
スポーツブランド「ナイキ」の人気スニーカーシリーズ「エアジョーダン」。その名の通り、1980年代に伝説的な活躍をしたバスケットボール界のレジェンド、マイケル・ジョーダンのシグネチャーモデルとして誕生しました。
そんなエアジョーダンの中でも、「エアジョーダン1 MID」は“人気がない”と言われることがあるんです。なぜそういった意見があるのでしょうか?
この記事では、MIDモデルの“人気がない”とされる背景と、知られざる魅力を徹底解説。エアジョーダン愛好家からスニーカー初心者まで、MIDの魅力を再発見できる内容になっています。ぜひ最後までチェックしてみてください!
目次
エアジョーダン1 MIDが“人気がない”と言われる理由とは?
エアジョーダン1 MIDは、なぜ“不人気”と言われているのでしょうか。具体的には以下の理由が考えられます。
・ハイカットモデルとよく比較される(ハイカットモデルと比較される傾向にある)
・シルエットにボリューム感が足りないと感じる人が多い
・ハイカットモデルのロゴ配置やカラーバリエーションが王道とされている
これらの理由を探るには、まずエアジョーダン1の王道モデル「ハイカット」について知る必要があります。
エアジョーダン1 HIGHは、マイケル・ジョーダン自身が試合で着用したモデル。1985年の発売以来、革新的なバスケットボールシューズとして支持され続けています。「エアジョーダン1といえばハイカット」というイメージが根強く、その影に隠れてMIDモデルはどうしても比較されがちです。
また、シルエットの違いも影響しています。MIDはハイカットに比べて履き口が低く、そのぶんボリューム感に欠けると感じる人も少なくありません。
さらに、デザイン面での差も“人気がない”理由のひとつ。ロゴの配置やカラーバリエーションがハイカットとは異なり、「エアジョーダン1らしさ」を求める層には刺さりにくい部分もあります。ハイカットが王道なら、MIDは“邪道”と見なされることもあるのかもしれません。
エアジョーダン1 MIDの魅力を紹介!
エアジョーダン1 MIDは「HIGHの威厳」と「LOWの軽快さ」のちょうど中間。実は幅広いスタイリングに合う優秀な1足なんです。ここでは、MIDならではの魅力を4つ紹介します!
絶妙なシルエットでコーデの幅が広がる
スニーカーのシルエットは、コーデ全体のバランスを決める重要な要素。MIDは足首を程よく覆う高さに設定されているため、ローカットの軽快さとハイカットの重厚感の“いいとこ取り”ができるのが特徴です。
- デニム×MID:クラシックなストリートスタイルが完成。ロールアップすればシューズのデザインを際立たせられる。
- カーゴパンツ×MID:無骨な雰囲気を抑えつつ、適度なボリューム感でストリート感を演出。
- スラックス×MID:きれいめコーデにスポーティなエッセンスを加え、大人っぽく履きこなせる。
- ショーツ×MID:足元に適度なボリュームを残しつつ、ラフなスタイルが完成。春夏コーデにも◎。
ローカットだと物足りない、ハイカットだとゴツすぎる…。そんな悩みを解決するのがMIDのシルエット。コーデの選択肢を増やしてくれる万能な1足です。
カラーバリエーションが豊富で遊べる
MIDモデルの大きな魅力のひとつが、シーズンごとに豊富なカラーバリエーションが展開されるところ。HIGHやLOWと比べても、時代のトレンドに合わせたユニークなカラーが多く、個性的なスタイルを作りやすいのが特徴です。
ここで、代表的な人気カラーをピックアップ!
- 「Bred Toe」:シカゴ・ブルズを彷彿とさせる赤×黒×白の配色。エアジョーダンらしいクラシックなカラーリング。
- 「Royal」:深みのあるロイヤルブルーがアクセントになった一足。モノトーンコーデのポイントに最適。
- 「Lakers」:NBAロサンゼルス・レイカーズのチームカラーであるパープル×ゴールドを採用。スポーティな着こなしに映える。
- 「Smoke Grey」:グレーを基調としたシンプルなデザイン。モノトーンコーデに溶け込みつつ、落ち着いた大人の雰囲気を演出。
- 「Pine Green」:深いグリーンとブラックの組み合わせが特徴。ミリタリー系のアイテムとも相性抜群。
こうした幅広いカラーバリエーションのおかげで、定番カラーはもちろん、季節やコーデのテーマに合わせたカラー選びができるのもMIDならではの魅力です。
手が届きやすい価格で気軽に楽しめる
エアジョーダン1 HIGHは、プレミアムレザーを使用しているため価格が高めに設定されていて、なかなか手を出しづらいのが現実。とくに人気カラーは市場価値が上がり、定価よりも高額になることも…。
いっぽう、MIDモデルは比較的手頃な価格帯で、エアジョーダンの魅力を気軽に楽しめるのがポイント。はじめてエアジョーダンを購入する人や、何足か揃えて気分やコーデに合わせて履き替えたい人におすすめです!
