プラチナは、貴金属の中でも資産価値の高い素材として人気です。プラチナのジュエリーやインゴットを資産としてお持ちの方も多いのではないでしょうか。
また、プラチナは金と並んで買取需要も高いです。
本記事では、プラチナの資産価値について解説します。プラチナの価値や用途について知りたい方は、ぜひ参考にしてください。
1 プラチナってどんな金属?
プラチナは銀白色をした金属で、レアメタルと呼ばれる希少金属のひとつです。元素記号は「Pt」で白金族という金属に分類されます。
プラチナは変質しにくい性質を持つため、主にジュエリーや医療器具、工業製品などに使われます。
白金というとホワイトゴールドと勘違いされやすいのですが、プラチナとホワイトゴールドは全くの別物です。プラチナは単体で銀白色の輝きを放ちますが、ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウムなどを混ぜた合金です。 産出量が少なく、1トンの原鉱石から採取できるプラチナはわずか3g程度といわれています。
さらに、南アフリカやロシアなどの限られた地域でしか算出されない、加工が難しいなどの特性があるため、高価な素材となっています。
2 プラチナの資産価値は?
プラチナは希少性が高く、ジュエリーとしても人気の素材のため資産価値は高いです。プラチナは世界中の市場で取引されており、純度によって価値が変わります。
プラチナはジュエリーのイメージが強い金属ですが、実はプラチナの多くは工業用として使われます。特に自動車の部品として使われることが多いため、自動車産業の景気が悪くなると、プラチナの相場は下がる傾向があるとされています。
そのため、ジュエリー用途がメインの金と比べて、プラチナの資産価値は経済情勢に左右されやすいという特徴があります。
3 プラチナと金はどちらが高い?
貴金属の資産価値は、素材の希少性とニーズによって決まります。プラチナの年間産出量は金の5%程度で、希少性の面では圧倒的にプラチナのほうが価値が高いです。
しかし、市場価格を見ると、プラチナより金のほうが相場価格が高いのが現状です。その理由は、金のニーズの高さにあります。 金は工業製品やジュエリー、投資用など、さまざまな場面でのニーズがありますが、中でも宝飾品としての用途が多い素材です。
工業用がメインのプラチナと違い、宝飾品としての金は価値が下がりにくく、安定した相場を維持している点が人気です。国際情勢が不安定になると金の相場が上がるのは、それだけ金の資産価値が安定しているというイメージが強いからでしょう。
4 プラチナの買取はタイミングが大切!
プラチナは金と比べて資産価値が変動しやすい素材です。そのため、売りどきを逃さないのが大切です。ご自宅に眠っているプラチナジュエリーやインゴットがある方は、今の資産価値をチェックしてみてはいかがでしょうか。
ブラリバでは、自宅から手軽にできるLINE査定のほか、宅配買取や出張買取も行っています。お売りになりたいプラチナのアイテムがございましたら、ぜひお気軽にご相談下さい。