ラグジュアリーストリートの超人気ブランドである「BALENCIAGA」ですが、実は歴史ある偉大なハイブランドということをご存知でしょうか?
当記事では、バレンシアガの人気の理由や魅力、人気アイテムなどを解説します。 ブランドの歴史や、バレンシアガを愛用している芸能人なども紹介するので、この記事を読めばバレンシアガについて丸わかりです!
目次
バレンシアガとは?人気の理由やブランドの特徴
グッチやルイ・ヴィトンなど、さまざまなラグジュアリーブランドがストリートテイストを取り入れる中で、いち早く若者の注目を集めたブランドがバレンシアガです。
ここでは、バレンシアガとはどんなブランドなのか、なぜバレンシアガが若者に受け入れられているのかを解説します。
バレンシアガとは
バレンシアガは、1918年にクリストバル・バレンシアガが設立したファッションブランドです。創業はスペインですが、現在はフランスのパリに本社を構えており、フランスのブランドとして認知されています。
バレンシアガはグッチ、サンローラン、ボッテガ・ヴェネタなどのハイブランドを擁するケリング・グループの傘下にあり、ウェアやバッグ、シューズなど、幅広いアイテムを展開しています。
バレンシアガは最近知名度が上がったブランドという印象を持つ方もいますが、実は100年以上の歴史があり、エディターズバッグの「シティ」やコンパクト財布の「ペーパーウォレット」など、数々のブームを巻き起こしてきました。最近では、バレンシアガがストリートラグジュアリーブランドとして認知されるきっかけとなった「トリプルS」などのスニーカーもヒットしています。
老舗ブランドという重々しさを感じさせず、若者世代を熱狂させるバレンシアガは、現在最も注目すべきブランドのひとつといえるでしょう。
バレンシアガの魅力
バレンシアガの魅力は、優れた職人技と、時代にとらわれない自由なデザインです。
バレンシアガの創業者であるクリストバル・バレンシアガは、本来は職人によって分業されるオートクチュールドレスを自分一人で完成させることができる腕前を持ち、「クチュール界の建築家」と呼ばれるほどの天才でした。
クリストバル亡き後も、その優れた技術はブランドに受け継がれており、今も多くのブランドに影響を与えています。
また、現在クリエイティブ・ディレクターを務めるデムナ・ヴァザリアの存在も、バレンシアガの重要なピースです。デムナのデザインは、従来のバレンシアガの魅力を活かしつつ、ラグジュアリーストリートという新しい扉を開きました。
伝統にとらわれないバレンシアガの姿勢は、既存のファンだけでなく若い世代にも受け入れられ、新たなファンを増やし続けています。
バレンシアガの歴史
ここでは、バレンシアガのブランド設立から、創業者の引退、その後のブランド低迷期まで、これまでのバレンシアガの歴史を解説します。
バレンシアガのスタート
バレンシアガの創始者であるクリストバル・バレンシアガは、1895年にスペインのバスク地方にある漁村で生まれました。母親が洋裁師だったため、幼い頃から洋服作りに親しんでおり、12歳の頃には洋裁師見習いとしてキャリアをスタートさせます。
その後、マドリードでの修業を経て一人前となったクリストバルは、自身の名を冠したブランド「BALENCIAGA」を1918年にオープンします。クリストバルの先進的なデザインと優れた技術はすぐにスペインの上流階級で話題となりました。
しかし、スペインの内戦を機に、クリストバルは活躍の場をパリに移し、1937年にジョルジュ・サンク通りにバレンシアガのブティックをオープンします。
バレンシアガの絶頂期
バレンシアガは「クチュール界の建築家」と称されたクリストフのもと、革新的なデザインのファッションを次々に発表していきました。シャネルのデザイナーであるココ・シャネルはクリストフについて「全てを一人でこなせる真のクチュリエ(仕立て屋)は彼だけ」と高く評価しています。
1950年代から60年代にかけて、パリはクリスチャン・ディオールが手掛ける「ニュールック」とバレンシアガが人気を二分する状態でした。ディオールのスタイルが、クラシカルな細く絞ったウエストで女性らしいエレガントさを強調したのに対し、バレンシアガはゆったりとしたシルエットが特徴でした。 当時のディオールはバレンシアガのライバル的存在でしたが、デザイナーのクリスチャン・ディオール自身はクリストフのことを「我々全員の師である」と大変尊敬していたそうです。
