
「K18(18金)」という言葉をどこかで聞いたことのある方が多いのではないでしょうか?
ひとえにゴールド素材のジュエリーと言っても、実際には素材に違いがあります。
ジュエリーに使用される金の種類を、高額なものから順にあげると、K22、K18、K14、K10の4種類が一般的です。
Kのうしろの数字が大きいほど、金の含有量が高くなります。
【金の割合】
K24:金の含有量 99.9〜100.0%
K22:金の含有量 91.7% 混合物 8.3%
K18:金の含有量 75.0% 混合物 25.0%
K14:金の含有量 58.5% 混合物 41.5%
K10:金の含有量 42.0% 混合物 58.0%
このように、ジュエリーに使用されている金は、純度によって分類されているのです。
なお、金100%のいわゆる「純金(K24)」は、アクセサリーに使用されることはほとんどありません。
なぜかというと、金は非常に柔らかい金属であり、純金のままだとアクセサリーとして加工するのが難しいからです。
そのため、アクセサリーの金属には、銀や銅が混ぜられた「合金」が使用されているのが一般的です。
この混合物の量が少なく、金の含有量が多いものほど、金属としての価値が高くなってきます。
将来、高額で売却できるジュエリーをお求めであれば、できるだけ金の純度が高いものを選ぶとよいでしょう。