世界四大宝石のひとつとしても知られるサファイアは、色石のなかでも根強い人気を誇る宝石として知られています。その高貴で美しい色合いに惹かれ、パワーストーンやお守りとして身につけたいと願う方も多いのではないでしょうか。
サファイアという宝石をより身近に感じるために知っておいていただきたいのが、その意味や効果についてです。石言葉についても詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
サファイアが持つ意味・効果
まずは、サファイアという宝石の特徴について見ていきましょう。世界でもっとも硬い宝石と言えばダイヤモンドですが、サファイアはそれに次ぐ硬度を持ちます。また、ダイヤモンドよりも衝撃に強く、耐久性に優れているのもサファイアの特徴です。
普段使いのパワーストーンにも向いていて、またそこに特別な意味を見出す方も少なくありません。家族や恋人との絆は、強いようでいて意外と脆いもの。サファイアには、そうした絆を「しっかりと結びつける」という意味が込められています。
また、科学的な根拠があるわけではありませんが、サファイアには、怒りや憎しみを鎮め、集中力を向上させる効果があると信じられています。そのため仕事に集中するためのお守りとしても人気です。
もともとは同じ鉱物であるサファイアとルビーは、パワーストーン的な意味においても相性がよいと言われています。情熱的な意味を持つルビーと集中力向上効果が期待されるサファイアを組み合わせると、仕事運をよりいっそう高められるでしょう。
サファイアの石言葉【カラー別】
サファイアはもともと「コランダム」と呼ばれる鉱物のなかでも、ルビー以外の色味の宝石を指します。サファイアと言えば美しい青をイメージする方も多いですが、実際には青以外にもさまざまな色味を楽しめるのがサファイアの特徴なのです。
サファイアの色味によって石言葉も変わってくるため、パワーストーンとして身につける際にはぜひ注目してみてください。ブルー・グリーン・イエロー・ピンク・パープル・パパラチアの6種について、それぞれの石言葉や意味をお伝えします。
ブルーサファイアの石言葉
ブルーサファイアの石言葉は、「誠実」「冷静」「博愛」「守護」です。
サファイアのなかでも、自分自身の内側と向き合うことをサポートするパワーに秀でていると言われています。雑念を取り払いたいときや、正しい判断をしたいと思ったときにも効果が期待できるでしょう。
サファイアらしい深い青色は、見ている人の心を落ち着けてくれるもの。冷静さを失いがちな場面でも、助けになってくれるはずです。また、情熱的で強いパワーを秘めた石と組み合わせて持つのもおすすめです。
グリーンサファイアの石言葉
グリーンサファイアの石言葉は、「知性」「慈愛」「清廉」です。
緑色には人の心を癒やし、バランスを整える効果が期待できるでしょう。疲れが溜まりがちな場面や、リラックスを求めている方にとくにおすすめです。ぜひヒーリングストーンとして身につけてみてください。
また、グリーンサファイアはブルーサファイアとイエローサファイアの色味が混ぜ合わさってできるもので、見る角度によって異なる雰囲気を楽しめます。自分が好きな雰囲気のグリーンサファイアを探すという楽しみも味わえるでしょう。
イエローサファイアの石言葉
イエローサファイアの石言葉は、「自信」「集中力」「行動」「目標達成」です。未来に向けて前向きに立ち向かおうとする強い心をサポートしてくれるでしょう。
高い目標をクリアしようとがんばっているときや、目の前に立ちはだかる困難をなんとか乗り越えようとしているときにもおすすめです。
また、身近な人の今後の活躍を祈る贈り物としても人気を集めています。明るいレモンイエローのサファイアを選べば、さわやかな気持ちを高められるでしょう。
ピンクサファイアの石言葉
アクセサリーとしても人気のピンクサファイアの石言葉は、「かわいらしさ」「愛嬌」「儚さ」です。その華やかな雰囲気は、とくに女性に人気。パートナーや友人との関係性を深め、円滑な人間関係をサポートするパワーがあると信じられています。
恋愛成就の意味を持つ石としても有名で、お守りとして身につける方も少なくありません。淡い色味であるため、主張しすぎず身につけやすいのも魅力のひとつです。「よりかわいらしく見られたい」という願いをかなえるためにも、常に身近に置いてみてはいかがでしょうか。
パープル（バイオレット）サファイアの石言葉
紫色のサファイアのなかでも、赤みが強いものをパープルサファイアと言います。その石言葉は「初恋の思い出」です。
一方で、青みがかった紫色の石はバイオレットサファイアと呼ばれています。石言葉は「高貴」「知性」であり、「華麗なる変身」という意味も秘めています。
色味と石言葉の違いにも注目して、好みのサファイアを選ぶのがおすすめです。パープルサファイアとバイオレットサファイアの間に明確な区切りは存在しないため、自分にとってどう見えるのかという点にこだわってみてください。
パパラチアサファイアの石言葉
ピンクとオレンジの間の、絶妙な色合いをしているのがパパラチアサファイアです。パパラチアとはシンハラ語で「蓮の花」を意味する言葉。
「光の花」という意味もあり、その神秘性を表現しています。希少性が高い美しい石であり、サファイアのなかでも特に人気のカラーです。
そんなパパラチアサファイアの石言葉は「慈愛」「信頼」「決断」です。「一途な愛」など、信念に基づいた言葉も多く見受けられます。「キングオブサファイア」とも呼ばれる宝石に、ふさわしい石言葉です。
サファイアの石言葉は色によって異なる
ここまで、サファイアの石言葉について紹介してきました。さまざまな色味を楽しめるサファイアは、色別に異なる意味を込めて身につけられる石でもあります。
普段使いに適した石でもあるため、パワーストーンとして注目してみるのもおすすめです。色の好みはもちろん、期待したい効果に合わせて、選ぶ楽しさも実感できるのではないでしょうか。
サファイアの色は、石としての意味や言葉に影響を与えるだけではなく、宝石としての価値にも深く関わっています。青色が濃く透明度の高いものほど価値が高いというのはよく知られていますが、ホットピンクやパパラチアサファイアも希少性が高く高値で取引されています。
「手もとにサファイアがある」という方は、一度「ブラリバ」にて無料査定を受けてみるのもおすすめです。確かなスキルでその価値を見極めてもらえるでしょう。