バレンシアガ倒産の危機
1968年にフランス革命が勃発し、贅沢で優雅なファッションを楽しむ時代ではなくなったと感じたクリストフは、「プレタポルテを始めるには年をとりすぎた」という言葉を残し、74歳でオートクチュールから引退します。
そして、1972年にクリストフが亡くなると、バレンシアガは倒産の危機に陥ります。バレンシアガはクリストフの甥のジャック・ボガートが引き継ぎましたが、この時代のバレンシアガは香水ブランドとして細々と存続しているだけでした。
その後、バレンシアガは1987年にプレタポルテ事業をスタートさせ、1992年にはジョセフュス・メルキオール・ティミスターがアーティスティックディレクターに就任しますが、バレンシアガは復活には至らず、低迷する時代が続きます。
バレンシアガの復活
1995年にニコラ・ゲスキエールがデザイナーに就任したのをきっかけに、バレンシアガに復活の兆しが見えてきます。1998年に発表されたニコラのデビューコレクションはファッション業界に大きな衝撃を与え、生まれ変わったバレンシアガのアピールに成功します。
さらに、ニコラはファッション関連の著名な賞を数多く受賞し、2001年にニコラの才能を高く評価したグッチグループ(現:ケリンググループ)がバレンシアガを買収します。
2012年にニコラがデザイナーを退任した後は、同年にアレキサンダー・ワンがデザイナーとして就任しましたが、2年間の契約が終了した後、アレキサンダーは自分のブランドに注力するためバレンシアガを去りました。
その後、2015年にデムナ・ヴァザリアがクリエイティブディレクターとして就任します。デムナは、バレンシアガをラグジュアリーストリートブランドに転換させた立役者であり、バレンシアガをトップブランドに再び返り咲かせた存在です。 現在のバレンシアガは、デムナの指揮のもとラグジュアリーストリートブランドとして生まれ変わり、快進撃を続けています。
バレンシアガを支えるデムナ・ヴァザリアの功績
現在のバレンシアガを語る上で、クリエイティブディレクターのデムナ・ヴァザリアの存在は欠かせません。ここでは、デムナのプロフィールや功績について解説します。
デムナ・ヴァザリアとは
デムナは、1981年生まれ、グルジア出身のファッションデザイナーです。ベルギーのアントワープ王立芸術アカデミーを卒業後、メゾン・マルジェラやルイ・ヴィトンで経験を積み、2014年に自身のブランドであるヴェトモン(Vetements)を立ち上げました。ヴェトモンはラグジュアリーストリートの先駆けともいわれ、オーバーサイズのアイテムなどを得意としています。
その後、デムナは2015年にバレンシアガのクリエイティブディレクターに就任し、ヴェトモンと並行してバレンシアガのコレクションに携わるようになります。2016年に発表したデムナの初コレクションは、ラグジュアリーストリートスタイルを取り入れ、バレンシアガのイメージを一転させました。その後、2019年にデムナはヴェトモンを退任し、バレンシアガに注力するようになります。
ラグジュアリーストリートへの転換
デムナがバレンシアガで成し遂げた大きな功績のひとつが、バレンシアガのブランドイメージをラグジュアリーストリートへと転換したことです。
創業者であるクリストバルの死後にブランドが低迷し、ニコラ・ゲスキエールやアレキサンダー・ワンがブランドを立て直した後も、バレンシアガはどこか過去のイメージから抜け出せずにいました。
しかし、デムナがラグジュアリーストリートをバレンシアガに取り入れたことで、バレンシアガのイメージは一転します。ヴェトモンで培ったラグジュアリーストリートテイストはバレンシアガでさらに洗練され、若い世代に熱狂的に受け入れられました。
こうして、バレンシアガは敷居の高い高級メゾンから、高級感のあるラグジュアリーストリートブランドというイメージに生まれ変わり、新たなファン層の開拓に成功したのです。
オートクチュールの復活
デムナは、半世紀に渡り休止していたバレンシアガのオートクチュールを復活させたことでも高く評価されています。バレンシアガがオートクチュールコレクションを発表したのは、当業者のクリストバルがなくなる直前の1967年が最後です。その後、ブランドが復活しても、クチュール部門を復活させるまでは至りませんでした。
