ルビーの価値はどのくらい?買取相場価格や高く売るコツも紹介

ルビーの価値はどのくらい?買取相場価格や高く売るコツも紹介

情熱的な赤に輝くルビーは、希少性と美しさから古来より「宝石の女王」とも呼ばれています。
そんなルビーは、実はダイヤモンドよりも歴史は長く、太古から多くの女性に愛されてきました。

そんな人気のあるルビーですが、限られた場所でしか採れず、大きなサイズとなれば採れることはまずありません。
そんな貴重なルビーを手放すのであれば、なるべく高く売却したいですよね。

ルビーの買取金額はお店によって大きく異なりますので、査定士に任せっきりにするのではなく、あなた自身も必要な知識や高値で売る方法を知っておく必要があります。
そこでこの記事では、高値で売れるルビーの特徴や買取相場、売却のコツなどを紹介していきます。 
もし、ルビーがお手元にあるのであれば、ぜひこちらの【ルビーの最新買取実績】もご参考になさってください。

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1 高値で売れるルビーの4つの特徴

いくら購入金額が高かったからといっても、全てのルビーが高く売れるわけではありません。
色や品質、産地の違いによって同じサイズのルビーでも全く値が付かないものや、何百万円になる場合もございます。

高値で取引されやすいルビーの特徴としては、以下の4つになります。
・色味が濃く不純物が少ないもの
・鮮血のように赤いミャンマー産の「ピジョン・ブラッド」
・加熱処理が行われていない「非加熱ルビー」
・星状の光を宿す「スタールビー」

それでは、高値で売れるルビーの特徴についてそれぞれ紹介していきます。

1-1 色味が濃く不純物が少ないもの

 高値で取引されるルビーの特徴として、他の宝石同じように深みのある色と透明感の強いものになります。 
ただ、画像の一番左のルビーのように、あまりにも深すぎる赤色の場合は黒味も混ざってしまうため、高値にはなりません。 
画像の右2つのような深い赤色が高値で取引されやすいです。 
もし、GredeAAAで10カラット以上のサイズであれば、300450万円ほどの値がつきます。 

1-2 鮮血のように赤いミャンマー産の「ピジョン・ブラッド」

 ※左からピジョンブラッド、ビーフブラッド、チェリーピンク

高値で取引されているルビーには、どこで採れたものなのかがとても重要になってきます。 
品質のよいルビーが採れるのは主にミャンマーやタイ、スリランカといった東南アジアが中心です。 
「ピジョンブラッド」と呼ばれる最高品質のルビーはミャンマーの鉱山でしか採れず、全体の1/20程度しか採れません。 

ピジョンブラッドとは、ハトの鮮血のように鮮やかで、深い赤色と強い照りを放つルビーこと。このルビーは、 他のものと比べると、1カラット当たりの単価は10倍以上の価値があります。 

他にもタイで採れるビーフブラッド」や、スリランカで採れるチェリーピンク」なども高値で売ることができます。 
ビーフブラッドはピジョンブラッドと比べると黒味の成分でもある鉄が多く含有されている深い色のルビーになります。 価値はピジョンブラッドの半分程度ですが、産出量が少ないこともあって市場では高値で出してもすぐに売れてしまうほど。

画像の左にあるチェリーピンクは、産出されるルビーの中でも透明度が高く、ピンクサファイアのような明るいピンクが特徴です。
色が明るめなので、高級感というよりもファッション感覚で使われる用途が多く、ピジョンブラッドやビーフブラッドに比べると売却価格は低めです。

1-3 加熱処理が行われていない「非加熱ルビー」

出典:GEMSTONEBUZZ

どの宝石にもいえることですが、流通している宝石の大半は発色をよくするために熱処理や含有処理が行われます。
上記の画像のように宝石の原石のままだと色は悪く、このままカットしても綺麗とは言い難いものばかりです。
ただ稀に非加熱ルビーと呼ばれる、原石の時点で処理が不要なほど透明感と鮮やかな発色の宝石が採れることがあり、希少価値は非常に高いです。

