスタッフが在中しています。
基本的には買取のための査定なので、本物か偽物かを確認することはお断りしているお店も存在します。しかし買取を前提とした査定であれば、対応してもらうことができます。
買取専門店では基本的に郵送、店頭、出張の3種類の査定方法があります。郵送や出張の場合は基本的に無料で行っている店が多いですが、偽物の査定となると郵送代や出張費用が掛かってしまう可能性があリますので、実際に来店して見てもらうがいいでしょう。
オーバーホールをしてもらう
機械時計は部品にホコリがたまってしまったり、擦れて動かなくなってしまうため、定期的にオーバーホールをする必要があります。ちなみにウブロのオーバーホールの頻度は3年に1回を推奨されています。
オーバーホールは時計修理をしている時計屋さんに持っていくか、メーカーで対応が可能となっています。本物であればオーバーホールの対応をしてもらえますが、偽物の場合には「修理不可」を理由に返品されてしまいます。(偽物の流通を防ぐためのそのまま処分される可能性もあります。)
オーバーホールされて返送されれば本物の証明となりますし、綺麗にもなりますので良いことしかありません。
このように、偽物か本物か判断が怪しい場合には、上記の2つの方法で確認してみることをおすすめします。
ウブロを安く購入するために重要な3つのポイント
ウブロを安く購入するためのポイントは「ローン」「相場」「売却」の3つあります。
このポイントを抑えれば、相場よりも安く購入することができ損をしません。
それでは、ポイントをひとつづつ説明していきます。
購入ポイント① ローンを組んで1回の支払いを抑える
ローンを組むことができれば、1カ月1~2万程度の支払いで本物の高級時計を購入することができます。
1回の支払いで金額を用意できればそれが一番ですが、80万円以上のお金を1度で用意するのは大変。もし好きなものがあって購入したい場合には、ローンも頭に入れておきましょう。
ここで注意すべき点がひとつ、それが「金利」です。また、購入する店舗により無金利のケースもあるので、ローンで購入する際には店員さんと相談するようにしましょう。
購入ポイント② 相場を把握して安い時期を見極める
高級時計には相場が存在し、それはウブロも例外ではなく日々の相場で取引されています。
商品の仕入れや卸しは海外流通もしているため、円高・円安がとても重要になってきます。円高の時は海外に商品を卸す金額が高くなり、逆に仕入れる額は安くなります。したがって円安の時に購入することができれば、安く購入することができます。
また、ウブロはロレックスと比べると投資としての価値は薄いですが、相場が安い時に購入し、相場が上がった時に売却することができれば、差額で得することが出来ます。ブランドの歴史は40年程でそこまで長くありませんが、スポーツ業界とコラボするなどマーケティング戦略に長けているので、ロレックスのように世界的な人気が出始めたら、10年後には今よりも価値が上がっているかもしれません。
新品にこだわる必要がなければ、中古で購入することをおすすめします。中古品だったとしても綺麗になっていたり、メンテナンスされているケースもあります。中古品であっても価格が上下しますので、相場を見極めて安いタイミングで購入するようにしましょう。
購入ポイント③ 売却することを検討しながら購入
高級時計に関しては、売却を検討しながら購入するという観点が存在しています。
ロレックス デイトナ 116520を例にあげますと、初値1,172,600円(2005年)だったのに対して、現在では3,180,000円以上で販売されています。
買取価格に関しても、2,000,000円を超えることも珍しくはないため、この時点で1,000,000円以上の価値になっていることがわかるかと思います。
高級時計は価値が上昇する可能性もあるため、「売却すること」を考えて購入することをおすすめします。
ここまでの流れをまとめますと、正規店でローン購入(できれば無金利)、価値が高くなったタイミングで売却したら、新しい時計を購入する。
上記のことを繰り返すことが一番ベストでしょう。
以上3つのポイントが本物を安く購入するためのポイントです。
高級時計は資産としての価値がありますので、購入時に売却を検討してみてください。
もし、売ることを想定されているのであれば、次の章で高く売れるポイントを紹介していますので、最後までお読みになってください。
ウブロを高く売るために重要な3つのポイント
売却時は、時計だけを持って行っても安く買い叩かれてしまう場合があります。そのようなことを防ぐために、売却に対する知識を付けておきましょう。
売却ポイント① 箱や保証書など付属品は取っておく
購入する際に時計とは別に箱や保証書などがあります。これらは購入時の付属品になりますが、売却時にそれらは“本物”を証明するものに変わります。しかも、この付属品があるかないかで買取額に変化が出てきます。
ない場合には10万円以上も買取額が下がってしまうこともあるため、購入した際には付属品を綺麗に保存しておきましょう
売却ポイント② 綺麗な入れ物に入れて保存をする
保存状態は買取額に一番影響します。なんのメンテナンスもせず、押し入れやタンスにしまってしまうのは劣化の原因となります。さらに、長年使用しているにも関わらずオーバーホールに出していないのであれば、マイナスポイントとなってしまいます。
そこでおすすめしたいのが、自動巻き時計が止まりっぱなしになることを防いでくれるワインディングマシーンです。オシャレな形のワインディングマシーンも増えているので、自動巻き時計を購入されるのであればぜひおすすめしたいアイテムです。
売却ポイント③ ちゃんと見てくれる店舗を選ぶ
どこに持って行ってもいいわけではなく、時計の価値がわかるお店にもっていかないと意味がありません。時計の価値がわかるお店は買取専門店となリます。
都心部では当社が運営しているブラリバがおすすめになります。
買取専門店では、1日に100本以上の時計を査定することもありますので、査定眼は一級品です。お近くに店舗がない場合には郵送買取も対応しているので頼んでみるのも良いでしょう。
気を付けたほうがいい店舗は「リサイクルショップ」です。日用品なども買い取っているほど幅は広いいのですが、ブランド品が弱いケースがあります。
もちろんブランド品の買取が強いお店もありますが、圧倒的に少ないのでリサイクルショップでウブロを売るのは避けるようにした方が良いでしょう。
ウブロの人気モデルは偽物が多い!
ここまで、偽物やコピー品に対する知識、偽物やコピー品の見分け方、本物を安く買うための方法を紹介しました。
ウブロの中でもビッグバンなどの人気モデルは特に偽物が多いため注意が必要です。
この記事を読んで、少しでもウブロの購入の手助けになれば幸いです。