デムナは、クリエイティブディレクター就任から6年経った2021年に、53年ぶりのオートクチュールコレクションを発表しました。バレンシアガがクチュール部門を復活させたニュースはファッション業界に衝撃を与え、バレンシアガの復権を印象づけました。
これにより、バレンシアガはラグジュアリーストリートという最先端のクリエイティブと、オートクチュールによる時代を超えた高度なノウハウを両立させた一流ブランドとして高く評価されました。
バレンシアガのコラボレーション展開
バレンシアガは、これまでさまざまなコラボレーションを展開してきました。ブランドやショップ、キャラクターなど、コラボ相手は多岐にわたっており、限定のコラボアイテムは毎回大きな話題を呼んでいます。ここでは、近年大ヒットしたバレンシアガのコラボを2つ紹介します。
BALENCIAGA×GUCCI
出典:Sotheby’s
BALENCIAGA×GUCCIのコラボアイテムは、2021年から2022年にかけて展開した「The hacker project」にて発売されました。グッチの代名詞であるGGモノグラムをバレンシアガのダブルBロゴにアレンジし、一見グッチのパロディのような大胆なデザインで大ヒットしました。
このコラボは、バレンシアガとグッチが同じケリング・グループに所属していることから実現し、世界的な有名ブランドのタッグは大きな注目を集めました。
BALENCIAGA×adidas
出典:Hypebae
BALENCIAGA×adidasのコラボアイテムは、バレンシアガの2023春夏コレクションで発表されました。アディダスおなじみの3本ラインとトレフォイル(三つ葉ロゴ)に、アディダスロゴの書体で書かれたバレンシアガのテキストが特徴です。
2022年5月の先行販売では即完売が相次ぎ、InstagramなどのSNSでは若い世代を中心に好評を博しました。フーディーやTシャツ、トラックジャケットなどのアパレルアイテムのほか、アディダス仕様のデザインとなった「トリプルS」や「スピードトレーナー」など、バレンシアガの人気スニーカーもラインナップ。ラグジュアリーストリートを得意とするバレンシアガらしいコラボで大ヒットしました。
バレンシアガの人気アイテム
バレンシアガといえば、アイコニックなバッグやシューズ、ウェアなど、数々のヒットアイテムがあります。ここでは、バレンシアガのコレクションの中でも、特に人気の高いアイテムをご紹介します。
バレンシアガのスニーカー
バレンシアガのスニーカーは、高い機能性とスタイリッシュなデザインを両立させたラグジュアリーな雰囲気で人気です。バレンシアガの中でもスニーカーは非常に人気が高く、新作は発売と同時に完売するほどです。
トリプルS
出典:BALENCIAGA
トリプルSは、若い世代に流行している「ダッドスニーカー」ブームの火付け役となったアイテムです。ダッドスニーカーとは「お父さんが履いていそうな靴」という意味で、厚底でぼってりしたシルエットのスニーカーの総称です。
トリプルSは「トリプルソール」の略で、ランニングシューズ、トラックシューズ、バスケットシューズの3つのソールを組み合わせたボリューミーなソールが特徴です。見た目はインパクトがありますが、異なる3つのソールのメリットを生かしており、履き心地の良さにも定評があります。
サイズ感が大きめなので、普段のサイズより少し小さめを選び、スキニーパンツなどと合わせるスタイルが定番です。
トラックトレーナー
出典:BALENCIAGA
トラックトレーナーは、ハイキングシューズとランニングシューズの機能を取り入れたスニーカーです。複雑に組み合わさった96個のパーツが、独特のフォルムとモードな雰囲気を醸し出しています。カラーバリエーションが豊富で、シックなスタイルにもスポーティーなスタイルにも合わせられるラインナップが揃っています。
また、176個のパーツで構成された、トラックトレーナーの進化版モデル「トラック2」も人気です。
スピードトレーナー
出典:BALENCIAGA
バレンシアガのスニーカーの中でも、独特なフォルムで人気を集めているのがスピードトレーナーです。
ソックスとスニーカーを融合させたようなユニークなデザインですが、スニーカーとしての機能性も抜群です。重さはわずか240gと軽く、フィット感があるため素足のような履き心地が特徴です。
バレンシアガのスニーカーの中ではシンプルなデザインなので、モードなスタイルにも合わせやすく、男女問わず人気があります。