例えば、3カラットの加熱処理が行われたミャンマー産のピジョンブラッドの買取額が60万円だとすると、同じ条件で非加熱だと300万円の買取額が見込めます。
それほど非加熱ルビーは貴重な存在なのです。

加熱処理の有無は鑑別書を見ればすぐに判別できますが、ないのであればルビーの内包物が上記写真のような、針状の内包物(シルクインクルージョン)があれば、非加熱のルビーです。

出典:WWD

 非加熱ルビーで話題になったのが、2015年にで開催された宝石オークションで出品された、カルティエ製のルビーリングです。
こちらはミャンマーのモゴック鉱山で採れた、25.59カラットの非加熱ピジョンブラッドのルビーリングで、世界最高値の117000万円で落札されました。

非加熱ルビーは産出量が極めて少なく、5カラット以上のサイズであればダイヤモンドよりも高値になります。
もしお手持ちのルビーが非加熱処理であれば、査定額は期待して良いです!

1-4 星状の光を宿す「スタールビー」

出典:GEMROCK

一般的に宝石は透明度が高くなるほど価値も高くなるのですが、スタールビーと呼ばれるものは、内包物が星模様に見え、色の濃さと光の輝きが重要視されます。 
スタールビーとは光の反射ではなく、針状のインクルージョン(内包物)によって六芒星のように見えます。この状態は、別名「シルクインクルージョン」とも呼ばれます。 

この現象は、サファイアやキャッツアイなどにも現れます。 
現在流通している多くのスタールビーは色が薄く、シルクインクルージョンの輝きが弱いものが多くいので、全般的にあまり高くはなりません。 
しかし星模様がくっきりと見えるほど濃いスタールビーは、流通量が極めて少ないことからタイ産のものと比べると10倍近い値で売ることができます。 

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2 ルビーの産地別の買取相場 

ルビーは色の濃淡やインクルージョン(内包物)、照りなどの品質、産地によって査定額が大きく変わります。 
特にミャンマーやタイ、モザンビークで採れるルビーが多く出回っているので、お手元のルビーも該当するのではないでしょうか。
ここからは、産地の確認方法と買取相場を紹介していきますので、お手持ちのルビーがいくらぐらいになるか参考になさってください。 

2-1 産地の確認方法

お持ちのルビーがどこの産地で採掘されたのかは鑑別書で確認することができますが、発行元が日本国内か海外なのかによって見方は変わってきます。
海外で発行された鑑別書には産地が明記されていますが、国内で発行されたものには記載がありません。

しかし、国内で発行された鑑別書に「ピジョンブラッド」と明記されていればミャンマー産であることが判別できます。
日本の鑑定機関は色や品質でミャンマー産ということが確認でき、なおかつカラーが基準値以上であれば、鑑別書にピジョンブラッドと明記することができるからです。

2-2 ミャンマー・タイ・モザンビーク産の買取相場

ここからはルビーの主な産地でもある、ミャンマーとタイ、モザンビークの買取相場について当社が運営するブラリバの買取実績を基に紹介していきます。

ミャンマー(モゴック)産

タイ産

モザンビーク(アフリカ)産

ここまで、ミャンマー、タイ、モザンビークと紹介してきましたが、やはり高値がついたのはミャンマー産のものとなりました。もしも、鑑別書をお持ちであれば、産地にミャンマーと明記されているのかどうか確認してみましょう。

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3 ルビーを高く売るためにしておくこと4

ルビーの買取相場はわかっていただけたかと思いますが、どうせ売るなら少しでも高く売りたいですよね。
買取査定に出す前に、ちょっとした工夫をするだけで査定額は大きくあげることができます。
ここからはルビーを高く売る前にしておきたい4つのコツについて紹介していきます。

3-1 宝石鑑別書があれば持っていく

宝石は一般的に産地や色、内包物の違いで買取金額が大きく変わるので、鑑別書がないと正確な査定を行うのが非常に困難です。
宝石は数百年~数千年単位で形成されるものではなく、数億年という長い期間を経て形成されることから、同じ産地であっても表情がそれぞれ異なります。

