
結婚式で男女が交換する指輪のことを「マリッジリング」と言います。
マリッジリングのメーカーとして世界中で人気なのが、アメリカの有名ブランド「ティファニー」です。
ティファニーの指輪はなぜこんなに人気が高いのでしょうか?
この記事では、人気の理由と定番モデル、豆知識を解説いたします!
1 ティファニーのマリッジリングはなぜ人気?ティファニーが選ばれ続ける3つの理由
なぜティファニーのマリッジリングは世界中で人気が高いのでしょうか?
この章では、人気の理由を3つのポイントに分けて解説していきます。
1-1 マリッジリングに適したデザイン
出典:TIFFANY&Co.
ティファニーの指輪が人気な最大の理由は、デザインがマリッジリングにぴったりだから。
マリッジリングに求められるのは「シンプルで日常的に邪魔にならないこと」と「特別な日の思い出になる華やかさ」です。
日常的にマリッジリングを付けっぱなしにする人が多いので、形状のシンプルさは重要なポイント。
しかし、特別な日を彩るアイテムであるため、シンプルなだけでなく、ある程度華やかで高級感もなくてはなりません。
そうした世間の需要に応え、ティファニーではマリッジリングにぴったりの指輪をたくさん発表しています。
シックなものからエレガントなものまで、さまざまなモデルが発売されているので、どんな人でも必ずお気に入りの指輪を見つけることができます。
1-2 華やかなブランドイメージ
出典:TIFFANY&Co.
マリッジリングとしてよくティファニーが選ばれるわけは、その華やかなブランドイメージによるところも大きいです。
ティファニーといえば、名作映画『ティファニーで朝食を』にブティックが登場するなど、おしゃれでハイクラスな印象があります。
『オードリー・ヘップバーン』が演じる主人公のホリーも、ティファニーというブランドに憧れを抱いていました。
出典:ザ・シネマ
マリッジリングという文化は、欧米から広まったものです。
日本発のジュエリーブランドも多数ありますが、人々の憧れはやはり海外ブランドに向かいやすいと言えます。
1-3 幅広い価格帯
ティファニーのマリッジリングが人気な3つめの理由は、価格帯が幅広いことです。
ハイブランドにしては珍しく、ティファニーは幅広い価格帯のアイテムを展開しています。
顧客のターゲットを、富裕層だけでなく大衆にまで広げることで、親しみやすく手が届きやすいイメージを獲得しています。
【10万円台のリーズナブルなリング】
出典:TIFFANY&Co.
【90万円を超えるラグジュアリーなリング】
出典:TIFFANY&Co.
ここまで、ティファニーのマリッジリングが人気である理由を解説してきました。
次の章では、マリッジリングとして定番のモデルを紹介していきます。
2 ティファニーの定番マリッジリング5選
ティファニーからはさまざまなマリッジリングが発売されています。
ここでは、その中でとくに人気が高い定番リングをご紹介していきます!
2-1 クラシック バンドリング
出典:TIFFANY&Co.
クラシック バンドリングは、ティファニーで古くから定番となっているウエディングリングです。
プラチナそのものの輝きを生かした、シンプルなデザインが特徴。
婚約指輪と重ねづけできるのも魅力です。
価格帯は11万円〜24万円台。
リングの幅は、2mm、3mm、4.5mmの3種類から選べます。
2-2 クラシック ミルグレイン バンドリング
出典:TIFFANY&Co.
クラシック ミルグレイン バンドリングは、テクスチャード エッジが施されたモダンなデザインの指輪です。
ダイヤモンドがついているモデルとついていないモデルがあり、好みに合わせて選ぶことができます。
価格帯は13万円〜28万円台。
地金の素材はプラチナ、イエローゴールド、ローズゴールドの3種類です。
2-3 ダイヤモンド ウェディング バンドリング
出典:TIFFANY&Co.
ダイヤモンド ウェディング バンドリングは、ダイヤモンドの粒を一列に施した豪華なリングです。
価格帯は42万円〜81万円ほど。
埋めこまれているダイヤモンドの数によって、価格が大きく変わってきます。
2-4 Tトゥルー ワイドリング
出典:TIFFANY&Co.
Tトゥルー ワイドリングは、ブランドの頭文字である“T”が組み合わさった、スタイリッシュなリングです。
男性でも使いやすい地金だけのモデルと、ダイヤモンドがついている豪華なモデルがあります。
価格帯は26万円〜93万円台。
地金には18Kホワイトゴールドが使用されています。
【全周にダイヤモンドがついているタイプ】
出典:TIFFANY&Co.