バレンシアガのトップス
出典:BALENCIAGA
フーディーやTシャツなど、バレンシアガのトップスは、ラグジュアリーストリートテイストなオーバーサイズが特徴です。ロゴだけのシンプルな柄から、大胆なプリント柄までさまざまなデザインがありますが、大きめのサイズ感とシルエットの美しさが、着る人をスタイリッシュに見せてくれます。
バレンシアガのトップスはサイズ感が重要なので、できれば試着して購入するのがおすすめです。ネット通販の場合でも、サイズ表はしっかりチェックしましょう。
バレンシアガの帽子
出典:BALENCIAGA
バレンシアガのキャップやニット帽は、バレンシアガの中でも比較的リーズナブルで、コーディネートに取り入れやすいアイテムです。ロゴマークが入ったシンプルなデザインが中心ですが、素材やカラーバリエーションが豊富で、ひとつ持っていると便利です。
特に黒ベースに白字でブランドロゴが入った王道デザインのキャップは非常に人気が高く、芸能人の愛用者も多いです。
バレンシアガのバッグ
バレンシアガは、2000年代からコンスタントにバッグのヒット作をリリースしています。最近ではY2Kファッションブームの影響で、過去作にも注目が集まっており、新旧問わずバレンシアガのバッグは人気があります。
ネオクラシック
出典:BALENCIAGA
ネオクラシックは、バレンシアガのバッグの中で最大級のヒットとなった「クラシック」のバッグを、デムナ・ヴァザリアがリデザインしたシリーズです。
柔らかなラムスキンを使用したエディターズバッグで、ファスナー部分についた長いレザーストラップと、スタッズがついたデザインが特徴です。ネオクラシックの原型であるクラシックは発売から20年以上経っていますが、今もバレンシアガを代表するデザインとして人気があります。
アワーグラス
出典:BALENCIAGA
アワーグラスは、2019年のコレクションで登場したバッグです。カーブした底面と、フラップにあしらったBのパーツが特徴で、シャープな印象があります。クラシカルかつモダンなデザインは流行にとらわれないタイムレスな傑作として高く評価されました。
アワーグラスはサイズやカラー、素材のバリエーションも豊富で、幅広い着こなしに合わせられるバッグです。かっちりした形状なので、カジュアルスタイルに合わせてもラフになりすぎず、キレイめのスタイルを演出できます。
バックパック
出典:BALENCIAGA
バレンシアガのバッグの中で、特にメンズ人気が高いのがバックパックです。黒ベースにブランドロゴの入ったシンプルなデザインが中心で、大人の男性でも違和感なく身につけられるアイテムが揃っています。定番のナイロンや、高級感のあるラムレザーなど、素材のバリエーションも豊富です。
また、ショルダー部にはクッションが入っているなど、使いやすさにもこだわっています。
バレンシアガの財布
ここ数年で一大トレンドとなったミニ財布は、バレンシアガがブームを生み出したといわれています。コンパクトなバッグやキャッシュレス決済が流行する中、ミニ財布の需要は年々高まるばかりです。 また、バレンシアガの財布はカラーバリエーションが豊富で値段も手頃なので、ギフトとしても人気があります。
ペーパーミニウォレット
出典:BALENCIAGA
ペーパーミニウォレットは、封筒のようなデザインの三つ折り財布です。名刺サイズより一回り大きい程度のコンパクトさが特徴で、片手に収まるサイズ感です。
見た目は非常に小さいですが、収納力は抜群です。お札を折らずに入れることができるうえ、小銭入れやカードが3枚入る収納スペースもあります。
キャッシュミニウォレット
出典:BALENCIAGA
キャッシュミニウォレットは、ペーパーミニウォレットと同じ三つ折りタイプの財布です。フラットなフロント部分が特徴で、シンプルでユニセックスな雰囲気のデザインとなっています。
スマホより小さいサイズながら、札入れ、カード入れ、小銭入れと、必要なスペースは全て揃っており、使い勝手も抜群です。
バレンシアガを愛用している芸能人
バレンシアガはセレブの間でも人気が高く、ハリウッドのレッドカーペットやパーティーでは、バレンシアガを着用したセレブが頻繁に登場します。また、日本の芸能人やYouTuberにもバレンシアガのファンは多く、さまざまなメディアに登場しています。ここでは、バレンシアガを愛用している芸能人を紹介します。