なので宝石を売却する上で鑑別書の存在は非常に重要となってきます。ですが、ルビーは他の宝石とは違い、インクルージョンや成分を分析すれば産地を特定することができるので、鑑別書がなくても正確な金額を出してくれるところが多くあります。

その他にも

  • サファイア
  • エメラルド
  • パライバトルマリン
  • レッドスピネル
  • アレキサンドライト

は、鑑別書がなくても産地の特定を行うことが出来ます。
ただ、買取を行う上で鑑別書がないと産地や品質などの特定に時間がかかってしまうので、預かり対応になってしまうこともあります。

また、宝石の知識がない査定士だと、不正確な査定額になってしまうので鑑別書をお持ちであれば、必ず持っていくようにしましょう。

3-2 中性洗剤などで汚れを落としておく

皮脂やホコリで宝石が汚れていると、内包物や色の濃淡が見えにくくなるため、正しい査定を出すことができません。
乾いた布などで簡単に汚れを落としておくだけでも査定士からの評価も良くなるので、必ず綺麗にしておきましょう。

しっかりと洗浄するには、水もしくはぬるま湯と中性洗剤やハンドソープなどを使い、使わなくなったやわらかい歯ブラシなどで優しく磨いてください。
たったそれだけでもルビーの輝きはかなり増しますので、手間ではありますが洗浄は必ず行いましょう。
また、ルビーはダイヤモンドの次に硬度が高いので、超音波洗浄機などで綺麗にすることもできます。

3-3 欠けやすいので個包装しておく

ルビーはダイヤモンドに匹敵するほどの高い硬度を持つ宝石ではありますが、一定方向から衝撃与えると簡単に欠けたり割れたりしてしまいます。
取り扱いに注意しないと、表面に傷がついてしまうこともあるので注意してください。
傷がついてしまうと査定額に大きく影響していますので、ご自宅での保管や持ち運びの際は個別に包装して分けておきましょう。

3-4 複数店舗に査定してもらう

ルビーは金やプラチナ、ダイヤモンドのように相場がないので、査定士によって大きく金額が異なります。

例えばA社では30万円、B社だと10万円というようにお店や査定士よって評価基準が変わってきますので、最低でも3社以上は見てもらいましょう。
その際に見積書を発行してくれるか聞いてみましょう。

すぐ発行してくれるのであれば買取価格に自信のある良いお店で、見積書を頑なに作ってくれないお店は、次回持込時に難癖をつけて査定額を下げてくる可能性が高いので、避けた方が無難です。

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4 あなたにあったルビーの売却方法とは?

昨今はネットオークションやフリマアプリなど、お店を介さずで品物を売り買いできる時代となったので、ルビーも個人で売ることができます。
しかし画面越しでは色味や品質の確認はできませんし、ルビーの鑑別書がついていてもグレードの表記はないため、宝石をネットで売るのは非常に困難です。

なので、ルビーを売却するには買取専門店で実際に見てもらうのが一番手っ取り早く、正しい価値で買取ってもらえます。

ここからはルビーの売却方法について3つご紹介していきます。

4-1 宝石専門の買取店に持っていく「店頭買取」

大切なルビーを売却するときは、査定士の顔を見てしっかりと説明をしてほしい。その場で現金化したい。
とお考えであれば、店頭買取をおすすめします。

店頭であれば買取査定の他に、宝石の豆知識やどんなブランドが人気なのかなど、興味深い話を聞くことができます。
お店によっては駐車場代やタクシー代を負担してくれるところもありますので、来店前に確認しておきましょう。

4-2 全国どこでも対応している「宅配買取」

ご自宅の近くにある買取店に持って行くのが一番ラクかもしれませんが、より高く買い取ってもらいたいとお考えであれば、都心部にお店を構えている買取店に依頼するのが一番です。
ただ、そこまで持っていくことができなかったり、ほかにも多くの品物を売りたいのであれば、お店まで行くのはかなり厳しいはず。そんな方には、宅配買取をおすすめします。

当社が運営するブラリバをはじめ、多くの買取専門店が実施しています。
ブラリバであれば、配送料やキャンセル料などは一切なく、ご自宅から宝石やブランド品などを配送し、お店に伺うことなく店頭同様の査定や買取をおこなうことができます。

