ドクターマーチンは汎用性の高いデザインと耐久性の高い作りが魅力で、若い世代を中心に幅広い世代から多くの人気を集めています。しかし中には「ドクターマーチンはダサい」「大学生っぽい」という声も一部上がっており、これから購入する方の中には少し不安に感じる方も多いのではないでしょうか。
そこで本記事ではドクターマーチンの魅力に迫りながら、ダサいとの声が上がる理由について解説します。後半ではかっこいい履き方やおすすめモデルもご紹介するので、最後までご覧ください。
目次
ドクターマーチンとは?
ドクターマーチンとは、1947年にドイツで誕生した革靴ブランドです。創設者はクラウス・マルテンス博士で、ドイツでは「ドクトーアマルティン(Doktor Martens)」と呼ばれています。ドイツでブランド展開している時は、主にワークシューズとして人気を集めていました。
クラウス・マルテンスは元々ドイツ軍医であり、スキーで自身の足に怪我を負った際にそれまで履いていたブーツが硬すぎたため、自ら足に負荷がかからないソールを開発します。この出来事がのちにドクターマーチンの誕生のきっかけとなりました。
ドイツで誕生したドクターマーチンですが、イギリスのグリッグズに特許権を買われることとなり、1960年にイギリスに進出することになります。イギリスに移転して初めて発売されたモデルが「1460」であり、本モデルは現在でも世界中から注目を集めているモデルです。
イギリスでは主にパンクミュージシャンの間で流行し、イギリス国内でもパンクを象徴するファッションブーツとして多くの人気を博していました。
ドクターマーチンは幅広い年齢層に人気がある
出典:Dr .Martens
ドイツではワークシューズとして、イギリスではパンクミュージシャンの象徴として大流行したドクターマーチンですが、2010代以降は日本国内でも大流行を巻き起こしました。日本国内では主に若年層を中心に流行が広がり、現在でも若者が最初に購入するカジュアルな革靴として定着しています。
若年層を中心に人気を集めている理由として、「アイコニックなシルエット」と「リーズナブルな価格帯」が挙げられます。最近ではスニーカーでもそうですが、ボリューミーなシルエットが流行る傾向にあり、幅広いシーンで合わせやすいのもひとつの特徴です。
価格帯も2〜3万円台とブランド物の革靴としてはお手頃で、学生でも挑戦しやすい価格帯になっています。
また若者や学生のイメージが強いドクターマーチンですが、30代や40代、50代以降の年齢層でも愛用している方はたくさんいます。特にドクターマーチンの象徴である黄色いステッチがついていない「mono」シリーズはビジネスシーンでも活躍するので、お仕事で忙しい方でもドクターマーチンの履き心地を楽しむことが可能です。
ドクターマーチンがダサいといわれてしまう理由
ドクターマーチンは世界中で人気を博しており、日本でも若年層を中心に幅広い世代から支持されている革靴ブランドです。しかし一部の方からは「ドクターマーチンはダサい」「デザインが好きではない」などとという声も上がっています。
なぜそのような声が上がるのか、よく挙げられる理由として以下の3点が挙げられます。
- 人気がありすぎて周りと被りやすいから
- おしゃれだと思わないから
- 学生っぽく見えてしまうから
ドクターマーチンがダサいといわれている理由について、以下で詳しく解説します。
人気がありすぎて周りと被りやすいから
ドクターマーチンの人気が高い故に「被りたくない」「量産型に思われたくない」と考える方も多いようです。ドクターマーチンは特に若年層で長年流行しており、若者の多い街に外出すれば高い確率で履いている方を見かけるアイテムになりつつあります。
量産型コーデは真似しやすく人気が高いですが、「個性をもっと出していきたい」という方にはあえて避けられる傾向があるようです。
また周囲と同じアイテムを身につけていると、なんとなく気まずく感じてしまうのは日本人に多く見られる傾向です。
おしゃれだと思わないから
