プラチナの意味とは?結婚指輪に使われる理由や素材の性質を解説

プラチナはジュエリーによく使われる人気の貴金属です。ダイヤモンドとの相性もよく、結婚指輪や婚約指輪にもよく使われます。しかし、プラチナはなぜこんなに人気があるのでしょうか?

当記事では、プラチナに込められた意味や、プラチナという素材について解説します。プラチナのジュエリーをお持ちの方は、ぜひ参考にしてください。

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プラチナとは

プラチナは、ジュエリー素材や工業用に使われる貴重な金属です。特に日本ではプラチナのジュエリーの人気が高く、プラチナジュエリーの消費量は世界一です。プラチナが人気の理由は、その性質や希少性にあります。ここでは、プラチナについての基礎知識を解説します。

プラチナの性質

プラチナはアルカリや酸に強い性質があり、化学的に非常に安定しています。金属アレルギーも起こしにくいため、ジュエリー素材として非常に優秀です。また、プラチナは密度が21.45と地球上でもっとも重い元素です。そのため、同じ質量の純金と純プラチナを持ったときは、プラチナのほうが重みを感じます。この重みが、高級感を感じさせるとして人気です。

さらに、プラチナは粘性が強く、加工しやすい性質もあります。そのため、ジュエリーとして加工しやすく、繊細なデザインにも向いています。ただし、純度100%のプラチナは柔らかすぎるため、ジュエリーにはパラジウム、ルテニウム、イリジウムなどで割金したプラチナ合金が使われます。

プラチナとホワイトゴールドの違い

プラチナは日本語で「白金」と書くためホワイトゴールドと間違えられがちですが、金とは別の貴金属です。プラチナは白金族(Pt)に分類される貴金属で、金属自体の色が白銀色です。それに対して、ホワイトゴールドは金(Au)に銀やパラジウムなどの白銀色の金属を混ぜて作った合金で、もともとの地金の色は黄金色です。

そのため、プラチナは素材自体が白く輝いていますが、ホワイトゴールドは若干黄色みを帯びています。その黄色みを隠すために、ロジウムコーティングなどを施しているのが、ホワイトゴールドです。

メッキやコーティングがされていたり、割金にパラジウムや銀を多く使っていることから、金属アレルギーになりやすいのもホワイトゴールドのデメリットです。

プラチナの産地

世界のプラチナの4分の3は南アフリカ産で、次にロシアが続いています。この2カ国で世界のプラチナの産出のほとんどを占めているため、どちらかの国に問題が起きたときは、プラチナの相場が変動する理由となります。

プラチナの希少性

プラチナは金より採掘量が少なく、レアメタルに属する鉱物です。これまで地球上で採掘された量を比較すると、金は推定約15~17万トンに対し、プラチナは約5,000~7,000トン程度しかありません。

しかも、地球上に眠っているプラチナの総量はわずか1万6千トン程度といわれており、プラチナ鉱石1トンに対しておよそ3グラム程度しか採取できない、非常に貴重な金属です。

この希少性の高さが、ジュエリーの特別感につながり、プラチナが人気が出た理由のひとつといえるでしょう。


プラチナの持つ意味

プラチナは結婚指輪や婚約指輪などのブライダルリングによく使われる素材です。プラチナはジュエリー素材として優秀というだけでなく、結婚にふさわしい3つの意味を持っています。ここでは、プラチナの持つ意味を紹介します。

プラチナの意味1:純粋・純潔

ウエディングドレスなど、結婚式では白は特別な色です。プラチナ特有の白い輝きが、純粋や純潔をイメージさせることから、プラチナには「純粋」や「純愛」という意味が込められています。

プラチナの意味2:奇跡

プラチナは金よりも埋蔵量が少ない、非常に珍しい鉱物です。その希少性の高さから、プラチナには「奇跡」という意味が付けられました。 そのため、奇跡の愛や、奇跡を願うお守り的な意味でも、プラチナジュエリーは人気があります。

プラチナの意味3:永遠

プラチナは耐久性が高く、変質しにくい金属です。たとえば、シルバーなどは身につけているうちにだんだん曇ってしまいますが、プラチナは美しい輝きがずっと続きます。その永遠の輝きから、プラチナには「永遠」の意味が与えられました。結婚指輪などでプラチナが人気なのは、プラチナが「永遠の愛」を連想させるからです。


プラチナの結婚指輪が人気の理由

プラチナには「純粋」「奇跡」「永遠」など、カップルの幸せを思わせる意味が込められているため、非常に人気です。しかし、それ以外にもプラチナの結婚指輪には、人気の理由があります。

ダイヤモンドとの相性がよい

プラチナは地金の色が白っぽい銀色なので、どんな色の宝石と組み合わせても地金の色が邪魔をしません。特に無色透明のダイヤモンドとの相性が非常によく、ダイヤモンドの美しさをプラチナが引き立てます

日本人の肌色になじみやすい

欧米では結婚指輪はゴールドが人気ですが、日本ではプラチナの結婚指輪のほうが人気です。プラチナはゴールドに比べて日本人の肌になじみやすく、指先の美しさを引き立てます。また、光り方もプラチナのほうがゴールドより控えめなので、落ち着いた輝きが好まれる日本では、プラチナのほうが需要が高いです。

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プラチナには素敵な意味が込められている

プラチナには「永遠」や「純粋」など、特別な意味が込められており、結婚指輪や婚約指輪として高い人気を持ちます。 また、プラチナは希少性が高く、変質もしにくいメリットもあるため、普段使いのジュエリーとしてもおすすめです。ぜひ、プラチナのジュエリーを取り入れたおしゃれを楽しんでみてください。

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