また、梱包用の箱や緩衝材、発送伝票などを一式お送りしていますので、とくに依頼側が用意することはありません。 

4-3 売却したい商品が多ければ「出張買取」

宝石やブランド品などを大量に持っていきたいけど、どうしても査定士の顔を見ないと不安だ。という方は、出張買取サービスがおすすめです。

家から出ることなく、こちらも店頭同様の査定額で売却することができます。
ただし離島や一部地域では迎えないこともあるので、出張買取の対応が可能か確認しておきましょう。

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5 高く買取してくれるお店選びのポイント3

ここまではルビーを高く売るコツと売却方法について紹介してきましたが、最後は高く買い取ってくれるお店の選び方について紹介いたします。

5-1 資格を持つ宝石鑑定士が在籍しているお店


 ルビーなどの宝石類は、リサイクルショップなどでも買取をしていますが、間違いなく宝石には値段がつかず、土台の地金部分のみの買取金額になります。
これは、プロの査定士でも色や品質の見極めが困難で、値付けが難しく知識が無い場合は土台の地金部分でしか値段にならない場合が多いためです。

なので、宝石の知識を兼ね備えた、宝石学会が認定したGIAFGAといった資格を取得している査定士が在籍する買取店を選びましょう。
資格を持っているということは、正確な査定を行えることという証でもありますので、ルビーを売却する際は、あらかじめホームページで有資格者が在籍しているか、確認するようにしましょう。

5-2 ブランド料はもちろんデザイン料も見てくれるお店

買取店やお店にもよりますが、ブランド品であればブランド料、可愛いデザインのジュエリーであればデザイン料をプラスで考えてくれるところを選びましょう。

デザイン料を考えてくれるお店は、自社販売や販路が強い証拠です。

そういったお店はルビーはもちろん、時計やブランドバッグなども査定額が高い可能性もあります。
過去に買い取ったジュエリーにデザイン料も含まれた実績などが、ホームページに掲載されていいますので、ぜひチェックしましょう。

5-3 貴金属の買取価格を公表しているお店

ルビーを高く買取ってくれるお店選びは非常に大事です。
付け加えるならさらに宝石を支える金やプラチナ部分にも、しっかりと値段を付けてくれるお店にお願いするのが一番です。

そのためにも事前に当日の金相場は確認しておきましょう。
ただし、金やプラチナはどこのお店に持って行っても、公表されている価格で買取ってくれるわけではありません。

小さなお店やフランチャイズ店などは、手数料を取られたり重さをごまかしたりと、必ずしもその日の金相場で買ってくれません。
そうならないためにも、自社のホームページで「貴金属の買取価格」を公表しているお店を選びましょう。

また事前にジュエリーの重さや金額をある程度知っておくことで、安く買い叩かれてしまうのを防げます。
大きな宝石が付いているから重さは半分くらいあるのかな?と思っていても、意外と宝石自体に重さはありません。

もしも、ご自宅に「はかり」があれば、ジュエリーの地金部分の金額を確認しておきましょう。
下記は宝石を除いた、地金部分の計算方法は下記です。

・計算方法
全体の重さ-(カラット数×0.2)


重さ:6.0g
カラット:1.0ct

6.0(全体の重さ)-(1.0カラット数×0.2)=5.8g(純粋な地金の重さ)

以上となります。

お持ちであれば、必ず行っておきましょう。

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6 高く売れるルビーには特徴がある!

ここまで、高値で売れるルビーの特徴や買取相場、売却のコツなどを紹介してきました。

これまで紹介してきた内容を簡単にまとめますと、高額で取引されやすいにルビーの特徴は

  • 色味が濃く不純物が少ないもの
  • 鮮血のように赤いミャンマー産の「ピジョン・ブラッド」
  • 加熱処理が行われていない「非加熱ルビー」
  • 六方の星模様に輝く「スタールビー」 

また、売る前には汚れを落として傷がつかないように個包装をし、複数のお店に相見積もりを取りましょう。

昔に比べるとルビーは希少性が高まり買取相場も高くなっていますので、売却を検討しているのであればお気軽にブラリバへお問い合わせください。

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