2-5 ソレスト ハーフエタニティリング
出典:TIFFANY&Co.
ソレスト ハーフエタニティリングは、ソレストコレクションの代表的なアイテムです。一列に並んだダイヤモンドが豪華ですが、リング幅が細めなので、普段使いしやすいデザインです。
ハーフという名前のとおり、ダイヤモンドがついているのは半周だけなので、価格は35万円ほどに抑えられています。
ここまで、ティファニーで人気のマリッジリングを5つご紹介しました。
続いて、次の章では、ティファニーに関する豆知識を解説していきます。
3 ティファニーをもっと知るために覚えておきたい3つの要素
この章では、ティファニーに関する豆知識をご紹介していきます。
ティファニーについて詳しく知りたい方は、ぜひご参考になさってください。
3-1 コレクション名や商品名の意味は?
ティファニーはニューヨークで設立されたブランドなので、コレクション名や商品名の多くに英語が使われています。
ここでは、ネーミングの意味と由来を一部ご紹介します。
・エタニティリング(Eternity Ring)
エタニティとは「永遠」という意味の英語です。外周にダイヤモンドが埋めこまれているデザインのリングを指します。
・クラシック(Classic)
クラシックは、ティファニーから発売されている定番のコレクション。その名が示すとおり、古典的で男女ともに使いやすいデザインが特徴です。
・ソレスト(Solest)
ソレストは、ティファニーのジュエリーコレクションのひとつ。太陽を意味するスペイン語「Sol」にちなんで名づけられました。太陽のような輝きを放つダイヤモンドを主題にしたコレクションです。
・Tトゥルー(T True)
Tトゥルーは、ティファニーの頭文字“T”がモチーフのコレクション。テーマは「愛・真実・パートナーシップ」です。マリッジリングをメインにしたラインです。
・バンドリング(Band Ring)
バンドとは、帯状のものを指す英語です。ティファニーでは、平たくシンプルな形状のリングを「バンドリング」と名づけて販売しています。
・ミルグレイン(Milgrain)
ミルグレインは、ラテン語で「千の粒」という意味で、ジュエリーの装飾技法の一種です。地金を打ち、無数の丸い粒の凹凸を作る技法を指します。
3-2 最上級のダイヤモンドだけを使用
出典:TIFFANY&Co.
ティファニーの創業者『チャールズ・ルイス・ティファニー』は美への探究心が強く、ダイヤモンドをメインに扱う宝石商が少なかった時代から、ダイヤモンドを重視していました。そのため、現在もティファニー社は、ダイヤモンドの品質に関して細心の注意を払っています。
◆チャールズ・ルイス・ティファニー(1812〜1902年)
出典:TIFFANY&Co.
ティファニーが製品に使用するのは、自社が定めた厳しい条件をクリアしたダイヤモンドのみ。
その条件とは、国際的な評価基準である「4C」はもちろん、ティファニー独自の「プレゼンス(存在感)」という基準も満たしていること。
「プレゼンス」とは、以下の3つの事項です。
- カット・対称性の精度が最上級であること
- ダイヤモンドの輝きの3要素である「ブリリアンス・ディスパージョン・シンチレーション」が基準を満たしていること
- 全体的に美しい見た目であること
ティファニーのダイヤモンドリングがどれも高額なのは、世界的に見ても最上級のダイヤモンドを使用しているからなのです。
3-3 ブランドを象徴するティファニーブルー
出典:TIFFANY&Co.
テーマカラーを定めているブランドがたくさんある中、ティファニーは「ティファニーブルー」という色をテーマにしています。
この色がテーマカラーになったのは、1845年にティファニー社が文房具のカタログを配布していたとき、表紙に爽やかなブルーを使用していたから。
その頃から、人々の間で「ティファニー=ブルー」というイメージが定着しました。
また、ティファニー社がブルーを好んでいるのには、以下のような理由があると言われています。
・ダイヤモンドの美しさを際立たせる色として最適だから
・幸せのシンボル“コマドリの卵の色”がブルーだから
現在も、ティファニーのショップバッグや箱にはティファニーブルーが使用されており、その可憐なカラーが多くの女性ファンを惹き寄せています。
4 さいごに
この記事では、ティファニーのマリッジリングが人気な理由、定番モデル、豆知識をご紹介しました。
ティファニーのマリッジリングについて、より深く知っていただけましたら幸いです。
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