ファッションに対する感性は十人十色なので、ドクターマーチンをおしゃれと感じる方もいれば、おしゃれだと思わない方もいます。中には黄色のステッチがおしゃれでないと感じる方もおり、一目見てわかる特徴的なデザインが故に好き嫌いがはっきりしてしまうのでしょう。
学生っぽく見えてしまうから
ドクターマーチンは大学生からも高い人気を集めており、「ドクターマーチン=学生っぽい」というイメージをお持ちの方も少なくありません。中には「社会人になったらドクターマーチンは辞めるべきだ」という偏見をお持ちの方もいるようで、それほどにドクターマーチンは若者のイメージが定着しているようです。
ドクターマーチンの魅力
一部の声からはドクターマーチンをよく思わない意見も飛び交っていますが、ドクターマーチンは多くの魅力を持っているので、高い人気を誇ります。ドクターマーチンの魅力として多く挙げられるのは、以下の3点です。
- 幅広いコーデに合わせることができる
- 快適な履き心地をサポートするエアソール
- 革靴初心者でも簡単なシューズケア
ここでは、ドクターマーチンの魅力について詳しく解説します。
幅広いコーデに合わせることができる
出典:Dr .Martens
ドクターマーチンは一目見ただけでわかるアイコニックなシルエットと黄色のステッチを持ちながら、どんなコーデにも合わせられるのが特徴です。
またドクターマーチンはカジュアルな場面だけでなくビジネスシーンでも活躍できる「mono」シリーズも展開しています。こちらは黄色のステッチがついていないので、高級感あふれるビジネスシューズとして使用することも可能です。
さらにカラーバリエーションが豊富でブーツだけでなくシューズやサンダルも取り扱っているので、自分好みの一足を見つけやすいのも嬉しいポイントです。
快適な履き心地をサポートするエアソール
出典:Dr .Martens
ドクターマーチンは元々医療用の矯正シューズとして開発された経緯もあり、履き心地に優れています。快適な履き心地をサポートするのは、ドクターマーチンが独自に開発した「エアクッションソール」です。
「ドクターマーチンの象徴」ともいわれているエアクッションソールは、歩行時の衝撃や負荷を緩和してくれるので、長時間履き続けても疲れにくいのが特徴です。ブーツや革靴は丈夫な作りになっていることから硬い履き心地のイメージがありますが、ドクターマーチンはエアクッションソールによって柔らかく弾むような履き心地をサポートしています。
革靴初心者でも簡単なシューズケア
出典:Dr .Martens
「革靴はシューズケアが面倒くさい」と感じる方も多いですが、ドクターマーチンは革靴初心者でも簡単にケアできることでも知られています。その理由のひとつとして、ドクターマーチンの革靴にはスムースレザーを使用していることが挙げられます。
スムースレザーは傷がつきにくいのが特徴で、他の革と比較してある程度ケアをしていなくても綺麗な状態を保ってくれる性質があります。
日々のケアが面倒に感じ普段履きとして革靴の使用を避けている方でも、着用後の最低限のブラッシングを行えば長期的に履き続けられるのもドクターマーチンの魅力です。
ドクターマーチンのかっこいい履き方
ドクターマーチンは基本的にどんなコーデにも合わせられるので、自分好みのコーディネートをするのがおすすめです。しかしコーデによっては、自分が想像しているイメージと異なる印象を与えてしまう可能性もあります。
そこで本章ではドクターマーチンのかっこいい履き方と、それを踏まえた上でおすすめしたいドクターマーチンの一足をご紹介します。
きれいめのコーデでまとめる
出典:Dr .Martens
どんなコーデにも合うドクターマーチンですが、無難に履きこなしたいという方はきれいめのコーデがおすすめです。基本的に革靴はきれいめのコーデと相性がいいとされています。特にファッションにこだわりがないという方は、ジャケットやセットアップなどのコーデと組み合わせることできれいめの印象を与えるのがおすすめです。
しかしカジュアル感の強いラフなコーデでも、ドクターマーチンを履くことで足元のきれいさを際立たせることも可能です。