さらに、MIDはHIGHと比べて入手しやすいのも嬉しいポイント。HIGHの人気カラーはすぐに完売してしまうことが多いですが、MIDは安定的に供給されており、抽選販売なしで手に入ることも多いです。プレ値を気にせず、自分の好きなカラーを選べるのも大きなメリット!
独自のデザインで差別化できる
エアジョーダン1 HIGHとMIDでは、細かいデザインにも違いがあります。MIDはHIGHとは異なるロゴ配置やディテールを採用していて、時代ごとのトレンドを取り入れたアレンジが特徴的。
- シュータンのロゴ:HIGHは「Nike Air」のロゴが刻まれたクラシックなデザイン。MIDは「Jumpman」ロゴが採用され、よりスポーティな印象。
- アンクル部分のデザイン:HIGHはオリジナルの「Wings」ロゴがしっかりと型押しされているのに対し、MIDは小さめのプリント仕様が多い。
- カラーブロッキングの違い:HIGHはクラシカルなデザインが多いのに対し、MIDは大胆なカラーブロッキングが施されることもあり、よりトレンド感のあるデザインが楽しめる。
王道のHIGHに対し、MIDは少しアレンジを加えた個性的なモデル。自分らしさを表現したい人には、むしろHIGHよりもMIDのほうが向いているかもしれません。
エアジョーダン1 MIDのおすすめモデル
ここからは、エアジョーダン1MIDモデルのおすすめモデルについてご紹介!気になるデザインをチェックして、ぜひお気に入りの一足を見つけてみてください。
エアジョーダン1 MID ライトスモークグレー 554724-092
「エアジョーダン1 MID ライトスモークグレー」は、ホワイト、ライトスモークグレー、ブラックの3色を絶妙に組み合わせたシンプルかつ高級感のあるデザインが特徴。アッパーには上質なレザーを採用し、スウッシュやウィングロゴがブラックで引き締められています。
クラシックなシカゴブロッキングを踏襲しつつ、軽量で履きやすいミッドカット仕様が日常使いにも最適。どんなコーディネートにも合わせやすく、ストリートからフォーマルまで幅広いスタイルを楽しめる一足です。
エアジョーダン1 MID ブレッドトゥ DQ8426-060
エアジョーダンシリーズの中でも屈指の人気を誇る「ブレッド」カラーをミッドカットで再構築したモデル。レッドトゥカップとブラックスウッシュの大胆なコントラストが目を引き、クラシックな雰囲気ながら現代的なスタイルにもマッチします。
ミッドカット特有の軽量設計と快適な履き心地で、日常使いからスポーツシーンまで幅広く活躍する一足です。OGカラーの魅力を手軽に楽しめるモデルとして注目されています。
エアジョーダン1 MID SE DN3706-401
「ハイパーロイヤル」と呼ばれる鮮やかなブルーを基調に、スエード素材で高級感をプラスした特別仕様のエアジョーダン1 MID SE。フレンチブルーのオーバーレイとレッドウィングロゴが絶妙なバランスを保ち、洗練されたデザインが魅力です。
ミッドカットならではの軽快さと履きやすさに加え、スエード素材特有の柔らかい質感が足元を上品に演出します。ストリートファッションにも取り入れやすい万能な一足です。
エアジョーダン1 MID シアトル・スーパーソニックス 554724-371
1996年NBAファイナルでシカゴ・ブルズと激闘を繰り広げた「シアトル・スーパーソニックス」のチームカラーを再現したモデル。ホワイト×ノーブルグリーンにイエローアクセントが映えるデザインは、バスケットボールファンだけでなくスニーカーヘッズにも愛されています。
ヒール部分の「SONICS」刺繍が特別感を演出し、ミッドカットならではの履き心地と実用性が魅力。歴史的背景と洗練されたデザインが融合した一足です。
エアジョーダン1 MIDはHIGHにはない魅力がある
HIGHの重厚感とLOWの軽快さを兼ね備え、ファッションの幅を広げてくれるMIDモデル。個性的なカラーバリエーションや手に取りやすい価格設定、独自のデザインなど、知れば知るほど魅力が詰まっています。
「エアジョーダン=ハイカット(HIGH)」というイメージを持っている人にこそ、ぜひ試してほしいモデルです。一度MIDを履いてみるとその“ちょうどよさ”に気づくはず。エアジョーダンMIDで、新たなスタイルをぜひ取り入れて見てください!