ビヨンセさん
出典:Vogue
アメリカのシンガーソングライターであるビヨンセさんがバーティールックに選んだのは、BALENCIAGA×GUCCIのコレクションの中でも、もっともラグジュアリーなアイテムです。
グリッターが散りばめられたジャケットには、2つのブランド名が大胆にデザインされています。
リアーナさん
出典:Vogue
アメリカで歌手や女優として大人気のリアーナさんは、私服でバレンシアガを愛用しています。この日のコーディネートはBALENCIAGA×GUCCIのボリューミーなベストに、同じラインのスカーフを合わせた上級者スタイルです。個性的なアイテムですが、定番のモノグラム柄が高級感を演出し、落ち着いた印象に見せています。
米津玄師さん
出典:徳島新聞
歌手の米津玄師さんはアニメ『チェンソーマン』のOPテーマソング『KICKBACK』のMVでバレンシアガのBBロゴナイロンジャケットを着用しています。黒と黄色の鮮やかなコントラストが目を引くデザインですが、ナイロン素材で普段づかいにも取り入れやすいアイテムです。
佐藤健さん
俳優の佐藤健さんは、私服でバレンシアガを愛用しているそうです。この日着用していたのは、バレンシアガのロゴが大胆に入ったアウターですが、こちらはレディースのアイテムです。サイズ感重視であえてレディースのアイテムを選ぶのが、さすがのセンスといえるでしょう。
HIKAKINさん
YouTuberのHIKAKINさんは、バレンシアガの大ファンとして知られています。なんと誕生日にはバレンシアガから花束が届くなど、日頃からバレンシアガを愛用しているのが伝わってきます。
この写真では、ルイ・ヴィトンのパーカーの下にバレンシアガのトップスを合わせる大胆なコーディネートをしています。ブランド同士の組み合わせでも違和感がないのは、ラグジュアリーストリートテイストの服同士で組み合わせているからでしょう。
バレンシアガを着こなすためには
バレンシアガの服は、カジュアルで普段着に取り入れやすいデザインが中心です。ここでは、ラグジュアリーストリートの魅力を最大限にいかした、バレンシアガのおすすめコーディネート術を紹介します。
全身ロゴのコーディネートは避ける
バレンシアガに限らず、ハイブランドのコーディネート初心者がやりがちな失敗が、全身にブランドロゴを取り入れてしまうことです。
バレンシアガはロゴ入りのアイテムが多いですが、ロゴを取り入れるのは1、2ヶ所程度に抑えましょう。ロゴアイテムをポイント使いすることで、さりげないラグジュアリー感をアピールできます。
バランス感を重視する
出典:BALENCIAGA
バレンシアガの服は、ストリートテイストを出すためにオーバーサイズ気味なアイテムが多いです。そのため、シルエットが綺麗に見えるようにバランスを考えないと、野暮ったく見えてしまいます。上下オーバーサイズでコーディネートする際は、身長とのバランスを考えて丈感を選ぶのがおすすめです。
また、キレイめコーデにしたいなら、オーバーサイズのアイテムを1点取り入れたら、その他は細身のシルエットのアイテムにするとバランスがよく見えます。
スニーカーはキレイめコーデに合わせよう
バレンシアガのスニーカーは、靴自体が主役になるようなユニークなデザインが特徴です。カジュアルなストリート系ファッションにあわせるのもいいですが、キレイめコーデに合わせるとおしゃれ上級者感が出ます。
派手めカラーは差し色に
出典:BALENCIAGA
バレンシアガのアイテムは、カラーバリエーションが豊富です。イエローやピンクなど、派手めカラーは差し色に使うと、印象的なスタイルを演出できます。派手な色は抵抗があるという方は、小物で取り入れるのもおすすめです。
バレンシアガとは復活のラグジュアリーブランド
数あるハイブランドの中で、バレンシアガほどイメージの転換に成功したブランドは珍しいでしょう。伝統あるオートクチュールメゾンでありながら、ラグジュアリーストリートという新しい強みを得たバレンシアガは、世代を問わず支持されるようになりました。
Y2Kファッションの流行もあり、新作だけでなく過去のバレンシアガのアイテムも人気が再燃しています。バレンシアガは中古市場でも需要が高いため、高価買取が期待できるブランドです。BRINGではバレンシアガの買取も行っており、スピーディーに査定対応させていただきますのでお気軽にお問い合わせください!