定番人気モデルを避ける
出典:Dr .Martens
ドクターマーチンの中でもシューズは「1461 3ホール」、ブーツは「1460 8ホール」が定番モデルとされており、その2つのモデルを着用している方が多数います。「被りたくない」「周囲と差別化したい」とお考えの方は、この2モデル以外のモデルを履いてみるのがおすすめです。定番モデル以外にも、以下のようなモデルを取り揃えています。
ブーツ
- 10ホール:8ホールよりも丈が長め
- チェルシー:両サイドにゴアが施されたくるぶし丈のブーツ
- カジュアル:ベージュやオリーブなどの色が取り揃えられている
- ヒール:ボリューミーなチャンキーヒールを備えるレディースブーツ
シューズ
- ブローグ:ウィングチップに備えられたメダリオンが特徴的
- ローファー:イギリス国内で長年愛され続けたタッセルローファー
- カジュアル:ホワイト、ベージュなどのカラー展開があるシューズ
- メリージェーン:フェミニンとタフの融合を実現したレディースシューズ
他にもサンダルも展開しているので、定番にとらわれず自分が履きたいと思ったモデルを着用してみましょう。
イエローステッチがないモデルを選ぶ
出典:Dr .Martens
定番モデルを避けたい方や「黄色のステッチが気になる」と感じる方には、イエローステッチがついていないモデルがおすすめです。ステッチも含めてオールブラックのモデルもあれば、ステッチがホワイトカラーの「ホワイトウェルト」モデルもあるので、イエローステッチモデル以外にもたくさんの選択肢があります。
おすすめの一足は「mono」シリーズ!
出典:Dr .Martens
上記3つの履き方やモデルの選び方を踏まえておすすめしたいドクターマーチンのモデルが、「mono」シリーズです。monoはアッパーはもちろんステッチなどもすべてブラックで統一されており、より上品できれいめの印象を与えることが可能な一足です。
ドクターマーチンならではの可愛さを残しつつ、オールブラックにすることでカジュアルシーンだけでなくビジネスシーンでも活躍できます。
また、イエローステッチモデルやホワイトウェルトモデルよりも安価で販売されているのも嬉しいポイントです。イエローステッチに踏み込みにくい方は、まずmonoシリーズでドクターマーチンデビューを飾るのもいいでしょう。
ドクターマーチンの買取・販売なら「BRING」まで!
ドクターマーチンの買取を検討している方は、ブランド品買取専門店のBRINGへおまかせください!BRINGは年間90,000点以上の買取実績をもつブランド古着専門店ですので、長年蓄積してきたノウハウを活かしたご提案が可能です。
ドクターマーチン以外にもオールデンやベルルッティなど多数の革靴ブランドの買取にも力を入れています。
「他にどんなブランドを取り扱っているの?」「自分が持っているブランドは買取できるの?」など少しでも気になることがありましたら、WEBかんたんお試し査定や電話相談、LINE査定からお気軽にお問い合わせください。
ドクターマーチンがダサいと言われるのはあまりにも人気が高いため
ドクターマーチンがダサいといわれているのは本当なのかについて解説しましたが、あまりにもドクターマーチンの人気が高いためにその分否定的な意見が増えてしまったようです。ファッションコーデの好みは十人十色なので、個人差が出るのも不思議ではありません。
ドクターマーチンは確かに流行っていますが、モデルやコーデを工夫することで差別化ができます。自分好みの一足を見つけて、自分ならではのドクターマーチンコーデを身につけましょう。
BRINGでは、ドクターマーチンをはじめとしたブランドシューズを高価買取しております!また買取に力を入れているので、定番モデルはもちろん、正規店では中々手に入らない限定モデルなども高品質の状態で販売しています。
店頭買取はもちろん、自宅から手軽にできるLINE査定や出張買取、宅配買取などもすべて完全無料で行っておりますので、お気軽にBRINGまでお問い合わせください!